スッキリと朝起きる方法は?朝が苦手な人におすすめの目覚めの方法はコレ!

「朝が苦手でいつも遅刻しそうになる…」
「寝つきが悪くて早起きができない…」
など、朝スッキリと目覚められないという悩みを抱えている人は少なくないでしょう。
朝が弱いと社会的活動にも悪影響を及ぼす可能性があるため、改善するに越したことはありません。
そこで今回の記事では、朝起きることができない人に共通する原因やスッキリと朝起きる方法などを詳しく紹介します。
1日を気持ちよくスタートするために、ぜひチェックしてみてくださいね。
Contents
朝起きることができない人の原因
朝起きることができない人には、以下のような原因が考えられます。
不規則な生活を送っている
朝起きることができない人は、不規則な生活を送っていることが原因で体内時計が乱れてしまっている可能性があります。
体内時計が乱れると時差ボケのような状態になり、寝つきが悪くなることで朝起きれなくなってしまいます。
体内時計の乱れは自律神経やホルモンの分泌、血圧、体温調整などにも影響を与えるため、心身の不調につながることも珍しくありません。
運動不足
コロナ禍での外出自粛や在宅ワークによって、体を動かす機会が減ったという人は多いのではないでしょうか。
人間は日中の活動量によって、眠気を起こす睡眠物質が溜まっていきます。
日中の活動量が少ないと体が疲れを感じていない状態になり、睡眠物質が溜まらずに強い眠気が起きなくなります。
運動不足になっている人は、夜に眠くならないことが原因で睡眠の質が低下し、朝起きられなくなっている可能性があるでしょう。
ストレスが多い
人間の体にある自律神経には、心身をリラックス状態にする副交感神経と興奮状態にする交感神経があります。
ストレスが多くなると交感神経が活発になるため、夜になっても脳が興奮した状態をキープして、寝つきが悪くなったり熟睡できなかったりします。
そのため、ストレスが溜まっている人は、自律神経の乱れから朝起きられなくなっている場合があるのです。
低血圧
低血圧の人は血の巡りが悪く、脳の酸素不足や自律神経の乱れから朝の目覚めが悪くなることがあります。
血行不良の状態では、全身に栄養が行き渡りにくくなるため、体が目覚めるのにも時間がかかり、それが寝起きの悪さにつながってしまうのです。
ちなみに低血圧は、痩せ型や神経質、冷え性といった人に起こりやすい傾向があります。
この特徴に当てはまる人の多くは、低血圧が原因で朝起きることができないのかもしれません。
睡眠量が足りていない
睡眠時間が短い人は、睡眠不足が朝起きられない原因かもしれません。
成人の睡眠時間は6〜7時間程度が目安ですが、必要な睡眠時間は人それぞれ異なります。
朝起きられるようにするには自分の睡眠サイクルをチェックして、朝スッキリと目覚められる適度な睡眠時間を見つけることが大切です。
また、睡眠不足が積み重なっている状態を「睡眠負債」といいますが、寝溜めをしても睡眠負債は解消できないといわれています。
平日の睡眠不足を補うために休日に長時間寝ている人は、寝溜めが体内時計を狂わせる原因となっている場合もあるので注意しましょう。
スッキリと朝起きる方法【春夏秋冬共通】
目覚めの良い朝を迎えるためには、日頃の生活習慣を見直してみるのがおすすめです。
ここでは、日常生活で取り入れるべきスッキリと朝起きる方法を紹介します。
カフェインを摂取しすぎない
コーヒーやお茶、エナジードリンクなどに入っているカフェインには、眠気を抑える覚醒作用があります。
カフェインを摂取しすぎると、寝付きが悪くなる・熟睡できなくなるといった睡眠の質を下げる原因になります。
目覚めの良い朝を迎えるためにも、カフェインを摂取しすぎない・夕食後や就寝前はカフェインをとらないなどの対策をとりましょう。
日中しっかりと運動をする
日中に適度な運動をすると体が疲れて寝つきが良くなり、睡眠の質を高められます。
ただし、運動不足の人が急に激しく体を動かすと、筋肉痛や興奮状態が続いて眠れなくなることも少なくありません。
朝スッキリと起きるためには、散歩やジョギング、ストレッチなど、少し汗ばむ程度の軽い全身運動を30分程度おこなうのがおすすめです。
運動する時間帯は夕方から就寝2時間前くらいまでにすると、就寝時に深い眠りにつきやすくなります。
適度な運動はリラックス効果が期待できるので、ストレスが溜まりがちな人も取り入れてみましょう。
入浴は就寝の90分前までに済ます
入浴は就寝の90分前までに済ますことも、スッキリと朝起きる方法の1つです。
眠るときは、深部体温が低い方が眠りにつきやすいといわれています。
そのため、就寝前に自身の体温をコントロールすることで睡眠の質が高まり、朝の目覚めが良くなる場合があるのです。
入浴を就寝の90分前までに済ませておくと、深部体温が徐々に下がって就寝時に深い眠りにつきやすくなるでしょう。
生活習慣を整える
スッキリと朝起きる方法として、不規則な生活習慣を整えることも大事なポイントです。
目覚めの良い朝を迎えるために、以下のようなポイントを意識してみましょう。
- 同じ時間に起床・就寝することを心がける
- 適度な睡眠時間を確保する
- 同じ時間に食事をとるようにする
- 休日に寝過ぎないようにする
- 就寝30分前はテレビやスマホを見ない、照明を暗めにする
- リラックスする時間をつくる
目覚ましアプリを使用する
目覚まし時計やスマホのアラーム音で起きられないときは、機能性に優れた目覚ましアプリを使ってみるのもおすすめです。
睡眠の質を記録できるものもあるので、自分の睡眠リズムをチェックしたいときにも役立ちます。
【目覚ましアプリの一例】
Sleep Cycle
体の動きを検知して睡眠分析をしたり、日々の睡眠サイクルを記録できたりする目覚ましアプリです。ノンレム睡眠・レム睡眠の睡眠サイクルに合わせて、眠りが浅いときに起こしてくれます。
■ Abdroid版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.northcube.sleepcycle&hl=ja
■ iOS版
https://apps.apple.com/jp/app/sleep-cycle-スマートアラーム目覚まし時計/id320606217?mt=8
熟睡アラーム
眠りに入りやすくするための心地よい音楽を流してくれる熟睡サウンド機能を搭載する目覚ましアプリです。眠りの浅いレム睡眠時に起こしてくれる機能もあるので、朝の目覚めの改善に期待ができます。
■Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.c2inc.deepsleep.pokemedi&hl=ja
■iOS版
https://apps.apple.com/jp/app/熟睡アラーム-睡眠が見える目覚/id827600695?mt=8
スッキリと朝を迎えるためにプラスしたいこと
ここからは、スッキリと朝を迎えるためにプラスしたいことを紹介していきます。
朝の目覚めが悪い…というときは、前述した朝起きる方法にプラスして、次のことを実践してみてください。
寝起きにカーテンを開けて太陽の光を浴びる
朝に太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされて生活リズムが整います。
また、太陽の光を浴びると交感神経が活発になって活動モードに切り替わるので、朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びるようにしましょう。
冷たい水で顔を洗う
朝起きてシャキッと目覚めたいときは、冷たい水で顔を洗うと交感神経が刺激されて活動的になれます。
また、朝に40~42℃程度の熱いシャワーを全身に浴びることでも、副交感神経から交感神経に切り替わりやすくなります。
朝スッキリ起きれないときは、冷たい水での洗顔や朝シャワーを試してみましょう。
寝起きに水分をとる
朝は胃腸の動きが鈍く、睡眠中に水分が失われるため、血液の流れが悪くなりがちです。
寝起きに水分をとると胃腸の動きが活発になり、血行も良くなります。
体がスッキリと目覚めて活動しやすくなるので、朝起きたらコップ一杯の水を飲んでみましょう。
朝起きる方法を試しても目覚めが悪い場合は病気の可能性も
朝起きる方法を試しても改善しない場合は、病気の可能性も考えられます。
朝起きられなくなる病気には、以下のようなものが挙げられます。
対処法を試しても朝起きれない状態が続くときは、医療機関に相談してみましょう。
【睡眠相後退症候群】
概日リズム睡眠障害の一種で、遅い時間にならないと寝付けずに朝起きられない状態になる病気です。
体内時計のズレから睡眠のタイミングが遅れているのが原因で、無理やり起きると眠気や倦怠感が起こり、朝寝坊や欠勤など社会生活に影響が出ることがあります。
【睡眠時無呼吸症候群】
肥満やあごの小ささが原因で眠っているときに気道がふさがり、呼吸が止まったりいびきをかいたりする病気です。
起きたときに熟睡感がなく、スッキリ起きられないのが特徴といえます。
日中には、強い眠気や倦怠感、集中力の低下、疲労感を感じることがあります。
【非定型うつ病】
非定型うつ病は20代〜30代の女性に増えているうつ病の1つで、気分の浮き沈みが激しくなるのが大きな特徴です。
過眠や寝つきが悪い、早朝に覚醒するといった睡眠障害が起こることがあります。
おすすめの朝起きる方法を参考にスッキリと朝起きよう!
朝起きることができないのは、不規則な生活やストレス、低血圧などさまざまな原因が考えられます。
生活習慣を整えたり目覚ましアプリを活用したりして、朝起きる方法を実践することで、目覚めの良い朝を迎えられるようになるかもしれません。
まずは、朝起きられない原因を突き止めて、自分に合う方法で改善を目指してみましょう。
目覚めの良い朝を迎えるためにも、この記事で紹介した情報をぜひ参考にしてみてくださいね!
- 朝起きられない原因には、不規則な生活や運動不足などが挙げられる
- スッキリと朝起きる方法として、カフェインを摂取しすぎないことや、日中に運動をすることなどがおすすめ
- 寝起きに太陽の光を浴びたり、冷たい水で顔を洗ったりすることも、朝スッキリと起きるためのポイント
- 朝起きる方法を試しても改善しないときは病気を疑い、医療機関に相談することが大切