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夫婦の寝室は別でもOK?メリット&デメリット・別寝でも円満に暮らす秘訣

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この記事は約 9 分で読めます。

夫婦は同じベッドで寝るものと考えがちですが、今やライフスタイルの多様化により「夫婦の寝室は別にしたい」と考える人は増えてきています。

しかし別寝を希望するなら、夫婦仲が悪くならないよういくつかのポイントを押さえておく必要があるでしょう。

今回の記事では夫婦の寝室を分ける際のメリットとデメリットについて紹介します

また、夫婦別寝でも円満に暮らす秘訣を解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

 

寝室を別にしている夫婦の割合

マットレス大学の調査によれば、別々に寝ている夫婦の割合は約3割という結果が出ています。

7割は同室で寝ていると回答していますが、1台のダブルベッドをシェアしているのは約半数です。

残り半分はシングルベッド2台を並べて寝ています。

なかには間取りの関係でセパレート寝室を作れない夫婦もいるでしょう。

物理的に寝室を分けられない家庭があることを考慮すれば、夫婦別寝に抵抗のない人の割合は3割よりもっと多いと考えられます。

別々に寝る理由をしっかりパートナーに説明すれば、意外とすんなりOKしてもらえるかもしれませんね。

 

妻や夫が「寝室は別がいい」と思う理由

パートナーとベッドルームを別にしたいと考える背景には、どのような事情があるのでしょうか。

まずは、妻や夫が「寝室は別がいい」と思う理由について見ていきましょう。

 

一人の時間も大切にしたいから

夫婦は一心同体という考え方がありながらも、個人が尊重される現代社会でもあります。

結婚後もお互いの趣味嗜好をないがしろにしたくないという人は多いでしょう。

とくに育児中の親にとって、子供が寝たあとの時間は貴重なプライベートタイムです。

息抜きやリフレッシュするためには、一人の時間が必要なこともあります。

そのためにも、夫婦別室がいいと考える人は少なくありません。

 

いびきがうるさいから

パートナーのいびきが理由で一緒に寝るのは無理というケースもあります。

睡眠の質は心身の健康状態に影響を与えます

静かな空間に爆音が響けば、眠りにつくことができずストレスが溜まるものです。

妻や夫のいびきがうるさく感じれば、睡眠不足を防ぐために寝室を分けざるを得ないことがあるでしょう。

 

起床・就寝時間が違うから

共働き夫婦の場合、出勤時間が異なれば起床のタイミングも変わります。

また、夜間勤務が多い夫と早朝勤務が多い妻とでは就寝時間が違って当然です

お互いの仕事に支障をきたさないために、別々の部屋で寝ることを希望する夫婦もいるでしょう。

 

子供ができたから

子供ができたことがきっかけで、寝室を別にしたいと考える男性・女性もいます。

出産後、2人そろって育児休暇をとれれば理想的ですが、なかなかそうはいきません。

父親・母親のどちらかが育児に専念できない場合、仕事に集中できるよう就寝時間に気を使う必要があります。

赤ちゃんの夜泣き対策として一定期間、寝室を分けて生活する夫婦もいるのです。

 

夫婦の寝室を別にするメリット

夫婦仲が悪いわけでもないのに、寝室を分けることに引け目を感じてしまう人もいるかもしれません。

しかし、夫婦別寝は決して悪いことではありません。

ここでは、夫婦の寝室を別にするメリットについて紹介します

 

熟睡できる

夫婦同室で得られる安心感はありますが、就寝時間のずれや体温の違いなどが原因で、ぐっすり眠れないこともあります。

暑がりのパートナーが寝ている間に布団をはねのけてしまい、寒くて目が覚めるといった経験をしたことがある人もいるでしょう。

また、エアコンの設定温度も無視できない問題です。

相手に合わせると、自分にとっては暑過ぎたり寒過ぎたり、快適とはいい難い状態になってしまうケースがあります。

睡眠環境のトラブルは、寝室を分けるだけで解決できることが少なくありません。

自分にとってもっとも心地よい寝具と温度設定で熟睡できるのが、夫婦の寝室を別にする最大のメリットです。

 

マンネリ化を防げる

かけがえのないパートナーでも毎日一緒にいると、相手の存在が当たり前になりがちです。

ただの同居人のように思えて、ときめきを感じない妻や夫に不満を覚える人は少なくないでしょう。

寝室を分けることで、そうしたマンネリ化を防げる効果が期待できます。

出張や社員旅行などでパートナーと離れ離れになると、会いたい気持ちが募ってきますよね。

そばにいないからこそ、相手の存在の大きさに気づくことができるのです

あえて会わない時間を作ることで、2人の関係を新鮮に保てるでしょう。

 

趣味に打ち込める

寝室を別々にすると、就寝前に自分だけの時間を確保できます。

一人きりなら何をするのも自由ですから、大好きな趣味に打ち込めるわけです。

夫婦といえど一緒にいれば気を使いますし、相手が眠そうなら電気をつけたり音を立てたりするのは躊躇われます。

本を読むにしても音楽を聞くにしても、相手に合わせて途中で止めざるを得ないケースがあるのです。

寝室を分ければ自分のペースで趣味を楽しめますし、ストレス解消できればパートナーにもこれまで以上に優しくなれるでしょう。

 

夫婦の寝室を別にするデメリット

夫婦が別々に寝るメリットは大きいですが、良いことばかりではありません。

ここでは、夫婦の寝室を別にするデメリットを紹介していきます。

 

子供を作りづらい

夫婦の寝室を分けることで自分の時間を確保できる反面、夫婦の時間は減ってしまいます。

とくに夜を別々に過ごすとセックスレスになってしまい、子供を作りづらくなることがあります。

別々に眠るのが当たり前になってくると、子供がほしいタイミングで「一緒に寝ようか」と誘わなければなりません

声かけのタイミングも計らなければならず、それが精神的負担になれば、子作りは遠のいてしまうでしょう。

寝室を分ける際には、いつごろ子供がほしいか、家族計画についてあらかじめ夫婦でしっかり話し合っておくのがおすすめです。

 

喧嘩が長引きがち

夫婦喧嘩をしても、一緒に寝ていれば歩み寄るタイミングは少なくありません。

しかし、喧嘩をしたままお互いの寝室に引き下がれば、仲直りの機会は翌朝まで持ち越されてしまいます。

寝室を分けると喧嘩が長引きがちなので、注意しましょう。

一人になれる場は居心地がいいですが、居心地が悪いからこそ仲直りしようと思えるものです

楽な空間に逃げ込むことなく、喧嘩は早めの解決を心がけましょう。

 

パートナーの浮気が心配になる

一人きりの空間では、お互い何をしているかはわかりません。

そのため、夫婦の寝室を別にするとパートナーの浮気が心配になることがあります。

一人なら誰にも知られることなく、浮気相手にLINEやメールを送ることができます。

マッチングアプリや出会い系アプリで新たな出会いを探すことも容易でしょう。

浮気のリスクが高くなる夫婦別寝は、パートナーに疑いの目を向けやすくなるのです。

とくに嫉妬深い人や疑い深い人は、根拠のない不安が膨らんでいってしまうでしょう

夫婦の寝室を別にすると実際に浮気されるケースもあれば、ありもしない浮気を疑って二人の関係にひびが入る可能性が高くなるので注意が必要です。

 

寝室を別にする夫婦が円満に暮らす秘訣

パートナーと夜を別に過ごすことにはメリットもあれば、デメリットもあります。

最後に、寝室を別にする夫婦が円満に暮らす秘訣を紹介します

一人寝のメリットを享受しつつ、仲良し夫婦を目指しましょう!

 

積極的にコミュニケーションをとる

夫婦の信頼関係を築けていれば、寝室を分けたところで不安になることはありません。

二人の絆をより確かなものにするため、積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。

一緒にテレビを見たり食べ歩きを楽しんだりして、2人で自然な会話を楽しむことが大切です。

夫婦の会話は寝室でしかできないわけではありません

二人の時間を思い切り楽しんだら、就寝前は一人の時間を思い切り楽しみましょう。

メリハリをつけることで、いつまでも新鮮な関係を維持できるはずです。

 

ときどき一緒に寝る

一人で寝ると睡眠の質が上がるかもしれませんが、ときどきは夫婦で一緒に寝る機会を作るようにしましょう。

夫婦の寝室を分けたからといって一緒に寝てはいけないわけではありません。

一緒に寝る曜日や日にちを決めておけば、子供を作りたいときにわざわざ誘う必要はなくなります。

一緒に寝ると決めた日には、いつもと違う睡眠環境を用意するのがおすすめです。

花を飾ったりパートナーが好きなアロマを焚いたり、雰囲気を変えると気分も変わりますし、新鮮な気持ちで夫婦の会話を楽しめるでしょう。

 

記念日を大切にする

夫婦仲を円満に保つためには、記念日を大切にするようにしましょう。

一つ屋根の下に暮らしていると、パートナーとのコミュニケーションはつい後回しになってしまいます。

あとで埋め合わせをしようと思っていても、忙しいと結局そのままになってしまうことが少なくありません。

忙しい人こそ二人の記念日を忘れず、一緒にお祝いすることを心がけましょう。

記念日は出会った頃の気持ちを思い出させてくれますし、二人の新しい思い出ともなるはずです。

思い出を積み重ねていくことで、夫婦の絆はより確かなものへとなっていくでしょう。

 

夫婦別寝室を希望するときは慎重に言葉を選ぼう!

ライフスタイルが多様化した現代では、夫婦が寝室を分けることは特別なことではなくなってきています。

パートナーと生活サイクルが違ったり自分の時間がほしかったりといった事情があるなら、一人寝を検討してみましょう。

とくにいびきや体感温度の違いなど熟睡できない理由がある場合、体調不良が起きる前に夫婦で話し合うのがおすすめです。

夫婦別寝室をパートナーに提案する際は、慎重に言葉を選びましょう。

いびきは病気が原因かもしれませんし、相手にも何か不満があるかもしれません

相手を責めるような言い方は避け、問題の改善策として寝室を分ける提案をしていきましょう。

 

まとめ
  • 約3割の夫婦が寝室を分けているため、理由をしっかり説明することで夫婦別寝の提案をOKしてもらえる可能性アリ
  • 妻や夫が「寝室は別がいい」と思う理由には、一人の時間も大切にしたい・いびきがうるさい・就寝時間が違うなどがある
  • 夫婦の寝室を別にすると、熟睡できる・マンネリ化を防げる・趣味に打ち込めるなどのメリットがある
  • 夫婦の寝室を別にすると、子供を作りづらい・喧嘩が長引きがち・パートナーの浮気が心配などのデメリットがある
  • 寝室を別にする夫婦が円満に暮らすには、積極的にコミュニケーションをとる・ときどき一緒に寝る・記念日を大切にすることがポイント

 

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