カンナの花言葉は怖い?色別の意味や特徴・プレゼントシーンを解説
カンナは真夏の風景に似合う赤やオレンジ、黄色などのビビッドなカラーで大ぶりの花を咲かせ、トロピカルな雰囲気が人気の花です。
そんなカンナの花には、どのような花言葉があるのでしょうか。
この記事では、カンナの花言葉や色別の花言葉を解説し、花の特徴、プレゼントにおすすめのシーンも紹介していきます。
Contents
カンナの花言葉とは?怖い意味はある?
カンナの花言葉はテンションが上がる夏を連想させる、明るいイメージの言葉ばかりです。
怖い意味の花言葉はないので、誰かにプレゼントしても相手に誤解を与える心配はないでしょう。
はじめに、カンナの花言葉を紹介します。
「情熱」「熱い思い」
カンナの花言葉「情熱」「熱い思い」は、カンナが咲く真夏のムードや、鮮やかな花の色から連想された花言葉です。
厳しい夏の暑さにも負けることなく、元気に咲いているカンナの花姿は、いつも胸の奥に熱い思いと折れない心を秘めた、情熱的な人物を連想させます。
また、赤やオレンジなどカンナの艶やかな花色は、炎のように燃え上がる大恋愛や、愛する人に注ぐ深い愛情を感じさせます。
「快活」
カンナの花言葉には、ポジティブな意味を持つ「快活」があります。
太陽が照りつける夏の空の下、暑さや日差しにも負けないパワーで咲き誇るカンナには、健康的で陽気な人物のイメージがあって、正に「快活」な印象と言えるでしょう。
花だけでなく大ぶりの葉も見栄えがするカンナは、明るくのびのびとした雰囲気を持ち、周りの人にも元気を与えるような「快活」という花言葉が似合います。
「永遠」
カンナの花言葉「永遠」は、黄色いカンナの花言葉「永遠」「長続き」が影響している花言葉でしょう。
大切な恋人や夫婦の記念日・誕生日にフラワーギフトを贈る場合は、花言葉「永遠」を添えれば、これからもずっと一緒にいたいという気持ちが伝わります。
カップルだけでなく、今後も良い関係性を続けていきたい友達や、ビジネスのパートナーへのプレゼントにもふさわしい花言葉です。
「妄想」
カンナには、ちょっと不思議な「妄想」という花言葉があります。
妄想とは、根拠もなくあれこれと想像してしまうこと。
この花言葉は、英語の花言葉「paranoia(妄想)」が由来となっている花言葉です。
夏のうだるような暑さの中で目にする、鮮やかな色のカンナの花は、どこか現実離れしたように見えて、幻想的な別世界の花のようだからかもしれません。
【色別】カンナの花言葉
カンナには全般の花言葉の他に、赤や黄色、オレンジなど色別の花言葉もあります。
誰かにカンナの花をプレゼントする時は、相手のイメージに合う花言葉で色を選ぶのも良いでしょう。
続いては、カンナの色別の花言葉を紹介します。
赤色のカンナの花言葉
情熱的な赤色のカンナの花言葉は「堅実な未来」「愛情と情熱」です。
生命力に満ちた赤い色のカンナの花は、何事にも熱意を持って取り組み、しっかりと前を向いて生きている人の人生や、その先に待っている明るい未来をイメージできます。
燃えるように赤く咲いている大輪のカンナの花は、激しい愛情や情熱的で熱い気持ちのニュアンスがあります。
黄色のカンナの花言葉
黄色のカンナには「永遠」「長続き」という、嬉しくなるような花言葉があります。
ビタミンカラーの黄色は、見ている人に元気を与えてくれるパワーを持つ色。
真夏に黄色い大輪の花を咲かせるカンナには、今の元気な調子がずっと続くと思えるようなイメージを感じさせます。
夏の暑さにも負けない丈夫な植物で、いつも元気に花を咲かせている様子から連想された花言葉なのかもしれません。
オレンジ色のカンナの花言葉
カンナの花を代表するような、温かみがあるオレンジ色のカンナの花言葉は「情熱」「快活」「永遠」などで、一般的なカンナの花言葉とほとんど同じです。
その他に「希望と変化」というポジティブなイメージの花言葉もあります。
オレンジ色は明るく前向きな印象のカラーなので、オレンジ色の花を咲かせたカンナは、希望に満ちた未来への変化や可能性を感じさせてくれますね。
カンナの花の特徴とは?
カンナはカンナ科、カンナ属の植物で、春植えの球根植物です。
園芸用のカンナはハナカンナとも呼ばれ「フランスカンナ系」「イタリアカンナ系」など、いろいろな種類があります。
次は、カンナの見頃や花名の由来など、花の特徴について解説します。
カンナの見頃
カンナの開花時期は6月から10月と長いため、初夏から秋にかけてずっと美しい花を咲かせます。
特に暑さが厳しくなる7月から9月がカンナの見頃で、鉢植えやプランター、花壇などで、鮮やかな色彩の大輪の花を楽しめるでしょう。
原産地は熱帯地方なので耐暑性があり、日本の高温多湿な夏でも丈夫に育ちます。
楕円形の葉は大きく堂々としており、斑入りのものなどもあって見栄えがするので、花が咲いていない時期には観葉植物としても観賞できます。
名前の由来
カンナという名前は、ラテン語で「葦(あし)」を意味する「canna(カンナ)」に由来していると言われています。
その理由は、カンナの茎は中が空洞になっていて、葦の茎に似ているからです。
他には、古代ケルト語で「杖」を意味する「cana」や、ギリシャ語で「葉」を意味する「kanna」が名前の由来だという説もあります。
カンナのエピソード
インドには、赤いカンナの花の色はお釈迦様の血の色だという伝説があります。
ある日、悪魔がお釈迦様を殺そうと企んで、お釈迦様が山道を歩いているところに、上から大きな岩を落としました。
運良く岩はお釈迦様の上ではなく、近くに落ちたので命は助かりましたが、砕けた岩のかけらが足に当たったため、お釈迦様は血を流しました。
お釈迦様の血が染み込んだ土から芽を出した植物は、赤く美しい花を咲かせ、その花がカンナになったと言われています。
切り花は一週間楽しめる
カンナの花は鉢植えや地植えとして楽しむ他に、トロピカルなムードが素敵な切り花やアレンジメントにして、プレゼントや室内の装飾として使うのもおすすめです。
周りの空気を明るく彩るカンナの花は、お祝いの席やパーティーのテーブルセッティング、スタンド花にも適しています。
カンナの切り花は適切なケアをすれば一週間ほどもつので、毎日の水替えや切り戻しをして、きれいな花をキープしましょう。
カンナの花を贈るのにぴったりなシチュエーション
ゴージャスなカンナの花は、夏のフラワーギフトにもぴったりです。
カンナは8月2日、3日、13日、19日の誕生花なので、誕生日に当たる方へのプレゼントにすると喜ばれるでしょう。
最後は、誕生日以外でカンナの花を贈るのに最適なシーンを紹介します。
開店・開業のお祝い
開店や開業のお祝いのフラワーギフトとして、カラフルで豪華なカンナの花を贈ると、お店や職場が華やかになるので喜ばれるでしょう。
いきいきとして力強いカンナの花姿や、花言葉「永遠」「情熱」「快活」は、期待を込めてこれから事業をスタートする方への、温かいエールにもなります。
メッセージカードにお祝いの言葉と花言葉を添えて、ビジネスの成功と長く繁盛することを願う気持ちを伝えましょう。
カップルの記念日
情熱的な雰囲気が特徴的なカンナの花は、パートナーとの結婚記念日や、交際中のカップルの大事な記念日など、愛のこもったギフトにもおすすめです。
カンナが咲く夏のように熱い気持ちを込めて、大切な方にカンナのブーケやアレンジメント、鉢植えを贈りましょう。
結婚記念日なら「永遠」ラブラブのカップルなら「熱い思い」など、花言葉を書いたメッセージカードを添えれば、相手の心に響くプレゼントになるでしょう。
ウェディング
トロピカルなムードいっぱいのカンナの花は、サマーウェディングを挙げるカップルに贈るお祝いのフラワーギフトにもぴったりです。
カンナの花言葉「永遠」「愛情と情熱」「長続き」は、永遠の愛を誓うカップルの、おめでたいシーンにふさわしい花言葉です。
結婚が決まったカップルにお祝いとしてカンナのアレンジメントを贈ったり、二次会などでカンナの花束を贈ったりすれば、晴れやかな雰囲気がいっそう盛り上がるでしょう。
カンナは花言葉も情熱的!お祝いや記念日のギフトにぴったりな花言葉を添えて贈ろう
カンナは、情熱的な雰囲気の夏の花で、赤やオレンジ、黄色などビビッドなカラーの花が人気の植物です。
全般の花言葉も色別の花言葉も、夏に咲き誇るカンナらしくポジティブな「情熱」「快活」「永遠」などで、特に怖い意味の花言葉はありません。
熱帯地方が原産の植物なので、夏の厳しい暑さや湿気にも強く丈夫で、特に7月から9月の盛夏には見頃を迎えます。
大輪の花や大きな葉も立派で力強いイメージがあり、切り花や鉢植え、アレンジメントなど、華やかでパンチのあるフラワーギフトにぴったりです。
ポジティブな花言葉を添えて、記念日やお祝いのギフトにカンナの花を贈りましょう。
- 夏の花、カンナの花言葉は「情熱」「快活」「永遠」「妄想」で怖い花言葉はない
- 赤、黄色、オレンジなど色別の花言葉もある
- 花の時期が長いので初夏から秋に花を楽しめ、高温多湿な日本の夏にも負けず丈夫
- トロピカルでカラフルなカンナの花は、記念日やお祝いなど夏のフラワーギフトにおすすめ