自信を持つ8つの方法!自分に自信が持てない原因も解説
自分に自信がないと、何気ない行動でさえ「これで良いのかな…?」と不安になりますよね。
挑戦しようと思っても足を踏み出せず、ネガティブになってしまう人も多いのではないでしょうか。
本記事では、自信を持つための8つの方法を解説します。
自分に自信が持てない原因についても説明するので、ぜひ参考にしてください。
Contents
「自信を持つ」とはどういうこと?
「自信を持つ」という言葉をじっくり考えてみると、どのような意味があるのかわからなくなる人も多いでしょう。
ここでは、自信を持つという言葉を深掘りしていきます。
類語・言い換え
「自信を持つ」という言葉の類語や言い換えは「自分を誇らしく思う」「胸を張る」などがあります。
自信とは「自分の能力や価値を信じること」であり、自信を持つには、ありのままの自分を受け入れる自己肯定感を身につけることも大切なのです。
なにか新しいことに挑戦するときも、自信があれば「やってみよう!」とポジティブに考えられるでしょ。
しかし自信がなければ「失敗したらどうしよう…」と、気持ちを後ろ向きにさせてしまいます。
つまり、自信の有無で人生の選択すら変わってくるものなのです。
自分に自信が持てない原因は?
ここでは、自分に自信が持てない原因を解説します。
なぜネガティブな気持ちになってしまうのか、よく理解していきましょう。
元々繊細な性格をしている
「些細なことでも落ち込んでしまう」「他人の目を気にしすぎる」など、元々の繊細な性格が影響して、自信を持てない原因につながっている可能性があります。
アメリカの心理学者、エレイン・アーロン博士の調査によると、実は約5人に1人は生まれつき繊細な人という結果が出ています。
あなたも元々繊細な性格で、他人の感情や場の雰囲気を、良くも悪くも感じ取りやすい人なのかもしれません。
繊細な人は、人が気づけないような部分にも目を配れるので「気遣いのできる優しい人」だと思われやすく、仕事でも評価されるシーンが多いです。
しかし、その細かいことが気になる性格がときには仇となり、どんな状況でもデメリットや不安ばかりを考えてしまうことが、自信を持って行動できない理由となっています。
参考元 | Yahoo!ニュース「5人に1人は「生まれつき繊細な人」!? 繊細な人と繊細でない人の違いとは」 |
育ってきた環境が影響している
幼少期の育てられ方や、親から浴びせられた言葉などが影響し、ネガティブ思考を招いていることも考えられます。
育ってきた環境は、大人になったときの性格や自己肯定感に大きくかかわってくるものです。
「ダメな子ね」と人格を否定されたり、兄弟や周りの友達と比べられたり、小さい頃にありのままの自分を認めてもらえなかった経験がある人は「自分はダメな人間なんだ」という考え方になってしまいます。
そうした親からの教育が、自信を持てない原因となっているのでしょう。
成功体験が少ない
何かに挑戦した出来事や、目標を立てて行動した経験がなく、成功体験が少ないことも自信を持てない原因になっているかもしれません。
自分で決めたゴールに向かって努力することは、自らの成長になるだけでなく、達成感が得られて自信がついていく貴重な機会。
新しいことを始めても中途半端な状態でやめてしまい、やり遂げた経験がないと、始める前から「自分にはできない」と諦めやすくなってしまうのです。
他人と自分を比べてしまう傾向がある
自信がない人は、ありのままの自分を認められないという特徴があり、常に他人と比べることで自分の存在価値を見出しています。
自分より劣っている人には気が大きくなるものの、自分より優れている人を見ると、途端にできない部分が目につくようになってしまい「自分は能力がない」と落ち込んでしまうのです。
自己評価がいつも他人基準となっており、良い部分も悪い部分もひっくるめて自分なのだと思えないところが、自信を持てない原因となっているのでしょう。
自分を卑下する癖がある
他人に褒められても素直に受け取れず「自分なんてダメな人間なので…」と卑下する癖があるのも、自信を持てない原因の一つといえます。
自分の能力をひけらかさず控え目に振る舞う謙遜さとは違い、卑下する人は本心で「自分が劣っている」と感じており、自分自身を必要以上に蔑むのです。
そのようなマイナス思考が自己肯定感をより低くさせ、他人から良い評価を得ても信じられず、思わず否定してしまうのでしょう。
完璧主義で自分に厳しすぎる
完璧主義な性格で自分に厳しすぎるあまり、自己評価がかなり低くなっている点も自信が持てない原因となります。
目標を決めて努力するのは良いことですが、その理想像が高すぎると、どれだけ頑張ってもなかなか届きません。
しかし、努力している過程での成長では満足できず、100点満点の結果のみを求めるため、自分で自分を苦しめていることもあるでしょう。
周りの人から「十分頑張っているよ」という声をかけられがちですが、本人にとってはまだまだ納得できない状態なのです。
決断力がなく他人の意見に流されやすい
優柔不断で決断力がなく、他人の意見に流されてしまうのも自信が持てない理由です。
自分に対しての信頼がないので、何をするにも「本当に正しいのか?」と悩んでしまい、いつまでも決断できません。
また、失敗をすべて悪とみなし、デメリットばかりを気にしてしまうのも優柔不断な人の心理状態です。
自信がない人にとって、周囲の人が多く賛成する意見は、根拠がなくても正しいものと感じてしまいがち。
本来自分が違う意見を持っていたとしても、失敗するリスクを回避するために、他人の意見に身を委ねているのです。
自信を持つとどんなメリットがある?
ここでは、自信を持つべき心理学的なメリットを解説します。
自信を持つと、どのような変化があるのかを詳しく知っていきましょう。
どんなことにも前向きな気持ちで挑戦できる
自信を持つと、失敗やマイナス面を考えず、どんなときも前向きな気持ちで物事に取り組めます。
仮に選択を間違えたとしても、それは成功に近づくための第一歩と捉えられるので「じゃあ次はこうやってみよう」とポジティブに変換できるのです。
100点満点を望んでいた結果が80点でも、そこに至るまでの過程や気づきを大切にし、自分を認めることでどんどん成長できるのが、自信を持つメリットといえます。
精神的に楽でいられる
他人の目が気にならなくなり、精神的に楽になるのも自信を持つメリットです。
自信がないと、第三者からの評価が気になり、他人に気を遣うあまり素の自分を隠しがち。
しかし、自分自身を信じられるようになると、人と比べたり周りの意見に惑わされたりすることがなくなり、自分の軸を持てるようになるのです。
他人の視線に縛られず「自分がこうしたいから」という視点で行動でき、心にも余裕が出てくるでしょう。
人と楽しく関われるようになる
自信を持つと、人間関係を楽しく築けるようになり、毎日が明るくなります。
他人にどう思われているかを常に気にしていると、無意識におどおどしてしまうもの。
自信がないと表情も暗くなりやすく、人とコミュニケーションを取りにくくなってしまうのです。
しかし、自信を手に入れると「自分はこんな人間なんだ」と自分自身で認められるので、人と関わるときも、堂々とした気持ちでいられます。
しっかり目と目を合わせて会話できるようになり、人としての魅力もアップしやすいでしょう。
自分に自信を持つ方法は?
最後に、自分に自信を持つ方法を8つ紹介します。
ネガティブに考えてしまう癖を徐々になくし、明るい生活を目指しましょう。
姿勢を正して身だしなみにも気を遣う
自分に自信を持つには、まずは外見から変える努力をすることが大切。
背筋を伸ばして姿勢を正し、身だしなみにも気を遣って見た目を良くすると、モチベーションの向上につながります。
また、背中が丸まっていると呼吸が浅くなり、脳に酸素が行き渡らないことで正しい判断ができない状態になる可能性も。
シャキッと背筋を伸ばすと頭のなかがすっきりするだけでなく、堂々とした余裕のある人に見える効果も狙えますよ。
小さな目標をコツコツ達成していく
成功体験を積むために目標を立て、達成感を得るのも自信を持つ方法です。
長年かかるような大きな目標ではなく、少しの努力で達成できそうな小さな目標を掲げるのがポイント。
「休みの日は部屋を1ヶ所掃除する」「毎日体重計に乗ってダイエットを意識する」など、些細な目標でいいのです。
コツコツと達成していき、自分の決めた目標に対して「できた!」を経験することで、徐々に自信へとつながっていきます。
失敗を恐れず「まずはやってみよう」と考える
チャレンジする前から諦めず「失敗は成功のもと」と考えて挑戦する習慣をつけるのも、自信を持つための行動です。
本来、失敗はダメなことでも避けるべきものでもありません。
失敗してこそ学べる知識も多く、あくまで成功するためのステップに過ぎないのです。
大切なのは、失敗しないことではなく、その失敗を今後にどう活かすかどうか。
行動しなければ何も得られないため、深く考えず「まずはやってみよう!」とフットワークを軽くしてみましょう。
心の中で自分を褒める
心の中で自分を褒め、ポジティブな気持ちでいられるように心がけることも、自信を持つために必要な習慣です。
自分を信じられない原因は、自分自身を認められない気持ちが深くかかわっています。
ネガティブな思考を吹き飛ばすためには、意識して自分を褒め、自分という存在を認めてあげることが重要。
- 「頑張って早起きできた」
- 「今日も一日仕事をやり切った」
- 「困っていた後輩に声をかけてあげられた」
など、日常の些細な出来事でも自分を褒めましょう。
自分が達成した内容へ意識的に目を向けることで、自分に対してのイメージがアップし、自信へとつながっていくのです。
趣味や興味のあることに打ち込む
趣味や興味があることに全力で打ち込み、自分の強みを作るのも、自信を持つのにおすすめの方法です。
「他人に劣っている」と思い込んでいるのなら、自分が誇れるものを手に入れるのが手っ取り早いかもしれません。
休日や隙間時間は好きなことに目一杯取り組んで、とことん極めてみてください。
できなかったことが努力によって得意なことになったり、目標に向かって頑張り続けられたりすることで、大きな自信を得られます。
次第に今の自分を好きになれるようになり、自己肯定感も高まっていくでしょう。
ストレス発散法を見つける
自信を持つためには、自分に合ったストレス発散法を見つけ、適度に息抜きする癖をつけることも大切といえます。
毎日人と関わるなかで、ストレスを一切感じずに過ごすのはとても難しいです。
蓄積されたストレスを溜め込んだままにしていると、心身ともに疲弊し、ネガティブな考え方しかできなくなる可能性もあるでしょう。
疲れを感じたら早めにストレスを解消して、心をリフレッシュさせると明るい気持ちでいられます。
- アラームをかけずに寝る
- ショッピングへ出かけて自分にご褒美を買う
- 甘いものを好きなだけ食べる
など何でも構いません。
ストレスを感じている心を放置せず、早めに対処してあげてくださいね。
「自分は自分」というマインドを持つ
「人は人、自分は自分」という考え方を理解していても、つい比べてしまう人も多いはず。
しかし、あなたの人生はあなただけのもので、他人が基準になっていては、自分自身を成長させられません。
そもそも生まれてきた環境や能力が違うため、他人は比べるべき対象でもないのです。
どうしても比較する癖が抜けないのなら、過去の自分と比べてみましょう。
「3年前より収入が上がった」「良い恋愛をして内面が変化した」など、変わった何かが見つかるかも。
昔より成長した自分を知ることが、自信を持つきっかけになります。
一日の終わりに楽しかったことを思い出す
一日の終わりに楽しかった出来事を思い出し、ポジティブな気持ちで眠りにつくことも自信を持つために大切です。
寝る前の行動は、その日の睡眠に大きくかかわるもの。
ネガティブなことを考えながら眠りにつくと、モヤモヤした気持ちが影響して熟睡できず、すっきり目覚めにくくなってしまいます。
頭が冴えない状態では本来の能力が発揮できないこともあるため、心と体をしっかり整えるには、良質な睡眠が必要となってくるのです。
寝る前に楽しかった出来事を意識して思い出すようにすると、気持ちが安定して体の緊張が抜け、快眠につながります。
次の日もすっきりと起床でき、明るい気持ちで一日をスタートできますよ。
自信を持つと人生が楽しくなる!まずは原因と向き合ってみて
自分に自信を持つと、どんなことにも前向きな気持ちで挑戦でき、人生をより楽しく感じられるようになります。
自分軸で行動できるため、他人の視線や意見に惑わされず、堂々とした気持ちで過ごせるのも大きなメリットです。
しかし自分を信じられない人にとって、自信はすぐに手に入れられるものではありません。
まずは原因としっかり向き合い、なぜネガティブな気持ちになるのかをよく理解しましょう。
無理やり自分を変えようとするのではなく、少しずつ考え方をポジティブな方向へシフトしていけば、おのずと自信を持てるようになります。
ありのままの自分を信じ、明るい毎日を過ごしてくださいね。
- 「自信を持つ」の類語・言い換えは「自分を誇らしく思う」「胸を張る」などがある
- 自信を持てない原因は、成功体験が少ないことや他人と比較する癖があることが考えられる
- 自信を持つと、精神的な余裕が生まれ、人とのコミュニケーションも円滑に進みやすくなる
- 自分に自信を持つには、失敗は成功のもとと考え「まずはチャレンジしてみよう」と前向きな思考を持つことが大切
- 心の中で自分を褒めたり、趣味に打ち込んで強みを手に入れたりして、自分自身を好きになる努力をしよう