オジギソウの花言葉は怖い?毒性の有無などの特徴やおすすめのプレゼントシーンを解説
まるでポンポンのような、かわいらしいピンク色の花を咲かせるオジギソウ。
葉に触れると、お辞儀するように閉じていく植物として、広く知られています。
とてもキュートな印象のあるオジギソウですが、どのような花言葉を持っているのか気になりますよね。
この記事では、オジギソウの花言葉に怖い意味があるのか、毒性などの特徴や贈るのにぴったりなシーンについても解説していきます。
Contents
オジギソウの花言葉とは?
花言葉とは、その花を象徴する意味のこと。
かわいい花姿が印象的なオジギソウですが、どのような意味を持っているのでしょう。
まずは、オジギソウの花言葉を紹介していきます。
「感受性」「敏感」「繊細な感情」
オジギソウの花言葉は「感受性」「敏感」「繊細な感情」などです。
オジギソウは指で葉に触れるとゆっくり閉じていく性質を持っており、そこから由来してこのような花言葉がつけられたと考えられています。
植物は世界中に数えきれないほどの種類がありますが、動く性質を持つものはかなり少なく、面白い反応を示すことで知られている植物です。
「謙虚」
「謙虚」という花言葉も、オジギソウを象徴する意味の一つです。
葉がそっと畳むようにパタパタと閉じていく姿が、まるでお辞儀しているように見えることから名づけられました。
漢字で「お辞儀草」と表されることもあるほど、葉の珍しい性質に注目されています。
オジギソウの花言葉の怖い意味は?毒性があるってホント?
オジギソウの花言葉には、怖い意味はありません。
「繊細な感情」「謙虚」など、どの花言葉も控えめで清らかな印象のものばかりです。
自宅でのガーデニングで植える花としてはもちろん、プレゼントとしても喜ばれるでしょう。
ただし、オジギソウにはアルカロイドの成分が含まれており、薬効がある一方、毒性もあるといわれています。
葉や花に触れても問題ありませんが、口にするのは危険なので、ペットや小さい子供が食べてしまわないように注意してください。
オジギソウの花の特徴
オジギソウは、マメ科オジギソウ属に分類され、主に南アメリカを原産とする多年草です。
学名は「Mimosa pudica(ミモザ・プディカ)」といいますが、ふわふわの黄色い花を咲かせるミモザとは別の植物です。
ここでは、オジギソウの花の特徴をさらに詳しく解説していきます。
触れると閉じる葉の性質が名前の由来
「オジギソウ」という名前の由来は、刺激を受けるとそっと閉じていく葉の性質に由来しているといわれています。
指で触れる以外に、熱や風、振動によっても葉が閉じるのが特徴です。
葉が閉じるメカニズムは、葉の付け根にある細胞の中の水分が、刺激を受けると縮んで抜けてしまうからと考えられています。
この性質は、害虫などから身を守るための自己防衛なのではといわれており、とても奥深く不思議な特徴といえるでしょう。
また、夜暗くなると自然に葉を閉じる様子から、別名「眠り草」とも呼ばれています。
7~9月にピンク色の可憐な花を咲かせる
暖かい温度を好むオジギソウは、7〜9月ごろにピンク色のほわほわとした花を咲かせます。
種をまく際は4月下旬〜5月下旬に行い、日光が当たる暖かい場所に植えるのがおすすめ。
ガーデニング初心者の人は、花屋やホームセンターで苗を購入したほうが育てやすいでしょう。
葉の珍しい性質がよく知られていますが、控えめな花姿もとても愛らしく、見ているだけで心が和むような魅力があります。
病害虫に強いが寒さには弱い
オジギソウは、花姿も葉の性質も繊細である一方、意外に病害虫に強く、成長も早いのが特徴です。
肥料は苗を育てるときに1〜2回ほど与えることもありますが、基本的には必要ありません。
ただし、寒さにはめっぽう弱く、日本の冬は越えられないといわれています。
一年草として割り切るか、鉢植えの場合は室内に移動するといった対策を講じましょう。
また、耐暑性はあるものの乾燥には強くないので、土の表面が乾かないように、夏は朝夕2回の水やりが適しています。
花や葉に直接水をかけると弱ってしまう可能性があるため、必ず根元に注いでください。
オジギソウの花を贈るのにぴったりなシーン
可憐な花姿と、面白い反応を見せる葉の性質が特徴のオジギソウは、プレゼントにもぴったり。
ポジティブな花言葉を持つため、誰に贈っても喜ばれるものとなるでしょう。
贈る方法としては、鉢植えや花苗が一般的です。
最後に、オジギソウの花を贈るのにおすすめのシーンを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
誕生祝いのシーン
誕生祝いに花を贈るのは定番でありながら、とても喜ばれるプレゼントの一つです。
キュートな印象のオジギソウを誕生祝いに選んで「おめでとう」の気持ちとともに渡してみませんか?
花言葉も良い意味合いのものばかりなので、相手もきっと心に残る思い出となることでしょう。
また、オジギソウの誕生花は5月5日なので、その日が誕生日の人に贈るのもおすすめです。
日頃の感謝を形にしたいとき
何か特別なことはなくても、感謝の気持ちはできるだけ相手に伝えたほうが、より良い関係を保てます。
いつもお世話になっている人に日頃の感謝を伝えたいときや、お礼をしたいときにも、オジギソウの花はぴったりですよ。
かわいらしい花姿に相手の心もきっと和み、あなたの感謝もしっかりと伝わるはずです。
相手へのリスペクトを伝えたいとき
「感受性」「謙虚」など、オジギソウの花言葉と同じ特徴を持つ人は身近にいませんか?
そんな相手へのリスペクトを伝えたいときも、オジギソウを贈るのにぴったりなシーンです。
花言葉をメッセージに添え「あなたのこういうところを尊敬しているよ」と伝えると、話が弾むきっかけになるでしょう。
自分の性格と似た意味を持つ花として、いつまでも大事に育ててくれるはずですよ。
オジギソウの花言葉は素敵な意味ばかり!葉がお辞儀する繊細な様子も楽しもう
オジギソウの花言葉に怖い意味はなく「感受性」「繊細な感情」「謙虚」など、控えめで愛らしい素敵な意味をたくさん持っています。
ふわふわとしたピンク色の花はかわいく、刺激によって葉がお辞儀するように閉じる姿も、オジギソウが万人から愛される理由でしょう。
繊細な様子が特徴的である一方、意外に丈夫なので、ガーデニング初心者でも安心して育てられます。
プレゼントにも適しているため、贈るのにおすすめなシーンを参考にして、大切な人へ思いとともにオジギソウを届けましょう。
- オジギソウの花言葉は「感受性」「繊細な感情」「謙虚」など
- 怖い意味はまったくなく、控えめで素敵な意味を持っている
- 毒性があり、触れても問題ないが口にするのは危険
- 触れると葉が閉じる不思議な性質を持っており、花名にも由来している
- 誕生を祝いたいときやリスペクトを込めて、大切な人にオジギソウを贈ろう