肉好き・野菜好き「偏食家」に共通する性格的特徴・原因・有名人を紹介!
お肉は大好きだけど野菜は嫌い、野菜大好きだけどお肉は嫌い…と偏食な人っていますよね。
このページでは偏食家について解説しつつ、偏食になってしまう原因や共通する性格的特徴を紹介していきます。
実は誰もが知る有名人の中にも偏食家は存在し、一風変わった食生活をしている人もいるのです。
さっそく偏食家について深掘りしていきましょう。
Contents
偏食家とは?
偏食家とは、食べる食品を限定しており、好き嫌いが極端すぎる人のことです。
たとえば野菜嫌いで豚肉や鶏肉などの肉類しか食べない、反対に緑黄色野菜しか食べないなど、偏った食事をしている人のことを偏食家といいます。
誰しも好き嫌いはあるものですから、多少嫌いなものがあるのは偏食家とはいわず、栄養素に偏りがある食事の状態を偏食といいます。
人はさまざまな栄養を摂らなければならないため、タンパク質ばかり、炭水化物ばかりと偏って摂取している人も偏食家といえるでしょう。
パンしか食べられない、カロリーオフの商品しか口にしないという偏った食生活をしている人も当てはまります。
偏食家になってしまう3つの原因
人はなぜ偏食家になってしまうのでしょうか。
ここでは、偏食家になってしまう3つの原因について紹介します。
味覚
偏食家の人は、味覚が鋭い人が多いです。
味覚には、甘味・塩味・苦味・酸味・うま味の5つがありますが、偏食家の人は酸味と苦味に敏感だといわれています。
酸味は食べ物が腐っているかどうか、苦味は変なものが入っていないかどうかを確かめるヒントとなる味覚です。
この2つの味覚が鋭いと、野菜の苦味や渋みを鋭く感じてしまい、野菜嫌いになります。
子どもがピーマンなど苦みのある野菜を嫌いやすいのも、これらが原因です。
視覚
料理を味わう上では、味覚だけではなく視覚も大切です。
味は美味しくても見た目が苦手で食べられないものもあるでしょう。
たとえば
- 魚の目がついていると食べられない
- きのこの見た目が苦手
- ホルモンなどの内臓系が気持ち悪い
など、見た目が受け付けない場合もあります。
とくに子供の頃の衝撃は大人になっても受け継がれているため、悪いイメージが染みついていると味も悪く感じてしまいます。
心理
食事は幼い頃からの習慣によって、好き嫌いが作られていきます。
子供の頃から食卓に並んでいるものは、自然と好きになりやすいです。
昔から家で出てくるメニューは、好んで食べる人が多いのではないでしょうか。
反対に親が嫌いで食卓に並んだことがないご飯は、外食で目にする機会があってもなんとなく気が進まない場合があります。
このように、日常生活を送る中で馴染みがない料理に対しては食わず嫌いになりやすく、偏食へと繋がっていくのです。
偏った食事を好む偏食家に共通する性格的特徴
この項目では、偏食家に共通する性格の特徴を見ていきましょう。
五感が天才的に敏感
偏食家の人は、他の人よりも五感が鋭いです。
料理を口にするときに、味覚だけではなく視覚、嗅覚、味覚、聴覚で感じ取るため、好き嫌いが増えてしまいます。
五感が鋭いと「舌触りが嫌だ」「見た目が受け付けない」「ニオイが苦手」などの理由で、特定の食べ物を避ける人もいます。
五感で食事を堪能できるのはいいことですが、その分大変な面も多いでしょう。
細かいタイプ
偏食家の人は、神経質で細かいことが気になるタイプが多いです。
「ここにこんなものあったかな?」「ちょっとズレてる気がする」と誰も気づかないような些細なことに気がつくのです。
このような特徴から「嫌いなのにニンジン入れたね」と細かくしてこっそり嫌いなものを混ぜてもバレてしまうことが多いでしょう。
我慢できない
苦手なものや嫌なことを我慢するのが得意ではなく、好きなものばかりを選ぶ傾向にあります。
好きなものだけを食べたいという心理と同様に、やりたいことだけをしていたい、嫌なことはしたくないという気持ちが強いため、課題や仕事などやるべきことを放置しがちです。
それでもしなくてならないことはあり、取り組みますが問題点にぶつかると、人に頼って弱音を吐いてしまいます。
自分で問題解決をするのが苦手なため、社会的評価が低くなることもあります。
人に対しても好き嫌いある
偏食家の人は、食べ物だけではなく何事に対しても好き嫌いが激しい傾向にあります。
食べ物でも人でも、気に入らないことがあればすぐに嫌いになってしまいます。
自分にとっての良し悪しで判断するので、少しでも嫌な面が見えると遠ざけてしまうでしょう。
悪口をいったり相手を非難したりと攻撃的な側面もありますが、その一方で何か大きなことを任されると逃げ腰になりがちです。
自分に対する防衛本能が強いともいえるでしょう。
ひねくれた考え方
こだわりが強く、偏屈な特徴もあります。
人からアドバイスをもらっても「否定された」「怒られた」とひねくれた考えをするため、周りの人から避けられることも…。
このような特徴が食にも繋がり、「別にこれ食べなくても死ななくない?」「ちょっと食べたからってどうなるの?」とひねくれた発言をしてしまうのです。
芸術家や小説家にも見られる特徴であり、変わり者と称されることもありますが食に関しては決して褒め言葉とはいえません。
痩せてるor太ってる
偏食家の人は、食べるものが偏っているため、肥満体型かガリガリに痩せているかのどちらかに該当することが多いです。
唐揚げやラーメン、パンなど炭水化物や揚げ物といった高カロリーなものばかりを好んでいる人は肥満体型になりやすいでしょう。
対して、野菜しか食べずにサプリメントや栄養補助食品などで栄養摂取しているという人は痩せ過ぎてしまいます。
偏った食事を続けていると、不健康な体内環境が体型にも表れてきます。
病気になる可能性も十分考えられるため、栄養バランスのとれた食事、カロリー計算など、食生活の改善が必要です。
偏食家は食事デートでマイナスになりやすい!
偏食家は食べるものが限定しているため、食事デートではお店を選んだりメニューを決めたりする際に相手を困らせてしまいます。
食事は毎日欠かせないものなので、好きになった相手が偏食家だと大変ですよね。
お付き合いをしている最中はまだしも、同棲や結婚となれば食事を作る側は悩みの種となってしまうでしょう。
また、偏食のまま生活を続けていると病気になる可能性も高まります。
食生活をすぐに180度変えることは難しいですが、徐々に嫌いなものを克服できるよう食事に取り入れてみてください。
何でも食べられるようになれば、好きな人との食事デートもより楽しめるようになりますよ。
- 偏食家とは、好き嫌いが極端で、食べる食材を限定している人のこと
- 偏食家になってしまう原因には、味覚・視覚・心理的な要因が関係している
- 偏食家の性格的特徴には、五感が天才的に敏感・細かいタイプなどが挙げられる
- 偏食家として知られる有名人は、本郷奏多さん・きゃりーぱみゅぱみゅさんなど