不倫されたら離婚?再構築すべき?サレ夫の特徴・その後とは、制裁法を解説
不倫された男性のことを「サレ夫」と呼びます。
少し前までは、不倫と言えば男性がするもの、と思われていましたが近年では妻の不倫が原因で離婚に至る夫婦も増えつつあります。
「嫁が子供を預けて不倫していた」「妻が自分の友人と肉体関係を持っていた」と頭を抱える男性が多いです。
また不倫されたら「離婚するべきか」「どう制裁を加えるか」など、考えなければいけないことはたくさんあります。
そこでこの記事では、サレ夫の意味や特徴、制裁方法などを詳しく解説します。
Contents
そもそも「サレ夫」とは?
「サレ夫」とは妻に不倫「サレ」た夫を意味します。
もともとはインターネットから広まった言葉で、ドラマでも使われるようになった不倫用語です。
他にも、不倫した夫を「シタ夫」、不倫された妻を「サレ妻」、不倫した妻を「シタ妻」などの使い方をします。
「サレ夫」という言葉があるように、妻の不倫が増えつつある背景には、女性の社会進出がひとつの原因と考えられています。
働く女性が増えたことで「他の男性と出会う機会が増えた」「離婚しても生活に困らない」といった理由で不倫に繋がりやすい状況があるといえるでしょう。
なぜサレ夫になった?6つの特徴
不倫をする人が当然悪いのですが、される人にも原因があります。
では、どのような男性が不倫されやすいのでしょうか。
ここでは不倫サレ夫の6つの特徴を紹介するので、未婚者はぜひ参考にして婚活に役立てましょう。
家のことを妻に任せっきり
家事や子育てに疲れてしまうのは妻が不倫してしまう大きな原因です。
家のことを妻に任せっきりにしてしまうのはサレ夫の特徴といえます。
毎日のように家事や子育てに追われ、夫は仕事ばかりで手伝いもしてくれなければ不満も溜まるでしょう。
家庭を顧みない夫に嫌気が差して、浮気相手に癒やしを求めてしまうのです。
愛情表現をしない
妻に対して愛情表現をしないのもサレ夫の特徴です。
結婚直後は「愛してる」「好きだよ」と頻繁に口にしていたのに、時間が経つと愛情表現をしなくなる男性もいるでしょう。
男性は「改めて伝えることでもない」と思っているかもしれませんが、女性は不安になってしまうものです。
夫からの愛情を感じなくなって、自分を必要としてくれる他の男性と不倫に走ってしまいます。
真面目すぎてつまらない
夫の性格が真面目すぎるせいで、結婚生活がつまらないと感じて不倫されるケースもあります。
きちんと働いて、家のことも手伝ってくれる真面目な夫は安定した生活を支えてくれるでしょう。
しかし、中には安定した生活が長く続くと「物足りない」と感じる女性もいます。
結婚生活が平凡すぎて、刺激を求めて不倫してしまうのです。
過度な節約生活を強いる
妻に対して過度な節約生活を強いることで不倫される夫もいます。
子どもの教育費やマイホーム、車の購入資金など、将来を見据えて節約することは大切です。
しかし、度が過ぎてお洒落や外食を禁止されるのはストレスになります。
「この商品は無駄だ」「無料のものにすべき」と、事細かに節約を強いられて注意されれば嫌気がさすのも当然のこと。
もうこんな生活は嫌だ、と他の男性に逃げてしまうのです。
男として魅力が欠けている
妻に不倫される夫は男としての魅力が欠けている可能性があります。
年齢を重ねて、だらしない体型になったり、服装や髪型も気にしなくなったりする男性は多いです。
また、長く一緒にいるうちに相手に良く見られようという気持ちが薄くなってしまい言動すべてが雑になってしまっている人もいるでしょう。
「結婚前はカッコ良かったのに」と夫に魅力を感じなくなった妻が男らしく若い不倫相手に惹かれてしまうこともあります。
夫婦関係が破綻している
結婚生活が長くなるとお互いに飽きたり、気持ちが冷めたりすることはよくあることです。
しかし、夫婦関係が完全に破綻した場合は不倫される可能性が高くなります。
夫のモラハラや別居、セックスレスなど、夫婦関係の破綻にはさまざまなケースがあるでしょう。
とくにセックスレスは不倫しやすい原因になります。
相談相手から不倫相手に発展した…というのは、よくある不倫パターンです。
サレ夫のその後は?
サレ夫には、その後解決しなければいけない問題が山積みです。
ここでは不倫された後、サレ夫が抱える問題について解説します。
離婚するか再構築するか検討する
サレ夫になったからといって、いつまでも感傷に浸るわけにはいきません。
不倫された後は妻と離婚するか、夫婦関係を再構築するかを検討する必要があります。
目を背けたくなるほど辛い現実かもしれません。
しかし、前に進むためにも選ばなければいけないのです。
不倫の傷を背負わないといけない
愛する妻に裏切られたショックはすぐには消えないでしょう。
サレ夫は不倫された後も長い間、不倫の傷を背負わなければいけません。
妻との関係を再構築しようとしても「また不倫されるかも…」と常に不安を抱えながら一緒に暮らすことになります。
離婚しても不倫されたことがトラウマになり、再婚に踏み出せなくなるかもしれません。
不倫されたショックから立ち直るのは簡単なことではないでしょう。
子どもがいる場合は親権争いになる
離婚で話が進むと子どもがいる場合は親権争いになるケースが多いです。
たとえ不倫したとしても子どもの親権は譲ろうとしない母親も少なくありません。
また、子どもとの関係が重視される親権争いは、夫婦間の問題である不倫は別問題と考えられることがあります。
子どもの将来や幸せのために親権争いになることは覚悟しましょう。
親権を獲得できたら、妻に対して養育費を請求することもできます。
サレ夫から妻・不倫相手への制裁
不倫されて裏切られた悲しみや怒りは簡単に消えるものではありません。
不倫した妻や不倫相手に制裁を加えたいと考える人もいるでしょう。
最後にサレ夫から妻や不倫相手への制裁方法を解説します。
夫婦間で契約を結ぶ
不倫されて関係を再構築する場合は、夫婦間で契約を結びましょう。
夫婦関係を続けるための条件やまた不倫したときの制裁を決めておきます。
契約の内容としては「不倫の証拠になる携帯はすぐに見せる」「慰謝料の金額」「離婚した場合の親権」などです。
ただし、夫婦間での契約は一方的に取り消すことができるので、必ず第三者として弁護士に依頼し相談しながら作成しましょう。
職場を辞めてもらう
職場不倫である場合、夫婦関係を続けていくなら不倫相手がいる職場は辞めてもらうのがいいでしょう。
妻も離婚を望まないなら、職場を辞めることを条件として提示するのです。
不倫相手を陥れるために職場に不倫の事実をばらすことは、名誉毀損で訴えられる可能性があるので注意しましょう。
慰謝料請求する
不倫した妻や不倫相手に対して慰謝料請求することで社会的制裁を加えることもできます。
慰謝料を請求する相手は「配偶者」「不倫相手」「配偶者と不倫相手」の3つのパターンです。
不倫相手のみに慰謝料を請求することは、社会的制裁と同時に不倫関係を断ち切るメリットもあります。
離婚を考えていない場合は、不倫相手に対して慰謝料を請求するのがいいでしょう。
慰謝料の相場は、妻と離婚しない場合は100万円、不倫が原因で離婚する場合は200万円程度といわれています。
不倫相手の妻に連絡する
不倫によって自分の家庭が壊されたら「不倫相手の家庭にも傷を負わせたい」と考える人もいるでしょう。
不倫相手の妻に連絡するのも1つの制裁方法です。
何も知らない不倫相手の妻に不倫をばらすことで、夫婦関係を悪化させたり、離婚させたりできる可能性があります。
しかし、相手夫婦の関係がどうなったかを把握するのは難しく、思ったような結果にならないかもしれません。
また、こちら夫婦は離婚せず相手夫婦が離婚した場合は、請求される慰謝料の方が高くなってしまうリスクもあります。
不倫相手の妻に連絡する方法では、きちんと制裁を加えることができない場合もあるので、慎重に判断しましょう。
感情的な復讐よりも冷静にこれからを判断しよう!
不倫されたショックや悲しみからは簡単に立ち直ることはできません。
不倫した妻や不倫相手への怒りで感情的になってしまうこともあるでしょう。
感情に任せて妻や不倫相手に復讐して多少気分が晴れても、不倫された事実がなくなるわけではありません。
法に触れるような復讐では訴えられて加害者になってしまう可能性もあります。
感情的な復讐よりも将来に目を向けて冷静に判断しましょう。
サレ夫になった事実を受け入れ、前を向いて生きていくことが大切です。
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