お腹が空いてるのに「食べたいものがない」と感じるのはなぜ?原因と対処法

「お腹が空いてるのに食べたいものがない…」と感じるのはよくあることです。
しかし、いくら食べたいものがなくても、お腹が空いている以上何か食べなければなりませんよね。
もしどうしても食べたいものがわからない場合、どう対処すればいいのでしょうか。
そこで今回の記事では、お腹が空いてるのに食べたいものがないと感じる原因や困ったときの対処法を解説していきます。
Contents
お腹が空いてるのに「食べたいものがない」と感じる原因
お腹が空いているにもかかわらず「食べたいものがない」と感じてしまうのはどうしてなのか、ここでは考られる原因を見ていきましょう。
疲れすぎて食べる気がしない
あまりに疲れているときは、食べる気力がなくなってしまうものです。
食べるのにもある程度エネルギーが必要なのに、疲労のせいで力が湧いてこないとすべてが億劫になってしまいます。
「食べるものを用意したくない」「食事を口に運ぶことすら面倒」という気持ちのほうが上回り、空腹であっても何が食べたいのかわからなくなるのです。
食事をするのが面倒くさい
単純に食事するのが面倒くさいから、食べたいものが浮かばないパターンもあります。
何か食べるには、作ったり買ったりと食事を用意しなければなりません。
しかし、メニューを決めて材料を用意したり外食のために支度をしたりといった作業がめんどくさいと感じる人は、結局食べるものが決められなくなってしまいます。
また、家に食べるものがないと「買いに行くくらいなら食べなくていい」と、食事をあきらめてしまう人も少なくありません。
ダイエットしている
ダイエットしていると、糖質や脂質、カロリーが気になってしまうものです。
「なるべくヘルシーなもの」「ダイエットの邪魔にならないもの」と考えていると、何を食べたらよいのかわからなくなってしまい、食べること自体が嫌になりがちです。
「ダイエット向き」のメニューをその都度考えながら食事するのはかなりの負担であり、結果として食欲自体を減退させる可能性があります。
何を食べるか迷って決められない
優柔不断な性格だと、食べたいものがないと感じることが多くなります。
例えばカフェやレストランに入ったとしても、たくさんのメニューがあると目移りして「何が食べたいかわからない!」となってしまうのです。
このタイプの人は普段から自分の考えに自信がなく、食事を決断するだけでもかなりの労力を使います。
ゆえに、毎回決断をせまられる「食事」に少なからずプレッシャーを感じており、本当に自分が食べたいものが何なのかよくわからなくなってしまうのです。
お腹が空いてるのに食べたいものがないときの対処法
食べたいものがないからと言って、食事を抜いてしまうのは大変危険です。
では、お腹が空いてるのに食べたいものがないと感じるときはどうすればよいのでしょうか。
この項目では食べたいものが浮かばないときの対処法を紹介していきます。
とりあえず何か食べる
食べたいものがないからといって、空腹を放置するわけにはいかないでしょう。
そんなときは、とりあえず何でもよいから食べることをおすすめします。
メニューを決めることは、食事における労力の大部分を占めています。
ゆえに、食べたいものが思い浮かばないのに無理に考えようとするのは、余計食事から遠ざかる要因になってしまいます。
お腹が空いているのであれば、飲み物やゼリー、アイスクリームなど、まずは手っ取り早く食べられるものを口に入れることをおすすめします。
ゆっくり休む
食べたいものがないと感じるときは、大抵疲れていることが多いです。
疲労の自覚があるのなら、一旦ゆっくり休むことを優先しましょう。
「眠いなら寝る」「緊張に縛られているのならリラックスを心がける」など、心身ともにゆっくり休むことでそのうち食欲もわいてくるはずです。
美味しい食べ物やお店を調べる
食べたいものが思いつかないなら、美味しい食べ物やお店の情報を集めるのがおすすめです。
近所のお店や最近流行りの食べ物など、食事に関する情報を増やすことで食欲が刺激される可能性が高まります。
SNSでカフェや食べ物の写真を見たり、食をテーマにしたドラマや漫画を見たりするのもよいでしょう。
他人がおいしそうにご飯を食べている様子を見ることで、自分の食べたいものもわかってくるかもしれませんよ。
何を食べるかの選択肢を用意しておく
普段から「食べたいものがわからない」「決めるのが億劫だ」という人は、あらかじめ何を食べるかの選択肢を用意しておくとよいでしょう。
うどん、スープ、冷凍おにぎりやピラフなどであれば、手軽に用意できる上にストックもしやすいのでおすすめです。
いくつか選択肢を用意しておくことで、食べたいものがないときは自動的にそこから選べます。
準備や思考に手間を取られないため、面倒すぎて食事を抜いてしまうリスクを避けることが可能です。
食材をストックしておく
食べたいものが思い浮かばないときに、家に食材がないとより面倒に感じてしまいます。
空腹での食事抜きを避けるためにも、普段からなるべく食材をストックしておくことが大事です。
食が細い人は飲むゼリーやヨーグルトなど、自炊の手間を省くためには冷凍野菜やインスタント食品などもおすすめです。
食材さえ手元にあれば、食べたいものが思い浮かばなくてもその場にあるもので食事を済ませられるでしょう。
食べたいものがないときにおすすめの食べ物
「食べたいものがない」「食べるものを決められない」というときには、食べるメニューをある程度決めておくのがおすすめです。
そこで、食べたいものが思い浮かばないときにおすすめの食べ物を紹介します。
おかゆ・雑炊
食べたいものがなかったり、食欲もそこまでなかったりするときにおすすめなのが、おかゆや雑炊です。
おかゆは消化がよく体を温めてくれるので、胃腸が疲れているときや体調がよくないときでも食べやすいでしょう。
また、具を入れた雑炊であればたくさんの食材を一気に摂取できるので、食事が面倒な人にも適しています。
ご飯やちょっとした具材があればすぐできるのも嬉しいところです。
ぜひさまざまなアレンジで、自分の好きなおかゆ・雑炊を楽しんでみてください。
そば・うどん・そうめん
食べたいものがないときは、そば・うどん・そうめんなどの麺類もおすすめです。
麺類は麺と汁さえあればすぐに食べられるので、ストック食材としてもぴったりでしょう。
もちろんトッピングを固定してもOKですが、ちょっと飽きてきたときはアレンジしやすいのも麺類のメリットです。
ねぎや大根おろしなどの薬味を加えたり、卵や天ぷらを添えたりと、そのときの食欲に合わせて食べてみてください。
カレー
何が食べたいかわからないときはカレーという手もあります。
カレーは肉や野菜が一遍に摂取できる上、作り置きができるメニューです。
ご飯とカレーだけで食事が完結するので、あれこれと副菜を用意しなくてもよいという手軽さもあります。
とくに一人暮らしの場合、大量にカレーを作って冷凍しておけばしばらく食べ物に困ることがありません。
ただし、夏場のカレーは腐りやすいのでたくさん作り置きする場合は、保存方法に注意してくださいね。
完全食
食べたいものがないことに加えて、食事を作りたくない人におすすめなのが完全食です。
完全食とは、それだけで摂るべき栄養素がすべて入っている食品のことです。
パンや麺、ドリンクなど、さまざまな形状のものが完全食として売られているので、好きなタイプを選ぶとよいでしょう。
すべての食事を完全食にするのは問題ありですが、いざというときの食事という位置づけであればOKです。
とくに疲れると食欲がなくなりがちな人や、いろいろ作りたくないという人は、ぜひ完全食をストックしておくことをおすすめします。
食べたいものがないときのために準備しておこう
疲れなどが原因で食べたいものがなくなってしまうのは、珍しいことではありません。
しかし、いくら食べたいものがないとはいっても、何日も食事抜きというわけにはいかないでしょう。
もし食べたいものがないときは、とりあえず何でもよいから食べる、あるいは、
麺やおかゆなど消化がよくて手軽に摂取できるものを食べるのがおすすめです。
そもそも食事を抜きがちで、すぐに食べたいものがなくなってしまうという場合は、そんなときのために普段から準備しておくことも大事です。
食事は健康的な生活を送るための基本。
食べずに体調を崩してしまう前に「食べられるもの」を見つけていくことを心がけてみてくださいね。
- お腹が空いてるのに食べたいものがないと感じるのは、疲れやダイエット、あるいは優柔不断な性格が原因であることが多い
- お腹が空いてるのに食べたいものがないときは、とりあえず何か食べるかゆっくり休むことが大事
- 食べたいものがないと感じる人は、普段からメニューを固定化しある程度食材をストックしておこう
- 食べたいものがないときは、おかゆや麺類、カレー、などがおすすめ