【花言葉】片思いや初恋など切ない恋愛感情をあらわす花言葉をもつ花21選
花の種類ごとに思いや意味をもたせた「花言葉」。
花を贈るとき、もしくはプレゼントされたときに、花言葉を調べる人も多いのではないでしょうか。
この記事では片思いや初恋など、切ない恋愛感情をあらわす花言葉をもつ21種類の花を紹介します。
花を贈るときのポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
- 1 片思いや初恋など恋愛感情をあらわす花言葉をもつ花21選
- 1.1 赤色のバラ(薔薇)/「あなたを愛しています」
- 1.2 パンジー/「私を思って」
- 1.3 ヒマワリ(向日葵)/「あなただけを見つめる」
- 1.4 ベゴニア/「片思い」
- 1.5 白いヒヤシンス/「心静かな愛」
- 1.6 リナリア/「この恋に気付いて」
- 1.7 クローバー/「私のものになって」
- 1.8 白いカーネーション/「私の愛は生きています」
- 1.9 アガパンサス/「恋の訪れ」
- 1.10 ミモザ/「密かな愛」
- 1.11 ブルースター/「幸福な愛」
- 1.12 ハナミズキ/「私の思いを受け取ってください」
- 1.13 ピンク色のチューリップ/「愛の芽生え」
- 1.14 ピンク色のシクラメン/「憧れ」
- 1.15 アネモネ/「あなたを愛します」
- 1.16 ユリ(百合)/「純潔」
- 1.17 ラナンキュラス/「とても魅力的」
- 1.18 マーガレット/「心に秘めた愛」
- 1.19 ポピー/「恋の予感」
- 1.20 キンモクセイ(金木犀)/「初恋」
- 1.21 白いスミレ(菫)/「あどけない恋」
- 2 好きな人に花を贈るときのポイント
- 3 片思いの相手に気持ちが伝わる花言葉をもつ花を選ぼう!
片思いや初恋など恋愛感情をあらわす花言葉をもつ花21選
花言葉には、恋愛に関する意味をもつ花がたくさんあります。
「片思いの相手に直接好意を伝えるのは恥ずかしい」「さり気なく自分の気持ちを伝えたい」という方は、花言葉に想いを込めてみてはいかがでしょうか。
ここでは、恋愛感情に絡んだ意味をもつ花言葉を紹介します。
赤色のバラ(薔薇)/「あなたを愛しています」
花言葉 | 「あなたを愛してます」「愛情」「情熱」「熱烈な恋」 |
開花時期 | 5月〜6月ごろ |
誕生花 | 2月25日、6月19日、7月14日、7月15日、12月25日 |
恋人や好きな人に想いを伝えるときに贈る花というイメージがあるバラ(薔薇)。
古くから「愛」の象徴とされてきました。
そのため、バラの花言葉には恋愛に関する意味が多く込められているのが特徴です。
赤色のバラには「あなたを愛しています」という、情熱的な意味があります。
深い愛情を伝えたいときにぴったりですが「ちょっと愛が重すぎるかも…」と思った方におすすめなのがピンク色のバラ。
「恋の誓い」や「上品」という花言葉があり、赤よりも熱烈さを抑えることができます。
パンジー/「私を思って」
花言葉 | 「もの思い」「私を思って」 |
開花時期 | 11月〜5月ごろ |
誕生花 | 2月2日、4月10日、5月25日、12月27日 |
道端の花壇などでよく目にする、さまざまな色合いのパンジー。
花びらが少し下を向いて咲く様子と、人が物思いにふけるときの姿が似ていることから、花言葉が「もの思い」になりました。
- 紫「誠実」
- 黄「つつましい幸せ」
- 白「心の平和」
など、パンジーは色によって花言葉が異なります。
怖い意味が込められた色はないので安心してください。
豊富な色のパンジーを組み合わせてフラワーリースやブーケにすると、色鮮やかになって喜ばれそうです。
ヒマワリ(向日葵)/「あなただけを見つめる」
花言葉 | 「あなただけを見つめる」「憧れ」 |
開花時期 | 7月〜9月ごろ |
誕生花 | 7月6日、7月20日、8月2日、8月5日、8月31日 |
太陽に向かって大きく花を咲かせるヒマワリ(向日葵)の花言葉は「あなただけを見つめる」です。
ヒマワリの学名は「Helianthus(太陽の花)」で、太陽の動きに合わせて向きを変える習性からこの花言葉になったといわれています。
ヒマワリの花言葉は本数によって意味が変わるので、アレンジや花束で贈る際には参考にすると良いでしょう。
例えば1本の場合は「一目惚れ」、3本になると「愛の告白」という意味があります。
恋愛に関する意味が込められたヒマワリは、思い人へのギフトにぴったりの花ですね。
ベゴニア/「片思い」
花言葉 | 「片思い」「愛の告白」 |
開花時期 | 4月〜10月ごろ |
誕生花 | 10月18日、11月29日 |
ベゴニアはハートの形をした葉っぱがついていることから「片思い」や「愛の告白」など恋愛に関する意味の花言葉がついています。
例えば赤いベゴニアは「公平」、ピンクは「丁寧」など、花言葉もさまざま。
ベゴニアは種類の豊富さも大きな魅力の1つです。
お気に入りの種類を見つけて、ガーデニングを楽しむのも良いでしょう。
白いヒヤシンス/「心静かな愛」
花言葉 | 「心静かな愛」「控えめな愛らしさ」 |
開花時期 | 3月〜4月 |
誕生花 | 1月2日、1月4日、1月26日 |
白いヒヤシンスは「白」がもつ儚さやまっさらなイメージから、花言葉は「心静かな愛」や「控えめな愛らしさ」です。
積極的に想いを伝えることはできないけど、密かにずっと想い続けている…そんなピュアさを感じますね。
慕い続けている人に想いを込めて贈ってみるのはいかがでしょうか。
リナリア/「この恋に気付いて」
花言葉 | 「この恋に気づいて」 |
開花時期 | 3月〜6月ごろ |
誕生花 | 3月5日、4月10日 |
リナリアは金魚草の花を小さくした姿に似ているので、別名「姫金魚草(ヒメキンギョソウ)」とも呼ばれています。
小さく可憐な花が、乙女のピュアな恋心のイメージに近いことから「この恋に気づいて」という花言葉になったそうです。
なかなか伝えられない恋心を、リナリアの花に込めて贈ってみてはいかがでしょうか。
クローバー/「私のものになって」
花言葉 | 「私のものになって」「約束」「幸運」 |
開花時期 | 5月〜8月ごろ |
誕生花 | 8月29日、8月31日 4月2日(四つ葉) 4月18日(ムラサキツメクサ) |
クローバーの花言葉には「私のものになって」「私を想って」など、片思いにまつわる意味が込められています。
片思いの相手や初恋の人に贈る花としてぴったりですね。
また、クローバーは葉の枚数によって意味が違います。
- 一つ葉:「始まり」「初恋」
- 二ツ葉:「素敵な出会い」
- 三つ葉:「愛情」「希望」「信仰」
どの枚数もポジティブな意味ばかりなので、安心して贈れるのが嬉しいポイントです。
白いカーネーション/「私の愛は生きています」
花言葉 | 「私の愛は生きています」「純粋な愛」 |
開花時期 | 2月〜5月ごろ |
誕生花 | 6月15日 |
母の日に贈る花として有名なカーネーションは、花の色によって花言葉が変わります。
なかでも白いカーネーションは「私の愛は生きています」「純粋な愛」などの一途な愛情が感じられる花言葉をもっています。
普段は照れてしまいなかなか想いを伝えられない相手に贈ると、深い愛情が伝わるかもしれませんね。
アガパンサス/「恋の訪れ」
花言葉 | 「恋の訪れ」「愛の訪れ」 |
開花時期 | 5月〜7月ごろ |
誕生花 | 6月11日、6月29日 |
アガパンサスの由来はギリシャ語の「agape(愛)」と「anthos(花)」で、愛らしい花との意味があります。
花言葉は「恋の訪れ」「愛の訪れ」。
まさしく恋する乙女にぴったりな花です。
丈夫で育てやすいのでプレゼントしやすいでしょう。
ミモザ/「密かな愛」
花言葉 | 「密かな愛」「優雅」「感謝」 |
開花時期 | 3月〜4月ごろ |
誕生花 | 2月14日、4月9日 |
丸くてふわふわした黄色い花が印象的なミモザは、春の訪れを知らせる「幸せの花」として知られています。
アメリカの先住民が愛の告白をするときにミモザの花を贈っていたことから、花言葉は「密かな愛」となりました。
イタリアでは3月8日の「国際女性デー」に、男性が女性に感謝の気持ちを込めてミモザを贈ることから「感謝」の意味も込められています。
ミモザは花束やアレンジメントにすると、より可愛らしさが引き立ちますよ。
また、ドライフラワーにしやすい花なので、生花の時期を終えたらインテリアやアクセサリーとしても使いやすいです。
ブルースター/「幸福な愛」
花言葉 | 「幸福な愛」「信じ合う心」 |
開花時期 | 5月〜10月ごろ |
誕生花 | 3月8日、4月14日、6月14日 |
鮮やかな青色が目を惹くブルースター。
5枚の青い花びらがまるで星のように見えることが名前の由来です。
花言葉は「幸福な愛」「信じ合う心」。
ウエディングのブーケや、アレンジメントとしても使われることが多い花です。
切花として花屋に売られているブルースターを自宅で飾るときには、茎を切ったときに出る乳液を念入りに拭き取るようにしましょう。
この乳液は切り口の入り口で固まってしまうので、よく拭き取らないと水を吸い上げなくなってしおれてしまいます。
茎を切った後に1分ほど置いて、乳液が出てこなくなったことを確認してから拭いて花瓶に飾りましょう。
ハナミズキ/「私の思いを受け取ってください」
花言葉 | 「私の思いを受け取ってください」「返礼」「永続性 |
開花時期 | 4月〜5月ごろ |
誕生花 | 3月18日 |
春になると新緑と共に、白くて可愛い花を咲かせるハナミズキ。
ハナミズキの花言葉は「私の思いを受け取ってください」「返礼」などです。
日米友好の証としてアメリカに贈ったソメイヨシノの返礼品が、白いハナミズキだったことから「返礼」という花言葉があります。
ハナミズキは花を咲かせるだけではなく、新緑や紅葉を楽しめるので鉢植えで贈るのも良いでしょう。
片思いをしている人へ、気持ちを込めてプレゼントしましょう。
ピンク色のチューリップ/「愛の芽生え」
花言葉 | 「愛の芽生え」「誠実な愛」 |
開花時期 | 3月〜5月ごろ |
誕生花 | 3月22日 |
可愛らしいピンク色のチューリップの花言葉は「愛の芽生え」「誠実な愛」。
赤色のチューリップの花言葉は「愛の告白」で、好きな人に告白するときに贈る花として人気です。
色に限らずチューリップが持つ花言葉は「思いやり」なので、いつもお世話になっている人や友達に贈るのもおすすめです。
花束やアレンジメントにするのも素敵ですが、鉢植えにすると長く楽しめます。
ピンク色のシクラメン/「憧れ」
花言葉 | 「憧れ」「内気」「はにかみ」 |
開花時期 | 10月〜4月ごろ |
誕生花 | 1月4日、2月4日 |
シクラメンは少し下向きに咲く姿から、
- 「憧れ」
- 「内気」
- 「はにかみ」
との花言葉があります。
イスラエルの王様が花を王冠にしようとしたときに、シクラメンが恥ずかしそうに敬意を込めて「私を使ってください」と囁いたことから、この花言葉になったそうです。
ほかにも赤や白などさまざまな色のシクラメンが、季節を彩ってくれます。
アネモネ/「あなたを愛します」
花言葉 | 「あなたを愛します」「儚い恋」 |
開花時期 | 12月〜5月ごろ |
誕生花 | 1月22日、3月12日、3月13日、4月6日 |
アネモネの花言葉は「あなたを愛します」「儚い恋」です。
叶わない想いを抱き続ける覚悟と、片思い特有の切なさを感じますね。
アネモネのつぼみは太陽の光と寒さを好むので、屋外で育てるのがおすすめです。
また、アネモネの葉には皮膚炎などを起こしやすい毒が付いているので、茎や歯を触って汁が皮膚についた際にはすぐに洗い流すようにしましょう。
ユリ(百合)/「純潔」
花言葉 | 「純潔」「無垢」 |
開花時期 | 6月〜8月ごろ |
誕生花 | 5月19日、6月11日、6月17日、6月25日、 7月24日、10月4日、10月11日 |
透き通った白さが印象的なユリ(百合)の花は、白を連想させる「純潔」「無垢」といった花言葉があります。
一点の曇りもなく、真っ白な気持ちで相手を慕っていることが伝わりそうです。
百合はお祝い事の際に贈る花として有名なので、片思い中の相手の誕生日や、お祝い事のタイミングで贈ると喜ばれるでしょう。
ラナンキュラス/「とても魅力的」
花言葉 | 「とても魅力的」「華やかな魅力」 |
開花時期 | 3月〜4月ごろ |
誕生花 | 1月20日、1月29日、2月25日、3月2日、5月25日 |
ふんわりした花びらと鮮やかな色が美しいラナンキュラス。
花言葉は「とても魅力的」「華やかな魅力」です。
その美しさから、春ごろに咲く花の中でも特に人気が高いです。
一輪だけでも十分に存在感がある花なので、花束の主役として、またはシンプルに一本のみプレゼントするのも良いでしょう。
マーガレット/「心に秘めた愛」
花言葉 | 「心に秘めた愛」「わたしを忘れないで」 |
開花時期 | 3月〜4月ごろ |
誕生花 | 1月17日、2月1日、4月1日、9月3日、11月22日 |
マーガレットの花言葉には「心に秘めた愛」「わたしを忘れないで」など、片思いの恋愛感情をあらわす切ない意味が込められています。
この花言葉の由来は、悲しい結末となったギリシャ神話によるもの。
「わたしを忘れないで」は一見切ない意味を含むように感じますが、卒業など人生の別れのタイミングで感謝を伝える花としてもよく使われています。
マーガレットは白の印象が強いかもしれませんが、黄色やオレンジなどさまざまな色があるので贈る相手にぴったりのカラーを選ぶといいでしょう。
ポピー/「恋の予感」
花言葉 | 「恋の予感」「思いやり」 |
開花時期 | 4月〜7月ごろ |
誕生花 | 2月23日 |
カラフルな色とポップなイメージをもつポピー。
「恋の予感」「思いやり」といった花言葉があります。
大きくて美しい花を咲かせてくれるポピーは、春の花壇を彩る花として人気の品種です。
ガーデニングが趣味の人に贈れば、きっと喜んでもらえるでしょう。
キンモクセイ(金木犀)/「初恋」
花言葉 | 「初恋」「謙虚」 |
開花時期 | 9月〜10月ごろ |
誕生花 | 10月7日 |
秋の訪れを感じさせるキンモクセイ(金木犀)の花言葉は「初恋」「謙虚」。
通り過ぎるだけで感じる甘い香りとは裏腹に、控えめな花をつけている様子からついた花言葉です。
金木犀は切花にすると持ちが良くないことから、切花としての流通は少なめ。
鉢植えとして売られていることはあるので、片思い中の相手に金木犀をプレゼントしたい人は花屋で探してみましょう。
金木犀をモチーフにした小物やアイテムをプレゼントするのも喜ばれそうですね。
白いスミレ(菫)/「あどけない恋」
花言葉 | 「あどけない恋」「無邪気な恋」 |
開花時期 | 3月〜5月ごろ |
誕生花 | 1月8日、1月9日、1月15日 |
道端で目にする機会が多いスミレ(菫)は、小さくて可愛らしい印象の花です。
紫のスミレを見かけることが多いかもしれませんが、実はさまざまな色があります。
今回紹介する白いスミレの花言葉は「あどけない恋」「無邪気な恋」。
まさに、片思い中の恋愛感情をあらわすのにぴったりといえるでしょう。
好きな人に花を贈るときのポイント
好きな人に向けて「想いを伝えたい」「感謝を込めてプレゼントしたい」ときに、花を贈ることを考える人もいますよね。
想いが伝わりやすく、眺めているだけで心が癒される花のプレゼントはきっと喜ばれるでしょう。
贈るときのポイントを紹介するので、花選びの参考にしてみてくださいね。
香りのよい花を選んでプレゼントの印象を強くする
花の種類によって香りが異なるので、好きな人が好む香りをリサーチして贈るのが良いでしょう。
香りと記憶の結びつきは深く、ある特定の香りをかいだときに昔の記憶や感情を思い出すことを「プルースト効果」といいます。
相手が好きな香りの花を贈ることで、香りを嗅ぐたびに花をもらったときの喜びが鮮明に思い出されるでしょう。
相手の記憶に残り続ける香りの花をプレゼントできたらベストです。
持ち帰りやすいサイズの花束を贈る
片思いの相手に花を贈る場合は、小さめサイズがおすすめ。
恋人ではない相手に突然大きな花をプレゼントされると、驚く人のほうが多いでしょう。
また、大きな花束を自宅まで持って帰るのは大変です。
相手の気持ちも考えたうえで、花を選んでくださいね。
相手の好みの色合いや好きな花をリサーチする
好きな人に花を贈るのであれば、相手の好きな花や色をリサーチしておくことが大切です。
「自分の好きな花を知ってくれていた」と、純粋な喜びにつながります。
好きな花や色をリサーチするのが難しいのであれば、花屋で相手の年齢や雰囲気を伝えて、イメージに合わせた花束を贈るのも良いでしょう。
片思いの相手に贈る、世界に一つだけの特別な花束を演出できますよ。
片思いの相手に気持ちが伝わる花言葉をもつ花を選ぼう!
花にはさまざまな花言葉があり、色や本数によって意味が変わります。
片思いの相手への愛情を花言葉に込めれば、好意がスムーズに伝わるかもしれません。
勇気が出なくてなかなか言葉にできない想いも、花のプレゼントでなら伝えやすいはず。
恋を叶えるために、精一杯の気持ちを込めた花をプレゼントしましょう!
- 片思いや初恋など、切ない恋愛感情をあらわす花言葉をもった花はたくさんある
- 色や本数によって意味が変わるのでリサーチが必須
- 花を贈るときは相手の好みや年齢などを考慮して花を決めよう
- 香りの良い花を選ぶと、片思い相手の記憶に残る贈り物になりやすい