三隣亡にやってはいけないことは?2025年カレンダーや意味を解説
三隣亡(さんりんぼう)は縁起が悪く、自分に災いが起きるだけでなく、周りにも影響を及ぼすと言われる凶日です。
大切な行事の予定を決める際は避けた方がいいのですが、具体的にどんなことをしたらいけないのでしょうか。
この記事では、三隣亡にやってはいけないことと意味や由来を解説します。
Contents
三隣亡にやってはいけないことは?
三隣亡とは暦注で縁起が悪いとされている日の1つです。
自分だけでなく、他の人にも災いが及ぶと言われています。
特に引っ越しや建築に関連することを始めると、不吉だと言われており、気にする人が多いでしょう。
はじめに、三隣亡にやってはいけないと言われていることを紹介します。
引っ越し
三隣亡にやってはいけないことの1つは、引っ越しです。
建築関係で縁起が悪い日とされる三隣亡に引っ越しをすると、新しい家に災いが起きると考えられ、避けられています。
自分だけでなく近隣にも災いが及ぶと言われている日なので、本人は気にしなくても、近所の方が嫌な思いをするかもしれません。
新居の生活を安心してスタートするためにも、そしてご近所と円満な人間関係を築くためにも、引っ越しは違う日に設定した方がいいでしょう。
その日以外で都合が悪い場合は、引っ越しの挨拶は別の日にするようにしましょう。
結婚
建築とはあまり関係ないように思えますが、結婚も三隣亡を避けるべきと言われています。
結婚式や披露宴、入籍、結婚のための転居などの慶事は、凶日を避け、大安などの吉日を選ぶのが一般的です。
本人たちが気にしなくても、家族や親戚の中には六曜を重視する人もいます。
結婚は家と家の結びつきであり、新しい家庭を築く大切な行事なので、しっかり話し合って日程を決めましょう。
納車
縁起を気にする人は、契約日や納車日を決める際に不吉とされる日を避けることが多く、三隣亡もその1つとして敬遠されることがあります。
車は高額な買い物であるだけでなく、安全を願う気持ちから、できるだけ悪運を避けたいと考える人も多いものです。
そのため、納車や契約のタイミングには、大安や友引といった縁起の良い日を選ぶケースがよく見られます。
引っ越しや建築の契約
三隣亡は住宅や建築に関する凶日とされており、賃貸契約、入居日、引っ越しの日取りを決める際に避けられることが多いといわれています。
さらに、家や土地、マンションの購入や建築工事の契約など、住まいに関わる大きな決断をこの日に行うのは縁起が良くないと考える人も少なくありません。
たとえ実際の引っ越しや工事が別の日に行われる場合でも、契約や入居日を決めることは新生活に向けた大事な節目。
できれば縁起の良い日を選んで、気持ちよく新しい暮らしをスタートしたいものですね。
高所に登る
暦によって「三隣亡に高いところへ登ると怪我をする」と書かれているものがあるため、三隣亡に高い場所に登るのは凶とされています。
高い所に登る行為は建築工事を連想させるため、自分で登る場合でも業者に頼む場合でも、安全に進めるために避けた方がいいでしょう。
もし屋根の上やベランダなど高い場所で、DIYの作業をしたり清掃したりする場合には、十分気をつけて慎重に行うよう心がけましょう。
地鎮祭や棟上げなどの建築行事
三隣亡は、家を建てる時に行う地鎮祭や棟上げ、竣工式などの建築行事を、やってはいけない日とされています。
地鎮祭や上棟式などの建築行事の目的は、神様に建築工事の安全を祈ったり、順調に進んでいることを感謝したりすることなので、縁起が悪い日に行うべきではありません。
建築業者も、職人が怪我をしたり事故が起きたりしないよう、建築行事は三隣亡以外の日に設定するのが一般的です。
周りにも災いを及ぼすとされている日なので、近所の方へ配慮する意味でも、建築吉日を選ぶようにしましょう。
買い物
買い物も、三隣亡にやってはいけないことの1つとして知られています。
特に高価なものや長く使うものの購入は避けた方が良いと言われているため、財布や時計、車、家電、家具など、これからの生活に深く関わるアイテムは、この日に買うと運気が下がると考えられているのです。
また、三隣亡は金運や勝負運に悪影響を与えるともされているため、宝くじや高額商品の購入は別の日を選ぶのがおすすめ。
せっかくの買い物が後悔につながらないよう、購入日は縁起の良い日を選ぶと安心でしょう。
贈り物(一部地方による)
全国的な風習ではありませんが、地方によって三隣亡は贈り物をしてはいけない日としているところがあります。
その地域では、三隣亡に贈り物をすると、受け取った人が貧乏になるとされているため、この日にプレゼントや手土産を渡すのはタブー。
知らなかったからと言って、その地方に住んでいる方や出身者に贈り物をすると、気分を害される恐れがあるため、贈り物をする場合はこの日を避けた方が無難でしょう。
葬儀(一部地方による)
一部の地方では、三隣亡に通夜や葬儀を行ってはいけないとしているところもあります。
三隣亡は、自分だけでなく周りの人にも災いが起きる日なので、通夜や葬儀の参列者に悪いことが起きるのを防ぐため、避けるべきだと考えられているのです。
地元の風習や親族の意向を大切にして判断するのが良いでしょう。
三隣亡の意味は?

三隣亡とは、暦注上で吉凶を表す選日の1つで、少し前までは建築の大凶日とされていました。
三(軒)隣も亡ぼすと書くため、土起こしや棟上げなど土木建築をすると、三軒隣まで災いが及ぶ日と恐れられてきたからです。
しかし、このような慣習ができたのは比較的新しく、江戸時代頃だと言われています。
それまでは「三輪宝」と表記され、建築には吉日とされていました。
一説によると「屋立てよし」「蔵立てよし」と書くところを、間違えて「屋立てあし(悪し)」「蔵立てあし(悪し)」と書いてしまい、それが広まったと言われています。
その後、意味が合うよう「三隣亡」になったそうです。
三隣亡はいつ?2025のカレンダーを紹介
2025年の三隣亡は、以下の通りです。
1月・4月・7月・10月の亥の日、2月・5月・8月・11月の寅の日、3月・6月・9月・12月の午の日で、毎月2〜4日あります。
建築関係の行事や引っ越し、大切なイベントの日を決める時は、この日を避けて調整した方がいいでしょう。
| 年月 | 三隣亡の日 | 六曜 |
| 2025年1月 | 13日 (月) | 先勝 |
| 25日 (土) | 先勝 | |
| 2025年2月 | 11日 (火) | 友引 |
| 23日 (日) | 友引 | |
| 2025年3月 | 10日 (月) | 赤口・天赦日・一粒万倍日 |
| 22日 (土) | 赤口・一粒万倍日 | |
| 2025年4月 | 3日 (木) | 友引・一粒万倍日 |
| 7日 (月) | 赤口 | |
| 19日 (土) | 赤口 | |
| 2025年5月 | 1日 (木) | 先勝 |
| 6日 (火) | 赤口 | |
| 18日 (日) | 赤口 | |
| 30日 (金) | 友引 | |
| 2025年6月 | 14日 (土) | 大安 |
| 26日 (木) | 先勝 | |
| 2025年7月 | 12日 (土) | 大安・一粒万倍日 |
| 24日 (木) | 大安・天赦日・一粒万倍日 | |
| 2025年8月 | 5日 (火) | 大安・一粒万倍日 |
| 10日 (日) | 仏滅 | |
| 22日 (金) | 仏滅 | |
| 2025年9月 | 3日 (水) | 赤口 |
| 18日 (木) | 先負 | |
| 30日 (火) | 仏滅 | |
| 2025年10月 | 16日 (木) | 友引・一粒万倍日 |
| 28日 (火) | 仏滅・一粒万倍日 | |
| 2025年11月 | 14日 (金) | 先負 |
| 26日 (水) | 仏滅 | |
| 2025年12月 | 11日 (木) | 先勝 |
| 23日 (火) | 友引 |
三隣亡と大安・一粒万倍日・天赦日が重なったらどうする?

日本の暦には「先勝」「友引」などを表す六曜もあるため、凶日の三隣亡と吉日の大安が同じ日になる場合もあります。
また、独特な決め方をする開運日「一粒万倍日」「天赦日」が、凶日と重なるケースも存在します。
最後は、三隣亡と吉日が重なった場合、どう考えるべきかを紹介しましょう。
三隣亡と大安が重なったら
大安は全てにおいて吉となる幸運日で、結婚や大切な契約をする日などに選ぶ人が多いですが、三隣亡と重なった場合は注意が必要です。
三隣亡は建築関連の凶日とされているため、引っ越しや建築工事、土地や家の契約以外なら、問題ないという考え方もあります。
しかし、縁起が悪い日で周りにも災いが及ぶと心配する人が、全くいないとは言い切れません。
結婚や納車など、建築には関係なさそうなことでも避けた方が円満に進められるでしょう。
三隣亡と一粒万倍日が重なったら
一粒の種を蒔くと万倍にも実を結ぶ吉日とされる「一粒万倍日」が、三隣亡と重なった場合は、ご利益が半減してしまうと言われています。
吉日と重なった場合は、吉が倍になるとされているので、結婚や納車など大切な行事には、三隣亡と重ならない日、または吉日と重なる日を選んだ方がいいでしょう。
建築や引っ越しに関わるイベントは、縁起が悪く周りの人にも災いが及ぶとされている日なので、周りの気持ちを考慮して避けた方がいいかもしれません。
三隣亡と天赦日が重なったら
天赦日は「天がすべてを赦す」吉日とされていますが、三隣亡と重なった場合は、建築工事や引っ越しに関わること、おめでたい行事などを避けた方が無難です。
もし家族や親戚、近所の人などに、三軒隣まで亡ぼすという意味を重視する人がいた場合、トラブルの元となるからです。
どちらを重視するかは人それぞれですので、誰にとっても不安なくその日を迎えられるように、大切な予定は三隣亡を避けて不安要素を取り除きましょう。
三隣亡は建築関係の凶日!やってはいけないことを理解して予定を立てよう
三隣亡は自分だけでなく近隣まで災いが及ぶと言われる凶日です。
建築や引っ越しなど家にまつわることをすると、事故や火事が起きたり怪我したりする縁起が悪い日とされており、結婚や納車など大切な行事には避けられる傾向があります。
特に建築工事や建築行事は凶とされているため、避けるのが一般的です。
比較的歴史の新しい風習ですが、三軒隣まで亡ぼす縁起の悪い日とされ、大吉や一粒万倍日などの吉日と重なっても気にする人がいます。
三隣亡にやってはいけないことを理解して、大切な予定を立てる時はなるべく避けた方が、トラブルを回避できるでしょう。
- 三隣亡は自分だけでなく周りの人にも災いが及ぶ凶日
- やってはいけないことは建築や工事、引っ越し関連で結婚式や納車も避けられる
- 三軒隣まで亡ぼすという字面から、特に検知関係で災いを恐れることが多い
- 大安や一粒万倍日などの吉日と重なっても、大切な行事は避けた方が無難
- 意味を理解して、大切な行事の予定を立てる時には気をつけよう




