嫌な気持ちを切り替える方法7選!心に疲れを感じたときのNG行動とは
人は誰しもハッピーな出来事ばかりが訪れるわけではありません。
ときには問題に直面し、なかなか気分が晴れないこともあるでしょう。
しかし、いつまでもネガティブな気持ちを引きずっていると、心身ともに疲れ果ててしまいます。
負の感情が湧いたときは、上手に気分転換することが大切です。
今回の記事では、嫌な気持ちを切り替える方法と心に疲れを感じたときのNG行動を紹介します。
Contents
嫌な気持ちを持ち続けると良いことなし!
日々の生活のなかで失敗したり喧嘩したりと、嫌な出来事はたびたび訪れます。
誰でもネガティブな感情は湧くものですが、いつまでも気持ちを切り替えられないのであれば注意しましょう。
人はイライラが続くと集中力を欠いて、ミスをしやすくなってしまいます。
また、不安な思いから不眠症になったり、うつを発症したりすることもあるのです。
嫌な気持ちを持ち続けると良いことは何もありません。
心身の健康のためにも、負の感情はうまく解消していきましょう。
嫌な気持ちを引きずる原因
まずは嫌な気持ちを引きずる原因について紹介していきます。
心に疲れを感じがちな人は、自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
ネガティブ思考
何事も悪く考える癖があると、悪感情に囚われやすくなります。
どんなことにも良い面があれば悪い面もあるものです。
しかしネガティブ思考に陥ると、悪いところばかりが気になってしまいます。
自分の悲観的・否定的な考えが、嫌な気持ちを引きずる原因となるので注意しましょう。
完璧主義
完璧主義なことも、嫌な気持ちを引きずる原因のひとつです。
何でも100%を目指していると、90点をとれてもネガティブな感情が湧いてしまいます。
高得点をとれた喜びより、100点をとれなかった悲しみが勝ってしまうのです。
とはいえ、この世に完璧な人間はいません。
誰でもミスすることはありますし、常に満点をとり続けることは不可能です。
完璧にこだわると、達成率が99%でも1%のマイナスが気になってしまいます。
小さな失敗だけに意識が向き、嫌な気持ちに囚われてしまうのです。
暇を持て余している
人間は暇を持て余すと、あらゆる物事が頭に浮かんでくるものです。
ぼんやりと何かを考えているうちに不安が胸をよぎり、嫌な気持ちになってしまうことは少なくありません。
不測の事態に備えることは悪いことではありませんが、余計な心配ばかりしていれば、負の感情から抜け出せなくなるでしょう。
何かに思考を巡らせる時間があり過ぎると、嫌な気持ちになりがちなので要注意です。
嫌な気持ちを上手に切り替える方法
ここからは嫌な気持ちを上手に切り替える方法を紹介していきます。
ネガティブな感情に囚われたままでは、心身に支障をきたしかねません。
自分に合ったやり方で気持ちを切り替えてくださいね。
プラスの面に目を向ける
悪いことばかりに目を向けていると、嫌な気持ちを切り替えることはできません。
それどころか、どんどん負の感情が強くなってしまうでしょう。
嫌な気持ちを切り替えるには、プラスの面を探してみることがポイントです。
たとえばプレゼンに失敗したなら、結果ではなく過程に目を向けてみてください。
「企画を立案できた」「チームの絆が深まった」など、必ずプラスの面があるはずです。
良いことをピックアップしていけば、徐々に嫌な気持ちが解消されていくでしょう。
信頼できる人に相談する
ネガティブな感情を一人で抱えていると、負の迷路から抜け出せなくなることがあります。
嫌な気持ちがなかなか消えないときは、信頼できる人に相談してみましょう。
「傍目八目(おかめはちもく)」という言葉もあるように、第三者の方が事態を冷静に見ることができるものです。
相談相手からストレス解消につながる言葉をかけてもらえるかもしれません。
また、人に話すことで問題を自分でも整理できるので、解決の糸口をつかめる可能性がアップします。
嫌な気持ちが続くときは、思い切って信頼できる人の手を借りましょう。
運動をする
嫌な気持ちを切り替えるには、運動をするのが効果的といわれています。
体を動かすことで幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌が促されるからです。
ウォーキングやジョギングなら特別な道具がいらず、すぐにはじめられるのでおすすめです。
朝、少し早めに家を出てひと駅分ウォーキングを楽しめば、スッキリとした気分で1日を迎えられるでしょう。
嫌なことがあった日は家までジョギングして帰れば、気持ちを切り替えやすくなるかもしれません。
セロトニンの力を借りながら、幸せ思考を手に入れましょう。
深呼吸を繰り返す
カッとなったり焦ったりしたときは、深呼吸をしましょう。
深呼吸をすると副交感神経を刺激して、心身をリラックスさせる効果が期待できます。
ポイントは腹式呼吸を意識することです。
やり方は簡単ですので、ぜひ試してみてください。
まず全身の力を抜き、口をすぼめてゆっくり息を吐いていきます。
お腹が凹むほど息を吐き切ったら、今度はゆっくりと鼻から息を吸いましょう。
思い切り吸い込んだら、3秒ほど息を止めて再びゆっくりと口から吐き出してください。
これを5〜10分ほど繰り返します。
深呼吸を続けることで、次第に心の落ち着きを取り戻せるはずですよ。
自分の好きなことに没頭する
不快な状態が続くときは、自分の好きなことに没頭するのがおすすめです。
趣味や習い事などに集中して気を紛らわしましょう。
夢中になって取り組んでいるうちに嫌なことを忘れられるかもしれません。
負の感情が芽生えたときは何かに没頭して、自分に考える時間を与えないようにしましょう。
自然に触れる
嫌な気持ちを切り替えられないときは、家を飛び出して自然に触れるようにしましょう。
緑に囲まれた公園を散策するのもいいですし、海や山に遠出するのもおすすめです。
川のせせらぎや小鳥のさえずりなど、自然の音は心身をリラックスさせる効果があります。
また、咲き誇る花々の鑑賞はストレス軽減につながる、という研究結果もあります。
緑豊かな環境に身を置いて、身も心もリフレッシュしましょう。
良質な睡眠をとる
人は睡眠時間が8時間未満だと、ネガティブな情報から意識をそらしにくくなります。
つまり寝不足が原因で、嫌な気持ちに囚われてしまうことがあるのです。
気持ちを上手に切り替えるためには、良質な睡眠をとることがとても重要です。
8時間以上の睡眠時間を確保したり、体に負担の少ない自分に合う寝具を選んだりして、ぐっすりと眠る習慣を身につけましょう。
嫌な気持ちのときにやりがちなNG行動
気分が落ち込んでいると、後ろ向きな発言や投げやりな行動に走りがちです。
しかし、それでは良い結果は期待できません。
自己嫌悪に陥り、ますますネガティブな感情から抜け出せなくなるので注意しましょう。
最後に、嫌な気持ちのときにやりがちなNG行動を紹介します。
暴飲暴食に走る
嫌な気持ちはやけ食いで晴らすという人もいるかもしれません。
しかし「やけ食いしてよかった」と思う人はまずいないでしょう。
胃もたれや胃痛に見舞われた挙句、体重が増えて肥満につながるのですから、百害あって一利なしです。
いくら嫌な気分になっても、暴飲暴食に走るのはやめましょう。
物や人に当たる
不快になると物や人に当たりたくなるかもしれませんが、これほどはた迷惑な行為はありません。
当たり散らせば、相手側は理不尽な思いをすることになります。
周りからは距離を置かれて、孤立することになる可能性大です。
これまで築いてきた人間関係にもヒビが入ってしまいますし、壊れた物は元に戻せません。
一時の感情に惑わされ、全てを失わないよう気をつけてくださいね。
友達や恋人に延々と愚痴をこぼし続ける
友達や恋人に延々と愚痴をこぼし続けると、相手から距離を置かれる可能性大です。
ときどきネガティブな感情を吐き出すぐらいなら、耳を傾けてくれるでしょう。
しかし長時間、愚痴をこぼし続ければ、厄介者扱いされてしまうかもしれません。
ネガティブ発言をしつこく何度も繰り返すのはやめましょう。
ほどほどに切り上げて、相手の話も聞くようにするのがおすすめです。
嫌な気持ちをうまく切り替えてより豊かな人生を送ろう!
誰でも常に順風満帆とはいきません。
嫌な気持ちとうまく付き合っていくことは、毎日を楽しく過ごすためにとても重要です。
自然豊かな環境に身を置いただけで、気持ちがリフレッシュすることもあるのですから、自分に合った気分転換方法を見つけていきましょう。
嫌な気持ちをうまく切り替えることで、より豊かな人生が送れますよ!
- 嫌な気持ちを持ち続けると心身ともに悪影響があり、良いことは何もない
- 嫌な気持ちを引きずる原因には、ネガティブ思考・完璧主義・暇を持て余しているなどがある
- 嫌な気持ちを上手に切り替えるには、プラスの面に目を向ける・信頼できる人に相談する・運動をする・深呼吸を繰り返すのがおすすめ
- 嫌な気持ちのときにやりがちなNG行動として、暴飲暴食する・八つ当たりする・愚痴をこぼし続けることが挙げられる