仕事が暇なときに試してほしい対処法9選|有効な時間の使い方を解説
仕事が暇だと聞くと羨ましく思う人は多いでしょう。
しかし、よくよく考えてみてください。
週5日会社に出勤したとして、出社から退社まで毎日暇な状態が続くとなると反対にストレスが溜まりませんか?
忙しい日々の中でたまに暇な日があれば嬉しく感じますが、そうでなければ苦痛になる可能性があります。
そこで今回の記事では、仕事を暇に感じる原因と仕事が暇なときにおすすめの対処法を紹介していきます。
時間を無駄にしたくないという人は、ぜひこのページの情報を参考にしてみてください。
Contents
そもそも仕事で「暇なとき」が生まれるのはなぜ?
仕事が暇だと感じるのには、いくつか理由があります。
自分に当てはまる項目があるかチェックしてみましょう。
単純に業務量が少ない
業務量が少ないと暇だと感じる人は多いでしょう。
とくに新人時代はできる仕事が少ないため、この時期に暇だと感じる人が多いかもしれません。
仕事がなさすぎて何度もトイレに行ったりボーっとして時間をつぶしたり…なんて経験がある人もいるのではないでしょうか。
作業に対しての人員が多すぎる
一人で作業すれば一日かかる仕事も、人数が増えるとその分作業量は減りますよね。
業務に対しての人員が過剰なケースも、仕事が暇だと感じる理由になるのです。
反対に人員が少なすぎるのもストレスですが、多すぎても暇になるため同じくストレスが溜まる原因になりかねません。
頭を使わずにこなせる仕事ばかり
それほど考えなくてもこなせる仕事内容だと、いずれ飽きてしまい暇に感じてしまいます。
単純作業の繰り返しや流れ作業は、仕事をしていても仕事をしていないのと同じような感覚に陥ります。
ルーティン化した作業には刺激もなく、モチベーションの低下にも繋がってしまうでしょう。
自身の処理スピードが速い
社歴が長い人やその業界に精通した人であれば、仕事を処理するスピードが速すぎて暇になってしまうパターンも考えられます。
この場合、仕事は効率的に進めたいという人がほとんどなので、暇な時間は苦痛でしかありません。
全体的に仕事の質が低い
仕事が雑な人や仕事のクオリティが低い人は、完成スピードが速いため暇になりがちです。
しかし、仕事の質があまりにも低いと修正が入ってしまうこともあります。
暇を持て余すくらい仕事が早くても、周りからの評価は下がる一方でしょう。
「やることがない…」仕事で暇なときが多いと辛い理由
忙しいのも大変ですが、暇すぎると辛く感じてしまいますよね。
ここでは、仕事が暇だと辛い理由について解説していきます。
時間がもったいなく感じる
会社員であれば、就労時間はだいたい8時間ほどでしょう。
1日の大半を会社で過ごすのに、暇な状態がずっと続くと「この時間もったいないなぁ」と誰もが感じるはずです。
出社前から憂鬱になり、会社に行きたくない…と感じる原因にもなりかねません。
給与をもらうことに罪悪感がある
本来、毎月給与をもらえることは楽しみで仕方ありませんよね。
しかし、仕事が暇でたいした業務をやっていないと感じている人は、給与をもらうことに対して罪悪感を覚えてしまうのです。
「給料分も働いていないのに、もらっていいのかな…」と、後ろめたさを感じることに嫌気が差す人も少なくありません。
やりがいが見出せない
仕事が暇だと達成感や充実感などのやりがいを見つけられず、辛くなるパターンがあります。
最初はやる気に満ち溢れていても、暇な毎日を過ごすうちにだんだんとモチベーションが下がってしまうのです。
仕事にやりがいを見出せないと無気力状態になりやすく、ただただ家と仕事場の往復をするだけ…という毎日になりかねません。
自己否定の感情が生まれてしまう
「仕事が暇なのは自分がダメな人間だから」というような、自己否定の感情が生まれてしまうことも…。
「自分に能力がないから」「頑張りが足りないから」など、仕事が暇な原因が自分にあるのだとネガティブに考えてしまうのです。
こうなってしまうと何もかもマイナスに捉えてしまうため、負のループに陥ってしまう人も珍しくありません。
「何するべき?」と悩む人へ!仕事が暇なときの対処法
事務職や管理職など職種を問わず、仕事が暇だと何をすればいいか悩みますよね。
ここでは、仕事が暇だと感じたときに試してほしい対処法を紹介します。
自分に合ったやり方を見つけて、暇な時間を有効活用しましょう。
周りの人に声をかけて仕事を手伝う
仕事が暇だと感じたら、周囲の人に声をかけて仕事を手伝ってあげましょう。
もちろん、自分のできる範囲で無理なくやることが大切です。
いつもとは違う業務を手伝うことで仕事の視野も広がり、人間関係も良くなるなど一石二鳥ですよ。
後回しにしていた雑務をこなす
暇な時間を有効活用して、細かい雑務をこなしてみるのはいかがでしょうか。
「面倒だから」「そこまで重要じゃないから」と、後回しにしていた雑務があるはずです。
時間が有り余っているときだからこそ、ゆっくり丁寧に取り組みましょう。
普段使っている仕事スペースの整理整頓
毎日使うスペースだからこそ、デスク周りは綺麗にしておきたいですよね。
暇な時間に整理整頓や配置換えをして、仕事のやりやすさアップに繋げましょう。
仕事スペースが綺麗になると良い気分転換にもなって、仕事がさらにはかどりますよ。
PC内部のデータフォルダを整理する
パソコン内のデータは綺麗にまとめられていますか?
忙しいと整理する時間がなくて、どうしても雑になりがちなデータフォルダ。
探していた資料や書類が見つかったり、使っていない無駄なフォルダがあったりと、パソコン内部を整理することで気付けることもありますよ。
スキルアップのため資格取得の勉強
スキルアップしたいと考えている人は、暇な時間を使って資格取得の勉強にあてるのも時間の有効な活用方法です。
職場の上司に相談したうえで、許可を得ることができればチャレンジしてみましょう。
資格取得に成功すれば、大きな自信にもなりますし、これがきっかけで新しい仕事を任されるかもしれません。
エクセルやワードの勉強
事務職の人なら、必ず使うであろうエクセルやワード。
基本的なことは知っていても、深くまで勉強したことがない…という人は、暇な時間を活用してみるのもアリです。
ネットで検索してみると、無料で学べるサイトがいくつかでてきますので、ぜひ調べてみてくださいね。
新人ならビジネスマナーについて学ぶ
ビジネスマナーは、社会人の基本です。
正しい敬語の使い方や名刺交換のやり方、メールの送信方法など…仕事をしていると覚えなければいけないマナーがたくさんあります。
業務を行う過程で上司や取引先に失礼がないように、暇な時間を活用して正しいビジネスマナーを身につけましょう。
次の繁忙期に向けて下準備しておく
繁忙期と暇な時期の差が激しすぎて、時間を持て余しているという人は、次の繁忙期までに下準備をしておくと良いでしょう。
事前に準備ができていれば、忙しい時期が来ても心にゆとりを持って取り組めるはずです。
繁忙期が来たとき「暇なときにやっておけば良かった…」と後悔しないよう、できるうちに行動しておきましょう。
限界を感じたら部署異動を申し出るのもアリ
暇な時間が多いことに対して精神的に苦痛だと感じている人は、思いきって部署異動をお願いしてみるのもアリです。
上司に申し出るのは勇気がいることですが、上司に悩み相談することで辛い現状から抜け出せるかもしれません。
部署異動が叶わなくても、何かしらの対策を考えてくれるはずですよ。
まずは、自分からアクションを起こしてみましょう。
派遣でも正社員でもNG!仕事が暇な時でもやってはいけないこと
最後に、仕事が暇な時のNG行動を紹介します。
以下のような行為をしてしまうと、周囲からの評価や信頼も下がってしまうので要注意です!
目的なくダラダラと過ごす
パソコンに向かってただ座っているだけの姿は、誰から見ても良く思われませんよね。
することがないからといって、やる気なくダラダラ過ごすのは絶対NG!
そんな人に仕事を任せたいと思わないのは当然です。
暇な時間があっても、周りから見られていることを意識しながら働きましょう。
スマホを使い続ける
仕事中にも関わらず私用でスマホを使い続けるのは、正社員・派遣などの立場は関係なしに社会人としてあるまじき行為です。
上司に見つかれば厳しく指導されることもあるでしょう。
スマホは仕事で必要なとき以外は、極力使用を控えるのがマナーです。
暇になるとついついスマホを触りたくなりますが、仕事中はグッと我慢しましょう。
業務以外のことで会社のPCを使う
暇な時間が多いと、会社のPCを使ってネットサーフィンやゲームをしてしまう人もいるのではないでしょうか。
しかし、会社の所有物であるパソコンを私用の目的で使うのはNGです。
企業によっては、社員の仕事を監視するためパソコンを操作して、私用で使っていないかチェックしているところもあるので、十分に気をつけましょう。
後先考えず転職をする
暇な時間が多いとネガティブ思考に陥りやすいため、すぐにでも転職したいと考えてしまうかもしれません。
しかし、計画性のない転職は失敗する可能性大!
忙しい会社が良いからと後先考えずに転職したら、多忙すぎてすぐに心が折れてしまった…なんてことになってしまっては本末転倒です。
まずは、「今の現状を変える打開策はないのか」冷静に考えたうえで、難しいようなら転職も視野に入れましょう。
仕事が暇だからと、転職サイトや転職エージェントを使って、すぐに転職活動を始めるのはNGです!
人生において仕事は大切なものなので、慎重に考えることが大切ですよ。
事務職でも営業でもサボるのはNG!仕事が暇なときでも時間は有効に使いましょう!
どんな仕事でも、暇だからといってマイナスに捉えるのはやめましょう。
暇ということは、逆の発想でいえば時間を有効活用できるチャンスなのです。
空いた時間をどのようにプラスにするかは、自分の考え方次第になります。
諦めずに目標を持って仕事に取り組めば、必ず人から評価される日が来るはずですよ。
- 仕事に暇な時間が生まれるのは、「単純に業務量が少ない」「自身の処理スピードが速い」などが原因として挙げられる
- 仕事で暇なときが多いと、「時間がもったいなく感じる」「やりがいが見出せない」などの理由で辛くなる
- 仕事が暇なときの対処法は、「周りの人に声をかけて仕事を手伝う」「後回しにしていた雑務をこなす」などがおすすめ
- 仕事が暇なときのNG行動は、「目的なくダラダラと過ごす」「スマホを使い続ける」など