奥二重と二重の違いとは？アイシャドウ・アイライン・マスカラ術を公開

奥二重と二重は何が違うのか、気になる人も多いのではないでしょうか。

「二重なのにアイメイクが思い通りにいかない」と試行錯誤するのは、奥二重さんならではの悩みです。

この記事では、二重と奥二重の違いや、奥二重の人におすすめなアイメイクの方法を紹介します。

参考にして、自分の目に合ったメイクを楽しんでくださいね。

「奥二重」と「二重」の違いとは？

同じ「二重」でも、奥二重は一重に間違えられがちですよね。

これらはどちらも、まぶたの皮膚とその裏にある筋肉がくっついている状態を指します。

目を開くときには、筋肉の収縮でまぶたの皮膚の一部が奥に引っ張られ、二重のラインができるという仕組みになっています。

奥二重に見えるのは、まぶたが厚く二重のラインに皮膚が被っていたり、二重ラインが浅すぎたりするのが原因です。

「どこからが二重で、どこからが奥二重なのか」という基準はハッキリしていないので、キレイな二重が欲しいと悩む女性は多いでしょう。

まぶたの作り

まぶたは大きく分けて、眼輪筋(がんりんきん)、眼瞼挙筋(がんけんきょきん)、瞼板(けんばん)の3つの組織で構成されています。

眼輪筋は目の周りを覆っていて、まぶたを動かしたり涙の量を調節したりする働きを担う筋肉。

目を開け閉めする動きは、眼瞼挙筋とよばれる筋肉の収縮によるものです。

眼瞼挙筋が縮むと、まぶたの縁にある瞼板という軟骨のような組織が持ち上げられ、目が開くという仕組みになっています。

二重まぶた（ふたえ）

二重まぶたは眼瞼挙筋が2つに分かれていて、1つは瞼板に、もう1つは眼輪筋を経由して皮膚に繋がっています。

二重の人が目を開いたときは、眼輪筋に繋がっている眼瞼挙筋が皮膚を引き上げている状態。

眼瞼挙筋が皮膚と繋がっているから、目を開けたときに奥に引っ張られて、二重のラインができるのです。

奥二重まぶた（おくふたえ）

奥二重の場合も、まぶたの構造は二重と同じです。

眼瞼挙筋が2つに分かれていて、片方はまぶたの皮膚に繋がっているのですが、人によって引き上げられる皮膚の部位が異なります。

引き上げられる部位によっては、ラインが狭くて二重に見えにくいことも。

また、まぶたが厚すぎると、引き上げられた皮膚が二重ラインの中に隠れてしまいます。

構造は二重と同じなので、メイクに一手間加えればハッキリした二重幅にできるでしょう。

一重まぶた（ひとえ）

一重まぶたは、眼瞼挙筋が両方とも皮膚に繋がっていないのが特徴です。

そのため目を開いたときに皮膚が引き上げられず、二重のラインが形成されません。

中には「眼瞼挙筋と皮膚が繋がっていても一重だ」という人もいますが、その場合は繋がりが弱い・まぶたの皮下脂肪が多いせいで、皮膚が引き上げられていないことが原因だと考えられます。

「奥二重」の特徴

自分は奥二重なのか二重なのか、判断に迷うこともありますよね。

奥二重と二重を明確に分ける基準は無いので、自分では二重だと思っていても、周りの人からは奥二重に見えるケースもあります。

奥二重の特徴を5つ紹介するので、自分に当てはまっていないかチェックしてみてくださいね。

奥二重のなかでも幅に違いがある

二重幅が人それぞれ異なるように、奥二重でも人によって違いがあります。

パッと見は一重に見えて目尻だけ二重幅がチラッと見える人や、目頭からうっすらと二重ラインが広がっていく、末広二重の人もいるでしょう。

一重に近い目元と薄くてもラインが見えるまぶたとでは、印象が全く違いますよね。

一概に奥二重と言っても、まぶたの重なり方によって幅や見え方に違いがあるのが特徴です。

二重幅が狭め

奥二重の人に共通する特徴は、二重幅が狭い・隠れやすいということ。

特に目頭のあたりは、ほぼ二重のラインが見えない人も多いでしょう。

二重幅が狭いと、見る人によっては目つきが悪いと思われるかもしれません。

しかし、奥二重は二重と違ってまぶたの脂肪が多いので、シワやたるみに強く目元が老けにくいのが嬉しいポイントです。

アイメイク選びが難しい

奥二重は二重幅が狭く、アイメイクが難しいという悩みがつきものです。

アイラインを引いても分かりづらかったり、アイシャドウを塗っても隠れてしまったりします。

自分の二重幅に合うアイシャドウのカラーや、キレイに見えるアイラインの描き方を見つけるのに一苦労する人もいるでしょう。

どんなアイメイクが良いのか悩んでしまうのが、奥二重の人の特徴です。

アイシャドウが映えない

奥二重の人は、二重幅が狭いためアイシャドウを塗ってもあまり主張されず、メイクが映えないことが多いでしょう。

塗り方によっては腫れぼったく見えたり、キレイなグラデーションを描いてもまぶたに埋もれて見えなくなったりします。

自分の目の形に合うアイシャドウの塗り方を探すために、メイクテクニックを追求しなければならないのが奥二重の特徴です。

可愛い系・クール系にもなれる

奥二重はメイクの仕方によって、目元の印象を変えやすいのが特徴。

キリッとした印象が強く、クール系のメイクしか似合わないんじゃ無いかと思われがちですが、メイク次第では可愛い系にもなれます。

いろいろなアイメイクの仕方をマスターすれば、気分やシチュエーションに合わせてメイクを変えられるでしょう。

メイクの楽しみ方が豊富にあるのは、嬉しいポイントですよね。

奥二重メイクにおすすめのアイメイク術

二重幅が狭めな奥二重さんの中には、アイメイクで悩む人が多いのではないでしょうか。

自分好みの色のコスメを使っても、映えないとガッカリしてしまいますよね。

奥二重の人におすすめなアイメイクの仕方を紹介するので、メイクに悩む奥二重さんはぜひ参考にしてくださいね。

アイシャドウ

二重幅が狭くても、際立たせたい色は目で開いたときに見える位置まで塗りましょう。

まぶたにしっかり色が入ると陰影効果が出るので、のペっと見られがちな目元も立体的に仕上がります。

目つきがキツく見られがちな人は、下まぶたの目尻に淡い色をのせて、タレ目っぽくすれば優しい印象に。

さらに目力を出すなら、目頭からは5mm、目尻からは15mmほどオーバーに塗ると目が大きく見えるのでおすすめ。

奥二重さんのアイシャドウは、ちょっと誇張しすぎなくらいがちょうど良いのです。

アイライン

奥二重は二重幅が狭いので、まつ毛の上にしっかりしたアイラインを描くのはNG。

目を開いたときにアイラインだけが目立つメイクだと、目が小さく見えてしまいます。

少しテクニックが要りますが、まつ毛の間を埋めるイメージで粘膜にアイラインを描きましょう。

一筆で描くのではなく、短い線をチョンチョンのせて線に仕上げるのがコツ。

アイラインの最後は下げるように描き、タレ目っぽくすると優しい印象になりますよ。

マスカラ

目力を強くするために、マスカラの塗り方も一工夫しましょう。

ただ塗るのではなく、まつ毛の根元で1秒止めてからまつ毛の先までブラシを持っていきます。

根元にしっかりマスカラを塗っておくことで、カールキープの効果もあるのでおすすめです。

マスカラを塗った後に、ホットアイラッシュカーラーを使えばさらにキープできます。

奥二重を二重にする方法

「狭い二重幅はもう嫌だ！」と思って、メイクが映える二重になりたい人も多いはず。

「目の形を変えるのは難しいんじゃないか」と思われがちですが、二重幅をつくる方法はたくさんあります。

奥二重を二重にする方法を4つ紹介するので、それぞれの特徴やメリット・デメリットを参考にして、自分に合う方法を見つけてくださいね。

アイプチ

理想の二重幅をつくるなら、アイプチは超人気の商品です。

接着力が強いので、理想の二重幅を長時間キープできます。

ウォータープルーフのアイテムが多いので、プールや海に行くときも安心、汗をかきやすい夏場にも活躍するでしょう。

ただ、慣れるまでは「二重を作ってる感」が出るので、周りにバレやすくなるかもしれません。

乾かす待ち時間があるうえに、皮膚が弱い人はかゆくなることもあるので注意が必要です。

アイテープ

アイテープとは、目に馴染みやすい形をした両面テープ・片面テープのこと。

まぶたに貼るだけなので、初心者さんもチャレンジしやすいアイテムです。

乾かす手間が無いので楽ですが、目を閉じたときに不自然だったり、アイシャドウが浮いたりすることがあります。

アイテープもアイプチ同様、自然な目元を作るのには時間がかかるかもしれません。

物によって耐水性や使用感が異なるので、何種類か試してみるのがおすすめです。

マッサージ

人によって効果は異なりますが、マッサージをするのも二重にする方法の1つです。

「40度くらいに温めたタオルを5分目元に当てる→冷たい水に濡らしたタオルを1分当てる」を2回〜3回繰り返し、目頭と目尻のくぼんでいる部分を10回ほど押します。

このマッサージを習慣にすれば、まぶたのむくみがとれてスッキリした目元になり、キレイな二重に近付けるかもしれません。

目や皮膚に負担がかからないように、美容成分が含まれたマッサージクリームを使いながら試してみてくださいね。

整形

長い目で見ると、美容整形して完璧な二重を手に入れるのが最も楽かもしれません。

二重整形には「埋没法」と「切開法」があります。

埋没法は髪の毛より細い糸を使って固定する、切開法はまぶたを切って二重を形成するイメージです。

切開法のほうがくっきりした二重になりますが、埋没法と比べると値段が高くダウンタイムも長め。

仕上がりも施術方法も異なるので、よく調べて自分に合っているほうを選んでくださいね。

魅力的な奥二重で素敵な出会いをGETしよう

奥二重の魅力を引き出すメイクを身につければ、男性からも好印象間違いなしです。

素敵な出会いのチャンスを逃さないためにもアイメイクに力を入れましょう。

もし身近に出会いがなければ、マッチングアプリを利用するのも1つの手です。

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奥二重の魅力を活かしてメイクを楽しもう！

奥二重の特徴や、奥二重に合うメイクの方法を紹介しました。

キリッとした印象で目つきが悪く見られがちですが、メイク次第でガラッと印象を変えられるのが奥二重のメリット。

難しいと感じるアイメイクも、コツを掴めば納得のいくメイクができるようになるはずです。

奥二重の魅力を最大限に活かし、自分に合うメイクを見つけて楽しんでくださいね。