ジャスミン(茉莉花)の花言葉は?色別・種類別の意味やおすすめのプレゼント方法も紹介
ジャスミンといえば白色の花が咲くイメージですが、黄色や薄いピンク色の花をつける種類もあります。
良い香りがするので、贈りものとしてもぴったりの花です。
今回は、ジャスミンをプレゼントする時に知っておきたい情報をまとめました。
ジャスミンの花言葉や、色別・種類別の意味などを解説します。
人気のプレゼント方法やおすすめギフトシーンも必見です。
Contents
ジャスミンの花言葉を色別・種類別に紹介!
ジャスミンの全般の花言葉は「愛らしさ」や「愛想の良い」「優美」です。
他にも「官能的」といった花言葉があります。
ジャスミンには、約300の品種があるといわれています。
品種によって色花や特徴が異なり、それぞれの花がもつ雰囲気は多様です。
ジャスミンといえば白色の花を咲かせる印象が強いと思いますが、他にも黄色、薄いピンクなどの花をつけるジャスミンもあります。
はじめに、ジャスミンの色別・種類別の花言葉を見ていきましょう。
白色のジャスミン
「温和」「柔和」「温順」といった花言葉をもつ、白色のジャスミン。
白色のジャスミンは、清楚でしおらしい印象にぴったりの花言葉がつけられています。
ジャスミンのなかでも白色の花をつけるのは「茉莉花(マツリカ):別名アラビアジャスミン」や「ケソケイ:別名スタージャスミン」など。
両方とも同じ白色の花を咲かせますが、花びらの形が異なるため違った印象に見えるでしょう。
どちらも甘い香りを漂わせ、花言葉のように柔らかく可愛らしい見た目の花です。
黄色のジャスミン
黄色のジャスミンがもつ花言葉は「優雅」や「優美」です。
エレガントな黄色は、ゆったりとやさしい印象のカラー。
見ているだけでリラックスした気持ちになり、上品な美しさを感じられます。
黄色の花をつけるジャスミンは「オウバイ」や「キソケイ」などです。
ちなみに「カロライナジャスミン」と名がついている黄色の花をつける品種がありますが、こちらはジャスミンの仲間ではありません。
別名「ニセジャスミン」とも呼ばれており、毒性のある草です。
観賞用として楽しむのには問題ありませんが、ハーブとして利用しないよう注意してください。
白とピンクのハゴロモジャスミン
花の外側が薄めのピンク色、内側に白色がついた、ハゴロモジャスミン。
可愛らしい2色が織りなす花びらが特徴的なハゴロモジャスミンには「愛嬌」や「気立ての良さ」といった花言葉があります。
白とピンクの色合いで、ふんわりとした柔らかさや素直さを感じられますね。
英語でのジャスミンの花言葉
ジャスミンの英名表記は「Jasmine」。
英語でのジャスミンの花言葉は、日本語の「愛想の良さ」と同じ意味をもつ「amiability」です。
他に「You are cheerful and graceful」のメッセージもあります。
日本語だと「あなたは朗らかで気品がある」と訳せるでしょう。
明るく可愛らしい印象のある女性に贈る花として、ぴったりの言葉ですね。
ジャスミン(茉莉花)の基本情報は?
次に、ジャスミンの基本情報を詳しく解説していきましょう。
ジャスミンは、モクセイ科ソケイ属に分類される植物で、つる性常緑低木の総称です。
日本で有名な種類は、和名としても使われている「茉莉花(マツリカ)」や「ハゴロモジャスミン」でしょう。
マツリカの原産地は、インドネシアやフィリピンなどの熱帯アジア周辺、ハゴロモジャスミンの原産地は、中国の南部地方といわれています。
マツリカは強い香りに特徴があり、ジャスミン茶の原料としてよく使用されている種類です。
ジャスミンの名前の由来
ジャスミンの名前は、ペルシャ語の「ヤースミーン (Yasmin)」が語源であるといわれています。
ペルシャ語で「神からの贈りもの」の意味をもちます。
かつて、エジプトのクレオパトラ女王が媚薬として使っていたという説もあるジャスミン。
神秘的で美しい響きが、花の特徴によく合うネーミングではないでしょうか。
ジャスミンの季節
ジャスミンの花が咲く時期は、種類ごとに異なっています。
代表的な品種でいうと、マツリカやソケイなどの白い花をつけるジャスミンは、7~9月頃の夏に花を咲かせます。
白とピンク色の花をもつハゴロモジャスミンは、4~5月の春に見ごろを迎えます。
春先から夏の時期を中心に、多様な種類のジャスミンが楽しめるでしょう。
ジャスミンが誕生花の日
ジャスミンは、ハゴロモジャスミンの開花時期と重なる3~6月にかけて、誕生花の日が決められています。
各月で該当する日にちがありますので、下記でチェックしてみてくださいね。
- 3月…21日
- 4月…3日
- 5月…8日
- 6月…8日、10日
※誕生花の日付には諸説あります。
ジャスミンの花言葉が怖いといわれる理由は?
見た目のイメージ通り、可愛らしく素敵な花言葉をもつジャスミン。
一方で、ジャスミンの花言葉には「官能的」「好色」「肉欲」の意味もあるといわれています。
他にも「あなたはわたしのもの」と伝える花言葉のメッセージをもっています。
これらの隠れた花言葉が、少々「ジャスミンの花言葉は怖い」といった印象を与えているのかもしれませんね。
おそらく、ジャスミンの上品な花姿や優雅な香りに由来して、つけられた花言葉ではないでしょうか。
ジャスミンのプレゼントで人気なのは?
ジャスミンの花をプレゼントする時「どのような形で贈れば喜ばれるのか?」と悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからはジャスミンの人気な贈り方を紹介していきます。
ぜひ、ジャスミンをプレゼントする際の参考にしてくださいね。
ブーケ
ジャスミンを贈るなら、定番のブーケがおすすめです。
白色のジャスミンを集めて、シンプルにまとめるも良し。
カスミソウやヒヤシンスなどの白系の花と一緒にしても、上品な印象のブーケが仕上がりますよ。
少し彩りをプラスしたいなら、白とピンクのハゴロモジャスミンが人気です。
甘い香りと可愛らしい見た目で、観賞用として人気が高い種類となっています。
香水やお茶
ジャスミンの花を贈るなら、ジャスミンの香りを活かした贈りものを添えてみるのはいかがでしょうか。
たとえば、ジャスミンの香りの香水は女性へのプレゼントとして最適なアイテムです。
香水によく使われているのは「オオバナソケイ」といわれる品種で、甘く濃厚な香り。
幸せを感じたい時、リラックス効果を得たい時にぴったりです。
他にも、ジャスミンをお茶としてプレゼントする、ジャスミンティーもおすすめ。
甘い香りなのに、後味はすっきりとしているのがジャスミンティーの魅力です。
茶葉、ティーバッグ、粉末などいろいろなお茶がありますので、好みのタイプを選んでプレゼントしてみましょう。
ジャスミンを贈るならこんなシーンにおすすめ!
見た目も香りも魅力的なジャスミンは、さまざまなお祝い事で活躍する花です。
どんな時に、どんな人に贈るのがふさわしいのでしょうか。
最後に、ジャスミンを贈るならどんなタイミングが適しているのか、おすすめのギフトシーンを紹介します。
お祝い事
ジャスミンは、春に咲く花でさまざまなお祝い事に適しています。
たとえば、婚約・結婚のお祝いの花束、ウェディングブーケにするのもおすすめです。
特に白色のジャスミンは、花嫁の笑顔をより引き立ててくれるでしょう。
白色のジャスミンは、純白のウェディングドレスと相性ばっちり。
華やかなバラ、カスミソウなどを一緒に入れたら、より華やかで品のあるブーケに仕上がりますよ。
母の日
ジャスミンは、ちょうど5月の母の日あたりに最盛期を迎えます。
母の日といえばカーネーションのイメージが先行しますが、ジャスミンをプレゼントするのもセンスが光り、おしゃれでおすすめ!
特に黄色のジャスミンは上品でエレガントな「優雅」「優美」などの花言葉をもっているので、女性へのプレゼントとして最適といえるでしょう。
誕生日
3~6月にかけての誕生花となっている、ジャスミン。
春先に誕生日を迎える家族や友人へ贈る、バースデープレゼントにしてみましょう。
誕生花である事や花言葉のメッセージを伝えてあげると、特別で思い出に残るギフトになるはずです。
上品な大人の女性へプレゼント
その品のある見た目と「優美」「優雅」などの花言葉がついているため、ジャスミンは大人の女性に向けたプレゼントとしても喜ばれるでしょう。
職場の女性の先輩に感謝の気持ちを伝える時や、気になる年上の女性へのプレゼントとしてもぴったり。
素敵な花言葉をもっているので、プレゼントする時は一緒に花言葉の意味を伝えてみるのも良いかもしれませんね。
ジャスミンの花はプレゼントにぴったり!花言葉に想いをのせて贈ろう
「優美」や「愛嬌」など、素敵な花言葉をもっているジャスミンについて紹介しました。
可憐な見た目で甘く濃厚な香りを放つジャスミンは、プレゼントに向いている花でしょう。
花言葉のイメージにぴったりの女性、お祝いや感謝の気持ちを伝えたいパートナーに向けて、ジャスミンを贈ってみませんか?
お祝い事やプレゼントの機会があれば、ぜひジャスミンを手に取ってみてくださいね。
- ジャスミン全般の花言葉には「愛想の良い」「愛らしさ」「優美」などがある
- 白色は「温和」「柔和」、黄色は「優雅」「優美」などジャスミンは花色で異なる花言葉をもっている
- ジャスミンには「官能的」「好色」「肉欲」などの花言葉もあるため、怖い印象を与える場合もある
- ジャスミンをプレゼントするなら、定番のブーケの他にも、香りを活かした香水やお茶のプレゼントもおすすめ
- ジャスミンの花は、ウェディングなどのお祝い事、母の日、誕生日などさまざまなギフトシーンで活躍する