生理前のイライラを彼氏にぶつけてしまう…PMS(月経前症候群)の対処法
生理前になるとイライラしたり体調が悪くなることを「PMS(月経前症候群)」と言います。
精神的に不安定になって、何もかも上手くいかなくなったり、せっかくのデートも楽しめなくて彼氏にイライラをぶつけてしまうことで悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
この記事では、生理前のイライラを彼氏にぶつけてしまうことで悩んでいる人にPMSの対処法を紹介します。
Contents
彼氏に理解を求める前にPMSについて知識を深めよう!
生理前になるとイライラしてしまうPMSを、彼氏もしっかり理解して労ってくれれば良いのにと思っている人は多いでしょう。
しかし、ただただ「わかってほしい」と気持ちで訴えても相手は困ってしまいますよね。
恋人の理解を求める前に、まずは自分が生理前の現象について理解するのがおすすめです。
早速、PMSについて知識を深めていきましょう。
PMS(月経前症候群)とは?
PMSとはPremenstrual Syndromeの略称を指し、日本語では月経前症候群と言います。
だいたい生理の3〜10日前になると、イライラしたり頭痛がしたり肌が荒れたりと心や体に不調をもたらすもので、生理がくると自然と消滅する症状です。
不調の内容は人によって様々で、なんと200種類以上も存在しています。
あるアンケートでは、女性の約7割の人がPMSで悩んでいるという結果もあるようです。
いくつ当てはまる?PMSのセルフチェック
もしかしたら自分の症状はPMSかも?と思ったことがある人も多いでしょう。
まずはPMSのセルフチェックをしてみましょう。
精神的不調
- 理由がないのにイライラする
- 鬱になる
- 感情のコントロールができなくなる
- 怒りっぽくなる
身体的不調
- 肌荒れがひどくなる
- 頭痛や腹痛
- 疲れやすくなる
- 過眠や不眠になる
PMSが起こる原因とメカニズム
PMSが起こる原因は、生理や排卵日と深い関係にあります。
生理の14日前に排卵が起こると、女性の体は「黄体期」と言う時期に入り、女性ホルモンであるエストロゲン(排卵ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の量が変動することで体調の変化が起こるのです。
人やその月によってPMSの症状が変わる理由
ホルモンバランスの乱れは同じメカニズムなのに、PMSの症状が人によって違うのは、ホルモンバランスの変化による女性の体への影響が人によって異なるためです。
人によっては水分を体から排出しにくくなってしまい、むくんだり幸せホルモンと言われる「セロトニン」の量が少なくなることで憂鬱な気分になる場合もあります。
PMSで彼氏にもイライラ…あるあるな体験談
生理前で身体が辛かったり、気分が悪すぎてせっかくのデートを台無しにしてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
「またやってしまった」と後悔している女性は多いかもしれませんが、PMSが原因でつい彼氏にもイライラして喧嘩になるなどのトラブルに発展するケースは珍しくありません。
ここからは実際にあった体験談を紹介します。
お腹が痛くて急遽デートをドタキャン
お腹が痛すぎて急遽デートをドタキャンするケースは多いでしょう。
腹痛や頭痛はPMSの中でも多く見られる症状の1つです。
朝起きたら、お腹が痛すぎて日常生活を送るのが辛いというほどに、重い症状を感じる人も。
楽しみにしていたデートを泣く泣くドタキャンしたのに、彼氏からの返事が素っ気なくて余計に落ち込んだというエピソードも多いですよ。
楽しいデートなのに睡魔でウトウト…
楽しいデートのはずなのに、眠すぎてウトウトしてしまった経験がある人もいます。
眠くなるシチュエーションじゃないのに、とにかく眠くてウトウトしてしまったり「ちょっとだけ横にならせて」と彼氏に頼んで休ませてもらったという人も。
「そんなに疲れるデートをしてないはずなのにどうして?」と彼氏に理解してもらえなくて心苦しい経験をした女性は多いでしょう。
感情が不安定でつい「別れたい」と言ってしまった
PMSの影響で気分が落ち込んだり、ネガティブ思考になってしまう人も多いですよね。
普段なら気にならない一言が気になって、色々な感情が押し寄せてしまい、つい「別れたい」と言ってしまった人も。
後からすごく後悔したというエピソードも実際にあるので、生理前は一呼吸置いて気持ちを整理するのがおすすめですよ。
彼氏と穏やかに過ごしたい女性へ!PMSの対処法としてできること
生理前のデートが悩みの種という女性も多いかもしれません。
一方でPMSの症状があったとして、彼氏と楽しく過ごせたら嬉しいですよね。
生理前は自分の体調を1番に考え、デートはもちろん仕事など、日常生活でも無理しないことが大切です。
また、事前に恋人に自分の症状について説明しておくと相手の理解を得やすくなりますよ。
彼氏と穏やかに過ごすために、PMSの対処法としてできることをチェックしていきましょう。
PMSについて事前に説明しておく
まずは彼氏にPMSという症候群が存在することを説明しましょう。
男性の中にはPMSの存在すら知らないことも多いので、生理前に体調が悪くなることをしっかり説明するのがおすすめです。
その上で、自分にはどんな症状があるのかも合わせて説明して、生理前になったら気遣って欲しいことをしっかり伝えてくださいね。
併せて自分の生理日もきちんと伝えておくのがおすすめですよ。
会いたくないときは無理して会わない
PMSの症状があると、急に気分が落ち込んだり鬱状態になることがあります。
気分が優れないと、例えデートの約束があったとしても、「出掛けたくないな」「彼氏に会いたくないな」という気持ちになりますよね。
ネガティブな気持ちのまま彼氏とデートをすると、自分が楽しめないだけでなくケンカに発展する可能性も高いです。
会いたくないときは無理して会わないようにしましょう。
生理周期&PMS症状を把握しておく
自分の生理周期やPMSの症状をしっかり把握しておくことも大切です。
だいたい自分が生理の何日前から不調になって、どんな症状が出るのか、いつ頃症状が収まるのかを把握するようにしましょう。
自分の周期や特徴が把握できると、PMSが出やすい時期にはデートなどの大事な用事を入れないようにすることができますよ。
仕事はなるべくセーブする
PMSの症状が出やすい時期の仕事はなるべくセーブするようにしましょう。
特に会社員の場合、自分で仕事をセーブするのは難しいかもしれませんが、PMSは疲れていたりストレスが溜まっていたりすると症状が重くなる傾向にあります。
そのため、自分の生理周期が把握できたら、生理前や生理中はなるべく仕事をセーブして、体も心も労って生活するように心がけると、症状の重症化を防げるかもしれませんよ。
不安な場合は婦人科を受診する
あまりにPMSに振り回されて悩んでいる場合は、婦人科や女性ホルモンの専門科を受診するのもおすすめです。
ただイライラしてしまうだけだから、単なる生理痛だからと割り切ることで、普段どおりに生活しようとしすぎてトラブルを招いている人も多いかもしれません。
婦人科でしっかり「PMSです」「PMS由来の女子鬱です」などと診断されることで、気が楽になり、自分を労ることができるようになることも。
低用量ピルや漢方を処方してもらう
症状が重い場合は低用量ピルや漢方薬を処方してもらい、しっかり治療しましょう。
ピルを服用するのに抵抗があるという人もいるかもしれませんが、PMSの症状改善のために服用を勧めている専門家は多く、欧米ではスタンダードな方法の1つでもあります。
どうしてもピルは嫌だという場合は、漢方薬を処方してくれる病院もあるので、受診先でしっかり相談してくださいね。
PMSがあるなら無理は禁物!彼氏とのおすすめの過ごし方
生理前だからといって彼氏とのデートを諦めたくないという人も多いでしょう。
PMSの症状があるときに無理をするのはおすすめではありませんが、リラックスしてゆったりしたデートなら楽しめる可能性が高いです。
事前に生理前で体調が悪いことを相手に伝えてゆったりまったりデートをしてくださいね。
最後に、PMSのときにおすすめの彼氏との過ごし方3選を紹介します。
極力動きたくないときは「映画デート」
PMSのせいで頭痛や腹痛がひどいときは、映画デートがおすすめです。
映画だと身体を動かす必要がないので、急にお腹が痛くなったりしても安心ですよね。
ただし、眠くなってしまうタイプの症状がある人は、映画の途中でうっかり居眠りしてしまう可能性があるので注意しましょう。
甘いものを欲しているときは「カフェデート」
PMSで甘いものを食べたくなる人はカフェデートも良いでしょう。
デートを楽しみながら甘いものも食べられるので、満足感も得られます。
また、カフェデートならあまり動かなくて良いので、体に負担もかかりにくくPMS症状の重症化を防ぐこともできますよ。
ゆったり過ごしたいときは「おうちデート」
ゆったり過ごしたいときはおうちデートをしましょう。
特に気分が優れなくなり、ネガティブな気分になってしまうタイプのPMSの人にはおうちデートがおすすめです。
家ならリラックスでき、出掛けなくても良いので体にも心にも負担がかかりにくいでしょう。
パートナーのことを考えてくれる彼氏は、マッチングアプリで見つけよう
PMSの症状は人それぞれですが、付き合うなら軽度な症状でも優しくしてくれる彼氏がいいですよね。
自分のことを理解し、気遣ってくれる男性は、結婚した後も最高のパートナーになるはずです。
もし恋人がいないならマッチングアプリ【ハッピーメール】をご利用ください。
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PMSの影響で何もかもうざい…と感じるのは仕方ない!自分をたっぷり労ろう!
多くの女性たちを悩ませているPMSは、排卵後に起こるホルモンバランスの乱れが原因で起こります。
イライラしたり体調が悪くなることで、彼氏とトラブルを起こしてしまったことがある人も多いかもしれません。
PMSでも楽しく快適に過ごすためには、彼氏にも生理前の症状について理解度を深めてもらうことが大切です。
あまりに症状が重い場合は、婦人科を受診してしっかり治療するようにしてくださいね。
- PMSは月経前症候群のことで、生理の14日前に起こる排卵後のホルモンバランスの乱れで発生する
- 腹痛や頭痛だけでなく、イライラしたり鬱のような症状が起こることもある
- 自分の生理周期やPMSの症状をしっかり把握して、彼氏にもPMSについて理解してもらうことが大切
- PMSがあるときは仕事もなるべくセーブして、心も体も労るようにする
- PMSのときはあまり動かなくても良い映画デートなどゆったりと過ごすのがおすすめ