女性が厄年にやると良いこと8選!厄払いの方法や気をつけるべきことを解説

厄年には大きな転機が訪れるといわれています。
「厄除けした方がいい」といわれることも多いので、不安になってしまう人も少なくないでしょう。
では、大切な人生の節目を無事に乗り越えるためには、一体どうやって過ごせばいいのでしょうか。
今回の記事では、女性が厄年にやると良いこと8選を紹介します。
厄払いの方法や気をつけるべきことについても解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
厄年とは
そもそも厄年とは、どういう意味なのでしょうか。
厄年とは、「やくどし」と読み、「災厄に見舞われやすい年齢のこと」をいいます。
環境が変わりやすく、心身ともに不調をきたしやすい時期であるとされていて「用心が必要だ」と昔から信じられてきました。
厄年にあたる年を本厄(ほんやく)、その前年を前厄(まえやく)、翌年を後厄(あとやく)といい、この3年間はとくに気をつけた方がいいとされています。
そして、もっとも警戒すべきは本厄であり、本厄の年には厄除けのお祓いをするのが一般的です。
女性の厄年は何歳?
厄年の年齢は、数え年で計算します。
数え年とは、「生まれたときの年齢が1歳で、元旦に1つ歳をとる」という計算方法です。
男女で厄年は異なり、女性の厄年は一般的に以下の4つといわれています。
【13歳】
子供から大人へと成長する過渡期にあたる年です。
また、十二支が一周し、生まれ干支が再び巡ってくる年でもあります。
【19歳】
成人を迎える時期で、現代でも精神的に不安定になりやすい頃です。
【33歳】
33歳は女性の大厄にあたります。
大厄は厄年のなかでも、もっとも注意すべき年です。
本人の結婚や妊娠、出産、身内の冠婚葬祭など、大きな行事が増える時期でもあります。
【37歳】
30代で2度目の厄年。
公私ともに責任が重くなる時期です。
心身ともに注意を要する頃といえるでしょう。
【61歳】
一般的に61歳は男性の厄年ですが、女性の厄年とするところもあります。
数え年の61歳は還暦です。
還暦は、十干と十二支を組み合わせた60の干支が一回りし、自分の生まれた年に戻ることをいいます。
「暦が還る」から還暦というわけですね。
暦の二巡目がスタートするときだけに、人生の大事な節目といえるでしょう。
【厄払い】女性が厄年にやると良いこと8選
厄年と聞くと憂鬱になってしまいがちです。
では、厄年には一体何をしたらいいのでしょうか。
ここでは、厄払いとして女性が厄年にやると良いこと8選を紹介します。
神社で厄払いしてもらう
厄年が気になるときは、神社で厄払いしてもらいましょう。
厄払いとは、神社仏閣で災厄を払い除けるための祈祷や祈願を受けることをいいます。
あらかじめ厄払いしてもらえば、不安な気持ちを払拭できるでしょう。
厄払いの時期は地域によって異なりますが、厄年の元旦から節分までの間に行うことが多いです。
もっとも、その時期を過ぎたからといって、厄払いを受けられないわけではありません。
不安に感じたら、いつでも近場の神社にお願いしてみましょう。
酒風呂に入って身を清める
厄年になると、些細なトラブルも気になってしまうものです。
不安を感じるようなら、酒風呂に入って身を清めるといいでしょう。
酒風呂は、お風呂に日本酒を少量入れて浸かるだけなので、誰でも簡単に実践できます。
血行を促す効果や美肌効果もあり、美容や健康にも良いので試して損はありません。
酒風呂から上がったら、すぐにお湯を捨て、風呂釜を綺麗に掃除しましょう。
放っておくと、雑菌が繁殖してしまうので、注意が必要です。
健康診断や人間ドックを受ける
心身ともに不安定になりやすい時期なので、厄年には健康診断や人間ドックを受けるのがおすすめです。
とくに厄年が2回ある30代は、婦人科系の病気にかかりやすい時期でもあります。
公私ともに忙しい時期なので、自分のことは後回しになってしまいがちですが、健康を損なえば元も子もありません。
こまめにチェックしておけば安心ですし、万が一病気が見つかっても、早期発見ができれば早期治療に繋がりますよ。
家族や身近な人から厄除けの品をもらう
家族や身近な人から厄除けの品をもらうことも、厄除けに役立つといわれています。
とくにおすすめなのは、長寿に通じる長いもの。
ネックレスやスカーフ、マフラー、ベルトなど、身に付けるものがおすすめです。
また、竜や蛇をイメージさせるウロコ模様のものや、虹色に輝くものも厄除けに良いとされています。
普段から身に付けておけばお守り代わりにもなりますし、きっと心強いでしょう。
部屋の中を片付ける
厄年には、これまで以上に部屋の中を片付けるよう心がけましょう。
ただでさえ運気が停滞しやすい時期なので、部屋が雑然としていると、良い運気を呼び込むことができなくなってしまいます。
とくに、普段手つかずになっている場所があれば、この機会に整理してみましょう。
使わないものは思い切って断捨離することで、気分もスッキリするはずですよ。
リラックスして心身を休ませる
厄年には心身ともに不安定になりがちです。
無理せず、できるだけリラックスして心身を休ませることを意識しましょう。
「もうちょっと頑張れる」と思っても、その時点で休憩するのがおすすめです。
真面目な人ほど頑張り過ぎてしまいがちですが、気づかないうちに疲れやストレスは溜まっていってしまいます。
どれだけ忙しくても、週に1度は必ずリラックスタイムを設けることが大切です。
縁起の良いものを食べて運気を上げる
縁起の良いものを食べて運気を上げるのも、厄除けには良いといわれています。
なかでも邪気を払うといわれているのが「小豆」です。
ご存知の通り、小豆を使ったお赤飯やおはぎは、お祝い事や伝統行事には欠かせません。
また、「塩むすび」にも浄化や厄除けの効果があるとされています。
さらに、果物のなかでは「桃」も縁起が良いといわれています。
出産する
災厄が訪れるといわれる厄年に妊娠すると、不安になってしまうこともあるでしょう。
しかし、心配する必要はありません。
一般的に、厄年に出産することは良いこととされています。
というのも、子供を産むと「厄落とし」になると考えられているからです。
お腹に宿った赤ちゃんは、お母さんから厄を遠ざけてくれます。
安心して妊娠出産に臨みましょう。
厄年に女性が気をつけるべきこと
大きな転機を迎えるとされる厄年。
では、どのような点に注意すればいいのでしょうか。
最後に、厄年に女性が気をつけるべきことを解説します。
大きな決断や行動は慎重に判断する
厄年は不調に陥りやすい時期なので、落ち着いて考えることが難しくなりやすいです。
それだけに、大きな決断や行動は慎重に判断するよう心がけましょう。
事前に入念に下調べしたり、第三者にアドバイスを仰いだりして、普段以上に慎重に進めていくようにしてください。
そうすることで、トラブルを最小限に抑えることができるはずです。
公私ともに無理なスケジュールは避け、余裕を持って柔軟に対応していきましょう。
夜更かしや暴飲暴食をしない
厄年には、健康面にも気を配る必要があります。
規則正しい生活を心がけて、夜更かしや暴飲暴食をしないよう意識しましょう。
厄年はとくに不摂生による悪影響が出やすいときです。
年齢とともに代謝も下がっていくので、厄年をきっかけに、これまでの生活習慣を見直すといいでしょう。
罰当たりな行動をしない
厄年を気にしているのなら、罰当たりな行動をしないことも大事です。
たとえ神社で厄払いを受けたとしても、罰当たりなことをしていては意味がありません。
ただでさえ厄年は、メンタルが不安定になりやすい時期です。
罰当たりなことをした後に少しでも嫌なことがあれば、「罰が当たったのでは…」と結び付けてしまい、ますますメンタルが悪化してしまいます。
自分自身の心身を守るためにも、罰当たりなことは避けるようにしましょう。
厄年であることを気にしすぎない
用心するに越したことはありませんが、厄年を心配しすぎるのも問題です。
厄年であることを気にしすぎないようにしましょう。
心配ばかりしていると、かえって運気は低下してしまいます。
不運に見舞われたら、神社に出かけて手を合わせ「守ってください」とお願いすれば、きっと前向きになれるはずです。
注意を怠らないことは大切ですが、悪い方にばかり考えずに、毎日を楽しむ意識を持ちましょう。
女性が厄年にやると良いことを実践して厄を払おう
女性の厄年は、数え年で13歳・19歳・33歳・37歳・61歳といわれています。
厄年が近づいたら、厄年にやると良いことを実践して厄を払いましょう。
神社で厄払いをしてもらえば、それだけでも気持ちが落ち着くはずです。
たとえ忙しくても自分の体を労わり、無理をし過ぎず、健康的な生活を送るようにしましょう。
また、厄年だからといって心配し過ぎないようにもしてください。
用心しつつも、前向きな気持ちで臨めば、きっと良い運気を呼び込めるはずです。
厄除けの方法はいろいろありますから、できることから始めてみましょう。
- 厄年とは災厄に見舞われやすい年齢のことで、環境が変わりやすく心身ともに不調をきたしやすい時期
- 女性の厄年は数え年で13歳・19歳・33歳・37歳・61歳で、なかでも33歳はもっとも注意すべき大厄にあたる
- 女性が厄年にやると良いことには、神社で厄払いしてもらう・酒風呂に入って身を清める・健康診断や人間ドックを受ける、などがある
- 厄年に女性が気をつけるべきことには、大きな決断や行動は慎重に判断する・夜更かしや暴飲暴食をしない・厄年であることを気にしすぎない、などがある