飲み会が嫌いな人は増えてる?苦手な理由やうまく回避する術を紹介
飲み会といえば、仕事や学校の仲間と過ごす楽しい交流の場…というイメージですが、意外と飲み会が嫌いな人は多いです。
しかも最近では、「飲み会に行きたくない」「嫌いだ」と思う人が増えているのが実情なところ。
当たり前とされていた飲み会が嫌われてしまったのは、なぜなのでしょうか。
今回の記事では、飲み会が嫌いな理由ベスト11を紹介します。
また職場や学校で使える角を立てず飲み会を回避する方法について解説しているので、飲み会が嫌いな人はぜひ参考にしてくださいね。
Contents
【割合】飲み会嫌いが増えているのは本当?
「飲み会嫌いな若者が増えてる」と耳にすることがありますが、果たしてそれは本当なのでしょうか。
まずは、飲み会についてのアンケート調査をチェックしてみましょう。
転職サイト「type」が行った飲み会に関するアンケート調査によれば、飲み会への参加についての質問の回答は、次のようになっています。
“Q.会社の飲み会って必ず参加しなくちゃいけないと思いますか?
【「はい」と回答した方のコメント】 「仕事中は雑談もできないけれど、飲み会を通してその人の見え方がガラッと変わる可能性がたくさんある」(30代/男性) 【「いいえ」と回答した方のコメント】 「業務時間外はプライベートの時間なので大切にしたいし、1回出ると毎回誘われて断れなくなる」(30代/女性)”
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飲み会に対して「参加しなくても良い」という考え方を持っている人の意見は7割以上に及びます。
嫌いとまではいかなくても、「必須のものではない」「プライベートの時間は自由に使いたい」という考え方の人は多いようです。
次に、飲み会に参加したことで嫌な体験をした経験はありますか?という質問に対して、
- はい:48.1%
- いいえ:51.9%
と回答されています。
上司からの無理強いやホステス扱いをされたことなどが理由にあげられています。
一度でもこのような不快な経験があると、「飲み会には絶対参加したくない」と思っても仕方ないでしょう。
若者が思う飲み会が嫌いな理由ベスト11
飲み会に楽しいイメージを持っている人は多い反面、飲み会嫌いになってしまうほど苦痛を感じてしまう人もいます。
今回は飲み会が嫌いな人に焦点を当てて、嫌いになってしまった理由を見ていきましょう。
もしかしたら、自分も直すべきところが見つかるかもしれませんね。
1:楽しくない
人間関係ができあがっている人たち同士の飲み会は非常に楽しいものです。
しかし職場の飲み会や取引先を交えた飲み会、学校サークルの飲み会ではそれほど親しくない人も集まります。
口うるさい上司や先輩がその場にいれば、チクチクとお説教されたりこき使われたりするかもしれません。
そうなれば、すでに業務は終わっているのにサービス残業をさせられているかのように感じて「楽しくない」と思うでしょう。
2:お酒を飲めない
そもそもお酒が飲めない、苦手な人にとって飲み会は苦痛になりやすいです。
酔っ払った上司や先輩に、半ば無理やりお酒を飲むように言われて困惑することは少なくありません。
「飲めないなら飲まなくていいよ」と言われても、気を遣ってしまい疲れてしまう人もいます。
3:はしご酒がいや
飲み会で盛り上がったりお酒好きな人が中心にいたりすると、何軒もはしご酒に付き合わされることがあります。
はしご酒をするといつまでも家に帰れず、明日の仕事にも響きやすくなるもの。
飲み会に参加するたびに、はしご酒に付き合わされれば嫌になるのも仕方ありませんね。
4:酔っ払い上司が面倒
酒癖の悪い上司がいると、絡まれたりセクハラまがいのことをされたりして嫌な思いをしがちです。
長い愚痴に付き合わされるなんてことも珍しくないでしょう。
一人の言動から飲み会嫌いになってしまうケースも少なくありません。
5:自分のペースを保てない
飲み会には多くの人が参加しています。
そのため自分のペースでお酒を飲んだりご飯を食べたりすることができません。
周りに気を遣って飲むペース、食べるペースを合わせなければならないため、ストレスを感じやすいでしょう。
周囲に合わせることが、飲み過ぎ食べ過ぎの原因にもなります。
6:酔った勢いで絡まれる
飲み会でお酒に飲まれた人ほど厄介な人はいません。
酔った勢いで偉そうな態度をしてきたり、ベタベタとボディタッチをしてきたりと目に余る行為をとります。
また酔っ払った相手が上司の場合は邪険に扱うこともできず、飲み会に参加したくないと思ってしまうでしょう。
7:食事の席で仕事の話をしたくない
すでに仕事は終わってるのに、飲み会で再び仕事の話をすることに懸念する若者は少なくありません。
楽しく話せる内容ならまだ良いですが、説教されたり仕事さながらに打ち合わせをさせられたりすれば「仕事の延長では?」「これって残業だよね…」と思ってしまいます。
飲み会嫌いを助長してしまう要因になるでしょう。
8:愚痴を聞かされるのがうざい
飲み会で愚痴大会になるのはよくあることです。
「〇〇さんが嫌なんだよね」「上司がうざい」と、日頃の鬱憤を晴らします。
それがお互いにストレス発散になればいいのですが、鬱陶しく感じる人もいます。
ひたすら同僚や上司の愚痴を聞かされて、正直うざい…と思ってしまう人は多いでしょう。
9:盛り上げ役になるのがいや
とくに飲み会で若手になる人は、盛り上げ役にさせられてしまうケースが多いです。
幹事を任されたり、余興をさせられたりなど、その役回りは仕事並みに面倒なものになりがち。
ムードメーカータイプではない人やコミュニケーションが苦手な人にとっては、飲み会時間が苦痛でしかないでしょう。
「恥ずかしい」「面倒くさい」などの理由で、飲み会嫌いになってしまいます。
10:飲み会の会費が高い
意外かもしれませんが、飲み会を嫌う理由に「会費が高い」こともあげられます。
例えば、東京の銀座・新宿・渋谷など中央部にあるような名店に行けば、飲み会の会費は否が応でも高くなるもの。
人気のお店や話題のお店を予約してくれても仕事の付き合いで尚且つ会費制であれば、不満も出てくるでしょう。
参加料金が高いと、ついコストパフォーマンスを考えて、メリットを感じなくなってしまいます。
11:家族・友達との関係が破綻する
飲み会が多い会社やサークルに所属していると、毎日のように飲み会に誘われることになります。
そうなれば家族や恋人、友達と過ごす時間は削られてしまいます。
- 友達から遊びに誘われなくなった
- 結婚相手や恋人から「大事にしてくれない」と怒られた
- 家族と距離が出てしまい疎遠になった
などといった状況を招くことになり兼ねません。
仕事以外の大事な時間が削られてしまう飲み会に、嫌悪感を抱く人が存在することを忘れないようにしましょう。
飲み会が嫌いな大学生・社会人におすすめの回避術
最後に飲み会が嫌いな大学生や社会人に向けて、おすすめの飲み会回避術を紹介していきます。
どうしても参加したくないときは、以下のような回避方法を試してみましょう。
お酒が飲めないことを伝える
下戸の人にとって、お酒の場は苦痛につながるものです。
飲めない人に無理やり飲ませる行為は大きなトラブルにもつながるため、飲めないことを伝えたうえで丁重に断れば、理解してくれる人は多いでしょう。
大きい部署(サークル)の飲み会だけ参加する
何度もある飲み会に参加していると、飲み会好きでも嫌いになってしまう可能性があります。
そもそも飲み会が嫌いな人にとっては、大きなストレスになってしまうでしょう。
そのため参加する飲み会は、重要なものだけに絞った方が無難です。
大きい部署(サークル)の飲み会は忘年会や歓送迎会などのイベントになることも多いです。
そういった規模の大きい飲み会だけ参加するようにしておけば最低限、体裁は保てるでしょう。
飲み会離れの風潮に自分も乗っかる
最近は若い世代を中心に、飲み会離れの風潮が強くなっています。
そのため飲み会嫌いの人にとっては、その風潮に乗っかるのは今がチャンスかもしれません。
昔は、誘いを断れば「なんて付き合いの悪い奴だ」と非難されたでしょうが、今なら「そういう考え方もあるよね」と意外とすんなり受け入れてもらえる可能性があります。
飲み会に参加しないキャラに徹する
飲み会の誘いを流されるがままずっとOKしていると、いつまでも飲み会の誘いは続きます。
そのためここは勇気を振り絞って、飲み会に参加しないキャラに徹しましょう。
周りから「あの人は来ない」と思われれば、自然と誘われる機会も少なくなるはずです。
仲のいい子の隣をずっとキープしておく
飲み会も楽しく話せる時間が続けば苦痛に感じる機会は少ないものです。
そのため飲み会を乗り切る方法に困っているときは、とにかく仲の良い同僚や友達の隣を死守するようにしましょう。
話す人がいれば、たとえ上司から鬱陶しく絡まれたとしても、ストレスはいくらか抑えられるはずです。
飲み会に参加よりも裏方に徹する
参加して会話を楽しむことよりも、あえて裏方として働いたほうが、ストレスが少ないという考え方もあります。
オーダーを取ったり取り分けたり、皿やグラスを片づけたりと幹事の手伝いをしていれば、酔っ払った上司とも必要以上に絡まずに済みます。
家族を理由にして行かない
どうしても出席したくないときは、家族を理由にして行かないようにするのもありです。
- 「行きたい気持ちはあるのですが、妻に怒られてしまうので…」
- 「今日は久しぶりに家族全員が揃うので、食事の約束があるんです」
このように家族を理由にすると、とても断りやすくなるためおすすめです。
笑いに持っていってさりげなく断る
あえて冗談っぽく断るのもありです。
「今日はまっすぐ帰るべき…って前世から決まってたような気がするんですよ…!」などと適当な冗談を伝え、さりげなく誘いをかわしてみましょう。
断ることで重い空気になるのを避けることができます。
コロナを理由にするのもアリ
まだまだコロナ感染対策がされている世の中ですから、飲み会を断るのも当たり前と受け止められます。
「コロナ感染予防のために控えています」と伝えれば、相手もそれ以上は言ってこないでしょう。
貴重な時間は大切な人のために使おう
苦手な飲み会で自分の貴重な時間を奪われるよりも、恋人や好きな人との時間に使ったほうが人生は豊かになるでしょう。
とはいえ、好きな人がいなかったり、身の回りに出会いがなかったりする人もいるはず。
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飲み会が嫌いな人は上手に断って関係性を乱さないようにしよう!
飲み会は楽しい一面があるものの、嫌い・苦手と思われやすい側面があるのも実情です。
そのため最近は、若者を中心として、飲み会嫌いが加速している傾向にあります。
ただ、飲み会をきっぱり断りすぎて、職場や学校で人間関係が悪化するのは避けたいところ。
飲み会嫌いな人は、うまく断る方法や、参加してもストレスを抑えて飲み会を乗り切る方法をぜひ身につけていきましょう!
- 飲み会嫌いな人は近年増えつつあるアンケート調査が出ている
- 飲み会が嫌いな理由は楽しくないこと、お酒が飲めないこと、酔っ払いが面倒なことなどが関係している
- 飲み会が嫌いな学生・社会人は上手な回避術を身につけてほどよく人間関係を良好に保っていこう