専業主夫になるメリット&デメリットは?注意点とおすすめの婚活方法を紹介
夫婦のどちらかが家庭で家事や育児を担当して働くパートナーを支える場合、夫の方が専業主夫となるケースも増えてきました。
しかし日本ではまだ少数派なので、戸惑いを感じることもありますよね。
この記事では専業主夫のメリットやデメリット、注意点を紹介します。
おすすめの婚活方法も紹介しているので、専業主夫になりたい男性や専業主夫と結婚したい女性も参考にしてみて下さいね。
Contents
『専業主夫』とは?
専業主夫とは夫が家庭で家事や育児をメインで担当し、働く妻を支えることです。
家事や育児のみを行い所得のある仕事は全くしない場合と、リモートワークやアルバイトなどと平行して行う場合があります。
男性の正規雇用が減少し失業者が増えている社会情勢や、男性の育児休暇取得の推進から、専業主夫の割合は今後増加する傾向があるでしょう。
日本や世界での割合は?
2015年の国勢調査によると、日本の専業主夫の割合は全世帯の5%です。
この数字は1998年と比較すると2.6倍の増加で、男女の役割が変化してきていることを表しています。
参考元:Hanakoママ web「夫から専業主夫になりたいと言われ困惑!専業主夫って実際どうなの?」
アメリカでは育児を専業とする専業主夫は「外で仕事をしないで育児を専業とする」世帯の16%で、人数にすると推定190万人。
参考元:ハフポスト「アメリカでは育児をする専業主夫が190万人いる(調査結果)」
日本より男女の役割にこだわりが少ないアメリカでは、専業主夫の割合が多くなっていることがわかります。
『専業主夫』と『ヒモ』の違いは?
主な世帯収入を女性の所得に頼り、男性は家庭にいる状態のことを「ヒモみたい」と考える人もいますが、専業主夫とヒモは違います。
専業主夫は主に婚姻関係があり、家庭で家事や育児を主に担当して家計を妻に頼ることが多い夫です。
一方でヒモは婚姻関係がない場合が多く、女性に働かせて自分に貢がせることが目的の男性で、家事や育児はしない場合もあります。
【参考に!】専業主夫がテーマのドラマ・漫画『極主夫道』
出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B08PQ5W6MK/ref=cm_sw_r_tw_dp_JPQ5EDXK5JFMQDHS0BRB
人気コミックが原作の人気ドラマ「極主夫道」は、元ヤクザが結婚を機に専業主夫となって奮闘する姿を描くハートウォーミングコメディーです。
玉木宏演じる元極道の専業主夫が家事全般や買い物、町内会の行事などを見事にこなす主夫ぶりも見どころの1つ。
専業主夫を目指す男性や未来の旦那さんに専業主夫になってもらいたい女性には、参考になるかもしれません。
男性が専業主夫になるメリット&デメリット
家事が得意な夫とキャリアを大切にしたい妻の意見が合えば、男性が専業主夫になるという選択は大いにアリなのですが、始める前に考えた方が良いことがあります。
それは男性が専業主夫になった場合のメリットだけではなく、デメリットも想定しておくこと。
次は男性が専業主夫になった場合に予想される、メリットとデメリットを説明します。
家族にとってベストな選択をするためにも、ぜひチェックしておいてくださいね。
【メリット】女性が思う存分仕事に専念できる
男性が専業主夫になる最大のメリットは、女性が思う存分仕事に専念できることです。
仕事の前に早起きして子供のお弁当を作り、幼稚園の送り迎えをして仕事の後は慌ただしく帰宅して家事をこなす。
これは働く女性にとってかなりの重労働です。
また子供が熱を出したりPTAの集まりがあったりしても、休みを取りにくい仕事もあるでしょう。
夫が専業主夫として家事をしてくれれば肉体的にも精神的にも負担が減り、女性がキャリアを諦めることなく安心して仕事に打ち込めます。
【メリット】お互いの役割への理解が深まり感謝し合える
男性が専業主夫になることで、お互いの役割への理解が深まるのもメリットの1つ。
家事育児は報酬なし・休日なしですることが当然と思われていますが、実際に専業主夫としてやってみると男性にもその大変さが理解できるでしょう。
女性側も一家の世帯収入を稼がなくてはいけない責任を経験すると、それまでに気づかなかった夫の気持ちが分かるようになります。
専業主夫の家庭では共働きや専業主婦の家庭より、パートナーへの感謝の気持ちが生まれやすいでしょう。
【メリット】心に余裕が生まれケンカが減る
共働きの家庭で妻の家事育児の分担が多いと、常に時間に追われて精神的な余裕がなくなりがちです。
小さなことでイラッとしてケンカになったり、子供に当たったりして家族の雰囲気が悪くなることもあるでしょう。
男性が専業主夫となることで、妻に心の余裕ができて些細なことでケンカにならなくなりますし、職場でものびのびとした気持ちで過ごせるようになります。
【デメリット】世間の目が厳しいときもある
男性が専業主夫になる傾向は最近の若い人の間では一般的になってきたものの、まだまだ世間から理解を得られない場合も多いです。
特に地方の場合や高齢者からはニートやヒモ扱いされて、夫はもちろん妻も嫌な思いをすることも予想できます。
専業主夫の家庭にプライドが持てるように夫婦間はもちろん、子供も一緒になって普段から自分たちの家庭についてよく話し合っておくことが必要になるでしょう。
【デメリット】慣れるまでは手助けが必要
これまで家事や育児経験がない男性がいきなり専業主夫になっても、最初のうちはうまくいかないこともあるでしょう。
「専業主夫なんだから」と初めから過度の期待をすることなく、慣れるまでは2人で協力しながら進めていくことが必要です。
サポートしている間は妻に負担がかかったり、思うように動いてくれなくてイライラしたりしますが、慣れれば1人でもサクサクこなせるようになります。
【デメリット】稼ぎがないことに後ろめたさを感じる
夫が専業主夫になると男性が自分に稼ぎがないことに対して、後ろめたさを感じるデメリットもあります。
実際に妻から「私が稼いだお金だから」と言われなくても、男として妻の収入に頼っていることを情けないと思うこともあるでしょう。
男性が自分の趣味にお金を使ったり無駄遣いをしてしまったりすると、必要以上に罪悪感を感じてしまうこともあります。
専業主夫になる前に確認しておきたい注意点
実際に男性が専業主夫になってみると、始める前には予想もできなかった意外なリスクが発生することもあります。
リスクによっては深刻な問題に発展する可能性もあるので、事前に注意しておくことが大切です。
ここでは専業主夫になる前に確認しておきたい注意点を紹介します。
妻の年収を事前にチェック
男性が専業主夫になるなら、まず女性の年収が世帯収入として十分かどうかを事前にチェックしましょう。
家賃や持ち家、ローンの有無もありますがだいたい年収が500万程度あれば、普通に生活していけます。
月収にすると40万円くらいなので、妻の月収が40万以上なら夫が無収入の専業主夫になっても大丈夫でしょう。
夫がアルバイトをして収入を得るなら、妻の収入と合わせて月収40万円以上なら大丈夫なはずです。
ただし今後子どもの進学やマイホームの購入など、支出が増える場合も想定して対応できるかも検討してくださいね。
年金受給額が減る場合もある
妻が厚生年金に入っていれば、専業主夫となった夫は扶養家族になることができます。
しかし妻が国民年金に加入している場合は扶養家族にはなれないので、年金の支払いが必要です。
また年金加入者が亡くなった後に18歳までの子どもがいた場合、配偶者が受け取れる遺族年金は専業主婦と比較して不利になるので注意しましょう。
環境の変化によりストレスがたまる可能性も
男性がそれまで勤めていた仕事を辞めて専業主夫になる場合は、環境の変化でストレスを感じることもあります。
職場や取引先の人と話したり仕事の後にどこかに立ち寄ったりして、息抜きする機会がなくなるため誰かに愚痴をこぼして発散することもできません。
そうならないためにも、専業主夫になっても趣味を持ったり交友関係を大切にしたり、外の世界とのつながりを保つことが必要です
女性側も理解を示して、男性が外出する時は協力するようにしましょう。
専業主夫になりたい男性・家庭的な夫がほしい女性必見の婚活方法
専業主夫になりたい男性や、専業主夫になってくれそうな男性と結婚したい女性は婚活をしても、理想の相手が見つかりにくいかもしれません。
それは日本ではまだ「男性は外で稼いで女性は家を守るべき」と考えている人が多いため、専業主夫に対して理解が少ないからです。
しかし婚活方法次第では、自分と同じような考え方をしているパートナーに出会える可能性もありますよ。
最後に専業主夫になりたい男性や、家庭的な夫が欲しい女性におすすめの婚活方法を紹介します。
婚活パーティー
いろいろな条件で相手が探せる婚活パーティー。
仕事を頑張る女性と家庭的な男性のパーティーや、男性の参加条件が料理好きであるパーティーなら、専業主夫希望の男性と専業主夫募集中の女性が集まるでしょう。
1つにこだわらずにいろいろなパーティーに積極的に参加してみると、理想の相手に出会える確率が高まります。
結婚相談所
結婚相談所に入会して専業主夫希望のパートナーを紹介してもらえるよう、婚活相談してみるのも良いでしょう。
男性に家事を任せたい高収入のキャリア女性が登録しているかもしれませんし、家事が好きで家庭に入ってパートナーに尽くしたい男性も登録しているかもしれません。
実際に登録する前にカウンセラーに希望を話して、紹介してもらえそうな人がいるか相談してから入会した方が良いでしょう。
マッチングアプリ・サイト
マッチングサイトやアプリを使って、専業主夫になりたい男性や専業主夫と出会いたい女性を探すのは、最も効率の良い方法です。
出会いや遊び相手探しが目的ではなく、婚活に特化したサイトやアプリを選び、自分の特性をアピールします。
男性なら得意料理、女性なら仕事が充実していてプライベートを支えて欲しいとプロフィールでアピールしましょう。
パートナーの検索条件も男性なら高収入で忙しそうな女性を、女性なら家庭的で仕事の融通がききそうな男性を検索します。
インターネットなら大勢の人の目に触れるので、専業主夫希望の人に出会える可能性も高いでしょう。
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専業主夫になりたい男性・家庭的な夫がほしい女性は、マッチングアプリ【ハッピーメール】を利用するのがおすすめです。
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隙間時間で利用できるので、仕事で忙しい人にもぴったりです。
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専業主夫の家庭を築くなら妻の職業・夫の家事育児とお互いに理解し合うことが大切
生涯仕事を続けたい女性や家庭的な男性が増えてきて、男女の役割も多様化してきました。
女性が仕事をして家計の主となる収入源を稼ぎ、男性が家事育児をして支える専業主夫の割合は、日本でも増えつつあります。
専業主夫には女性が仕事に専念できたり、心に余裕ができたりするメリットがある一方、周囲からの理解が得にくいなどのデメリットもあります。
近年は結婚や出産をしてもキャリアを大切にする女性が増えつつあるため、専業主夫はこれからも増えて行くでしょう。
妻の職業と夫の家事育児についてお互いの理解を深め、新しい家族の在り方を実現できると良いですね。
- 専業主夫は家事育児をメインで行い仕事をする妻を支える世帯でヒモとは違う
- メリットだけでなくデメリットも想定して始めることが大切
- 結婚相談所やアプリをうまく活用して理想のパートナーを見つけよう
- 専業主夫の家庭は妻の仕事と夫の家事育児にお互い理解と感謝をしよう