自分は大丈夫?厄介な押し付けがましい人の特徴・心理・対処法まとめ
周りに何かと押し付けがましい態度をとってくる厄介な人はいませんか?
押し付けがましい人は「自分の意見が受け入れられて当然」とばかりに接してくるため、一緒にいるとかなりの精神エネルギーを消耗してしまいます。
今回の記事では、できれば近づきたくない押し付けがましい人の特徴や心理について紹介していきます。
また、押し付けがましい人への上手な対処法も解説するので、身近な人の対応に困っている人はぜひ参考にしてくださいね。
Contents
押し付けがましい人って厄介!
押し付けがましい人とは、相手の気持ちを無視して、自分の意見を無理やり人に押し付ける人のことを指します。
彼らの提案は拒否することが難しく、万が一回避できたとしても機嫌を損ねてしまうため、『押し付けがましい人=厄介な人』と感じる人も多いでしょう。
また、本人は親切心で行動していることが多いのですが、周囲にとってはありがた迷惑であることも少なくありません。
押し付けがましい人に悪気はないだけに、注意しづらい点も敬遠される理由の1つです。
これはうざい…押し付けがましい人の特徴5選
押し付けがましい人には、周囲に厄介と感じさせるいくつかの特徴があります。
ここで紹介する5つの特徴が身近な人だけでなく、自分にも当てはまっていれば要注意ですよ。
とにかく他人の世話をするのが好き
押し付けがましい人はとにかく他人の世話をするのが大好きで、困っている人を見ればすぐに近寄っていきます。
仕事のやり方が何もわからない状態の新人や、気の弱そうな同僚など、自分の言うことを聞いてくれそうな人を見つけては世話を焼き、恩を売ります。
一見、ただの親切な性格の人に見えますが、自分色に染めたがる節があるため、度が過ぎると少々うざったく感じることもあるでしょう。
求めてないのに首を突っ込んでくる
押し付けがましい人は、こちらが求めていないにもかかわらず首を突っ込んできます。
本来であればその人には何も関係のない問題でも、解決しようと率先して行動するのです。
無事問題を解決できればいいのですが、周囲の意見に耳を貸さないため、余計にややこしい事態になってしまうことも少なくないでしょう。
自己中心的で思いやりがない
押し付けがましい人は、客観的な視点で物事を捉えることができません。
そのため、押し付けがましい人にとっては親切のつもりでも、相手の気持ちを顧みないことから「おせっかいだ」と感じる人が多いでしょう。
また、相手の提案をやんわりと断っても無理に世話を焼くなど、自己中心的な行動も目立ちます。
とくに双方の思いやりが必須の恋愛においては、一方の押し付けがましさが原因で恋人関係が破綻してしまうこともあるでしょう。
自分のやり方を人に押し付ける
押し付けがましい人は、自分のやり方が最善だと思い込んでいるため、マイルールを人に押し付けてきます。
本人にとっては最も良い方法だとしても、周りにとってはやりづらいこともあります。
そんな周囲の状況を理解できないため、違うやり方をしていれば機嫌を損ねる厄介な一面があるのです。
自分の価値観を他人に押し付けて、人間関係を上手に構築できないのも、押し付けがましい人の特徴といえるでしょう。
なんでも自分の手柄にしようとする
押し付けがましい人は、世話を焼いた人の成功を自分の手柄にしようとします。
たとえば、少し意見を言っただけなのに「あのプロジェクトは私が成功させた」と話を盛ったり、部下が仕事のできる人に成長したときも「私が指導してあげたからだ」と全て自分の手柄にしたりするのです。
「他人の成功=自分のおかげ」というように、何でもかんでも自分の評価に勝手につなげる傾向があります。
押し付けがましい人の心理とは?
そもそも押し付けがましい人は、なぜそのような行動をとるのでしょうか?
ここでは、押し付けがましい人の行動に隠された心理を徹底解説します。
承認欲求が強い
押し付けがましい人は承認欲求が非常に強い傾向があります。
人から認められたいという気持ちが先走るあまり、相手のことを気にする余裕がなく、自己中心的な行動に走ってしまうのです。
無理やりにでも人から「ありがとう」と言われることで、自分の承認欲求を満たそうとしているのでしょう。
自分に自信がない
押し付けがましい人の中には、自分に自信がない人もいます。
自己肯定感が低いゆえに、周囲に自分のやり方を受け入れてもらうことで、自分の存在意義を見い出そうとするのです。
また、教えた相手が成功すれば「これは自分のおかげだ」とさらなる自信につながるため、押し付けがましい行動をやめることはできません。
他人を支配したい
自分のやり方や考えを押し付けるのは、他人を支配したいという心理の表れでもあります。
進んで他人の面倒を見ることで、相手は感謝して世話を焼いてくれる人に頭が上がらなくなります。
そうした相手の心理を利用して、人を自分の支配下に置いて服従させるために、押し付けがましい行動をとるのです。
行き過ぎた親切心
押し付けがましい人は、純粋に人の役に立ちたいという気持ちで動いていることもあります。
困っているときに助けてもらえることは非常にありがたいのですが、彼らは人が困っていなくても世話を焼こうとします。
そのため、ありがた迷惑になるケースが多々あるのですが、本人は親切心から動いているのでまったく気にしません。
むしろ周りの人から感謝されていると考えるため、より行き過ぎた行動に出る場合もあります。
見返りを期待している
純粋な親切心から行動する押し付けがましい人がいる一方で、見返りを期待している人もいます。
見返りを期待している人は、感謝の言葉だけではもちろん満足しません。
プレゼントのお返しを要求してきたり、「あなたはこれをしておいて」と仕事を押し付けてきたり、物や行動での見返りを求めてくるのです。
頼んでもいないことで世話を焼かれ、そのうえ見返りを求められれば迷惑と思わない人はいないでしょう。
押し付けがましい人に出会ったときの対処法
断っても強引に自分の考えを押し付けてくる人は、上手く対処することが大切です。
ここでは、押し付けがましい人の対処方法についてお伝えします。
職場やプライベートで厄介な男性・女性に出会ったときの参考にしてください。
相手に隙を見せないようにする
押し付けがましい人は、困っている人がいればすぐに近寄っていきます。
世話を焼こうと常にアンテナを張っているので、困っている雰囲気を醸し出さないよう隙を見せないことが大切です。
「自分にサポートは必要ない」と堂々とした態度でいれば、押し付けがましい人から近寄ってくることはないでしょう。
こちらからお願いをする
押し付けがましい人は頼まれてもいないことに首を突っ込む傾向があるため、相手が接触してくる前にこちらから頼みごとをしておきましょう。
頼みごとは少々複雑な内容がおすすめです。
難しい作業であればそれだけ時間がかかるため、こちらに首を突っ込んでくる暇はありません。
押し付けがましい人は厄介な問題でも、人から頼まれれば嬉しいと感じるので、断られるということも少ないでしょう。
感謝を伝えつつきちんと断る
相手のことをバッサリ拒否してしまうと、余計意地になって首を突っ込もうとしてきます。
そのため、押し付けがましい人にただ拒否をすることはNGです。
相手に関わってほしくないのなら、感謝の気持ちを伝えつつ、しっかりと断りましょう。
「気を使ってくれてありがとう!でも自分でできるから平気だよ」と、断る前にワンクッションを置いた言い方をすれば、相手も理解してくれるはずです。
相手の考え方を否定しない断り方なので、押し付けがましい上司にも効果的ですよ。
少しずつフェードアウトする
押し付けがましい人と縁を切っても問題ないのであれば、少しずつ接する機会を減らしていきましょう。
LINEやメールの返信ペースを遅くしたり、誘われても忙しいと言って断ったりして、距離を置くことがポイントです。
連絡がとりづらい・会えないともなれば、いくら鈍感な人でも相手にしてもらえないことに気付きます。
少しずつフェードアウトすれば、押し付けがましい人も感情的になって怒りをぶつけてくることはないでしょう。
同じ土俵に立たないよう余裕を持つ
押し付けがましい人をうざったく感じることは誰にでもあるでしょう。
イライラしないためには相手と同じ土俵に立たず、一歩引いた立場で相手を俯瞰して見ることがおすすめです。
一段上から接することで、押し付けがましい人を本気で相手にすることがなくなり、心理的負担が軽減します。
軽く受け流す程度の付き合いであればイライラしづらくなるので、同じ土俵に立たないよう心に余裕を持って接してみてください。
押し付けがましいことに自分では気付けない可能性もある
押し付けがましい人の中には、見返りを求めるような下心がある人もいれば、純粋な親切心から動く人もいます。
どちらにせよ、相手の言動がありがた迷惑に感じる場合がありますが、本人に自覚がないケースでは改善する可能性があります。
「もしかしたら気付いていないだけかも…」と思える相手には、「ありがとう!でも少しお節介に感じる人もいるから注意したほうがいいかもね」と優しく伝えてみてください。
気付くことができれば本人も態度を改め、厄介な言動が緩和されるかもしれません。
悪い点を気付かせてあげることで、その人と良好な人間関係を築けることもあるでしょう。
- 押し付けがましい人は、自分のやり方を人に押し付けたり、なんでも自分の手柄にしようとしたりする
- 押し付けがましい人には、承認欲求や他人を自分の支配下に置きたいという心理がある
- 身近に押し付けがましい人がいる場合は、相手に隙を見せないようにする・感謝を伝えつつきちんと断る・少しずつフェードアウトするといった対処法がおすすめ