「自分には何もない」と思ってしまう理由と自分の長所を知るための対処法

「自分には何もない」と感じてしまうことはありませんか。

仕事での失敗や失恋などをきっかけに、自分には価値がないと思ってしまうことがあります。

自信を失くしている時は無力感に襲われ、何もやる気が起きなかったりして辛いですよね。

なぜ「自分には何もない」と思ってしまうのか、その理由と対処法について解説していきます。

「自分には何もない」と思ってしまう理由

「自分には何もない」と思ってしまうのには必ず理由があります。

人それぞれ感情の動き方は異なりますが、傾向は似ている場合が多いです。

落ちこんでしまう原因を把握するだけでも自分を客観的に見ることに繋がるので、ここで紹介する5つの原因をぜひ参考にしてみてくださいね。

ひとりで問題を抱え込む

誰にも悩みを相談せずにひとりで問題を抱え込むと「自分には何もない」という気持ちが膨らんでしまいます。

自己肯定感が下がっている時は、自分の短所ばかりに目を向けて考えてしまいがち。

考えれば考えるほど、自己否定でさらに落ち込んでいってしまうのです。

劣等感を感じてる

他人と自分を比べて劣等感を抱くことはありませんか。

「あの人はこうなのに、それに比べて自分は…」と考えてしまうと、本来あったはずの自尊感情も薄れてしまいます。

劣等感は身近な人たちに対して抱きやすく、一度感じ始めると「比べたらキリがない」ということも忘れて落ち込んでしまいますよね。

目標達成までの道のりが遠い

人生における目標を設定するのは大事なことですが、ゴールばかりに囚われてしまうと達成までの道のりが遠く感じられることがあります。

中々ゴールに辿り着けないと、努力や行動をしても「意味がない」と感じるようになってしまうのです。

自己肯定できない

自分の嫌いなところやコンプレックスを受け入れられないと「自分には何もない」と思ってしまいます。

自己肯定できないことがネックとなり、ますます落ち込んだ心理状態に。

自分の長所にも気が付けなくなってしまうでしょう。

ネガティブ

ネガティブな思考の人は「自分には何もない」と考えてしまうことが多いです。

他人から見れば問題がないことでも極端に問題視してしまったり、羨ましがられる一面があっても自分を過小評価したりする傾向にあります。

「自分には何もない」と感じてしまったときの対処法

「自分には何もない」と感じてしまうことは、誰にでも起こり得ることです。

そうなってしまった時、どのようにすれば乗り越えられるのでしょうか。

ここでは落ち込んでしまった気持ちを回復させるための対処法をご紹介するので、自分に合う方法を探してみてくださいね。

趣味や習い事をはじめる

新しい趣味や習い事を始めると、気分もリフレッシュしやすいのでおすすめです。

「何を得られるか」はあえて考えずに、自分が本当に興味のあることを始めてみませんか？

ただ「楽しむ」ということに没頭することで、前向きになれる可能性がありますよ。

出会いの場へ足を運ぶ

自己肯定ができなくなっている時は、新しい出会いの場へ足を運んでみるのもアリです。

自分のことを全く知らない人との出会いは、過去の自分とお別れするチャンス。

初対面の新鮮なコミュニケーションをすることで、ネガティブな感情から解放されるでしょう。

資格取得して仕事でスキルアップする

資格を取得することで自己肯定感を高めるのも、有効な手段と言えます。

「自分には何もない」という気持ちは「自分には何かが足りない」にも置き換えられます。

資格のための勉強は、スキルアップとしてわかりやすい成果を得られるので、気分を一新するきっかけにもなるでしょう。

転職を前提に必要な資格を取得してみるのもおすすめですよ。

自分が好きなものをノートに書く

どうしてもネガティブな考えしか浮かばない時は、自分が好きなものをノートに書き出してみましょう。

ノートに書くことで、客観的に自身が求めていることや強みがわかってくることがあります。

大事なのは冷静に自分を評価し、悩みを膨張させないことです。

自分の目標を明確にする

目標が明確でないとやる気が起きないものですよね。

仕事やプライベートがマンネリ化してくると他人と比較し始め、ネガティブ思考になるきっかけを作ってしまいます。

自分の可能性を信じ、次の目的地を決めて突き進んでみましょう。

「自分には何もない」は勘違い！自分の長所を知る方法

「自分には何もない」と感じてしまう人ほど、実はたくさん長所を持っていたりします。

物事を真剣に真っ向からとらえる性格だからこそ、悩みが生まれているのではないでしょうか。

真剣に生きている人間に長所がない訳がなく「自分には何もない」という気持ちは勘違いです。

自分の長所を知る方法を把握して、前向きな気持ちを取り戻しましょう。

日記を書く

日記を書くことで自分が何を感じる人間で、どういうことを考える人間なのかが見えてきます。

客観的に自己評価をすることもできるので、長所も見つけやすいでしょう。

日常に隠れている幸せも浮き彫りになるので、幸福度を上げる効果も期待できますよ。

友達に自分の長所を聞く

シンプルな方法がお好みなら、手っ取り早く友達に自分の長所を聞いてみましょう。

親しい友達であれば、きっとあなたの良いところを知っているはずです。

聞くのが恥ずかしい場合は自分から相手の長所を伝え、自然と聞き出せる雰囲気を作ると良いでしょう。

頑張らない日をつくる

「自分には何もない」と感じてしまう人は、自分に厳しい人とも言えます。

自分を許して「頑張らない日」をつくり、気持ちをリセットしてみましょう。

休みの日にたっぷりと睡眠を取れば、意外と考え方が前向きになっていたりしますよ。

旅に出る

考えるのをやめて旅に出るのも良いです。

新しい体験をすることで自然と考え方や気分が変わり、健全なマインドを取り戻せることがあります。

旅ができるほどの時間がない場合は、行ったことのない場所へ出かけてみるだけでも効果が期待できるので、ぜひ試してみてくださいね。

「自分には何もない」と思い込んでいる就活大学生へのすすめ

就活の時期になると、エントリーシートに学生時代に「頑張ったこと」などを書く機会があります。

特別なことはしておらず「自分には何もない」と思い込んでしまう大学生も多いのではないでしょうか。

平凡な大学生活を送っていた場合でも「頑張ったこと」は必ず存在するので、心配しなくても大丈夫です。

どうすれば「頑張ったこと」を見つけられるのかご説明しましょう。

自分がなにに時間を費やしたか知る

特別頑張ったことが思い浮かばない時は、自分が何に時間を費やしたか振り返ってみましょう。

アルバイトや趣味など、何かしら時間を費やしたことをありのまま自分の頑張ったことに変換してみてください。

大事なのは題材ではなく「何をどう頑張ったか、その結果何を学んだのか」を具体的に語れるよう掘り下げることです。

頑張って学んだことが入りたい会社の業務に活かせるような内容だとさらに良いので、出来る限り多くのことを思い返してヒントを得ると良いでしょう。

自分の当たり前を疑う

自分では当たり前だと思って続けていたことが、人から見れば難しいことだったりもします。

自分の当たり前を疑い、人に話を聞いてもらうことで、自分の頑張りが見えてくることも。

友人やOB、学校のキャリアセンターや就活エージェントなどに話を聞いてもらう機会を作れば、より客観的に自分の頑張ったことを知ることができます。

自問自答する

自分のアピールポイントがどうしても見つけられない時は、自問自答をしてみましょう。

例えば「一番自信のあることは？」と自分に問いかけます。

その答えに対して「なぜ自信があるのか？」という具合に枝分かれさせて掘り下げていくことで、自分のことをよく知ることができます。

自分に正直になり、心の中で言葉にして自分の長所も短所も受け入れられるようになると、前向きな気持ちになってくるでしょう。

人との出会いは気持ちをポジティブにする

「自分には何もない」と思ってしまうことは誰にだってあります。

そんなときはゆっくり自分を労わってあげましょう。

新しい人との出会いも、人生を前向きに生きるためには効果的です。

自分の可能性を信じて、どんどん交流を広げていってみてください！

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「自分には何もない」と感じたら新しい恋愛をするのがおすすめ！

「自分には何もない」と感じるのは、成長するチャンスとも言えます。

スキルアップの方法などを実践するのもアリですが、新しい恋愛をするのもおすすめです。

恋愛は自己肯定感を高めてくれますし、相手のために努力をしようという気持ちも生まれてきます。

出会いの場へ一歩踏み出すことで自然とこの記事で紹介した対処法に繋がっていくので、落ち込んでいる時はぜひ新しい人間関係に目を向けてみてくださいね。