仮面浪人の成功率は低い？大学入試を突破するマル秘テクとデメリットを公開

大学入試を突破した合格者であっても第一志望に落ちた場合、滑り止めの大学に通いながら受験勉強を続ける「仮面浪人」を選択する人がいます。

しかし、仮面浪人の成功率はかなり低いといわれているので、相当な努力や効率よく勉強を進める必要があります。

キャンパスライフを満喫していれば、再受験に失敗する可能性大です。

この記事では、仮面浪人の成功率が低い理由や、大学入試を突破するマル秘テクについて徹底解説します。

妥協せずに第一志望合格を目指す人は、ぜひ参考にしてください。

仮面浪人の成功率は10%以下

仮面浪人を選ぶ人たちの理由は下記のとおりです。

• 「私立大学に入学したけれど、第一志望の国立大学を目指したい」
• 「滑り止めには合格したけど、目標の医学部に合格したい」
• 「4年制大学に入学したが、偏差値が高い慶應義塾大学に逆転合格したい」
• 「本当は浪人生活を送りたかったけれど、親が反対したため、他の大学に通いながら第一志望の大学を受験することにした」

しかし武田塾によると、浪人の成功率は極めて低く、仮面浪人生が見事第一志望の大学に合格するのは「10%程度」ということです。

参考元：武田塾「浪人生の成功率ってどれくらい？失敗しないための浪人生の予備校の選び方や勉強法！」

仮面浪人の場合は受験勉強以外に大学の勉強もしなくてはならないため、成功率は10%以下と高い数字とはいえません。

あと少しの差で合格できていたくらいの人なら、仮面浪人を成功させることが可能でしょうが、再受験で大きく得点をあげるのは至難の業です。

仮面浪人を選ぶなら、相当な覚悟を持って受験勉強に望まないと、第一志望の大学に入学することはできないでしょう。

仮面浪人の成功率が低い理由

仮面浪人の合格率は、わずか10%以下です。

なぜこれほどまでに成功率が低いのか、理由を確認しておきましょう。

受験勉強の時間を確保しづらい

仮面浪人は受験勉強の時間を確保しづらいという特徴があります。

大学の講義に出席しなくてはならないため、一般的な浪人生とは違い受験勉強に専念できません。

講義への出席だけでなく、在籍している大学のレポート提出やテスト勉強も必要になるので、受験勉強に時間を割くことが難しいのです。

また、サークルに入ったりアルバイトをはじめたりすれば、ますます勉強時間を確保しづらくなります。

キャンパスライフでは誘惑が多い

大学に通っていれば、友人と過ごす時間が増えます。

人間関係が広がるため、遊びや飲み会に誘われることもあるでしょう。

毎回友人の誘いを断っていれば孤立しますし、仲間が楽しそうにしていれば羨ましくなるのが仮面浪人のネックなところです。

キャンパスライフでは誘惑が多いため、かなり意志が強くなければ受験に成功するのは難しくなります。

追い詰められた環境にいない

浪人生は、受験に失敗すればどんどん遅れをとることになります。

そのため「失敗したらあとがない」というプレッシャーを感じている人が多いでしょう。

しかし、仮面浪人は第一志望ではないにせよ、すでに大学に入学しているわけですから、再受験に失敗しても、そのまま4年間大学に通い続け卒業することが可能です。

浪人生と違って追い詰められた環境にいないため、高いモチベーションを維持できず、油断してしまうことが成功率の低さに関係しているでしょう。

成功率アップ！仮面浪人が本命の大学入試を突破するマル秘テク

仮面浪人の成功率は低いため、志望校に合格するのは簡単なことではありません。

しかし、難易度が高いといっても見事合格している人たちもいるので、決して無謀な挑戦ではないのです。

ここからは、仮面浪人が本命の大学入試を突破するマル秘テクを紹介します。

仮面浪人を選ぶ理由を明確にする

仮面浪人は一般的な浪人生とは違ってすでに大学に入学しているため、モチベーションを維持するのが大変です。

大学に入学すれば、楽しいことはたくさんありますので、周りに流されてしまうと受験勉強に力を入れることが難しいでしょう。

モチベーションを維持するためには、仮面浪人を選ぶ理由を明確にする必要があります。

「○○の研究をしたい」「将来○○になりたい」など、仮面浪人してでも第一志望の大学で何をしたいのかハッキリさせることが、受験勉強への強いモチベーションとなります。

昨年度の受験勉強を振り返る

大学受験の経験者ということを活かして、昨年度の受験勉強を振り返り、反省点を挙げてみましょう。

失敗した原因を分析し、今年度はムダのない効率的な勉強法で受験対策をすることが、第一志望の大学に合格する秘訣です。

とくに仮面浪人は、在籍している大学の勉強も疎かにすることはできないので、限られた時間で効率よく受験勉強をする必要があります。

自分の得意・不得意を見極めて、同じミスを繰り返さないようにしましょう。

大学の授業を必要最小限に抑える

仮面浪人は受験勉強の時間を確保しなくてはならないので、大学の授業は必要最小限に抑えておきましょう。

必須科目を落とさない程度にしておき、優先順位は受験勉強を上位にすべきです。

進級の条件を確認し、前期にしっかり単位を取れば後期は通わなくても進級できるという場合、受験シーズンは休学して受験勉強に専念する方法もアリです。

まずは通っている大学の進級や卒業条件を確認してみましょう。

信頼できる友達をつくる

受験勉強の妨げになるので友達をつくらないという考え方もありますが、信頼できる友達をつくると何かと協力してもらえます。

仮面浪人は受験勉強を優先しつつも大学の単位もとらなければいけないので、試験勉強に協力してくれるような友達がいると安心です。

また、大学で誰とも打ち解けずにいると、大学生活にストレスが溜まる可能性があります。

おしゃべりしたり笑いあったりする友達をつくっておくことはムダではありません。

サークルは入らない

大学生活の楽しみの1つがサークル活動ですよね。

しかし、サークルに所属するとサークル活動だけでなくイベントなどの誘いもあるため、受験勉強の時間が大幅に削られる可能性があります。

友人や先輩に誘われるとつい入りたくなりますが、第一志望の大学に合格したいならグッと耐えるべきです。

仮面浪人の場合は本命の大学に合格してからサークルに入った方がよいでしょう。

バイトは極力やらない

大学に入学するとバイトをはじめる学生が多いですが、バイトをすると受験勉強の時間が削られてしまうので、やらないのがベストです。

しかし、学費や塾代などを稼ぐためにやむを得ずバイトをする場合は、規則正しい生活を送れるような職種を選ぶのがよいでしょう。

単発のお仕事や家庭教師であれば、受験勉強の妨げになることは少ないかもしれません。

シフトの調整が難しいバイトは、生活リズムが狂ってしまうので、避けておいた方が安心です。

毎日必ずやるべきタスクを決める

毎日やるべきことが決まっていないと、ダラダラ勉強して結局頭に入らなかったり、「今日はなにもやらなくていいか…」と勉強をサボったりしがちです。

そのため、毎日必ずやるべきタスクを決めてください。

暗記が必要なものより、数学や英語など時間がかかる科目を優先しましょう。

優先順位とタスクを決めてスケジュールを組むことで、効率よく勉強できますよ。

模擬試験を受ける

1年間漠然と勉強するのではなく、目標を設定して勉強することで、再受験へのモチベーションを維持することができます。

そのためには模擬試験を活用してください。

どの勉強をいつまでに終わらせるか計画を立てて、2ヶ月に1回は模擬試験を受けてみましょう。

試験の結果から、受験勉強の進み具合や自分の実力が確認できます。

成績が下がったときは原因を検証することで、現在の勉強法や生活を改善することができるでしょう。

予備校や塾に通う

仮面浪人を成功させたいなら、予備校や塾に通うのも1つの方法です。

予備校や塾に通えばプログラムを組んでもらえるので、一人で勉強するより効率よく受験勉強を進められます。

塾講師の指導のもとで勉強した方が、モチベーションを維持できるでしょう。

仮面浪人は大学の講義にも出席しなくてはならないので、時間の融通が効く予備校や塾を選ぶのがポイントです。

また、大学と予備校・進学塾の両立が難しい場合は、通信教育の大学受験講座を受けるのがおすすめです。

「仮面浪人専門塾リバシ」といった仮面浪人塾に通うのもいいでしょう。

自宅や大学での空き時間をムダなく活用して、勉強に励むことができますよ。

本命の大学に合格したら、恋愛も思いっきり楽しもう！

仮面浪人をしている間は、誘惑に負けないストイックな生活を送らなくてはなりません。

その分、合格した後は思いっきりキャンパスライフを楽しみたいですよね。

「勉強だけでなく、恋愛もしたい」という人も多いでしょう。

そこでおすすめなのがマッチングアプリ「ハッピーメール」。

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本命の大学に入学して仮面浪人を卒業しよう！

仮面浪人をすると、溜まったストレスを大学生活で解消できるというメリットがありますが、受験勉強の時間が確保しづらいというデメリットも生じます。

そのため、仮面浪人の成功率はかなり低いですが、本命の大学に合格したいという強い意志を持ち努力を重ねれば、再受験を成功させることも夢ではありません。

中には編入試験に挑戦し、第一志望校の二年生として編入学した人もいます。

「ずるい」「うざい」と言われることもあったり、キャンパスライフでは誘惑も多いですが、諦めてしまうと「あのとき頑張っておけばよかった」と将来後悔するかもしれません。

仮面浪人成功パターンや仮面浪人が多い大学などを理解して、本命の大学入試を突破しましょう。

仮面浪人が禁止の大学はありませんが、「仮面浪人は就職に不利」といわれることもあります。

面接で経緯を話す際に、ネガティブな心象を与えないようにしてくださいね。