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怖い花言葉をもつ花の一覧!死・復讐・狂気など不吉な意味がある花のまとめ

 2022/11/19 特集
この記事は約 15 分で読めます。

植物には様々な花言葉がつけられていますが、中には怖い花言葉をもつ花があるのをご存知でしょうか。

死を連想させるものや復習、狂気など不吉な意味がある花もあるので、花をプレゼントする際は要注意です。

この記事では、怖い花言葉をもつ花を、意味ごとに分けてそれぞれ紹介するので、花を贈る際の参考にしてくださいね。

 

【意味別】不吉で怖い意味の花言葉をもつ花の一覧

見た目の可憐さとは裏腹に怖い意味をもつ花は身近にもたくさんあります。

怖い意味の中でも死を連想させるものや狂気を感じるものなど、様々なので知っておくと会話のネタとしてや花束を贈る際にも役立ちますよ。

こちらでは、不吉で怖い意味の花言葉をもつ花たちを一覧にまとめました

 

「死」に関連する意味をもつ花

一見すると可憐で美しい花でも死に関する意味をもつものがあるのです

特に「死」に関連する意味をもつ花は贈る方も贈られた方も良い気持ちはしないですよね。

大切な人へ花を贈る際は、「死」に関連する意味をもつ花をうっかり渡してしまうことのないよう注意しましょう。

 

デージー(雛菊)/「純真・有徳な者の死」

デージーはデイジー、チョウメイギク、エンメイギクなどとも呼ばれ、和名は雛菊(ヒナギク)です。

全般的な花言葉は、「美人・希望・平和」など前向きなものがほとんど。

しかし、「純真・有徳な者の死」という死を連想させる意味もあり、これはシェイクスピアの戯曲「シンベリン」でのセリフが由来とされています

 

スノードロップ/「あなたの死を望みます」

スノードロップは、「希望・慰め」といった素敵な花言葉がある一方で、「あなたの死を望みます」という怖い意味もあります。

これはイギリスの農村地域の一部で、亡くなった恋人の元にスノードロップを置くと雪の片になるという言い伝えから、死の象徴として考えられていることが由来と考えられています。

 

マルベリー(桑:クワ)/「ともに死のう」

マルベリー(桑)の「ともに死のう」という花言葉は、両親に結婚を反対され駆け落ちした恋人が、お互いの勘違いで絶命するという、ギリシャ神話「ピュラモスとティスベ」の物語が由来となっています。

また、白い実が「知恵」、黒い実が「私はあなたを助けません」と実の色によって花言葉が異なります。

 

トリカブト/「あなたは私に死を与えた」

トリカブトの花言葉は、勇者ヘラクレスが討伐した地獄の番犬ケルベロスのヨダレがトリカブトの花になったというギリシャ神話が由来となっています。

また、トリカブトは根に猛毒をもつ植物であることも、報復や死に関連する花言葉がつけられる理由の1つです。

 

スグリ/「あなたに嫌われたらわたしは死にます」

スグリの花言葉は棘だらけの枝や五葉マツ類発疹さび病を宿しているといったネガティブなイメージが由来と言われています。

また、雑木林に自生していたりとヨーロッパで人気があまりないことも理由の1つです。

その一方で、スグリの実には「期待感」というポジティブな花言葉があります。

 

ガマズミ/「無視したら私は死にます」

中国や朝鮮半島、日本などアジア圏に分布しているガマズミの花言葉は、9〜10月に実る濃い赤色の丸い実が由来となっています。

パッと目を引く鮮やかな実にちなんで、「無視したら私は死にます・私を見て」という花言葉がつけられました。

 

ハナズオウ/「裏切りのもたらす死」

ハナズオウの「裏切りのもたらす死」という花言葉は、キリスト教十二使徒の一人であるユダにまつわるエピソードが由来と言われています。

キリストに裏切りを働いたユダは後悔し、ハナズオウの木で首を吊りこの世を去ったといわれ、欧米ではユダの木と呼ばれています。

 

イチイ(一位)/「死」

イチイは死と関連する縁起が悪い木と言われることがあります。

これは、イチイの木が墓地などに植えられていることが多いことが理由です

イチイには他にも、「高尚・悲しみ・悲哀」などの花言葉がつけられています。

 

「狂気」を感じさせる意味をもつ花

花言葉にはメッセージ性の強いものが多く、中には狂気を感じさせる意味をもつ花もあります。

受け取り手にとっては怖さを感じさせてしまう場合があるので、花を贈る際には狂気を感じさせる意味をもつ花は避けたほうが良いでしょう。

 

リンドウ(竜肝)/「悲しんでいるあなたを愛する」

リンドウの全体的な花言葉は「正義感・勝利」といったポジティブなものに対し、「悲しんでいるあなたを愛する」という少し狂気を感じる意味もあります。

ヒアキントスのギリシャ神話では青や紫は悲しみを表す色とされており、リンドウが青紫の花を咲かせることからつけられた花言葉です。

 

ゼラニウム/「私はあなたの愛を信じない」

ゼラニウムの全般的な花言葉は「信頼・尊敬・真の友情」ですが、白い花には「私はあなたの愛を信じない」という意味があります。

花言葉の由来は不明ですがゼラニウムは花の色によって意味が様々なので、贈り物する際は注意しましょう。

 

アイビー/「死んでも離れない」

観葉植物でおなじみのアイビーには「永遠の愛・友情・不滅・結婚」のほか、「死んでも離れない」という狂気的な意味もあります。

他の樹木や家の壁などに絡みつきながら成長する、絡みついたら中々離れない特性が由来です。

 

フキノトウ(蕗の薹)/「処罰は行わなければならない」

春の訪れを感じさせるフキノトウの花には、「待望・仲間・愛嬌」のほかに、「処罰は行わなければならない」という意味もあります。

この怖い花言葉は、フキノトウの根にフキノトキシンという毒があることが由来となっているのです。

 

黒いバラ/「あなたはあくまで私のもの」

薔薇は色や本数などで様々な意味をもつ花ですが、黒いバラには「あなたはあくまで私のもの」という花言葉がつけられています。

詳細な由来は不明ですが、他にも黒いバラには「恨み・憎しみ」といった狂気を含んだ花言葉がほとんどです

 

白のアサガオ/「私はあなたに絡みつく」

日本の夏の風物詩である朝顔は「明日もさわやかに・愛情・約束」など爽やかな花言葉がほとんど。

しかし、白いアサガオには「私はあなたに絡みつく」といった嫉妬心を感じさせる花言葉がつけられています。

これは、支柱などにツタを巻きつけながら成長するアサガオの特性が由来です

 

「復讐・報復」の意味を持つ花

花言葉には「復讐・報復」など、相手を嫌悪しているような攻撃的な花言葉があります

うっかり「復讐・報復」の花言葉の花を贈ってしまうと、相手に恐怖心を与えかねないので注意しましょう。

 

アザミ/「報復」

日本が原産国のアザミは葉や茎にトゲをもつ花で、その特性が由来となって「報復」という花言葉がつけられました。

そんな怖い意味の花言葉を持つアザミですが、スコットランドではトゲで敵から国を守ったとされています

 

シロツメクサ(クローバー)/「復讐」

別名・白クローバーとも呼ばれるシロツメクサには「復讐」という花言葉がつけられています。

キリスト教において三つ葉は三位一体、四葉は十字架を象徴するモチーフです。

キリストは十字架で磔の刑に処されたことから、シロツメクサには復讐という花言葉がつけられたとされています。

 

キショウブ(イエローアイリス)/「復讐」

アイリス全般には「幸せ・幸福」など幸せな意味の花言葉が多いですが、唯一黄色いアイリス(イエローアイリス)であるキショウブには「復讐」というネガティブな花言葉があります

詳しい由来はわかってないですが、アイリスを贈る際は色選びに注意しましょう。

 

「裏切り」の意味を持つ花

花束の定番とされる花の中にも、ネガティブな意味の花言葉をもつ花が存在します。

こちらで紹介する「裏切り」の意味をもつ花は、友人や恋人など大切な人へプレゼントしないように気をつけましょう。

 

ダリア/「裏切り、不安定、移り気」

華やかで花束や生花としても人気のダリアですが、「華麗・優雅・感謝」や「裏切り、不安定、移り気」などポジティブとネガティブ両方の意味をもつ花言葉がつけられています。

ネガティブな花言葉は、フランス革命後の情勢が不安定な状況で多く栽培されていたことが由来となっているそうです。

 

ブルーベリー/「裏切り」

ブルーベリーの西洋での花言葉には「裏切り」という意味があります。

西洋では青や紫は涙を表す色で、悲しいイメージをもたれやすいです。

濃い青紫色の実をつけるブルーベリーの様から、裏切りという悲しい花言葉がつけられたといわれています。

 

ハナズオウ(花蘇芳)/「裏切り、不信仰、疑惑」

春に枝一面に綺麗な花を咲かせるハナズオウ(花蘇芳)には、「裏切り・不信仰・疑惑」という意味の花言葉がつけられています。

これは海外でハナズオウは、キリスト教において裏切りの象徴であるユダの木と言われていることが由来となっているそうです。

 

クロッカス/「わたしを裏切らないで」

クロッカスの「わたしを裏切らないで」という悲しい花言葉は、ギリシア神話が由来となっています。

少年クロッカスと羊飼いの少女スミラックスは恋仲になったものの、神様に認められずショックでクロッカスは命を絶ちました

落ち込むスミラックスをみた女神フローラは、2人を花に変えたとされています。

 

「嘘・偽り」の意味をもつ花

「嘘・偽り」の意味をもつ花について紹介します

直接攻撃するような意味ではないものの、受け取り手としては良い気分ではないので、贈り物するのは避けたほうがいいでしょう。

 

ホオズキ(鬼灯)/「偽り」

鮮やかなオレンジ色の実をつけるホオズキ(鬼灯)には「偽り」という花言葉がつけられています。

これは、ホオズキの大きな実の中身が空っぽである様子が由来となっており、西洋では「偽のさくらんぼ」と呼ばれています。

 

黄色のユリ(百合)/「偽り」

ユリは花の色によって花言葉が異なり、黄色いユリには「偽り」という花言葉がつけられています。

この花言葉は西洋において黄色が裏切りや異端を連想させる色であることが由来となっています。

また、黄色いユリは偽りのほかに「陽気」という相反する意味の花言葉ももっています。

白のゼラニウム/「私はあなたの愛を信じない」

ゼラニウム全般の花言葉は「信頼・真の友情・尊敬・決心」などですが、白いゼラニウムは「私はあなたの愛を信じない」という疑心的な意味があります。

これは虫も嫌う匂いを放つ葉のイメージが由来となっているもので、海外では嫌いな人に贈る花としても知られています。

 

「嫉妬・孤独・浮気」恋愛面の暗い意味をもつ花

大切な恋人やパートナーへ想いを込めて花束をプレゼントする人も多いです。

しかし、嫉妬や孤独、浮気といった恋愛面で暗い意味をもつ花もあるので、うっかりプレゼントしないように気をつけましょう。

 

マリーゴールド/「嫉妬、絶望、悲しみ」

マリーゴールド全般の花言葉には「嫉妬・絶望・悲しみ」とネガティブな意味があります。

詳しい由来は不明ですが黄色系の花には怖い意味合いのものが多いのです。

また、黄色は「健康」、オレンジ色は「予言」というように、マリーゴールドは色によって意味が大きく異なります。

黄色のチューリップ/「望みのない恋」

チューリップ全般の花言葉は「思いやり」と素敵な意味がありますが、黄色いチューリップには「望みのない恋」という花言葉がつけられています。

ヨーロッパでは黄色は裏切りなどのネガティブなイメージを持たれていることが由来となっています。

 

エリカ/「寂しさ・孤独」

エリカ全般の花言葉は「寂しさ・孤独」と寂しい意味をもっていますが、これは英名・ヒースに由来しています。

ヒースとはイギリスなどの地域の荒れ地に生えている植物のことで、殺風景な場所にひっそりと咲いている様からつけられました。

また、ジャノメエリカ(蛇の目エリカ)は、「博愛・幸福」という幸せな意味をもっています。

 

アネモネ/「嫉妬のための無実の犠牲」

アネモネは「嫉妬のための無実の犠牲」のほかに、「恋の苦しみ・はかない恋」など恋愛にまつわる花言葉をたくさんもっています。

嫉妬のための無実の犠牲という花言葉は、ギリシャ神話の美と愛の女神アフロディーテが美青年アドニスに恋をする物語が由来です

 

アジサイ(紫陽花)/「浮気、移り気」

梅雨時期の風物詩であるアジサイ(紫陽花)は、「浮気・移り気」という花言葉をもっています。

この花言葉は、開花している間に花色が変化したり、土の状態によって咲かせる花の色が変わるアジサイの特性に由来しています

 

「憎しみ・怒り・恨み」を意味する花

怖い花言葉をもつ花の中には「憎しみ・怒り・恨み」などの意味をもつものもあります。

憎しみや怒りといった言葉は、相手に嫌悪感や軽蔑心を示すものなので贈り物には避けたほうが良いでしょう。

 

オトギリソウ(弟切草)/「敵意」

オトギリソウ(弟切草)の花言葉には、「敵意・迷信・秘密・恨み」といった意味があります。

花名と敵意や恨み、秘密といった花言葉は、平安時代の優れた鷹匠であった晴頼を裏切った弟との怒りで切り捨てたという物語が由来です。

裏切りを働いた弟への許さないという気持ちが花名や花言葉に込められています。

 

紫色のピオニー(芍薬:シャクヤク)/「怒り」

ピオニー(芍薬:シャクヤク)全般の花言葉は「つつましさ・謙遜」という意味がありますが、紫色のピオニーは「怒り」といった意味を持っています。

この花言葉は、アポロンの恋仲であった美しいピオニーの可憐な姿に嫉妬し、怒ったアポロンの大叔母・アフロディーテがピオニーを花に変えたというギリシャ神話が由来です。

 

怖い花言葉最強!?「呪い」の意味を持つ花

様々な花言葉の中でも特に恐怖を感じるのは「呪い」の意味を持つ花ではないでしょうか。

こちらでは、怖い花言葉の中でも最も怖い「呪い」の意味をもつ花を紹介します

 

クロユリ(黒百合)/「呪い、復讐」

クロユリの花言葉は「呪い・復讐」という意味があります。

花言葉の由来はいくつかの説がありますが、中でも黒百合伝説という話が有名です。

密通を疑い殺そうとしてきた戦国武将の佐々成政に言い残した「立山にクロユリが咲いたら、佐々家は滅亡します」という言葉が由来とされています。

 

プレゼント用の花束に向かない花を選ばないようにするには?

復讐や別れ、呪いなどネガティブな意味を持つ花を、プレゼントしないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

こちらでは、プレゼント用の花束に向かない花を選ばないようにするためのポイントを紹介します

 

贈る相手に失礼がないように事前に花言葉を調べる

花束を作る際は相手の好きな花や色を選ぶ人が多いと思いますが、合わせて花言葉も事前に調べておきましょう。

花言葉もその花がもつ個性の一つなので、贈る相手に失礼となる花言葉をもっていないか確認することが大切です。

 

縁起の良い花言葉をもつ花を選ぶ

就職祝いや結婚式などお祝いの際に花束を贈る際は、縁起の良い花言葉をもつ花を選ぶこともポイント。

愛情に関することなら、赤いバラやチューリップ、目上の人には胡蝶蘭などが人気です。

また、「お似合いの夫婦」という花言葉をもつデンファレは、結婚祝いなどにぴったりですよ。

 

花首から落ちる花は選ばない

傷んでくると花首から花蕾がボトッと落ちるような花は縁起が悪いとされているので避けましょう。

椿のように花蕾が大きく茎が細い花は花首から落ちやすいので、プレゼント用の花束としては避けたほうが良いです。

特に、花蕾が人の首を連想させるのでお見舞いなどのシーンでは絶対にやめておきましょう。

 

お見舞い用の花は鉢植えNG

鉢植えは植物が根付いており、「病床に寝付く」という意味をイメージしてしまうのでタブーとされています。

最近はアレンジメントも人気があり贈ってすぐ飾れるので便利ですが、お見舞い用としては縁起が悪いので避けましょう。

 

花を贈りたくなる相手と出会おう

花言葉の中には怖い意味のものもありますが、ポジティブな花言葉も多いです。

好きな人に愛の意味を持つ花を贈れば、気持ちがこもったプレゼントができます。

とはいえ、身近に好きな人がいなくて寂しい思いをしている人もいるでしょう。

もし、手軽に出会いを求めているなら、マッチングアプリ「ハッピーメール」がおすすめです。

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怖い花言葉をもつ花の全体的な意味も理解しよう!

見た目の美しさや可憐さとは裏腹に怖い花言葉をもつ花は意外に多いです。

1つの花に相反する意味の花言葉がついていたり、色によって意味が変わったりするので、全体的な意味も理解することが大切。

大切な人へのプレゼントとして花束やアレンジメントを贈る際は、うっかり怖い意味の花言葉をもつ花を贈らないように事前にしっかりと調べましょう。

まとめ
  • 報復や呪い、怒りなど怖い花言葉をもつ植物は多い
  • 1つの花で複数の意味をもっていることがあるので、全体的な意味を理解しよう
  • プレゼント用の花束は縁起の良い花言葉をもつ花がおすすめ
  • お見舞いの際は鉢植えや花首から落ちる花は選ばないようにしよう

 

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