お菓子断ちする方法や変化とは?砂糖断ちして健康体を手に入れよう!
「最近なんか体調が悪い…」と悩んでいるなら、それはお菓子や砂糖のとりすぎが原因かもしれません。
実際、お菓子や砂糖の食べ過ぎにはさまざまなリスクがあるといわれています。
今回の記事では、お菓子や砂糖の摂取過ぎによるリスクから甘いもの断ちをする方法まで大公開します。
「甘い物がなかなかやめられない…」という人はぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
お菓子をたくさん食べる人には危険がいっぱい?
癒しのひとときをくれるお菓子やアイスですが、食べすぎると高血糖や砂糖中毒などのリスクがあります。
健康面を意識するなら、砂糖の摂取量には注意が必要です。
まずは、お菓子をたくさん食べることによって起こり得るリスクをチェックしていきましょう。
糖質依存症になるかも…
砂糖を摂取すると、脳の中でドーパミンやセロトニンなどの脳内神経伝達物質が分泌されます。
これらは危険な物ではないですが、人に幸福感や癒やしを与える麻薬のような中毒性を持っているのが特徴。
疲労やストレスを感じるたびに甘いものを食べて癒しを得るようになると、この快感がクセになり「砂糖を取る=幸せになる」と無意識に脳が感じるようになってしまいます。
『癒しや幸福感を得るために砂糖を摂る』この症状に陥るのが砂糖依存症です。
糖質依存症になると、以下のような症状が見られます。
- お腹が空いていなくても甘いものが食べたくなる
- 甘いものを食べていないとイライラする
- 甘いものがやめられない
糖質をとることで気分の浮き沈みやイライラは落ち着くけれど、時間が経つとまた不安定な状態になる…このような症状が当てはまる人は砂糖依存症かもしれません。
砂糖はお菓子だけでなく、清涼飲料水や調味料にも含まれています。
普段甘いお菓子を食べない人でも知らないうちに砂糖を摂取し、砂糖依存症になる可能性があるので注意が必要です。
糖化による健康・肌の乱れ
糖化とは、摂取した余計な糖分が主にタンパク質と結合して、AGEs(終末糖化産物)に変性する反応を指します。
「体のコゲ」とも呼ばれる反応で、糖化が起こると以下のようなリスクがあるといわれています。
- 肌にシミやシワが増える
- 髪がパサつく
- 糖尿病や高血圧、ガンになる可能性が高くなる
お菓子の食べ過ぎは、健康や肌の乱れを引き起こす可能性があることを頭においておきましょう。
腸内環境の乱れ
カロリーオフのダイエット飲料や人工甘味料を使ったお菓子をよく食べる人は、腸内環境の乱れにも注意が必要です。
人工甘味料は、「腸内細菌の減少」「免疫力の低下」を引き起こし腸内環境を悪化させる可能性があります。
「糖質制限食品」「kcal糖質オフ」などと表記されているからといって、食べ過ぎないようにしましょう。
無駄遣いが増える
お菓子1つは100円、200円と高くないかもしれませんが、毎日になると意外とお金がかかります。
たとえば、1日に200円程度のお菓子を食べているとすると
『200円×30日=6000円』
と、1ヵ月およそ6000円近くお金を使っていることになります。
その中で時々高額のお菓子を食べていれば、さらなる出費に。
気づかないうちに無駄遣いしていることも、お菓子の食べ過ぎによるリスクといえます。
お菓子断ちで感じることのできる変化
「お菓子食べすぎてるかも…」と感じている人は、体調に悪影響が見られる前にお菓子断ちを検討してみてはいかがでしょうか。
お菓子断ちで感じることができる変化を紹介するので、チェックしてみましょう。
気分が安定している
お菓子断ちをすると、イライラすることが少なくなってきます。
お菓子をたくさん食べる習慣がある人は、食べているときは気分が落ち着いていても、糖分が切れてくると再びイライラしてしまうことがあります。
とくに気分の浮き沈みをお菓子でごまかしている人は、大きな変化を感じることができるでしょう。
高い集中力をキープできる
お菓子断ちで、集中力アップを感じることもできます。
砂糖などの糖質を摂取すると、血糖値が一気に上がるので、短時間の集中力はあるでしょう。
しかし、その後血糖値が急激に下がり低血糖状態に陥るので、身体がだるかったり、眠かったりと集中力が低下してしまいます。
集中力が続かない…という人は、お菓子を絶って仕事や勉強の効率アップを目指しましょう。
お菓子を断つことで血糖値が安定し、高い集中力が維持できるようになりますよ!
肌の調子が良くなる
お菓子断ちをすると、肌の調子が良くなる傾向にあります。
お菓子を食べ過ぎた次の日、ニキビができやすかったり肌質の悪さを感じたりしませんか?
そんな人は、お菓子断ちをすることで、肌の透明感や肌トラブルの減少を実感することができます。
頭痛など禁断症状を感じながらも痩せた
お菓子断ちをしはじめたころは、頭痛などの禁断症状を感じることがあります。
それは、お菓子に依存してしまった結果が招いた中毒後遺症のようなものです。
しかし、このような禁断症状を乗り越えることができれば、体重の変化を感じることができるでしょう。
毎日食べていた甘いものを止めるので、ダイエット効果が得られる可能性は十分あります。
お菓子をやめて痩せることができれば、自分自身の自信にも繋がり、ポジティブ思考になるなど多くのメリットを得ることができます。
お菓子断ちを継続させるための方法&コツ
お菓子を毎日食べている人がお菓子断ちをするのは、苦労を強いられるかもしれません。
しかし、習慣化できると気分や体調の変化を感じられるはず。
最後にお菓子断ちを継続させるための方法とコツを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1日の行動を記録し、分析する
お菓子断ちをはじめる際には、1日の行動を記録し、分析してみましょう。
お菓子を食べたくなったときの状況を2週間程度記録に残してください。
- 食べたくなる状況・心理状態
- 食べたくなった理由
- 食べた後の心身状態
- その日の睡眠時間と食事内容
- 1日のスケジュール
記録してみると、自分がどういうときにお菓子を食べたくなって、行動に移しているかが明確になってきます。
その分析を元にすれば、お菓子断ちがよりスムーズに進められますよ。
自分ができる改善策を考えだす
自分の行動が把握できたら、どうやって対策をするべきか考えてみましょう。
たとえば、「お菓子を食べたくなる時間は趣味に没頭する」「お菓子を買わないようにお財布に入れる金額を制限する」など、自分の行動に適した改善策が必ずあります。
思いついた改善策は実行に移して、お菓子になるべく触れないようにしましょう。
質の良い睡眠をとる
質の良い睡眠がとれると、お菓子を求めることが少なくなります。
人は睡眠不足だと糖分を求める傾向があります。
睡眠時間を十分取るようにしたり、ぐっすり眠れる環境を作ったりしてみると効果的です。
継続的に質の良い睡眠がとれるようになれば、甘いものを求めてイライラすることも減ってくるでしょう。
そもそもお菓子は買わない
お菓子を買わないように徹底することも、お菓子断ちのコツです。
食べるお菓子が身近になければ、絶対に食べることはありませんよね。
「必要なものしか買わない」「買い物するときはお菓子コーナーに行かない」など、お菓子を買わなくて済むようなルールを作ってみてください。
お菓子を買わずに帰宅して、砂糖断ちしやすい環境を徹底しましょう。
お菓子があっても目に触れない場所に保管する
「チョコレートやケーキは食べない!」と決めたら、お菓子を目に触れない場所に保管するようにしましょう。
お菓子が目に入ってしまうと、食べたい欲求を押さえるのが難しくなってしまいます。
保管場所をテーブルから棚の中に移動させたり、家族にお菓子を隠してもらうようにお願いしたりしてみると良いでしょう。
お菓子タイムは忙しく過ごす
毎日ついお菓子を食べてしまいたくなる『お菓子タイム』は忙しく過ごすようにしましょう。
そうすることで、お菓子以外に意識が集中しお菓子を食べることを忘れてしまいます。
- 趣味をする
- 家事や仕事をする
- 友達や恋人と会う
- 出かける
など、食べたい欲求が湧き上がる隙を作らなければ、お菓子断ちをスムーズに進められますよ。
予定を詰め込むのが難しい場合は、ランチタイムをずらすのもおすすめです!
お菓子欲が我慢できないときはダイエット食を食べる
お菓子断ちをすると決めても、どうしても食べたくなるときがありますよね。
お菓子欲がどうしても我慢できないときは、以下のようなヘルシーなおやつを取り入れてみましょう。
- ナッツ
- 果物・野菜
- チーズ
糖質の低いこれらの食品やダイエットドリンクなどを上手く取り入れることで、お菓子欲を満たしながらドカ食いを防ぐことができます。
お菓子断ちの好転反応で健康を手に入れよう!
お菓子断ちは、甘いものが大好きな人にとってはハードルが高いでしょう。
しかし、お菓子に含まれる砂糖には健康を害するリスクがたくさんあることも事実です。
お菓子がないとイライラしたり、集中力が保てなかったりする人は、すでに砂糖依存症かもしれません。
はじめのうちは頭痛などの好転反応に悩まされて大変かもしれませんが、ダイエット記録をつけたり、ダイエットアカウントを作ってダイエット仲間と励ましあったりしながら、自分のペースでお菓子断ちにチャレンジしてみてくださいね。
砂糖断ちをして健康的な自分を手に入れましょう!
- お菓子に含まれる砂糖には「糖質依存症」「糖化による健康・肌の乱れ」「無駄遣いが増える」などのリスクある
- お菓子断ちをすると、「気分が安定する」「肌の調子が良くなる」「痩せる」などの嬉しい効果がある
- お菓子断ちを継続させるには「1日の行動を記録し分析する」「質の良い睡眠をとる」「お菓子タイムは忙しく過ごす」などの方法がおすすめ