ノースポールの花言葉とは？由来や怖い意味があるのかも解説

可愛らしい見た目から、ギフトやガーデニング用の植物として人気のノースポール。

どんな花言葉が込められているかご存知ですか？

この記事ではノースポールという花の名前や花言葉の由来、怖い花言葉の有無について解説します。

ノースポールを贈るおすすめのシーンも紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

ノースポールの花言葉の意味と由来は？

ノースポールは厳しい寒さの冬を乗り越え、長く咲き続ける花です。

そのためポジティブな意味を持つ花言葉や、季節にまつわる花言葉が込められています。

代表的な花言葉と、それぞれの由来をチェックしましょう。

高潔

ノースポールには「高潔」という花言葉があります。

これは「気高く立派で、汚れがない」という意味の言葉。

ノースポールはどんなに厳しい寒さの中でも凛と咲き続けるため、その気高い美しさや立派な様子から「高潔」という花言葉が込められました。

小ぶりながらも気品溢れる佇まいは、まさに「高潔」という言葉がぴったりです。

誠実

「誠実」という素敵な花言葉もノースポールには込められています。

こちらも厳しい寒さに耐えながら美しい花を咲かせる様子、そして冬を乗り越えてもなお清らかに咲き続ける様子に由来するもの。

また、真っ白な花びらが誠実さを連想させることにも由来していると言われています。

輪廻転生

ポジティブな意味以外にも、ノースポールには「輪廻転生」という珍しい花言葉が込められています。

こちらはノースポールの生育サイクルが由来です。

実は、ノースポールは冬を乗り越えられるものの、1輪の花の寿命はたった1週間ほど。

しかし、1輪が枯れてもこぼれ種からすぐに次の新しい花が咲くため「輪廻転生」という花言葉が込められました。

冬の足音

冬の花であるノースポールにつけられた花言葉が「冬の足音」。

というのも、ノースポールの開花時期は概ね12月〜5月。

つまり、ノースポールが咲く時期がちょうど冬のはじめから春の終わりに当たるため、冬を知らせる花という意味を込めて「冬の足音」という花言葉がつけられました。

ノースポールの花言葉に怖い意味はある？

結論から言うと、ノースポールの花言葉に怖い意味のものはありません。

「輪廻転生」がややミステリアスな印象を与えますが、由来を知ればポジティブな意味であることがわかります。

ノースポールには「高潔」や「誠実」など誰かを褒める言葉が多く込められているため、贈り物にしても誤解を招く心配はなく、むしろ喜ばれるでしょう。

ノースポールってどんな花？

ノースポールはキク科フランスキク属で、北アフリカを原産とする植物です。

一体どんな特徴があるのか、花姿やノースポールの名前の由来などを詳しく紹介します。

可愛らしい見た目が印象的

ノースポールはまるで絵に描いたような可愛らしい見た目が特徴的です。

花の中心が黄色く、その部分をぐるりと囲むように真っ白な花びらをつけます。

見た目はマーガレットによく似ていますが、花のサイズは2〜3cm、草丈は15〜30cmとやや小ぶりです。

また、ノースポールはノコギリのようなギザギザの葉っぱも特徴的なポイント。

花の白×黄色のコントラストと相まって、にぎやかで明るい印象を与えます。

名前の由来は「北極」

「ノースポール」という名前は「北極＝North Pole」を意味しています。

真っ白な花が密集するようにたくさん咲く様子が、雪がたっぷりと積もった北極の白い大地を連想させることから、ノースポールと名付けられました。

ちなみに、ノースポールの生息地はヨーロッパ・地中海沿岸から北アフリカにかけてです。

寒さに強いものの、北極では咲きません。

ガーデニング用の花としても人気

ノースポールは見た目の可愛らしさと寒さに強いことから、ガーデニング用の花としても人気です。

10月〜12月ごろに植え付けすれば冬の間、3月〜4月ごろに植え付けをすれば春の終わりまで楽しめます。

ノースポールは比較的乾燥に強く、鉢植えの場合は与えすぎない程度に水やりが必要ですが、地植えの場合はほぼ水やりは必要ありません。

手入れの簡単さも魅力的です。

ノースポールに毒はなし！

ノースポールは花びら・茎・葉など、いずれの箇所にも毒は含まれていません。

そのため、小さな子どもやペットを飼っている家でも安心して育てられますよ。

また、ノースポールには毒が含まれていないことから、エディブルフラワー（食用花）として使用されることもあります。

食用ギクのようにほんのり苦味があり、サラダやスイーツなどのアクセントにおすすめです。

ノースポールを贈るのにおすすめのシーン3選！

ノースポールは鉢植えやドライフラワーなどで、プレゼントするのもおすすめです。

最後にノースポールを贈るのにおすすめのシーンを紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

新たな一歩を踏み出す人へのお祝い

生まれ変わりを意味する「輪廻転生」という花言葉は、新たなスタートを迎えようとしている人にぴったりな言葉です。

新しい環境でも「ノースポールのように凛と咲き誇ってほしい」という思いも一緒に込めてプレゼントすると喜ばれるでしょう。

「環境が変わっても誠実さを忘れずにいてほしい」という応援メッセージをこめるのも良いかもしれませんね。

自分の気持ちを伝える時

ノースポールには「誠実」という花言葉があるため、真摯に自分の思いを伝える時にプレゼントすると良いでしょう。

ただ、ノースポールを渡すだけでは「誠実」という意味しか伝わらないため、ノースポールに加えて自分の思いを伝えることが大切です。

愛の告白、感謝の気持ちなど、大切なことは言葉やメッセージにして、ノースポールとともに贈りましょう。

クリスマスなど冬のイベント

冬の訪れを知らせるノースポールは、冬のイベントの贈り物にも喜ばれます。

特に、ノースポールは12月24日の誕生花であることから、クリスマスの贈り物にはまさにぴったり。

また、冬に誕生日や記念日を迎える人へのプレゼントにもおすすめです。

「高潔」という花言葉があるため、贈られた人は嬉しくなるはずですよ。

ノースポールはポジティブな意味の花言葉ばかり！キュートな見た目で贈り物にぴったり

ポジティブな花言葉が多く、可愛らしい見た目をしているノースポールは、フラワーギフトにおすすめのお花です。

鉢植えはもちろん、手入れが苦手な人に贈る場合は、ドライフラワーやプリザーブドフラワーにして贈るのも良いでしょう。

ノースポールは真っ白な花を咲かせるため、ノースポールのみで贈るのも、他のカラフルな色のお花と組み合わせて贈るのもおすすめです。

ぜひ贈る人の好みに合わせたアレンジを楽しみながら、プレゼントしてくださいね。