おじさんLINEあるある5選!例文や気持ち悪いと言われる理由を解説
近年「おじさんLINE」という言葉がはやっているのをご存じですか?
一般的に気持ち悪いと言われ、SNSやネット上で「おじさんLINEごっこ」と、笑いのネタとして使われるほどです。
しかし、実際にこの「おじさんLINE」を使っている人がいるのも事実で、現実世界では敬遠されてしまうパターンがほとんど。
今回は、そんな「おじさんLINE」について、なぜ気持ち悪いと言われるのか例文を交えて紹介します。
また、改善方法もあわせて解説しますので気になる人はぜひ参考にしてみてください。
Contents
おじさんLINEとは
「おじさんLINE」は、絵文字・カタカナ・句読点の使い方が独特で「おじさんっぽい」と思われる文章を指します。
また、LINEのみならずSNSで見かけることも多く「おじさん構文」と呼ばれることも。
どちらも、女子高生やZ世代を中心に「不快だ」「気持ち悪い」と敬遠される「おじさん構文」は、自分で気づいていない人も多いです。
さらに「おじさん構文」を使う人は周りから遠巻きに見られているため、あえて指摘してくれる人がいません。
その気はなくとも、いつの間にか自分が「おじさん認定」されている可能性が充分あり得るのです。
おじさんLINEあるある5選【例文付き】
では実際に「おじさん構文」とは具体的にどのようなものでしょうか。
今回は「おじさんLINE」に注目し、例文付きであるあるを紹介します。
日記風の自分報告
【例文】
今日のお昼は、お気に入りのお店でカレーを食べたよ♪シャツにちょっとはねちゃって焦っちゃった(^^;)
〇〇ちゃんは今何しているの?僕は電車で帰宅中だよ♪
いつもは、混んでるんだけどね。今日は、運良く座れたからラッキーだー(*^^*)
とくに聞いてもいないのに、自分の近況を送るのは「おじさんLINE」あるあるです。
話の流れで日常の話になるならまだしも、いきなり1日の流れや仕事の内容を送られても「で?用件は?」としか言いようがありません。
なかには恐ろしい長文で、日記を送ってくるおじさんもいます。
相手が興味を持っていない話題を、自分から振るのは引かれる可能性が大きいです。
記号・句読点・顔文字の乱用
【例文】
オハヨー♡
昨日の、ご飯♪凄く楽しかったね!
やっぱり、〇〇チャン♡♡と、食べる、ご飯はスゴクおいしいナ♡♡
いつもより、いっぱい!食べれちゃったよ!?(^ε^)-☆Chu!!
今度はいつ、あいてるカナ?????(・・?
「おじさんLINE」には、とにかく記号・句読点・顔文字などが乱立して読みにくい傾向があります。
これに加えて、絵文字のハートやキラキラマークをちりばめるてくる人もいます。
絵文字の数や色が多いほど「イケてるメッセージ」と思っているなら、おじさん特有の大きな勘違い。
ただ読みにくいだけで、親しみは一切湧きません。
カタカナがやたらと出てくる
【例文】
ヤッホー!〇〇チャンはもう起きてるカナ?
今日は天気がいいから、お散歩とか気持ちよさそうだヨネ(^_-)-☆
〇〇チャンとピクニックして一緒にお弁当食べたら、オイシイだろうナァ♪
「おじさんLINE」でよく見かけるのが、やたら多いカタカナです。
もちろん名詞など、カタカナでなければ伝わらないことはありますが「おじさんLINE」の場合は、不必要なカタカナが目立ちます。
呼び方の最後がチャンになる、語尾がカタカナになるが典型的で、これが日本語的に読みにくいのと、なんだかイラっとするという声があがっているのです。
ひとりでのノリツッコミ
【例文】
コンバンワ!今日は寒いね(^^;)
こんな日は、人肌恋しくなっちゃうよ〜!!!
〇〇チャンが、一緒に寝てくれたら、きっと温かいんだろうね(〃▽〃)ポッ
今度、一緒に寝てくれる?ナンチャッテ☆
もっとも返信に困るのがひとりでのノリツッコミです。
大体がどうでもいい内容で、話も完結してるので返す気力は完全に失せてしまいます。
また「ナンチャッテ」などツッコミを入れておけば、相手に引かれないと思ったら大間違いです。
内容によっては笑い話では済まず、完全に嫌われる場合もあります。
下ネタ
【例文】
今日は暑いネ~(^^;)
〇〇チャンは衣替えした?
〇〇チャン、おっぱい大きいから、薄着は目立っちゃうんじゃない!?
セクシーなのは、ぼくと会う時だけにしてネ(^_-)-☆
セクハラにもとれる下ネタを入れ込んでくるのも「おじさんLINE」あるあるです。
ある程度仲が良いから、こういうネタも受けるだろうと考える人が多いですが、ほとんどの場合がNGです。
「親しき仲こそ礼儀あり」、男性が女性に対して性的な話を送るのは、基本的にご法度だと思わなければいけません。
おじさんLINEが気持ち悪いと思われる理由
こうした「おじさんLINE」は気持ち悪いと言われることが多いですが、その理由はどこにあるのでしょうか。
実際に「おじさんLINE」を受けた人が主にあげる、気持ち悪い理由を紹介します。
内容が生理的に無理
内容がセクハラチックであり、生理的に気持ち悪いと感じる人も多くいます。
とくに厄介なのは、本人にセクハラしている意識が無いパターン。
仲が良ければこういった話題も、笑い話になる感覚で送っています。
しかし相手からすれば、そこまで仲いいとは思っていないし、ただただ不愉快に感じているのです。
もう無理と思って返信をしなくても、失礼なことをしていると思ってない人ほど、連絡を送り続けてくるので気持ち悪いと思われています。
下心が丸見え
「おじさんLINE」は、下心が丸見えだから気持ち悪いと感じる人が多くいます。
仲良くなりたい・特別な存在になりたいといった心理状態が、前のめりに伝わってくるので、ときには恐怖さえ感じてしまうのです。
また、こちらが程よく距離を取ろうとしているのに、雰囲気を察せずにじわじわ近づいてくる感じにも嫌悪感を抱いてしまいます。
「おじさんLINE」には、相手のことを探るような言い回しが多く、引いてしまう人が多いでしょう。
必死感があって引く
「おじさんLINE」には、必死感もにじみ出ています。
現実世界でも、自分をアピールして、気に入ってもらいたい!と、ワーワーと騒いでいる人は迷惑なものです。
「おじさんLINE」には、メッセージにその必死感が詰まっているため、読んでいるだけでうるさく感じます。
相手との温度差に気付いていない点も、気持ち悪いと思われる原因のひとつでしょう。
勘違いが多い
「おじさんLINE」を送ってくる人は、勘違いしている人が多いのも特徴です。
「自分が送った文章に、毎回返事をくれる」イコール、あなたに好意がある訳ではありません。
大体の場合は、おじさん達に対する「優しさ・情け」で返信してくれています。
それに気付かず、どんどん「おじさんLINE」を送りつけ、さらに内容がエスカレートすれば、気持ち悪いと思われるのは当然でしょう。
返信をくれたということだけでなく、相手がどんな反応をしているかもしっかり読み取らなければいけません。
おじさんLINEにならないための解決法
「おじさんLINE」を送ってしまっていた!と気付いた人でも、まだ間に合います。
これからのLINEを改善していけば、脱・おじさん構文を目指せるのです。
ここでは「おじさんLINE」にならないために、気を付けたいポイントとコツを紹介します。
長文を打たない
ダラダラとした長文を打たないことが、まず第一の鉄則です。
とくにアプリでなくEメールが基本だった世代は、つい言いたいことを全部含めるために長文を作りがちですが、もう時代遅れ。
スクロールしなければいけないほどの長文は、NGだと覚えておきましょう。
とくに若者のLINE利用者は、一文を何回かに分けて送ったり、スタンプのみで会話したりするパターンが多いため、それにあわせて簡潔かつわかりやすい(返信しやすい)言葉を意識しましょう。
句読点の位置を意識
句読点は、文章を実際に声に出して読んでみるとその不自然さに気付きます。
文章を作った後は、一度しっかり読み直しましょう。
外で声が出せない場合は、心の中でも充分です。
そうして、違和感がある句読点は省き、読みやすい文章に直すことが大切。
中には句読点の多用が当たり前になり、違和感に気付けない人もいるかもしれません。
そうした場合は、ビジネスメールの作り方など何か1つでも、文章についての参考書を読むことをおすすめします。
カタカナは基本入れない
名詞や擬音などで必要な場合以外、カタカナの使用はできるだけ避けましょう。
語尾や文章内に、不自然なカタカナが使われていると読みにくくなってしまいます。
親しみを出すためにあえて使用している人もいますが、読みにくい・なんかイラっとするといった意見が多く、メリットはほぼありません。
文字とはいえ、LINEは言葉の交流です。
相手が理解しやすい文字・文章で打つように心がけましょう。
絵文字を使うなら1つまで
「おじさんLINE」にありがちな絵文字・記号・顔文字の乱用は、必ず封印しましょう。
とくに、華やかさや親しみを込めて表情やハートといった絵文字を多用するのは、相手に引かれる可能性が高いです。
また、車や病院など、文字で打てるものをわざわざ絵文字で送るのもNG。
絵文字・顔文字などを使うなら、1回の送信でせめて1つにとどめておきましょう。
ただし、送る度にハートを1個ずつ連投するといった使用も控えてください。
加減がわからないのであれば、優しい言葉のチョイスに注力して、装飾するのはやめましょう。
おじさんLINEは嫌われる!対処法を知ってスマートなコミュニケーションを心がけよう
今までのLINE履歴を見直して、ドキッとした人もいるでしょうか。
自分は大丈夫だろうと思っても「おじさんLINE」もしくは近いものを、意外と気付かず送っているケースがあります。
当てはまる項目があった人は、解決法を参考にぜひ改善を。
当てはまらなかった人は、今後もそのスタンスを維持しながらLINEやSNSでの交流を楽しんでいきましょう。
- 「おじさんLINE」は気持ち悪いと思われることが多い
- 送ってる「おじさん」本人は、嫌がられてることに気付いていない
- 絵文字・顔文字・記号の乱用は「おじさんLINE」あるある
- 句読点を意識して、短くスマートな文章を作り「脱!おじさんLINE」