稲荷神社に行ってはいけない人の特徴3つ!お稲荷様に歓迎されていないサインを解説
狐で有名な稲荷神社は、五穀豊穣を司る神様が祭られた神社です。
全国に3万以上ある稲荷神社ですが、「行ってはいけない」人がいることをご存知でしょうか。
神社に歓迎されていない人が行くと、正しくご利益が受け取れないかもしれません。
この記事では、稲荷神社に行ってはいけない人の特徴や、歓迎されていないサインを解説します。
Contents
稲荷神社は何を祀っている場所?狐と関係がある?
稲荷神社はとても有名な神社ですが、「実際に何の神様を祭っているのか分からない」「狐が神様だと思っていた」という人も多いでしょう。
ここではまず、稲荷神社の神様や狐との関係性を見ていきましょう。
五穀の神様が主な祭神
稲荷神社は約1300年以上の歴史を持つ古社で、五穀豊穣を司る宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)が祭神として祭られています。
総本宮は京都の伏見稲荷大社で、全国にある3万〜4万以上の稲荷神社は全て伏見稲荷大社から神様が勧請されているのです。
また、稲荷神社への信仰は江戸時代に大きく広まったといわれています。
きっかけは、幕府の改革で有名な田沼意次が自身の屋敷に祭ったことです。
それから他の武士や町人も五穀豊穣や商売繁盛、家内安全などの神様として信仰しはじめました。
五柱の神も祀られている
稲荷神社では、五柱の神として以下の神様も祭られています。
- 佐田彦大神(さたひこのおおかみ)
- 大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)
- 田中大神(たなかのおおかみ)
- 四大神(しのおおかみ)
この神様たちは、衣食住一切を司る稲荷の大祖神とされています。
もともとは東京都中野区にある五柱五成神社が発祥ですが、現在は「五柱五成」と改名され、さまざまな場所の稲荷神社に勧請されています。
参照元:https://nabeyoko.jp/history/722
狐は神ではなく御使いの姿
稲荷神社といえば、狐のイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし、狐は神様の仮の姿ではありません。
稲荷神社における狐とは、神様の御使いなのです。
狐は昔、未来が分かる、人の精気を吸う、人を化かすなどのスピリチュアルな存在とされてきました。
さらに、尻尾が稲穂に似ていることや、稲作における害獣のネズミを食べることから「神聖な稲荷神社の御使い」といわれるようになったのです。
稲荷神社に行ってはいけない人の特徴
稲荷神社に行ってはいけない人には、共通した特徴があります。
自分が当てはまっているかを確認して、参拝に行く前に行ってはいけない原因を取り除きましょう。
神様に感謝していない人
神社は本来、日々の生活を見守ってくれる神様に感謝を伝える場所です。
そのため、神様に感謝せず自身の願い事ばかり優先する人は稲荷神社から歓迎されないでしょう。
神様は信心深く感謝の気持ちを忘れない人に、多くのご利益を授けてくれます。
神様への純粋な感謝の気持ちを持っていれば、稲荷神社に歓迎されるでしょう。
悪口を言いすぎている人
普段から人の悪口を言っている人は、稲荷神社から歓迎されない可能性があります。
悪口や陰口、不満などの言葉は体内に悪い気を溜め込むとされています。
そのため、悪口をたくさん言う人は穢れが多く、神様から嫌われてしまうのです。
参拝に行く前には、自身の日頃の言動を思い返し、人に対するネガティブな感情を浄化してから向かいましょう。
食べ物を粗末にする人
稲荷神社の祭神は五穀豊穣の神様なので、食べ物を粗末にする人を嫌います。
好き嫌いが多く食べ残しばかりしている人は、稲荷神社に参拝してもご利益を得られないかもしれません。
そもそも食物は、自身の身体を支え、健康を守ってくれる命の源です。
食物に対する感謝を忘れず、粗末な行いを避けて過ごしてくださいね。
稲荷神社に行ってはいけない!歓迎されていないサイン4つ
神様は自然現象や体調を通じて「行ってはいけない」という警告を発します。
ここで解説するような状況に陥ったときには、参拝せず家でゆっくり過ごしてください。
日を改めることで、神様から歓迎してもらえるようになりますよ。
ここでは、稲荷神社に行ってはいけない歓迎されないサインを紹介します。
参拝前に体調を崩す
参拝前に体調を崩すのは、神様からの「稲荷神社に行ってはいけない」というメッセージです。
神様はあえて体調不良を引き起こすことで、参拝の予定を延期させようとしているのです。
体調が悪いのに無理やり稲荷神社に行けば、スピリチュアルなエネルギーの影響を受けすぎて具合が悪化する可能性があります。
また、神社に穢れを持ち込む原因にもなるので、体調を崩したときの参拝は避けてください。
体調が良くなってから、あらためて参拝しましょう。
参拝前に天候が荒れる
参拝に行く前に雨が降るのも、歓迎されていないサインの1つです。
出かける時に雨が降ると、多くの人は「行くのが面倒だな」「今日はやめておこうかな」という心理になりますよね。
神様はそんな人の気持ちを利用して、参拝を延期させようとしているのです。
ただし、既に鳥居の中に入っているタイミングで雨が降った場合は、逆に歓迎されているサインです。
参拝中の雨は「禊ぎ雨」といい、お清めの意味も込められているので少しだけ雨にあたって穢れを洗い流しましょう。
道に迷って神社に辿り着けない
稲荷神社に行くときに迷ってたどり着けないのも、稲荷神社に行ってはいけないという警告です。
「来てほしくない」と思っている神様が、わざと道に迷わせて到着を阻んでいるのです。
とくに何度も行ったことがあるのに迷う、というときには参拝することで不運に見舞われる恐れがあります。
スムーズに到着できないときは一度参拝を諦めて、日を改めることをおすすめします。
動物の死骸を目撃する
参拝前に動物の死骸を見たときにも、稲荷神社に行くのを避けましょう。
死や血に関わるものの「穢れ」は、神聖な神社に持ち込んではいけないといわれています。
動物の死骸を目にしたときは、自身にも穢れが付着している可能性があるため、神様から敬遠されてしまうでしょう。
また、死骸を見るというショッキングな出来事は少なからず、自身の精神状況に影響を与えます。
そのため、動物の死骸を見た日は参拝をやめて、家でゆっくり過ごしてくださいね。
稲荷神社に参拝するときに気をつけること
稲荷神社に参拝するときには、神様に失礼がないようにNG行動をチェックしておきましょう。
ここでは、稲荷神社に行く際に注意しておきたいポイントを4つ紹介します。
肉・魚を持っていかない
肉や魚などの生物を持って稲荷神社に行くのはNG行為です。
死にまつわるものを持ち込むと、穢れによって神様から敬遠されてしまうため注意しましょう。
また、一説によると稲荷神社に生肉を持ち込むと「狐憑き」になってしまうともいわれています。
あくまで昔の俗説ですが、気持ちよく参拝するためにも持ち物には注意しましょう。
ペットを連れていかない
ペットを稲荷神社に連れて行くのもおすすめできません。
特に犬は、稲荷神社の御使いである狐にとって天敵ともいえる存在です。
境内に連れて行ったら、自分だけでなく大事なペットにも悪影響を及ぼす恐れがあるので注意しましょう。
鳥居の外にいる分には問題ないため、どうしても犬を連れて行かなければいけない場合は、誰かと交代でお参りしましょう。
火気を持ち込まない
稲荷神社は火と相性が悪いため、マッチやライターなどの火気を持ち込むのは避けてください。
神の御使いである狐は、火をとても怖がります。
もし火に関わるものを持ち込んでしまったら、御使いから嫌われてご利益が遠ざかってしまうでしょう。
とくに煙草を吸う人は鞄の中にライターを入れっぱなしにしていることも多いので、参拝前にしっかりチェックしてくださいね。
16時以降に参拝しない
16時以降は「逢魔時(おうまがとき)」と呼ばれ、スピリチュアル的に悪いものと遭遇しやすい時間帯だといわれています。
この時間帯に神社に行くと、エネルギーの影響を強く受けたり、道中で悪いものに取り憑かれてしまう可能性があるので参拝は避けましょう。
稲荷神社に行くときは、最も陽の気が強い午前中〜お昼頃がおすすめですよ。
狐の御使いがかわいい稲荷神社で豊穣祈願をしよう
「お稲荷さん」の名前で親しまれている稲荷神社は狐の御使いが可愛く、五穀豊穣や商売繁盛のご利益が得られる有名な神社です。
行ってはいけない人もいますが、毎日をポジティブに過ごして神様への感謝を忘れなければ歓迎してもらえる日はきっと訪れるでしょう。
参拝する際には、火気や生物を持ち込まず、神様に「ありがとう」の気持ちを伝えてくださいね。
- 稲荷神社は五穀豊穣の神様を祭っている神社
- 狐は神様の御使いとして親しまれている
- 参拝前に雨が降ったり怪我をしたりするのは「行ってはいけない」サイン