親に結婚を反対される理由・考えるべきポイント・親の説得方法を解説
結婚を決めたふたりには乗り越えるべきことがいくつかありますが、最初に立ちはだかるハードルは親の反対かもしれません。
すぐOKをもらえれば一番ですが、そうはいかないこともあります。
親御さんに結婚報告をして、嫌な顔をされた人もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、親に結婚を反対される理由や考えるべきポイント、親の説得方法を解説します。
結婚を親御さんが了承してくれないときにおすすめの情報ばかりですよ。
困難を乗り越えて幸せを手に入れましょう!
Contents
親に結婚を反対されたら破談にすべき?
親とはいつも我が子の幸せを願っているものです。
結婚に反対するのも息子・娘の将来を心配しているからこそです。
とはいえ、親に結婚を反対されたからといって破談にすべきというわけではありません。
親を説得して幸せになれる方法があるかもしれませんし、親の反対を理由に結婚を取りやめてしまえば後悔する可能性もあるため、すぐに決断するのはNGです。
問題を早く解決したい気持ちはわかりますが、もしかしたら親は結婚相手のことを誤解しているのかもしれません。
あるいは2人の覚悟を知りたいというケースもあるでしょう。
親に反対されたらまず、その理由を探り、自分が選んだ人の良いところを知ってもらう努力をすることが大切です。
親が結婚に反対する理由
親はどのようなときに我が子の結婚に反対するのでしょうか。
まずはその理由について見てみましょう。
歳の差が気になる
世代が違えば価値観も異なります。
結婚するふたりの年齢が大きく離れていれば、「いずれは上手くいかなくなるのでは?」と心配されても仕方がないでしょう。
実際に離婚理由としてもっとも多いのは性格の不一致ですし、歳の差婚は離婚率が高いというのも事実です。
離婚するとなると、養育費や慰謝料請求など負担がかかるうえ心身ともに疲労することになるでしょう。
自分たちは違うと思うかもしれませんが、離婚したカップルも最初はそう思っていたはずです。
また、相手が歳上なら結婚後すぐに相手の親の介護がはじまることも考えられますし、子どもは諦めなければならない可能性もあるでしょう。
そうした将来まで見据えた上で結婚を決めたのかという点が、親の懸念材料になるのです。
また、相手が若すぎると婚活詐欺なのかと疑われることもあるかもしれません。
親が結婚したときとは時代が違うので、結婚親の相違も多少はあるでしょう。
相手の過去が気になる
結婚相手の過去が反対の理由になることもあります。
たとえば、離婚歴があったり子供がいたりすると、「大丈夫だろうか…」と親は不安になるものです。
人間そう簡単には性格を変えられるものではありませんし、一度離婚した人は「何か本人に問題があるのでは?」と思われがちです。
なので、バツイチの人は最初は相手の両親から認められないと思っておきましょう。
相手に犯罪歴があれば、なおのことすぐ祝福できるはずはありません。
相手の職業や学歴が気になる
女性側の両親は結婚相手の職業や学歴が気になって、結婚に賛同しないケースもあります。
結婚すればふたり分の生活費が必要になるので、収入が安定しない職業の相手では心配になるのは当然ですよね。
共働きする夫婦は少なくありませんが、やはり旦那さんになる相手男性の収入は結婚において重要なポイントのひとつです。
また、あまりに学歴が違うとお互いの関心も異なり、価値観の相違につながりますし、子育ての際には教育環境に対する意識の違いが出てくるのでは、といった不安を感じてしまうでしょう。
とくに親が高学歴高収入だった場合、生まれてくる孫にも期待するため、親が求めるラインよりもパートナーの学歴が低いときは「我が子に釣り合わない」と考えてしまうのです。
会社員といえど、年収が低い場合は相手家族にとったら不安材料になってしまうかもしれません。
相手の家柄が気になる
親によっては相手の家柄が気になるという理由で結婚を反対する人もいます。
家庭環境の違いが価値観の相違につながりやすいためです。
家柄が違えば、金銭感覚や衛生観念などが異なることもあり、我が家での当たり前が相手の家では非常識になることもあれば、その逆もあり得ます。
また、当人同士だけの問題では終わらないのが結婚です。
相手の親と縁続きになるため、親自身が親戚として人間関係を築いていかなければならず、価値観の違いから不快な思いをする可能性はゼロではありません。
家柄があまりに違いすぎると、「自分たちは相手の家族と上手くやっていく自信がない…」と息子・娘の結婚を反対してしまうのです。
相手の人柄が気になる
どんな子供でも親にとっては宝物です。
結婚するなら我が子を大事にしてくれる相手と一緒になってほしいものですし、それだけに相手の人柄が気になると、どうしても結婚に賛成できなくなってしまいます。
挨拶の場面で非常識な言動があれば当然、親のお眼鏡には適いませんし、頼りない男性やいい加減な彼氏、派手な女性は我が子の結婚相手にふさわしくないと考える親は多いでしょう。
また、交際中に何度も門限に遅れるなど、家族に心配をかける付き合い方をしていた場合は、いざ結婚となったら反対される可能性が高いです。
実家暮らしの恋人と付き合うときは、相手の両親を安心させるような付き合い方を意識しましょう。
交際期間が短いことが気になる
末長く連れ添う結婚相手だけに、交際期間があまりに短いと気になってしまう親もいます。
恋愛は付き合いはじめた頃に、一番気持ちが盛り上がるものです。
まさに恋に恋する状態ですから、その段階で結婚を決めてしまうと、結婚後に熱が冷め、離婚となってしまわないとも限りません。
交際相手に不満はないものの、熱が冷めた後も相手と一緒にいられるか見極めてほしいと考えることで、結婚を反対する親もいます。
ふたりの年齢が若いことが気になる
ふたりの年齢が若過ぎるのも、親が結婚を反対する理由になることがあります。
関係が良好なうちはいいですが、いざ喧嘩をしたときにお互い子供のように我を張って、相手を受け入れることができなければ破局を迎えてしまう可能性があるからです。
人生経験や恋愛経験が浅ければ、問題解決の糸口がつかめずに、残念な結果に終わるかもしれません。
若さゆえの過ちと呼ぶにはあまりにダメージが大きいため、もっと時間をかけて将来のことを考えてほしくて結婚に反対する親もいます。
妊娠した場合は仕方ないかもしれませんが、妊娠してないなら「時間をかけてもいいのでは」と考えるのは当然でしょう。
親に結婚を反対されたときに考えるべきポイント
子供の結婚をめぐる親子の対立はどのように解消すればよいのでしょうか。
ここでは、親に結婚を反対されたときに考えるべきポイントを見ていきます。
親の気持ち
親に結婚を反対されたら、つい反発してしまうかもしれませんが、まずは冷静になって親の気持ちを考えることが大切です。
なぜ親が反対するのか、その理由を紙に書き出してみるとよいでしょう。
たとえば年齢差や学歴、あるいは家柄の違いなどが理由なら、その根底にあるのは価値観の違いに対する不安です。
価値観の違いが反対の原因なのであれば、その不安を解消することで親が納得する可能性があります。
今後何かでふたりの意見がぶつかったときの解決策を提示することで、両親の結婚に反対する理由はなくなるでしょう。
とはいえ、理由別に対処法は異なるので、まずは反対理由を明らかにすることがポイントです。
「大丈夫、何とかなる」では何ともならないことが世の中にはたくさんあります。
しっかり父親と母親と話し合いをしましょう。
問題を先送りし、ただ漠然と「何とかなる」と言ったところで親は説得できませんし、むしろ現実が見えていないふたりにより不安を覚えるだけです。
親に反対されたら、ふたりの将来設計の曖昧さを取り除くチャンスと捉え、より具体的な対策を立てることで親の不安を一つずつ取り除いていけるでしょう。
自分たちの気持ち
親の気持ちを考えた後は、自分たちの気持ちを改めて整理しましょう。
大人が結婚するのに親の同意は不要ですし、親に反対されたからといって、結婚できないわけではありません。
反対理由が理不尽なものであれば、親に従って婚約破棄にする必要はないのです。
不安要素を一つずつ取り除く努力をしても、結婚を許してもらえないのであれば、そのまま入籍へとステップを進めることも視野に入れましょう。
2人の至らぬ点を親に指摘された事実を謙虚に受け止めつつ、幸せな結婚生活を送ることができれば、入籍後に両親が祝福してくれるかもしれません。
ただし、注意しておきたい点が一つあります。
親の反対を受けてどちらかの結婚への思いが揺らぐようなら、先を急がない方が賢明です。
人生において結婚の決断ほど大きな選択はそう多くはありません。
それを親に言われてぐらつくようでは、今後あらゆる面で親の言いなりになってしまう可能性が非常に高いです。
もちろん重大な決断だけに、親の意見を参考に自分たちの計画を見直すのは悪いことではありません。
しかし、言われるままにただおろおろするのでは人生の伴侶として頼りなさ過ぎます。
親の反対という試練にどう立ち向かうか、その経過を見守ることで相手の人となりを見極めることができるでしょう。
結婚を後悔しないためにも、冷静にふたりの将来について考えてくださいね。
親から結婚を反対されたときの説得方法
大きな決定に対してさまざまな意見があるのは当然です。
両親から結婚を反対されることは誰にでも起こり得る出来事ですから、説得方法を覚えておいて損はありません。
ここでは、親から結婚を反対されたときの説得方法を見ていきましょう。
時間をかけて何度も話し合う
親から結婚の反対をされた場合、時間をかけて何度も話し合うことが大切です。
両親が望むのは我が子の幸せであることに違いはありません。
ゴールは同じなのですから、この結婚が自分の幸せにつながることを冷静に根気強く説明していきましょう。
とはいえ、ただ「結婚したい」と願望を繰り返すだけでは、恋に浮かれて現実が見えていないとしか思われず、親を納得させることはできません。
このときに役立つのが、親の視点に立つことです。
親が感じている不安を汲み取り、それを解消する方法を提示すれば、反対する理由はなくなります。
また、しっかり面と向かって話し合うのも大切です。
めんどくさがって電話で終わらせないようにしましょう。
恋人の人柄が伝わる素敵なエピソードを話す
基本的なことですが、恋人がいかに結婚相手にふさわしいかを親に理解してもらわなければ、結婚に賛成してもらうことはできません。
常日頃から恋人の人柄が伝わる素敵なエピソードを親に話すようにしておきましょう。
恋人と喧嘩したときに親の前で愚痴ったり恋人の悪口を言ったりすれば、結婚話が出たときに親を不安にさせてしまいます。
結婚を意識した相手のことは、親の前では悪く言わないようにしましょう。
とくにパートナーの態度がぶっきらぼうだったり、シャイで引っ込み思案だったりすれば、どうしても対面時の印象は悪くなってしまいます。
顔合わせ後に恋人の印象を親に聞いて、ネガティブなイメージがあれば、それを補うための話をするのがいいでしょう。
「シャイ過ぎて損するタイプなんだよね」とフォローしつつ、本当の恋人を知ってもらうことが大切です。
将来の計画を立てて具体的に伝える
結婚に反対する親を説得するには、将来の計画を立てて具体的に伝えることが大切です。
親は我が子に幸せになってほしいからこそ、少しでも不安要素があれば反対してきます。
「この人が好きだから結婚したい」と言うだけでは到底安心できるはずがありません。
結婚したら仕事はどうするか、子供ができたら育児はどうやっていくのかなど、より具体的なビジョンを示し、将来についてきちんと考えていることをアピールしましょう。
感情的にならず、客観的にふたりが結婚するメリットを伝えていくことがポイントです。
また、急いで結婚したいわけではないなら、まずは同棲を提案するのもいいでしょう。
徐々に問題を解決することで、親も結婚に納得してくれるかもしれません。
第三者に協力を仰ぐ
親にとって我が子はいくつになっても子供です。
冷静に話をしたくても、子供扱いして相手にしてくれないことがあるかもしれません。
そんなときは第三者に協力を仰ぐのがおすすめです。
祖父母や伯父・伯母など、両親に物申すことができる年長者がいれば、ぜひ相談してみましょう。
もし身内に頼れる相手がいなければ、職場の上司など社会的信用のある年配者に相談するのもアリです。
第三者に味方になってもらえれば、親もおざなりにはできませんし、彼らに口添えしてもらうことで結婚の話が進みやすくなるはずです。
親に結婚を反対されたときのNG行動
結婚にすぐ賛同してくれなくても親は敵ではありません。
根気強く向き合えば納得してもらえることもありますから、問題をこじらせるような行動は慎むようにしましょう。
最後に親に結婚を反対されたときのNG行動を紹介します。
感情的になる
両親に結婚を反対されても、感情的になるのはやめましょう。
ふたりで決めたことを全否定されればカッとなるのはわかりますが、感情に任せて暴言を吐いたり喧嘩腰になったりすれば、親を説得するどころではなくなってしまいます。
売り言葉に買い言葉になれば、修復できない溝ができてしまう可能性があります。
怒りに身を任せてしまうと、全て台無しになることがあるので気を付けましょう。
少なからず交際相手を脅迫する親もいるようですので、できるだけ刺激しないのが賢明です。
絶縁する
結婚を反対されたからといって、即絶縁するというのはあまりに短絡的です。
親と縁を切り結婚に進むことができても、結婚式に親を呼べませんし、参列者も不思議に思うでしょう。
子供が生まれても、可愛がってくれる祖父母と会えないのでは可哀想ですよね。
これまでの親子関係にもよりますが、目立った問題がなかったのであれば、親との縁が切れることでいずれどこかで寂しい思いを抱えることになります。
また、自分だけでなく、配偶者も自分のせいでと自責の念に駆られる可能性もあるのです。
一時の感情で行動すれば誰も幸せになれません。
親によほどの問題がない限り、時間をかけて歩み寄る努力をしましょう。
親に反対されない素敵なパートナーを見つけよう
親が結婚を反対するのは、結婚相手に不安を抱いていることがほとんどです。
年の差があったり、彼氏が頼りなかったりすると親が心配するのも仕方のないことです。
これから相手を探す人は、親に反対されないパートナーを見つけることをおすすめします。
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親に結婚を反対されたときは冷静に対処しよう!
親が相手だとついむきになってしまう人もいますが、親子だからこそ一度こじれると修復するのは大変なものです。
反対されたときは、毒親でない限り冷静に対処するようにしましょう。
反対することには、それなりの理由があるはずです。
親の言うことに耳を傾け、問題解決を目指すのが得策です。
誠心誠意、両親に向き合う姿を見せれば、ふたりの出会いがあなたにとって幸せなものであることに親も気づいてくれるかもしれません。
しっかりと向き合うことで婚約者として認めてくれるでしょうし、結婚反対してたのが嘘のように喜んでくれることだってあります。
最終的に結婚式場はどこにするか、結婚挨拶はどうしようか、などと自分たち以上に熱くなってくれるはずですよ。
問題が解決しない場合は、ネットの掲示板に投稿するのもおすすめ。
相談者コメントを参考に、少しずつ両親と分かち合ってください。
親の了承を得て、幸せな気分で婚姻届を出しましょう!
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- 親に結婚を反対されたからといって、必ずしも破談にする必要はない
- 親が結婚に反対する理由として、歳の差・相手の過去・相手の職業や学歴・相手の家柄などが気になることが挙げられる
- 結婚を反対されたときは親の気持ちになって不安要素を見極め、自分たちの気持ちを今一度整理することが大切
- 親から結婚を反対されたときの説得方法としては、時間をかけて話し合い、将来の生活設計を具体的に伝え、第三者に協力を仰ぐのがおすすめ
- 結婚を反対されたからといって、感情的になったり絶縁したりするのはNG