「もう疲れた」と感じる瞬間や原因とは?疲れたときのNG行動&対処法
ある日、ふと「もう疲れた」「しんどい」と感じることはありませんか?
疲れの原因はさまざまあれど、その気持ちを放っておくことは危険かもしれません。
今回の記事では、疲れたときのNG行動や適切な対処法について解説していきます。
疲れが本格的な鬱や病気につながる前に、ぜひチェックしてください。
Contents
「もう疲れた」と感じる瞬間はどんなとき?
そもそも、どんなときに人は「もう疲れた」と感じてしまうのでしょうか。
まずは疲れてしまう瞬間やきっかけについて見ていきましょう。
がんばったのに評価されないとき
せっかくがんばったのに評価されないときほど辛いことはありません。
積み上げてきた仕事を否定されたとき、努力がイマイチ評価されなかったときなど、「もう疲れた…」と感じてしまう人は多いでしょう。
こうした達成感のなさは、落ち込みや無気力の原因になりかねません。
がんばったことを評価されなければ、次への気力も湧いてこないのです。
キャパオーバーの仕事を抱えてるとき
キャパオーバーの仕事を抱えているときも「もう疲れた」と感じる原因になりがちです。
単純に忙しさで疲労することはもちろんですが、自分だけ仕事が多く周りがヒマそうだとなおさら嫌になってしまうでしょう。
苦手な人と会話しているとき
苦手な人との会話に「もう疲れた」と感じる人もいるでしょう。
苦手な相手と対峙しているときは、つい無理をしてしまっているものです。
価値観の合わない人との会話ほどストレスのかかることはありません。
その場から離れられたらいいのですが、そうした人に限って会話が長くしつこいものです。
他人の相談を聞いているとき
他人からの相談は案外ストレスになりがちです。
長々と悩みを聞いているせいで「もう疲れた」と感じることも少なくありません。
相手が困っているだけに、こちらから話を打ち切るわけにもいかないのも困ったところ。
また、相談事は基本的にネガティブな話なので、その重い空気感がさらに疲れる要因になりがちです。
彼氏・彼女に振り回されているとき
彼氏や彼女に振り回されることで「もう疲れた…」と感じてしまうこともあるでしょう。
急なドタキャン、気まぐれな呼び出しといった相手の行動に合わせるのはいくら好きでも面倒なものです。
好きだからつい従いがちですが、いくら恋人といえど誠意のない行動ばかりでは疲れてしまっても当然です。
嫉妬・束縛がひどいとき
嫉妬や束縛のひどい恋人に対して「もう疲れた」と感じることもあります。
嫉妬や束縛が強いタイプは、恋人の行動をすべて把握しようとします。
しかしそれでは好きなこともできず、常に監視されているような息苦しさを感じてしまうでしょう。
過度な嫉妬や束縛に「もう嫌!疲れた!」となってしまっても仕方ありません。
恋愛が一方通行に感じたとき
彼氏や彼女からの愛情が感じられず、恋愛が一方通行だと疲れを感じてしまいがちです。
自分は好きなのに恋人からはないがしろにされる、全然話を聞いてくれないなど、相手からのリアクションのない恋愛を続けていくのは苦痛なものです。
いくら尽くしても応えてくれない相手との恋愛は「もう疲れた」と感じても当然でしょう。
「もう疲れた」と感じる原因はなに?
頑張りすぎたときに疲れてしまうのは当たり前です。
とはいえ、同じような状況でも案外平気な場合としんどいパターンがあるのはなぜなのでしょうか。
続いては、「もう疲れた」と感じてしまう心理的原因について解説します。
物事が思い通りにいかない
精神的にも肉体的にも頑張っているのに、物事が思い通りにいかないと人はひどく疲れてしまうものです。
もし、頑張った分の結果がだせれば「次もまた頑張ろう」と励みになるでしょう。
しかし、あらゆる手を尽くしても上手くいかなければ、頑張りの意味が感じられなくなってしまいます。
何をやってもダメな状態というのは、人からやる気を奪い「もう疲れた」と思わせてしまうのです。
誰からも評価されない
家事や事務作業といった、縁の下の力持ち的な仕事は周囲に評価されにくいものです。
毎日コツコツと頑張っているのに、周りが「やって当たり前」とばかりに感謝の気持ちを示してくれなければ仕事に意味など見出せません。
誰からも評価されないことを続けるのはむなしいもの。
結果として、糸がきれたように「もう疲れた…」と何もかもを放り出したくなるのです。
ダメ出しされることが続いている
身近にダメ出しばかりしてくる人がいる状況も、追い込まれる原因になりがちです。
何をやってもマイナス部分ばかり指摘してくる、ネチネチと粗探しされるようなことが続けば、誰だって精神を消耗してしまうでしょう。
「もう疲れた」と感じてしまうのは、このように自尊心を削られ続けた結果かもしれません。
延々と仕事が舞い込んでくる
延々と仕事が舞い込んでくるような状況は要注意です。
たとえ評価され上手くまわっていたとしても、全く休みのない状況というのはかなりキツイもの。
今の仕事が終わってもすぐに次の仕事が来る、といった終わりの見えない状況は人のやる気を奪い「もう疲れた」と感じさせる原因になりがちです。
もしコントロールできる状況であれば、一旦休暇を取るなどどこかで区切りをつけることが必要でしょう。
また、どうしても職場環境が改善できないようであれば、会社を辞め転職することを視野にいれたほうがよいかもしれません。
「もう疲れた」と感じたときにやってはいけないコト
「もう疲れた」と感じると、つい自暴自棄になってしまう人は少なくありません。
しかし、思いのまま暴走すると後で取り返しのつかないことになってしまいます。
後悔しないためにも、以下のような行動は重々慎むようにしましょう。
食べまくり飲みまくり
ストレスが溜まると食に走る人は多いでしょう。
好きなだけ食べ、飲みまくることで一時は嫌なことを忘れられるかもしれません。
しかし、暴飲暴食したところで物事は何も解決しないでしょう。
それどころか、体に負担をかけてしまう可能性大です。
食に走りたくなってもまずはグッと我慢し、適度に好きなものを食べることをおすすめします。
無駄に買い物する
ストレスのせいで、食の次に暴走しがちなのがお金の使い方です。
頭に血が上って、服やブランド品を買いあさった経験のある人もいるでしょう。
とくにネットショッピングは、タップ1つですぐに購入してしまえるので大変危険です。
「やっぱりいらなかった」と後悔しないためにも、疲れたときこそショッピングから距離をとることが大事です。
モノを断捨離する
疲れたとき、気持ちをスッキリさせたいからと家を大々的に片づけることもあるでしょう。
ただ掃除するだけならOKですが、モノを断捨離してしまうのはおすすめできません。
「もう疲れた」と感じているときはあまり冷静ではないからです。
つい必要なものまで断捨離し過ぎたりと、後から後悔する可能性大なのであくまで「片付け」の程度にとどめておきましょう。
人との縁を断捨離する
「疲れた、もう嫌だ」という気持ちから、人との縁を断捨離したいという衝動に駆られたら要注意です。
確かに今の人間関係を一掃すれば、現時点でのストレスはなくなるかもしれません。
しかし、人との縁を断捨離しても根本的な解決は不可能です。
むしろ余計に人間関係が悪化する可能性もあり、あとで後悔することになりかねません。
人との縁をリセットする前に、落ち着いて距離をとることをおすすめします。
無理にテンションをあげる
疲れたからと言って、無理にテンションをあげるのはおすすめできません。
ハイテンションになることでごまかそうとしているのかもしれませんが、気分の落差からもっと疲れてしまうでしょう。
疲れているときは、無理に元気を装わなくてもいいのです。
疲れていることを素直に受け止め、自然なテンションで過ごすようにしましょう。
いけない恋愛に走る
疲れたときや心がしんどいとき、人はつい異性に甘えたくなるものです。
そうした弱みにつけ込まれ、よくない男性や女性からの誘惑にハマってしまうかもしれません。
しかし、いけない恋愛は一時は癒しになっても後から来る修羅場は必須です。
自分が悪者になる前に、不倫や浮気といったいけない恋愛には近づかないようにしましょう。
しんどい・疲れた・何もしたくない気持ちを対処する方法
しんどい・疲れた・何もしたくないと感じたときは、何らかの対策が必要です。
原因となっている人や物事から離れられれば一番ですが、それが無理なら以下のような方法で上手に気分転換することをおすすめします。
まずはゆっくり身体を休める
しんどい・疲れたと感じたときにまず大切なのは、ゆっくり身体を休めることです。
何もしたくないと感じているときは、当然肉体が疲れているものです。
身体の疲労は思っている以上に精神に影響してきます。
本格的に嫌になってしまう前に、仕事や家事を休んでゆっくりすることをおすすめします。
好きなことをして過ごす
しんどさや疲れを感じたときは、好きなことをして過ごすのがおすすめです。
旅に出る、ドラマや映画を見まくるなど、自分が好きなことを思う存分楽しんでください。
そうすることで気分がリフレッシュされ、やる気や元気が復活してくるはずです。
頑張りすぎることをやめる
「もう疲れた…」と思ってしまう人には真面目な頑張り屋が多いです。
しかし、頑張ってばかりいるといつまでたってもしんどいままです。
ぜひ、一旦頑張りすぎることを止めてみてください。
「8割できていれば十分」だと、基準をゆるくすることで疲れが溜まりにくくなるでしょう。
生活に運動を取り入れる
しんどい・疲れたとなりやすい人は、生活に運動を取り入れてみましょう。
定期的な運動には一定のストレス解消効果を見込むことができます。
ストレスを受けやすい人こそ、運動習慣を取り入れて解消させることが大事です。
また、運動によって体力がつけば身体的にも疲れを感じにくくなり一石二鳥です。
ストレスは文字にして吐き出す
しんどさや疲れにはそれを引き起こす原因があるはずです。
しかし、案外その原因をはっきり自覚している人は少ないもの。
そこで有効なのが、ストレスを文字や言葉にして吐き出すという方法です。
メモ用紙などに、不満やストレスに思っていることをどんどん書いていきましょう。
悩みを文字としてはっきりさせることで、頭が整理されストレス発散にもなるはずです。
自己肯定感をあげていく
心のしんどさの裏には、自己肯定感の低さが隠れている可能性があります。
疲れた、しんどいと感じやすい人は、自己肯定感をあげていくことを心がけましょう。
簡単な目標を決めてそれを実行するだけでも、自己肯定感は高まっていきます。
「早起きする」「間食しない」といったできそうな目標からはじめるのがコツです。
友人・家族・カウンセラーに相談する
本当にしんどいときは、自分だけで解決しようとしてはいけません。
信頼できる友人や家族、カウンセラーなど、相談しやすい相手に話を聞いてもらうことをおすすめします。
気持ちを吐き出すだけでもある程度楽になるはず。
場合によっては有効な解決法やアドバイスを得られるかもしれません。
一人で悩まずに、辛い気持ちは他人に聞いてもらうことが大切です。
人生を楽しく生きるために疲れたときは一度立ち止まろう!
上手くいかない状況や終わらない仕事、理不尽な恋愛などのせいで「もう疲れた…」と感じることもあるでしょう。
もし疲れやしんどさを感じたら、そのままにせず迅速に対処することが大切です。
とにかく休む、信頼できる相手に相談するなど、原因に合わせたセルフケアを心がけましょう。
適切に対処すれば、また前向きに行動できるようになれるはずです。
ときには自分自身を甘やかして、上手にストレス解消を目指してくださいね。
- 頑張ったのに評価されない、キャパオーバーの仕事を抱えているときなどに、人は「もう疲れた」と感じやすい
- 恋人の束縛や一方通行な気持ちなど、理不尽な恋愛や夫婦関係も疲れを感じさせる
- 物事がうまくいかない・誰からも評価されないといった状況は「もう疲れた」と感じる原因になりやすい
- 「もう疲れた」と思っても、衝動的に食べまくる・無駄遣いする・断捨離するのは絶対NG
- しんどいときは、ゆっくり休んだり人に相談したり上手にガス抜きすることが大事