恥ずかしがり屋は短所になる？心理・特徴・克服方法を知って自分改革しよう

すぐに人見知りしてしまったり、自分の意見を言えなかったりと恥ずかしがり屋な性格をどうにかしたいと悩んでいる人は多いです。

深刻な場合、「社会人として大丈夫かな」「このまま寂しい人生かも」と不安に陥ることも珍しくありません。

そんな恥ずかしがり屋な性格を「克服したい」と考えている人もいるでしょう。

この記事では恥ずかしがり屋の心理や特徴、克服方法を紹介します。

短所かも…とも思える恥ずかしがり屋な自分改革の参考にしてくださいね。

恥ずかしがり屋の心理・理由とは？

恥ずかしがり屋な性格の人には、どのような心理が働いているのでしょうか。

ここでは恥ずかしがり屋の心理とその理由を解説します。

性格を克服するためにも、まずは心の動きをきちんと理解しておきましょう。

人の目を気にしてしまう

恥ずかしがり屋は周りから注目されるのが苦手です。

そのため何をするにも、人の目を気にしてしまう心理が働いています。

常に「どう思われているか」を意識しているので、周りと違う発言や行動ができません。

結果的に周りの意見に流されたり、自己表現が乏しくなったりしてしまうでしょう。

自分の心を読まれたくない

恥ずかしがり屋には「自分の心を読まれたくない」という心理もあります。

これは自分の気持ちや考えを他人に否定されることを極端に恐れているからです。

「受け入れてもらえないかも」「嫌われたらどうしよう」といった不安から、他人と打ち解けることができません。

自分の殻に閉じこもったままでは、良好な人間関係を築くのは難しいでしょう。

自分のことを認めてほしい

恥ずかしがり屋は自己肯定感が低く、自分に自信がない人が多いです。

自分自身を肯定することができないので、周囲に「自分のことを認めてほしい」という心理も持っています。

「他人と深く関わることを避けながら、他人に認められたい」という矛盾した心理が、恥ずかしがり屋を抜け出せない原因かもしれません。

恥ずかしがり屋に共通する5つの特徴

ここでは恥ずかしがり屋に共通する5つの特徴を解説します。

自分にも当てはまるものがあるかもしれません。

ただし多く当てはまっても「恥ずかしがり屋の可能性がある」くらいなので、参考程度にチェックしましょう。

会話中に人の目を見れない

恥ずかしがり屋は会話中に人の目を見れないのが特徴です。

目には感情や本心など、言葉だけでは読み取れない情報が詰まっているもの。

相手への気持ちや恥ずかしがっていることを気づかれたくないので、目を合わせられないのです。

とくに気になる異性に対しては、好意が悟られないように目を逸してしまうでしょう。

自分から話しかけられない

恥ずかしがり屋は人と話したくても「迷惑かもしれない」「無視されたらどうしよう」といったネガティブなことばかり考えてしまいます。

たとえ相手と話したくても、自分から話しかけられないのも恥ずかしがり屋の特徴です。

そもそもコミュニケーション能力が高くはないので「どうやって話しかければいいのかわからない」という可能性もあります。

ただ構ってほしい気持ちはあるので、相手から声を掛けられるのを待っていることが多いです。

友達はあまり多くない

恥ずかしがり屋はあまり友達が多くないです。

自分から積極的にコミュニケーションを取らないので、交友関係が広がらないのは当然といえます。

小・中学校など、子どもの頃から付き合いがある友達に心を開いても、大学生や社会人になってから新しい友達を作るのは苦手です。

同じ友達とばかり一緒にいるせいで、新しい出会いを遠ざけているのかもしれません。

一人の時間がだいすき

恥ずかしがり屋は誰かと一緒にいると、常に相手のことを意識してしまうので気が休まりません。

そのため心からリラックスできる一人の時間がだいすきです。

休みの日は家で趣味に熱中したり、本を読んだりと自分だけの時間を過ごすことが多いでしょう。

頼まれごとを断れない

前述した通り、恥ずかしがり屋には「自分を認めてほしい」という心理があります。

他人から認められたいので、頼まれごとを断れないのも特徴です。

相手から頼りにされることに、自分の存在意義を見出そうとしているのでしょう。

また「断ったら嫌われるかも」という恐怖から、断れないのかもしれません。

短所になる恥ずかしがり屋の克服方法

恥ずかしがり屋な性格を自分の短所だと感じているなら、改善することでより良い人間関係が築けるようになるでしょう。

性格を変えることは簡単ではありませんが、できることから努力すれば、きっと克服できます。

恥ずかしがり屋なことで悩んでいる人は、ぜひ以下の方法を試してみてくださいね。

自分から声を掛ける

相手から声を掛けられるのを待っているだけでは、良好な関係は築けません。

恥ずかしがり屋を克服するために、まずは自分から声を掛けるようにしましょう。

話すことが思いつかなければ、挨拶だけでもOK。

自分が声を掛けられるのを待っているように、相手もあなたから声を掛けられて嬉しい気持ちになるはずです。

多くの人と接する

交友関係が狭く、同じ友達とばかり一緒にいると考えが凝り固まってしまいます。

恥ずかしがり屋を抜け出すには、なるべく多くの人と接するように心がけましょう。

多くの人と接することで、さまざまな考え方や価値観を自分の中に取り入れることができます。

今まで話したことがない人と話したり、積極的に出会いの場に足を運んだりするのがおすすめです。

自分に自信をつける

相手にどう思われているか気にしすぎてしまう恥ずかしがり屋特有の心理は、自信のなさが原因です。

自分に自信をつけるためにも自分磨きを積極的に行いましょう。

外見に自信が持てるようになると、自然と内面にも自信がつくものです。

男性なら体を鍛えたり、女性ならファッションやメイクを変えたりするのが効果的。

自信がつけば、人の目を気にせず自分の意見を持つことができるでしょう。

自分らしく過ごす

良く思われたいからといって、自分を偽る人は信用できませんよね。

信頼できる友達を作るには、自分らしく過ごすのも大切です。

とくに恥ずかしがり屋は「認められたい」という気持ちが強いあまり、頑張りすぎて無理をしてしまいます。

まずは恥ずかしがり屋な性格を自分自身で認めてあげれば、本当のあなたを認めてくれる友達に出会えるでしょう。

コミュ力が高い友達と過ごす

恥ずかしがり屋が一人で出会いの場に足を運んで、友達を作ろうとしても上手くいかない可能性があります。

交友関係を広げるには、コミュ力が高い友達と過ごすのもおすすめです。

社交的な振る舞いを間近で学べますし、友達を紹介してくれるかもしれません。

まったく関係がない人よりも、友達の友達の方が親近感を持てますよね。

そうして徐々に友達の輪を広げるうちにたくさんの人と接して、恥ずかしがり屋も克服できるでしょう。

恥ずかしがり屋と上手く付き合う方法

恥ずかしがり屋との接し方がわからず、悩んでいる人もいるでしょう。

「いつも一人で寂しそう」と思って、こちらから声を掛けたり、グループに入れてあげたりしたくなる気持ちもわかります。

しかし、恥ずかしがり屋は不安な気持ちを悟られるのが苦手ですし、気遣いが逆に負担になってしまう可能性もあります。

恥ずかしがり屋と上手く付き合うには、基本的にはそっと見守ってあげることが大切です。

本当にピンチで困っているときだけ、声を掛けるようにしましょう。

親身になって支えてあげれば、次第に心を開いて良好な関係が築けるはずです。

恥ずかしがり屋を克服してたくさんの出会いを楽しもう！

恥ずかしがり屋な性格のせいで「上手な人付き合いができない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

もし「自分を変えたい」という気持ちがあるなら、恥ずかしがり屋を克服する努力をしましょう。

ただし、他人の気持ちを尊重できたり、「認められたい」という気持ちを持っていたりするのは優れた個性です。

長所は残しつつ、短所を改善していけば、素敵な人間関係が築けるはず。

恥ずかしがり屋を克服して、たくさんの出会いを楽しみましょう。