証明写真を可愛く撮るコツを公開!盛れる撮り方や綺麗に写るためのメイク術も
運転免許証やパスポート、履歴書など、大事な場面で必要になるのが証明写真です。
できるなら盛れている写真を使いたいと思っても、納得できる仕上がりにならないことも多いもの。
そこで今回は、証明写真が盛れない原因・証明写真を可愛く撮る方法・メイク術について詳しく紹介します。
証明写真が盛れないのはなぜ?
証明写真が盛れないのは、なぜなのでしょうか。
ここでは、盛れない原因を3つ紹介します。
左右の向きに変化がないから
自撮りや鏡に写る顔は左右反対に見えますが、証明写真は左右の向きに変化がありません。
左右反対の自分の顔に見慣れていると、左右正常の顔に違和感を覚えて、盛れていないと感じてしまうのです。
撮影環境に左右されるから
証明写真の仕上がりは、照明やレンズ、加工、背景色など、撮影環境によって左右されます。
証明写真機を使用する場合、古い機種だと照明が暗かったり、美白や肌質補正といった機能がありません。
またアプリで加工された顔に慣れていると、写りが悪いと感じやすくもなります。
盛れる角度じゃないから
盛れる角度で撮れていないのも原因のひとつです。
普段鏡を見たり写真を撮ったりするときは、無意識のうちに自分の顔がきれいに見える角度を作ることが多いもの。
しかし、証明写真はしっかりと顔が確認できるように、正面を向いてカメラ目線で撮影しなければなりません。
そのため盛れていないと感じ、仕上がりに満足できないのです。
証明写真を可愛く撮る方法
ここでは、証明写真で可愛く撮る方法を紹介します。
影ができないように前髪を留める
前髪が顔にかかっていると、影ができたり目元が隠れたりして、暗い印象を与えることがあります。
眉毛を見せると明るく清潔感のある雰囲気が出るので、前髪が長い人はピンで留めてスッキリとまとめましょう。
前髪が短くてピンで留められない場合は、斜めに流してスタイリング剤などで固定するのがおすすめです。
強いフラッシュに耐えられるメイクをする
証明写真を撮影するときは強いフラッシュがたかれるため、いつも通りのメイクだと色が飛んでしまうことがあります。
そのため、いつもより少し濃いめのメイクにすることが大切です。
ただし、派手な色を使うと清潔感がなくなってしまうので、リップやチークは肌馴染みの良い色を選んで、ナチュラルに盛るのがポイントです。
また、凹凸のないのっぺりとした顔に見えてしまいやすいので、シェーディングとハイライトをいつもよりしっかり入れて、立体感を演出しましょう。
濃い色の服を選ぶ
証明写真では白色・青色(水色)の背景色で撮影することが多いため、同系色の服装を着ると同化したりぼやけた印象になったりすることがあります。
証明写真を撮影する際は白・淡い色の服装は避けて、ネイビーやグレーといった濃い色の服を選びましょう。
白いハンカチをレフ板代わりにする
証明写真を可愛く撮るには、白いハンカチをレフ板代わりにするテクニックがあります。
白いハンカチを膝にのせて撮影すると、フラッシュの光が反射して顔の影が軽減されます。
表情が明るく見え、美肌効果も期待できるので実践してみましょう。
白いハンカチがない場合は、A4サイズ以上の白い紙でもOKです。
口を閉じて口角を上げる
証明写真の写りを良くするには、表情作りも大きなポイントです。
撮影する際は口を閉じて口角を上げ、優しく微笑んでいるような表情を作りましょう。
また、少しだけまぶたに力を入れて、目を開くようにすると目力をアップできます。
見開きすぎると、威圧感が出てしまうので注意しましょう。
シンデレラ角度で撮影する
証明写真を撮影するときは、姿勢を正して顎を軽く引いて撮るのが基本とされています。
しかし、顎を引くと、二重顎になって可愛く撮れないという人も少なくないでしょう。
証明写真で可愛く撮りたいときは、額を少し前に出すように意識して角度をつける「シンデレラ角度」がおすすめです。
額を前に出すことで自然と顎が引かれ、二重顎にならずにスッキリとした顔に見せられます。
小顔に見える効果も期待できるので、鏡を見ながら練習してみましょう。
証明写真で可愛い人を演出するためのメイク術
ここでは、証明写真で可愛い人を演出するためのメイク術を紹介します。
メイクのポイントを押さえて、写真映りを良くしましょう。
肌はセミマットで部分的にツヤを出す
証明写真で可愛い人を演出したいときは、ほどよいツヤ感や抜け感があるセミマット肌に仕上げましょう。
また、ハイライトを部分的に入れるとツヤを出せ、立体感も演出できます。
【セミマット肌の作り方】
①ツヤ感と保湿力のある下地を顔全体に薄く塗る
②下地を塗ったら、マットタイプのファンデーションを薄く重ねる
③フェイスパウダーをふんわりとのせる
④鼻の付け根・鼻先・頬骨の上・顎先にハイライトを入れる
目の粘膜や涙袋も作り込む
証明写真で可愛い人を演出したいときは、目を大きく見せるために、目の粘膜に入れるインサイドラインや涙袋メイクをするのも効果的です。
どちらもナチュラルにデカ目に見せられるので、丁寧に作り込んでおくと写真映えが良くなりますよ。
【インサイドラインのやり方】
①斜め下を向き、片方の手で上まぶたを少し持ち上げる
②ブラウン系のアイライナーを使い、上まつ毛の間を埋めるように粘膜にラインを引く
(目尻から5㎜程度長く引くと、横幅を強調できます。)
【涙袋メイクのやり方】
①ライトベージュやアイボリーのアイシャドウを細めのチップに取り、下まぶた全体にのせてなじませる
②ライトブラウンのアイブロウペンシルまたはアイシャドウを、下まぶたの中央部分、涙袋の下に細めにのせ、しっかりとぼかして影をつける
(フラッシュの光に耐えられるように、少し濃いめに入れましょう。)
二重のラインをハッキリ書いて目を丸く仕上げる
証明写真で正面を向いた顔を可愛く見せるには、目の二重ラインをハッキリと書き、目を丸く見せるアイメイクで仕上げるのがおすすめです。
【二重ライン強調メイクのやり方】
①ブラウンのアイシャドウを上まぶた全体に幅広くのせる
②ダークブラウンのアイシャドウを、目尻側の二重ラインに沿ってラインを引くようにのせて影をつける
【目を丸く見せるアイメイクのやり方】
①扇型になるように、ビューラーでまつ毛全体を根本からしっかりと上げる
②余分なマスカラ液をオフしたあと、根元からマスカラを塗り、スクリューブラシで整える
(ロングタイプのマスカラを使って、まつ毛の長さを強調するのがおすすめです。)
顔の余白を埋める
証明写真は顔の余白が目立ちやすいため、アイブロウ・チーク・シェーディングで顔の余白を埋めるのがポイントです。
【アイブロウメイクのやり方】
①コームで毛の流れを整える
②アイブロウパウダーやペンシルで眉毛の隙間を埋めるように描く
③眉尻を少し長めに描き足す
【チークのやり方】
①笑顔を作ったときの頬の一番高い位置を目安に、楕円を描くように斜めに広くのせる
②ブラシで自然にぼかす
【シェーディングのやり方】
①肌馴染みの良いカラーを選び、大きなブラシでおでこ・もみあげ〜頬・フェイスライン・鼻筋にシェーディングを入れる
(正面から見たときに、影をつけたい部分に入れましょう。)
人中を短縮する
人中を短縮するメイクをすると、撮影したときにキュッと引き締まった顔に見せられます。
【人中短縮メイクのやり方】
①鼻の下にシェーディングを入れて、しっかりとぼかして影をつける
②リップライナーで、上唇の輪郭をオーバーぎみに描き、内側にぼかす
③肌馴染みの良いカラーのリップを塗る
④ハイライトを上唇の山部分に乗せる
証明写真でも可愛い人になるためにはメイクや準備が大切!
証明写真が盛れない原因はさまざまなものがありますが、可愛く映りたいときはメイクや髪型、表情、服装などに気を付けてみると、仕上がりが変化する可能性があります。
証明写真機で撮影する際は撮影回数に限りもあるため、しっかりと準備しておくことが大切です。
今回紹介した撮影テクニックやメイク術を参考にして、自分の魅力が映る証明写真を撮影しましょう!
- 証明写真が盛れない原因は、「見慣れている自撮りや鏡と異なり、証明写真は左右の向きに変化がないから」「撮影環境に左右されるから」「盛れる角度で撮れないから」
- 証明写真で可愛く撮るには、「影ができないように前髪を留める」「フラッシュに耐えられるように、少し濃いめで立体感のあるメイクをする」「おでこを前に出すシンデレラ角度で撮影する」など
- 証明写真で可愛い人を演出するメイク術は、「ベースメイクは性味マット肌に仕上げて部分的にツヤを出す」「二重ラインをハッキリを描き、目を丸く見せるアイメイクをする」「人中を短縮して引き締まった顔に見せる」など