カルミアの花言葉には怖い意味がある!由来や誕生花を解説
小さな花が集まって咲く可愛らしい初夏の花「カルミア」。
5月〜6月に開花時期を迎え、母の日やお祝い事のプレゼントとしても人気の花です。
この記事では、カルミアの花言葉について詳しくご紹介します。
カルミアには怖い花言葉もあるので、贈り物にするときのマナーや注意点もチェックしましょう!
Contents
カルミアの怖い花言葉
カルミアは、小さな花が集まっている様子やその大きさにちなんださまざまな花言葉があります。
怖い意味の花言葉として「裏切り」「野心」といったネガティブなものも。
これらは可愛らしい見た目とは裏腹に、カルミアに毒性があることに由来しています。
お祝い事のプレゼントで贈るときは、深読みされて誤解を生む可能性もあるので注意しましょう。
花言葉に詳しい上司や先輩にカルミアの花を贈ると「裏で何か企んでる?」「宣戦布告かな?」と驚かれてしまうかもしれません。
カルミアのポジティブな花言葉
カルミアにはポジティブな花言葉もたくさんあります。
- 優美な女性
- 大きな希望
- にぎやかな家庭
- さわやかな笑顔
花びらが上品なレディが日傘をさしているように見えるため「優美な女性」や、小さい花ながら手のひらをいっぱいに広げているように見えることから「大きな希望」という花言葉があります。
また、小さい花が密集した特徴が家族団欒のイメージに繋がり「にぎやかな家庭」、花同士が優しく寄り添うことから「さわやかな笑顔」といった花言葉もつけられていますよ。
カルミアはどんな花?特徴を紹介
- 科名・属名:ツツジ科・カルミア属
- 和名:アメリカシャクナゲ、セイヨウシャクナゲ
- 英名:Mountain laurel
- 誕生花:2月20日、4月30日
カルミアは、ツツジ科カルミア属の花です。
日本では別名「アメリカシャクナゲ」「セイヨウシャクナゲ」とも呼ばれています。
金平糖のような濃いピンクの小さな蕾が特徴的ですが、花が開くと白やピンク色になる種類がほとんど。
一つの花は1〜3センチと小さく、花びらは五角形。
開花時期は5月〜6月と短めですが、母の日のフラワーギフトにも人気の花です。
また、2月20日と4月30日の誕生花にもなっています。
【注意】カルミアには「羊殺し」の異名がある
可愛らしい花を咲かせるカルミアですが、実は「羊殺し」という恐ろしい異名を持っています。
カルミアの茎・葉・花には「グラヤノトキシン」と「アルブチン」という毒があるのです。
これらの毒は不整脈や嘔吐、下痢、催涙などの症状を引き起こします。
羊殺しという異名は、羊がカルミアを食べて中毒死したことからつけられたそうです。
また、人間でも大量に摂取すると最悪死に至るため、ギフトとして贈る際には子供の手の届かないところに置くように伝えましょう。
カルミアをプレゼントするときのマナー
カルミアをプレゼントするときには、どのようなマナーがあるのでしょうか。
花言葉や毒性以外にも、贈り物をする際に知っておいた方がいいポイントがいくつかあります。
せっかくのプレゼントですから、相手に喜んでもらえるように配慮したいですね。
花粉や花の香りにも注意する
お花をプレゼントするときには、花粉や香りにも気を配りましょう。
種類によりますが、花粉がつきやすい品種や、洋服に花粉がつくと取れにくいものもあります。
他にも、花粉症の方にとって花束は症状を悪化させる可能性もあるので気をつけましょう。
また、香りが強い花を食事中に渡すと、料理の匂いと混ざってしまうため、プレゼントするタイミングにも注意が必要です。
その点カルミアは、花粉が落ちにくく香りも強くないため、プレゼントにはおすすめの花です。
海外の人に贈るときは文化の違いを調べる
日本では、菊や彼岸花が死のイメージに結びつくためプレゼントには縁起が悪いとされていますよね。
それと同じように海外にもそれぞれの花に対するイメージや文化があります。
こちらが良かれと思って選んだ花でも、海外の方には悪い印象を持たれることも。
花言葉や贈り物としての意味も日本と違うことがあるので、文化の違いについても調べましょう。
毒性のあるカルミアは、国によってはプレゼントに適さないことがあるかもしれません。
花の本数にも気を配る
フラワーギフトを贈るときには、花の種類だけでなく本数にも配慮しましょう。
赤い薔薇の本数によって愛の言葉が変わることは、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
薔薇の花以外にも本数によって意味が変わる花もあるので、花屋で相談してみてもいいかもしれません。
小さな花が集まっているカルミアは、本数で意味が変わることはありません。
カルミアの花言葉には怖い意味あり!毒があるので注意点として知っておこう
ピンク色で可愛らしいカルミアは、プレゼントにも人気の花です。
小さな花が密集しているので、ブーケや鉢植えになるとより華やかになります。
一方で、怖い意味の花言葉や毒性があることも注意点として知っておくといいでしょう。
贈り物にするときは温かいメッセージを添えると気持ちが伝わりやすくなりますよ。
ぜひ、5月〜6月には花屋でカルミアを探してみてください。
- カルミアの怖い花言葉は「裏切り」「野心」
- カルミアにはポジティブな花言葉もある
- 毒性があり「羊殺し」の異名を持つ
- プレゼントにするときは相手への配慮が必要
- 注意点を知っていればプレゼントにしてもOK