ひまわりの花言葉に怖い意味はある?縁起が悪いと言われる理由も解説
ひまわりは、夏の強い日差しを浴びながら元気に育つ、エネルギーに満ちた花。
花言葉は「あなたを見つめる」「光輝」など、ポジティブな意味があります。
しかし、花言葉のなかには怖い意味を表すものも。
そこで、ひまわりの怖い意味の花言葉や、縁起が悪いといわれている理由について紹介します。
Contents
ひまわりの花言葉に怖い意味はある?
ひまわりの花言葉には「偽りの富」「偽りの金持ち」という意味があります。
ひまわりのなかでも大輪は「偽りの愛」を表し、決して怖い花言葉ではありませんが、ネガティブな意味合いが強いでしょう。
古代インカ帝国ではひまわりが崇敬の対象となり、冠や祭壇の石彫など、華やかな装飾をする時のモチーフになっていました。
しかし、スペインの侵略により黄金のひまわりが略奪され、全てを失う事態になったのです。
このことから、ネガティブな意味を持つ花言葉が定着したといわれています。
とはいえ、ひまわりにはポジティブな意味の花言葉が多いので、過度に気にする必要はありません。
状況に合わせて選び方や渡し方を工夫すれば、問題ないでしょう。
枯れたひまわりの花言葉に怖い意味はある?
枯れた花を見て、良いイメージを持つ人は少ない傾向があります。
そのため「枯れたひまわりの花言葉は怖い意味を持つのでは?」と、ネガティブに考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、枯れたひまわりの花言葉はポジティブな意味が多く「情熱」「実り」「思いやり」「共感」など、悪い意味を持ちません。
枯れたひまわりから連想されるネガティブなイメージはなく、良い意味を持つのです。
ひまわりの花言葉を色別に解説
ひまわりの花言葉は、色によって意味が異なります。
フラワーギフトとして贈る場合、花言葉の意味や色を意識して選ぶことで、貰った側は誤解を招きにくいでしょう。
そこで、ひまわりの花言葉を色別に紹介します。
花言葉に合わせて贈る人を選べば、より気持ちが伝わるので、ぜひ参考にしてくださいね。
黄色
黄色のひまわりは、色鮮やかで元気が出る色ですよね。
黄色のひまわりの花言葉は「願望」「あなたを幸せにします」「あなただけ見つめる」など、恋愛にまつわる意味が多くあります。
ポジティブで前向きな意味が込められており、プロポーズや告白する時に相応しいでしょう。
恋人や好きな人に思いを伝える時は、黄色のひまわりをプレゼントすれば、より思いが伝わりやすいですよ。
紫
落ち着いた色味で、シックな雰囲気をかもし出す紫のひまわり。
花言葉は「悲哀」を表し、暗いネガティブな印象を持つ人も多いのではないでしょうか。
そのため、プレゼントする際は一輪で渡すよりも、花束のなかに混ぜることで、ネガティブな印象が薄まるでしょう。
メッセージカードを添えて贈れば、誤解を招かずにプレゼントできますよ。
白
優しい色味で儚げな雰囲気が可愛らしい白のひまわり。
花言葉は「程よき恋愛」を表します。
柔らかくて明るい色味は「恋人への圧力を感じさせない」というイメージから「程よき恋愛」という花言葉になりました。
白いひまわりは珍しいため、見つけると選びたくなりますよね。
プレゼントとして渡せば、珍しい色に驚く人も多いでしょう。
オレンジ
オレンジのひまわりは、王道で華やかさがありますよね。
花言葉は「未来を見つめて」という意味が込められています。
門出を祝う時やプロポーズする時に相応しい花だといえるでしょう。
また、鮮やかなビタミンカラーで、部屋に一輪飾るだけで雰囲気が明るくなります。
そのため、病気の人へプレゼントすれば、気持ちが明るくなること間違いなしです。
ひまわりを植えると縁起が悪い?
ひまわりが縁起悪いとされるのは、迷信や花言葉の意味が関係しています。
「ひまわり=火回り=家事」と連想されることから、不吉なイメージを持つ人が多いのです。
また、咲いた後のひまわりは、種の重みで人間が頭を下げたような姿になりますよね。
このことから、打首をイメージさせ「庭に植えると縁起が悪い」といわれるようになりました。
しかし、ひまわりの花言葉は良い意味のものが多く、過度に気にする必要はありません。
風水面でひまわりは、太陽の強いエネルギーを吸収しながら育つため、パワーがみなぎる花として知られています。
明るくて元気なイメージがあるひまわりを庭や玄関に飾れば、対人運アップに繋がりますよ。
迷信や花言葉に囚われすぎず、ひまわりを植えて日常生活に彩りを添えましょう。
要注意!怖い花言葉を持つ花
花や植物は、ポジティブな意味の花言葉が多い一方で、ネガティブな怖い意味を持つものも存在します。
そのため、フラワーギフトとして贈る場合は、プレゼントする相手や花の種類に気を配ることで、ネガティブな印象を与えずに済むでしょう。
そこで、怖い花言葉を持つ花を紹介します。
バラ
華やかで美しいバラ。
バラの花束を誕生日やお祝いの席でプレゼントされたら嬉しいですよね。
しかし、バラは色によって花言葉の意味が変わるため、注意が必要です。
黒いバラは「永遠の愛」「滅びることのない愛」など、プロポーズにぴったりの花言葉がある一方で「恨み」「憎しみ」という怖い意味も。
気持ちが強すぎるゆえの歪んだ愛情が、花言葉で表されているのです。
シックで高級感のある黒いバラですが、フラワーギフトとして贈る時は注意しましょう。
シロツメクサ
シロツメクサ、別名クローバーの花言葉は「約束」「幸運」などの意味を持ちます。
しかし、クローバーは葉の枚数によって怖い意味を表します。
- 一つ葉クローバー:困難に打ち勝つ・初恋・始まり
- 二つ葉クローバー:素敵な出会い・平和・調和
- 三つ葉クローバー:信頼・愛・希望
- 四つ葉クローバー:幸運・私を守って・復讐
四つ葉のクローバーを見つけたら、幸福をイメージする人が多いですよね。
しかし、花言葉では「復讐」という怖い意味があるのです。
クローバーの形が十字架に似ていることから、磔をイメージさせる宗教的な意味があります。
また、信頼や約束などの花言葉が叶わない時に、復讐に繋がるという説も。
四つ葉のクローバーをプレゼントする時に一言添えれば、相手はより幸せな気持ちになるでしょう。
スノードロップ
早春に小さい花を咲かせ、可憐な姿が印象的なスノードロップ。
花言葉は、旧約聖書に由来したといわれており「慰め」「希望」「切ない恋愛」を表します。
しかし、その一方で「あなたの死を望みます」という怖い意味も。
これは、イギリスの一部の地域で伝わる花言葉として知られています。
イギリスでは、亡くなった恋人にスノードロップを供えたところ、恋人の体が雪の雫になったという逸話があります。
このことから「スノードロップ=死」というイメージが定着したのです。
日本ではそれほど浸透していないため、知らない人もいるかもしれません。
そのため、過度に気にする必要はありませんが、不安な人はメッセージカードと一緒にプレゼントして、本心を伝えましょう。
カルミア
カルミアは、別名「アメリカシャクナゲ」「ハナガサシャクナゲ」と呼ばれ、小さな花が集まって咲く可愛らしい花。
花言葉は「大きな希望」「優美な女性」「爽やかな笑顔」など、明るい意味が込められています。
しかし「裏切り」「野心」という怖い意味も。
カルミアは、可愛い姿からは想像つかない「グラヤノトキシン」「アルブミン」という毒を持つことから、ネガティブな花言葉が生まれました。
プレゼントする時は、気持ちを伝えながら渡せば、誤解を生まずに済むでしょう。
マリーゴールド
黄色やオレンジなど、色鮮やかな花を咲かせるマリーゴールド。
大輪から小ぶりのものまで種類が豊富で、フラワーギフトにもおすすめです。
しかし、マリーゴールドには「下品な心」「嫉妬」「悲しみ」など、ネガティブな意味があります。
ギリシャ神話が由来となり、怖い意味の花言葉が定着しました。
とはいえ「愛情」「勇者」「逆境を乗り越える」など、ポジティブな意味も多いため、そこまで気にする必要なありません。
気になる人は、渡す相手を身内に留める、メッセージカードを添えて思いを伝えるなどすれば、問題ないでしょう。
ひまわりの花言葉は良い意味ばかり!不安な人はメッセージカードを添えよう
今回は、ひまわりの怖い意味の花言葉や、縁起が悪いといわれている理由について紹介しました。
ひまわりは夏に相応しく、明るい華やかな印象を持つ人も多いですよね。
花言葉はポジティブな意味が多いので、プレゼントすれば喜ばれるでしょう。
怖い意味の花言葉もありますが、神経質になる必要はありません。
プレゼントする時に不安な人は、メッセージカードを添えて素直な気持ちを伝えてくださいね。
また、ひまわりを植えるだけで、庭や玄関が明るくなります。
風水的にも良い意味があるので、怖い花言葉に囚われすぎず、日々の生活に彩りを加えましょう。
- ひまわりの花言葉には「偽りの富」「偽りの金持ち」という意味がある
- 枯れたひまわりは「情熱」「実り」「思いやり」「共感」などのポジティブな意味が多い
- 色によってネガティブな意味を持つためギフトを贈る場合は花言葉の意味や色の選択に注意する
- ひまわりが縁起悪いとされるのは迷信や花言葉の意味が影響しているが過度に気にする必要はない
- 怖い花言葉が込められた花を贈る時はメッセージカードを添えて気持ちを伝えよう