リナリアの花言葉に怖い意味はある?由来や育て方も解説
パステルカラーで、かわいらしいお花を咲かせるリナリア。
大切な人へのプレゼントにするときには、どんな花言葉があるのか気になる人もいるでしょう。
今回はリナリアの花言葉のほか、リナリアの種類や育て方など幅広くお伝えしていきます。
リナリアをあまり知らない人も気になっている人も、これを読めばきっと好きになれるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。
Contents
リナリアの基本情報は?
オオバコ科ウンラン属のリナリアは、丈夫で育てやすく、ガーデニングでは主役としても脇役としても重宝される植物です。
リナリアの花色は、赤やピンク、白、紫、黄色などさまざま。
ここでは、リナリアの基本情報や種類などを紹介していきます。
リナリアの花の基本情報
- 英語表記:Linaria
- 和名:姫金魚草(ヒメキンギョソウ)
- 開花時期:3~6月
- 誕生花:4月10日
リナリアは、同じ科のキンギョソウを小さくしたような花を咲かせる植物です。
淡いパステルカラーが特徴で、咲いているだけで庭を彩ってくれます。
4月10日の誕生花でもあるため、春生まれの方へのプレゼントにもおすすめです。
リナリアの種類
リナリアにはさまざまな品種がありますが、一年草と宿根草と大きく2つの種類があります。
一年草のリナリアとして人気がある品種は、草丈が50cm程度の「リナリア・マロッカナ」や花の形が2つに深く分かれている「リナリア・ビパルティア」。
また爽やかな香りが特徴の「リナリア・グッピー」も、草丈が20cm程度でまとまりやすく、容易に扱える品種です。
シルバーリーフが魅力的な「リナリア・リップルストーン」は基本的に宿根草ですが、日本では一年草として扱われます。
宿根草には、背丈が60cm以上に生長する「リナリア・プルプレア」や「リナリア・アルバ」などがあります。
リナリアは花色も種類も豊富で背丈もさまざまなので、好みやシーンに合わせて選んでみるといいでしょう。
リナリアの花言葉を色別にチェック!怖い意味はある?
ここからは、リナリアの花言葉を紹介していきます。
大切な人にプレゼントしたいと考えたとき、相手が気を悪くする花言葉がないか気になる人もいるでしょう。
色別の意味があるのか、怖い意味はないのかなどを紹介するので、参考にしてみてください。
リナリアの基本の花言葉
リナリアの花言葉は「乱れる乙女心」「この恋に気づいて」「幻想」です。
「この恋に気づいて」という花言葉は、小さなリナリアが群生して咲く様子や、パステルカラーの淡い色合いで主張しすぎない控えめな様子が由来となっています。
「乱れる乙女心」は、群生するリナリアが風に揺れる様子が、激しく乱れる乙女心を連想させることからつけられました。
一見繊細なイメージがある一方で実は丈夫なところも、この花言葉に結び付いていると考えられます。
またパステルカラーのリナリアは、光を浴びると幻想的な風景に。
これが「幻想」の花言葉の由来になっているようです。
リナリアの花言葉が持つ怖い意味
恋心に関する花言葉が多いリナリアには「断ち切れぬ想い」という花言葉も。
気持ちを伝えられる相手の立場になると、何度断っても諦めてもらえないとき、少し怖い気持ちになるのかもしれません。
断ち切れないほどの想いを抱えている場合には、自分を客観的に見てみることも大事でしょう。
白や紫など色別の意味
リナリアには、白や紫、赤、ピンクなどさまざまな花の色がありますが、花言葉に色別の意味はありません。
ギフトとして贈るときには、色で悩む必要はないでしょう。
恋愛にまつわる素敵な花言葉が多いため、自分や相手の好みの色や種類を選ぶのがおすすめです。
リナリアの花言葉はプレゼントに最適!おすすめのシーンは?
恋愛にまつわる花言葉が多いリナリアの花は、プレゼントとして贈るのにぴったり。
また、幻想という花言葉を持つリナリアは、ビジネスシーンでも活躍します。
ここでは、どんなシーンにおすすめなのか紹介していきましょう。
誕生日や記念日などの特別な日に
幻想的な美しさを持つリナリアは、誕生日や記念日などに贈るのに最適です。
「幻想」というリナリアの花言葉が持つ、ふんわりとした夢のような雰囲気は、相手を喜ばせられるに違いありません。
リナリアと同じ4月10日の誕生花である、パンジーやアスターなどと一緒に寄せ植えにして贈るのもおすすめです。
片思いしている相手へ気持ちを伝えたいときに
恋愛の花言葉が多いリナリアは、片思いの相手へ気持ちを伝えたいときにもぴったり。
「この恋に気づいて」の花言葉のとおり、なかなか伝えられない気持ちにも気がついてもらえるかもしれません。
さらに、相手の気持ちにしっかり寄り添うことで、より深い絆を築けるでしょう。
新たなスタートを切ろうとしている方へ
幻想的な雰囲気を持つリナリアの花言葉は、理想の世界を連想させることから、夢や希望を象徴するとも主張されています。
そのため、新しいことに挑戦しようとしている人や、新たなスタートを切ろうとしている人を応援するときにも適切です。
ビジネスシーンでは、昇進のお祝いやプロジェクト開始の際に、リナリアを取り入れたアレンジメントを飾ると、オフィスが華やかになるでしょう。
リナリアはガーデニングでも人気!育て方のポイントは?
一見控えめで頼りなさそうに見えるリナリアですが、実は丈夫で育てやすい植物。
一度倒れてしまっても、その茎からわき芽が出て、たくさんの花を咲かせてくれます。
そのため、リナリアは屋外で育てるのも人気です。
リナリアを育てるときには以下の点に注意し、花を長く楽しみましょう。
育てる場所は風通しと日当たりに注意
リナリアを育てるのにおすすめの環境は、風通しが良く、日当たりのいい場所です。
耐寒性がある植物ですが、秋に一年草の苗を植え付ける場合は、不織布をかけて防寒しておくと葉が傷みにくくなります。
また、酸性土壌が苦手なので、植え付け前に苦土石灰を撒き、中和しておきましょう。
乾燥気味に育てるのがコツ
リナリアは多湿を嫌う植物で、特に小さな苗のときには、水分が多すぎると病気の原因になり、しおれて枯れてしまいます。
茎葉を広げ始める成長期以外は、乾燥気味の状態で栽培しましょう。
地植えの場合、基本的に水やりは必要ありません。
鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと水をあげるようにしましょう。
寒い季節は休眠期に入るため、さらに水は控えめにするのがポイントです。
気温が低いと凍結してしまう可能性があるため、水やりは午前中に行うようにしましょう。
花が咲き終わったら花がら摘みと切り戻しを実施
花がら摘みは、新しく咲く花を順調に育てるために必要な作業。
次から次へと花を咲かせるリナリアは、咲き終わった花を花茎の根元から摘み取ることが大切です。
こまめに花がら摘みをすると、どんどん花を咲かせてくれて長い期間楽しめるだけでなく、病害虫発生の抑制にもつながります。
また、ある程度咲きそろったリナリアは、だんだんと草姿が乱れていくため、切り戻しを行いましょう。
草姿が繁茂しすぎたら、草丈の半分くらいまで刈り取り、風通しを良くします。
切り戻しをすると、再び生育しはじめ、二番花を咲かせてくれるでしょう。
リナリアの花言葉をプレゼントして気持ちを伝えよう!
恋愛にまつわる花言葉が多く、プレゼントにもアレンジメントにもおすすめのリナリア。
小さくかわいらしい花を咲かせるため、寄せ植えにしてもガーデニングにしても活躍してくれます。
花言葉もかわいいので、好きな品種や花色を選んで、気持ちを伝えるときに添えてみてはいかがでしょうか。
片思いの気持ちを伝えたいときだけでなく、ビジネスシーンで応援したいときなどにも最適です。
ぜひ花を贈るときに、リナリアを取り入れてみてください。
- パステルカラーでかわいらしいリナリアは、丈夫で育てやすい植物
- リナリアの花言葉は恋愛にまつわるものが多く、気持ちを伝えたいシーンにおすすめ
- リナリアの花言葉は「この恋に気づいて」「乱れる乙女心」「幻想」
- リナリアの花言葉に色別の違いはない