年の差婚の離婚率は高い!離婚原因や年齢差を乗り越えて幸せになる秘訣
同年代の結婚は祝福を受けやすいですが、年の差婚は両親から反対されることが少なくありません。
年齢差がある夫婦の離婚率は30%超えという不安なデータもあります。
これから結婚を考えている年の差カップルは、夫婦円満でいるための対処法を確認しておきましょう。
今回は年の差婚の離婚原因や年齢差を乗り越えて幸せになる秘訣を紹介します。
結婚相手と年齢が離れている人は、ぜひ参考にしてください。
※この記事では5歳以上離れているカップルの結婚を年の差婚と定義しています。
Contents
年の差婚の離婚率データ
離婚弁護士ナビのアンケート調査によると、年齢差が5歳以上の夫婦の離婚率は、5歳差未満の夫婦に比べて離婚率が約2倍にも跳ね上がっています。
年の差婚は離婚のリスクが高いといえるでしょう。
彼氏・彼女と5歳以上離れているという人は、結婚する前にパートナーと話し合いの場を設けてリスクヘッジすることをおすすめします。
参考元:離婚弁護士ナビ「年の差婚の離婚率は高い?200名アンケートでわかった年の差婚の主な離婚原因」
年の差婚の主な離婚原因
年の差夫婦はなぜうまくいかなくなるのでしょうか。
主な離婚原因は次の5つです。
価値観の違い
交際中のときは気にならなくても、結婚して一緒に暮らすようになってからお互いの価値観の違いに気づくことがあります。
たとえば金銭感覚や教育方針、親戚付き合いなど価値観が違いすぎることで喧嘩が増え、一緒に生活するのが辛くなることがあるのです。
年齢差があると育った時代も違うことから、同年代カップルに比べると価値観の違いが生まれやすいといえるでしょう。
パートナーの不倫
年の差婚をすると、年下夫や年下妻が不倫に走るケースがあります。
パートナーの老いや加齢臭が気になり、異性として見られなくなってしまうことが原因です。
また、若くして結婚した年下夫や年下妻の場合、同年代の友達は独身生活を満喫しています。
異性と恋愛を楽しむ友達がうらやましくなって、浮気してしまうこともあるでしょう。
年上夫や年上妻がパートナーの不倫に気づき、離婚を切り出すことがあるのです。
子作りへのプレッシャー
年上女性と年下男性の年齢差カップルは、お互いが子作りへのプレッシャーに悩まされることがあります。
女性は妊娠のタイムリミットがあるため、夫婦の年齢に開きがあるほど焦ってしまうでしょう。
排卵日に残業して夫の帰りが遅くなれば、子作りに非協力的だと妻に責められます。
妻側も生理がくるたびに落ち込むため、精神的に参ってしまうかもしれません。
そのような結婚生活に疲れてしまい、離婚に発展することがあるのです。
年齢に期待しすぎる
年上・年下といったパートナーの年齢に期待しすぎてしまい、結婚を後悔するケースもあります。
たとえば、年上男性に対して年下女性は「包容力がある」「頼りがいがある」「経済力がある」といったイメージを抱きがちです。
反対に年下女性に対して年上男性は、「若々しい」「可愛げがある」「素直」というところに魅力を感じやすいでしょう。
ところが当然、一人ひとり性格や価値観は違いますから、年齢からくるイメージは簡単に覆ることがあります。
年齢に期待しすぎるとそれを裏切られたときに大きく落胆して、離婚原因になることがあるのです。
体力面の差
年齢差が大きくなるほど体力面にも差が出ます。
年下の夫や妻は休日をアクティブに過ごしたいのに、年上のパートナーが常にお疲れ気味であれば「休日くらい家でゆっくり過ごしたい」と意見が合わないことがあるでしょう。
これでは一緒にいてもつまらない・疲れると思ってしまい、結婚生活にピリオドを打ちたくなる原因となります。
また、年上の夫・妻側の体力低下や性欲減退の影響で、セックスレスになりやすいという問題もあります。
子供がほしい人にとって、年齢差が大きい年上男性・女性との結婚はリスキーかもしれません。
年の差婚のメリット&デメリット
年の差婚にはメリットとデメリットがあります。
年齢差がある彼氏・彼女との結婚を考えている人はチェックしておきましょう。
【メリット①】夫婦喧嘩に発展しづらい
結婚して一緒に暮らすようになると、価値観の違いから夫婦喧嘩が勃発することは珍しくありません。
しかし、年の差婚の場合は夫婦喧嘩に発展しづらいというメリットがあります。
同年代だとお互いに意地を張り合うことがありますが、年齢が離れていれば譲り合えるのです。
経験豊富な年上は年下のわがままを受け入れられるでしょうし、年下は人生の先輩である年上の意見を尊重することができます。
夫婦喧嘩が絶えないと自宅にいても落ち着いて過ごせません。
年の差婚は夫婦喧嘩が少ないため、穏やかに過ごせるでしょう。
【メリット②】新鮮味を感じやすい
年の差夫婦は「話が合わないのでは?」と思われがちですが、ジェネレーションギャップがあるため、会話に新鮮味を感じやすいというメリットがあります。
学生時代に流行っていた遊びや曲、学校の給食など相手の話を興味津々で聞けるでしょう。
過去の話だけでなく現在のトレンドも、年の差があると新鮮味を感じられる話題です。
夫婦に年齢差があると、毎日顔を合わせていても会話が絶えることはないでしょう。
【デメリット①】老後を考えると不安になる
年の差婚は、2人の老後を考えると不安になりがちです。
子どもが成人する前にパートナーが定年を迎える場合、教育資金や老後の資金を貯められるか不安になるでしょう。
また、かなり年齢差がある場合、親の介護とパートナーの介護が重なる可能性もあります。
このように老後のことを考えると不安が尽きないのが年の差婚のデメリットといえるのです。
【デメリット②】夫婦に見られづらい
年齢差がかなりある夫婦の場合、一緒にいても親子に見られることがあります。
ご近所さんに「息子さんですか?」「親子で仲がいいですね」などと言われたら、気まずくなってしまうでしょう。
ときには上司と部下に見られるケースもあります。
また、意外と辛いのが「どういう関係性なのだろう?」と好奇の目で見られることです。
何も悪いことをしていないのに、周囲から後ろ指をさされるのは心外ですよね。
年の差婚で幸せになる秘訣
離婚率が高い年の差婚ですが、いつまでも仲良く暮らすには、幸せになる努力を惜しまないことが大切です。
最後に年の差婚で幸せになる秘訣を5つ紹介します。
価値観の違いを認め合う
年の差婚は育った年代が違うため、年齢が近い夫婦よりも価値観の不一致が気になるかもしれません。
しかし、お互いの違いをいちいち指摘すれば、衝突するばかりで疲れてしまいます。
年の差婚で幸せをつかむには、価値観の違いを認め合うことが大切です。
相手を否定せず、金銭感覚や衛生観念などの大事なポイントはすり合わせていきましょう。
価値観の違いを楽しむくらいの気持ちでいると衝突せずにすみますよ。
共通の趣味をもつようにする
年の差婚は好きな曲や映画、青春時代に流行したものなどが異なるため、話が噛み合わないことがあります。
世代のギャップに新鮮味を感じる一方、共通点がまったくないと壁を感じはじめてしまうかもしれません。
夫婦円満でいるためには、共通の趣味をもつことがおすすめです。
趣味が同じなら話が弾み、休日も2人で楽しく過ごせるでしょう。
積極的にパートナーと会話する
年の差婚をした夫婦は価値観や人生経験の違いから、お互いに「話が通じない」と思うことがあるものです。
だからといって会話を諦めないようにしましょう。
どうせ伝わらない…と言いたいことを飲み込んでいれば、2人の距離は広がるばかりです。
積極的に会話しなければ、お互いの思考を理解していけません。
仲良し夫婦でいるためにも、言語コミュニケーションを怠らないようにしましょう。
お互いの欠点をカバーする
年の差婚は年上・年下のパートナーに魅力を感じる一方、相手の欠点を見つけることもあるでしょう。
年上のパートナーなら体力低下、年下のパートナーなら頼りないなど、年齢差によって相手の弱点が目立ってしまうことがあるのです。
しかし欠点を指摘したり無理に直してもらおうとしたりすれば、夫や妻は息苦しさを感じてしまうかもしれません。
年齢に起因する欠点は、なかなか改善するのが難しいものです。
お互いにカバーし合えるようになれば、幸せな夫婦になれるでしょう。
愛情表現を怠らない
年の差婚をした夫婦は、愛情表現に照れ臭さを感じてしまうかもしれません。
しかし、年下の夫や妻が若い異性と浮気しないか心配になる人もいるものです。
日頃から言葉やスキンシップでの愛情表現を怠らないようにして、信頼関係を築き上げることが大切です。
パートナーに愛されているという実感をもたせてあげれば、疑心暗鬼にならず浮気防止にもなります。
「言わなくてもわかるだろう」と思わず、日頃から愛情をしっかりと伝えましょう。
年の差婚がうまくいかなかったら新しい恋へと進もう
年の差婚は基本的には離婚率が高く、さまざまな要因が絡んでうまくいかないことがあります。
幸せになる秘訣をしっかり実践していても、うまくいかない時はいかないものです。
そんな時は、新しい出会いを探して前に進みましょう。
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年の差婚の離婚率は低くないが幸せになれる可能性は十分ある
年の差カップルは同年代カップルに比べて離婚率が高いものの、年の差婚ならではのメリットもあります。
年齢差があることで、お互い最初から違いを意識していることから、喧嘩になりにくいのです。
お互いに価値観の違いを認め合い、共通の趣味を増やしていくことで、幸せな夫婦になれる可能性は十分にあります。
結婚を考えている年の差カップルは、この記事で紹介した「年の差婚で幸せになる秘訣」を参考にしてみてくださいね。
- 離婚弁護士ナビのアンケート調査によると、年の差5歳以上のカップルの離婚率は33.3%で年の差5歳未満カップルの約2倍である
- 年の差婚の主な離婚原因として「価値観の違い」「パートナーの不倫」「子作りへのプレッシャー」「年齢に期待しすぎる」といったことが挙げられる
- 年の差婚のメリットには「夫婦喧嘩に発展しづらいこと」や「新鮮味を感じやすいこと」がある
- 年の差婚のデメリットには「老後を考えると不安になること」や「夫婦に見られづらいこと」がある
- 年の差婚で幸せになるには「価値観の違いを認め合う」「共通の趣味をもつようにする」「積極的にパートナーと会話する」ことが大事