女性の一人暮らしは油断厳禁!知っておくべき防犯対策&生活費も紹介
これから一人暮らしを始める女性にとって、どうしても気になるのが「女性の一人暮らしって危なくない?」という不安です。
男性に比べて比較的非力な女性は、身の安全に対して特に敏感になる必要があるでしょう。
この記事では、女性の一人暮らしで前もって知っておくべき防犯対策、平均的な生活費について紹介します。
Contents
女性の一人暮らしはトラブル多数
あまり知りたくない情報ではありますが、女性の一人暮らしは安全なものとはいえません。
一人暮らしの女性たちが遭遇してしまいがちなトラブルとして、
- 夜中に一人で歩いていると、後ろから不審者がついてきた
- 勧誘や訪問販売の営業員に脅された
- 外に干していた下着を盗まれた
- 郵便物を荒らされた
などが挙げられます。
「私は大丈夫でしょ」と思っていても、油断は禁物です。
もし怖い思いをしても、その場ですぐに助けてくれる人はいません。
だからこそ、今のうちに対策を練っておく必要があるのです。
一人暮らしをする女性が知っておくべき防犯対策
一人暮らしの女性がトラブルに巻き込まれる事件は、今も昔も多いままです。
しかし「一人暮らしの前にそんなこと言われても…」と、不安になってしまいますよね。
怖い目にあわず快適な一人暮らしを楽しむために、おすすめの防犯対策についてチェックしていきましょう。
セキュリティ面がしっかりしている物件を選ぶ
物件選びにおいて、女性は特にセキュリティがしっかりしているところを優先して選ぶ必要があります。
たとえば、
- 24時間防犯カメラを設置している
- エントランスがオートロックになっている
- TVモニターつきのインターフォンがある
- ドアにスマートロックがついている
- 防犯窓、二重施錠システムが整っている
など、防犯意識の高い物件を探すのがポイントです。
ネットで調べれば、女性向けのおすすめ物件を紹介しているページがたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください。
ただ、セキュリティ設備がしっかりしている賃貸物件は、初期費用や家賃が少々お高め。
「あまり費用をかけたくない」「できれば家賃が安いところに住みたい」と思うのは当然ですが、ここで安さを優先することはあまりおすすめしません。
防犯面が充実した物件を積極的に選ぶことに加えて、物件周辺の人通りや治安も確認しておくと良いでしょう。
外出するときは必ずカギをかける
仕事や遊びで長時間出かけるときだけでなく、ちょっとした外出でもカギをかけることは必須です。
「ちょっと近くのコンビニまで行くだけだし」と、わずか数分の外出でも油断はできません。
あなたが出ていくところを見計らって、誰かが部屋に侵入してしまったら大変なことになります。
「ほんのちょっとの時間でも、何が起こるか分からない」と常に考え、面倒くさくても部屋を出るときはその都度しっかり施錠しましょう。
心当たりがない訪問はドアを開けない
宗教の勧誘や訪問販売など、一人暮らしをしていると色々な訪問者がやって来ます。
インターフォンが鳴ったら心当たりのない訪問にはすぐに出ず、TVモニターもしくは玄関ののぞき穴からそっと様子を確認しましょう。
もし宅配員でも、その場ですぐに開けるのはNG。
最近は宅配員を装ってドアを開けさせ、不当な契約を迫る非常に悪質なケースもあります。
通販を頼んだ覚えがあっても、不安なときはインターフォン越しに「どこからの荷物ですか?」と聞くと良いでしょう。
男性の衣服をベランダに干しておく
女性の一人暮らしでは、たとえ賃貸マンションの一階に住んでいなくても下着を盗まれてしまうことがあります。
そんなときは、自分の下着と一緒に男性用の衣服や下着、靴下などを一緒に干してみましょう。
「この家には男性が住んでいます」とアピールすることで、窃盗犯を遠ざけることができます。
男性用の下着や靴下は100円ショップでも購入できるので、お金をかけずにできる対処法としておすすめです。
なお、この方法は女性限定アパートでは使えないのでご注意を。
のぞき穴を塞ぐ防犯グッズを使用する
のぞき穴は外の様子を伺うのに便利ですが、外からも中の様子が分かるため悪用されてしまう可能性があります。
ドアに貼りつけるだけで、のぞき穴から見える視界をさえぎるグッズがネット上でも売られているので、防犯対策として購入してはいかがでしょうか。
シンプルなデザインに加えてキャラクターをあしらった可愛いものもあるので、ぜひ自分のお気に入りを探してみてください。
インテリアはシンプルなデザインをチョイスする
ファンシーな家具に可愛いぬいぐるみ、おしゃれなカーテン。
一人暮らしとなれば、自分好みの素敵なインテリアに囲まれた部屋にしたいですよね。
しかし、インテリアをすべて可愛らしいもので揃えてしまうと、窓の外から見ただけで「女性が一人で住んでいる」と気づかれてしまいます。
「なら、シンプルなカーテンで隠せば十分じゃない?」と思いがちですが、空気の入れ替え中に窓からインテリアが丸見え…なんてことも。
可愛いものは外から見えないところに置くスペースを用意し、外から見えやすいカーテンや家具はシンプルなデザインで揃えた方がより安全でしょう。
一人暮らしの女性がやりがちなNG行動
一人暮らしとなると、今までよりも開放的に暮らしたくなるもの。
もちろん自分の好きなように過ごせるメリットを諦める必要はありませんが、やってはいけないNG行動は避けるべきです。
防犯のためにとても大切なことなので、気をつけましょう。
窓を開けたまま過ごす
掃除中に換気をしたり、夏に風を入れて気持ち良く過ごしたりしたいのは山々ですが、窓を開けっぱなしにするのは防犯面においてNGです。
なぜなら、開いている窓から人が入ってくる可能性があるから。
迷惑な話ですが、たとえ一階でなくても登って入ることができてしまうのです。
何かあってからでは取り返しがつかないので、窓は基本開けっぱなしにせず、換気は空気清浄機を併用しておこなうと良いでしょう。
女性の下着だけを外に干す
女性用下着は、外に干しておくと下着泥棒の餌食になりがちです。
一階より上の階に住んでいても被害に遭うことがあります。
物件に浴室乾燥機がついていれば問題ないですが、外に干すしかない場合は男性用の下着と一緒に出しましょう。
なお、女性限定マンションに住んでいる方は男性用の下着を外に干すわけにいかないので、室内干しが一番安全です。
音楽を聴きながら歩いて帰る
音楽を聴きながら歩く行為は、非常に危険です。
聴覚が塞がってしまうので、後ろから人がついてきても分かりにくくなります。
背後から襲われる危険を考えれば、歩きスマホもNGです。
帰りが遅くなる場合は、ながら歩きをせずに急いで帰りましょう。
近くのコンビニで公共料金を払う
最近は水道や電気などの公共料金がコンビニで手軽に支払えるので、とても便利ですよね。
しかし、自宅近くのコンビニで何度も支払っていると、近くに住んでいることを勘づかれてしまいます。
「あの子いつも来てるけど、近くに住んでいるのかな」と思われることもあるでしょう。
そこで良い出会いが生まれれば良いですが、残念ながら不審者に興味を持たれてしまう可能性もゼロではありません。
公共料金の支払いは、口座振替が一番便利です。
何かのついでとはいえ、いちいち支払いに行く手間も省けるのでおすすめですよ。
郵便受けをすぐ開くようにしておく
個人情報を盗まれる場所として、特に危険なのが郵便受けです。
カギのついていない郵便受けは郵便泥棒に狙われやすいので、買ってすぐに取りつけられる南京錠などのカギを用意しておきましょう。
セキュリティ面のしっかりした物件では、ダイヤルを回してロックを解除するダイヤルロック式の郵便受けが導入されています。
しかし、ダイヤルを閉めるときの回しが足りないと、暗証番号を知らなくても開けられてしまうことがあるのです。
「一度閉めると開かなくなるのは困る」と思い、ついちょっとダイヤルを回しただけでロックしたことにしてしまうのは良くありません。
ダイヤルロック式の郵便受けを使っている場合は、閉めるときにできるだけ多めにダイヤルを回しておきましょう。
女性の一人暮らしにかかる生活費の平均
これから一人暮らしを始めるにあたって、知っておきたいことといえば「生活費は平均でどれくらいかかるのか」ですよね。
まずは、こちらの表を見てください。
生活費 | おおよその平均予算 |
家賃 | 約33,400円 |
食費 | 約32,600円 |
水道光熱費 | 約7,700円 |
被服費 | 約10,000円 |
美容費 | 約8,100円 |
娯楽費 | 約30,600円 |
合計 | 約122,400円 |
参考元:マイナビウーマン「女性の一人暮らしにかかる費用とは?1カ月の平均は約16万円!?」
マイナビウーマンの記事によると、女性の一人暮らしにかかる平均的な生活費は表の通りです。
これから一つひとつチェックしていきましょう。
家賃
家賃は平均額こそ3万円ほどですが、セキュリティ面を考えれば安易に削るべきではありません。
しかし、あまりに高すぎる物件は生活費を圧迫します。
物件の契約をする前に、家賃だけでなく敷金や管理費の条件について、あらかじめ担当者に確認しておきましょう。
後になって「毎月こんなにかかるの?」と慌てないために、気になることはどんどん聞いておくことが重要です。
食費
食費は栄養状態を考えなければいくらでも節約できますが、あまりに削りすぎると体調に悪影響が出てしまいます。
その分病院にかかる費用が増えてしまっては意味がないので、できるだけ抑えすぎず、健康に気遣った食事を考えましょう。
食費を浮かせるには、やはり自炊するのが一番です。
最近は簡単に作れる料理や作り置きレシピなど、ネットで探せばたくさん出てくるので、自炊に挑戦してみるのはいかがでしょうか?
なお、自宅近くの同じスーパーを毎日利用するのも防犯上あまり良くないので、面倒ですが日によって使う店舗を変えましょう。
水道光熱費
水道光熱費も食費と同じく、簡単に削れる内容ではありません。
お風呂の回数を減らすなど、極限まで減らそうとすると健康リスクを高めてしまうデメリットがあります。
水道光熱費をすぐに減らすには、ガスと電気のセット割で安くなる会社を探したり、夜ふかしをやめて早く寝たりする方法が効果的です。
被服費
可愛い洋服やアクセサリーはテンションが上がりますし、自分へのご褒美としてついたくさん買ってしまいたくなります。
特にセールの時期は誘惑が増えるので、予算を気にせず購入してしまうことも多いです。
「安いから大丈夫」と思っても、買ったことに満足して着ずに放置していませんか?
被服費は手元にお金があるとどうしても高くなりがちなので、ほかの生活費のことも考えてしっかり予算を組んでおく必要があります。
もしくは「買うのは必要なアイテムのみ」「似たようなデザインの服は買わない」と、前もって決めておくと良いでしょう。
美容費
女性にとって、美容への投資は必須です。
全くかけないわけにいかない一方で、美容院に化粧品、サプリなど、その気になればいくらでも投資できてしまうのが怖いところ。
「1ヶ月の美容費は○万円まで!」と前もって決めておき、オーバーしてしまう分は次の月に回すなど、上手なやりくりが求められる費用です。
娯楽費
友達との旅行や彼氏とのデート、会社の飲み会などは突発的に起こりやすいので、普段から使いすぎに気をつけておく必要があります。
娯楽を楽しむためにおすすめなのが、積み立て貯金。
余った分をそのまま全部使ってしまうのではなく、毎月1万円でも良いので積み立てておけば安心です。
「今月は金欠だからちょっと…」と誘いを断らず、思い切って楽しめる環境を整えておきましょう。
素敵な彼氏に守ってもらおう
女性の一人暮らしは何かと不安が付き物です。
素敵な彼氏がいれば、寂しくないだけでなく防犯の面でも心強いはず。
もし身近に出会いがなければマッチングアプリを利用してみましょう。
おすすめはマッチングアプリ「ハッピーメール」です。
累計会員数3,000万を突破しているので、理想のパートナーに出会えるはず。
運営年数22年の老舗マッチングサービスで、女性は基本無料。初めての方でも安心して利用できます。
ぜひハッピーメールで新生活が楽しくなるような素敵な出会いを見つけましょう。
初めて一人暮らしする女性は経験者からアドバイスをもらおう!
ついに始まる念願の一人暮らし。
「どんな物件にしよう」「インテリアはどうしよう」など、わくわくが止まらないですよね。
しかし毎日を楽しく過ごすには、常に高い防犯意識と生活費の上手なやりくりが必要です。
まず一人暮らしの女性は男性に比べて、犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。
下着を干せば盗まれ、一人で夜道を歩いていれば不審者に追いかけられる可能性は十分あるのです。
「私は大丈夫」と軽く考えず、セキュリティの厳重な物件を選ぶことが大切ですよ。
窓を開けっぱなしにしたり、下着をそのまま干したりするのは避け、女性の一人暮らしを悟られない工夫を日頃から徹底しておきましょう。
あなたが平和な一人暮らしライフを楽しめるよう、応援しています!
- 女性の一人暮らしは、実はトラブルだらけ
- 物件探しに加え、普段の生活において防犯意識を高くもっておくことが必要不可欠である
- 窓を開けたままにしておく、下着をそのまま干すなどの行為は、たとえ普通のことでも危険なので注意しよう
- 女性の一人暮らしの平均生活費は毎月12万ほどであり、急な出費による金欠を防ぐため上手にやりくりすべき
- 「私は大丈夫」と思わず、毎日安全に気をつけながら一人暮らしを満喫しよう