ラナンキュラスの花言葉に怖い意味はある？色別の意味や由来まで徹底解説

幾重にも重なる薄い花びらが美しく、見る人を虜にさせるラナンキュラス。

見た目の華やかさから、贈り物やガーデニング向きの花として人気を集めています。

この記事では、ラナンキュラスの花言葉や色別の意味、花の特徴について紹介します。

全般｜ラナンキュラスの花言葉の意味と由来

見ているだけで、心が明るくなる華やかさが魅力のラナンキュラス。

花言葉にどんな意味があるのか気になりますが、見た目と同様に明るいイメージの意味が多いようです。

まずは、

• ラナンキュラスの主な花言葉の意味
• ラナンキュラスの花言葉の由来

について詳しく紹介します。

ラナンキュラスの主な花言葉の意味

ラナンキュラス全般の主な花言葉は、以下の通りポジティブな意味が多くあります。

見た目の豪華さにぴったりな、素敵な花言葉ばかりですね。

非常に縁起の良い意味が多いので、贈り物やガーデニングに選ぶにはもってこいの花だといえます。

ラナンキュラスの花言葉の由来

ラナンキュラス全般の主な花言葉には、いくつかの由来があるといわれています。

代表的なものとしては、パッと美しく開花する姿や鮮やかな色、花びらのシルクのような滑らかな質感から「とても魅力的」「晴れやかな魅力」などの意味がつけられたのだとか。

また、ギリシャ神話に登場するラナンキュラス青年の逸話も由来のひとつ。

恋した女性への想いを親友のために断ち切った青年は、自らの人生を悲観し、そっと姿を消して他島に移り住みます。

そこで生涯を終えた青年の墓のそばに咲いていたのが、ラナンキュラスの花だったというお話です。

その青年の優しい人柄にちなんで「光輝を放つ」「美しい人格」との意味がつけられたともいわれています。

そのほかにも、十字軍に加わっていたフランスのルイ9世が、エルサレム奪還の遠征から帰国した際に、花好きの母親にラナンキュラスを持ち帰ったことから「名誉」。

ラナンキュラスが早春から春先の時期にかけて咲くことから、縁起の良い「合格」など、さまざまな由来の説があります。

色別｜ラナンキュラスの花言葉の意味

カラーバリエーションが豊富なラナンキュラスですが、色別でも花言葉を持っています。

色別の意味も知っておくと、花選びがもっと楽しくなりそうですね。

また、ラナンキュラスは年々品種改良されており、その数は約500種類にもなるといわれています。

色別の花言葉とともに人気の品種についても紹介していくので、ぜひ花選びの参考にしてくださいね。

赤色のラナンキュラス

情熱的なイメージが強い赤色のラナンキュラスには「あなたは魅力に満ちている」という花言葉があります。

幾重にも重なった花びらがゴージャスで、思わず目を奪われそうですね。

贈り物として選ぶ場合は、素敵な意味を持っていることを一言添えて渡すと、相手も嬉しい気持ちになるでしょう。

赤いラナンキュラスには濃淡のある色合いの品種がたくさんあるので、わずかな色味の違いで選ぶのも楽しいですよ。

白色のラナンキュラス

可憐な印象を持つ白いラナンキュラスの花言葉は「純潔」です。

汚れのない純白のイメージから、結婚式のブーケや披露宴会場の装花として使われることも多いのだとか。

白いラナンキュラスだけで作る花束ももちろん素敵ですが、緑の植物と合わせると、より白の美しさが際立ちます。

結婚祝いや出産祝いなどのおめでたいシーンに、フラワーアレンジメントにして贈っても喜ばれるでしょう。

黄色のラナンキュラス

元気がもらえそうな黄色のラナンキュラス。

花言葉は「優しい心遣い」です。

素敵な花言葉と穏やかな色味から、老若男女問わず好まれるでしょう。

感謝の気持ちを伝えたいシーンにもぴったり。

花芯や茎のグリーンと相性が良いため、相手をフレッシュな気分にさせてくれそうですね。

鮮やかなビタミンカラーから、柔らかく落ち着いた色味の黄色まで幅広く出回っているのが特徴です。

緑色のラナンキュラス

若葉を彷彿とさせる優しい色味が印象的な、緑色のラナンキュラスには「お祝い」という意味の花言葉があります。

ラナンキュラスは春がシーズンで、花全般の意味に「合格」という花言葉もあることから、卒業や入学を祝うシーンに最適。

また、可愛らしさが抑えられるので、クールな男性へ贈る場合にもぴったりです。

どの色とも相性が良いですが、緑色のラナンキュラスを主役にしたいときは小さい花と合わせるとメインが引き立つでしょう。

青色のラナンキュラス

青いラナンキュラスには色別の花言葉がないため「晴れやかな魅力」「名誉」などの花全般の意味で考えましょう。

また、はっきりとした鮮やかな青色をした品種は現在ありません。

エムブルーという品種は、紫がかったカラーの中にほんのり青みを感じる上品な色合いとして人気です。

紫色のラナンキュラス

高貴なイメージがある、紫色のラナンキュラスの花言葉は「幸福」。

どの年代の方でも喜ばれますが、上品で深みのある色なのでご年配の方への贈り物に特におすすめです。

また、紫色は77歳の喜寿を祝うテーマカラーとしても知られています。

紫色の濃淡で印象が異なるので、贈りたい相手のイメージに合わせて選んでみましょう。

オレンジ色のラナンキュラス

エネルギッシュなオレンジ色のラナンキュラスの花言葉は、意外にも「秘密主義」。

明るいイメージとはうってかわって、少々意味深な意味となっています。

花びらが雄しべを隠しているような見た目から、この花言葉がつけられたのだとか。

色のバリエーションが豊富で、鮮やかなオレンジからくすみがかったニュアンスカラーまで、幅広く出回っているのが特徴です。

ピンク色のラナンキュラス

女性から絶大な人気を誇るピンクのラナンキュラスには「飾らない美しさ」という花言葉があります。

ラナンキュラスの華やかな形と、可愛らしいピンクの色味が組み合わさって、よりキュートな印象になりますね。

どの年代の方からも好まれる色で、贈り物としてもぴったりです。

ガーデニング用に選ぶと、庭やベランダの雰囲気がぐんと華やぐことでしょう。

ピンクの濃淡のバリエーションが豊富なので、選ぶ楽しさも味わえます。

ラナンキュラスの花言葉に怖い意味はある？

ここまで紹介してきたように、ラナンキュラスの花言葉はとても素敵な意味ばかりです。

「呪い」や「復讐」などの怖い意味は持っておらず、見た目も華やかなので、プレゼントやお祝いのシーンで花束にしても喜ばれるでしょう。

ただし「秘密主義」との意味を持っているオレンジ色のラナンキュラスは、贈り物に選ぶにはやや注意が必要です。

プレゼントしたい相手との間柄や、花束を贈るシーンによっては、オレンジ色のラナンキュラスは不向きかもしれません。

また、あまり知られてはいませんが、ラナンキュラスには恩知らずを意味する「忘恩」の意味があるともいわれています。

とはいえ、元気が湧いてきそうなビタミンカラーなので、ガーデニングや自宅用の切り花でぜひとも楽しんでもらいたい花です。

ラナンキュラスの特徴

ラナンキュラスの花名の由来は、ラテン語で「小さなカエル」を意味しているといわれています。

葉の形がカエルの足に似ていることや、カエルが好みそうな湿地に自生していることが由来のきっかけになったのだとか。

また、咲き方や色のバリエーション、花びらの形など種類がとても豊富なことでも知られています。

現在ラナンキュラスの品種は約500種類と多く、日本だけでなく世界中から愛されている花の1つだといえるでしょう。

切り花は12月〜4月ごろに出回りますが、球根や苗から育てる場合は秋に植え付け、翌年の3月〜4月が開花時期です。

花びらがキラキラと光って見えるラックスシリーズは、植えっぱなしでも毎年開花するので、春の訪れを感じられますよ。

贈る相手にピッタリの意味をもつラナンキュラスを選ぼう！

幾重にも重なる美しい花びらや、鮮やかな色彩に目を奪われるラナンキュラス。

全般・色別ともに素敵な花言葉が多いので、贈り物にも趣味のガーデニングにもぴったりのお花です。

色だけでなく咲き方のバリエーションも豊富なので、こだわったお花選びができるでしょう。

プレゼントとして贈るなら、相手の人柄や自分が伝えたいメッセージを思い浮かべながら、ぴったりの意味を持つラナンキュラスを選びましょう！