生きるのが辛い人へ｜辛くなる瞬間や前向きに過ごす方法・名言を紹介

誰にでも人生に一度くらい「生きるのが辛い」と感じてしんどくなるときがあるのではないでしょうか。

生きるのが辛い…と悩んだときは、その辛い気持ちを上手に処理する方法をつかむことが大切です。

このページでは、生きるのが辛くなる瞬間や前向きに過ごす方法・名言を紹介していきます。

少しでも前向きになるための方法を知って、気持ちを上手にコントロールしていきましょう。

生きるのが辛いと思う瞬間・原因

生きるのが辛いと思うときは、どんなタイミングで訪れるのでしょうか。

はじめに、生きるのが辛いと感じる瞬間や、なぜ辛いと思うのか原因について見ていきます。

仕事でミスしたとき

仕事でミスをすれば、会社や取引先に多かれ少なかれ迷惑をかけることになります。

また、ミスのせいで残業が増えたり休日出勤する必要が出てきたりすることもあるでしょう。

同じようなミスを繰り返せば、なおさら落ち込むことは増えていきます。

そんなとき「なんで私はこんなにダメなんだろう」と自己嫌悪に陥り、生きるのが辛いと感じてしまうのです。

失恋したとき

恋愛で辛い思いをしたことが生きるのが辛いと感じるきっかけになることもあります。

恋人と別れたり好きな人に振られたりして失恋を経験すれば、多くの人は落ち込むでしょう。

大切な人に拒絶されたことで生きるモチベーションが保てなくなり、生きるのが辛いと思ってしまうのです。

人に裏切られたとき

人間関係のトラブルは、人に大きな精神的ショックを与えます。

とくに大事な友人や結婚相手などから裏切られるようなことがあれば、気持ちは大きく沈んでしまうでしょう。

そのせいで人間不信になり、生きるのが辛くなってしまうことは少なくありません。

努力の結果が出なかったとき

すべての努力が報われればそれに越したことはありませんが、残念ながら報われない努力もあります。

思ったような成果が出なかったときは、「今までの努力は何だったのだろう」と虚無感に襲われるものです。

そうなればあらゆる活力が落ちてしまい、生きる意味すら見いだせなくなってしまうことも珍しくありません。

人間関係に疲れたとき

人間関係にかかわる嫌なことが続けば、多くの人は気持ち的に疲弊してしまいます。

「もう誰とも会いたくない」という極端な心理を抱くようになり、人とのかかわりを避けたくなる人も多いです。

心の疲れが蓄積すれば、その状況から逃げ出したくなり生きることを辛く感じてしまいます。

孤独を感じたとき

「会社・学校で人とのつながりがない」「支援を頼める人がいない」など孤独感に苛まれたとき、生きる意味を見失い「死にたい…」と自殺を考えてしまうほど悩む人もいます。

孤独感はそれほどまで人間の心理を突き動かすチカラがあり、生きるのが辛いとまで思わせてしまうのです。

生きるのが辛い人が前向きに過ごす方法

生きるのが辛い…と思ったら、少しでも前向きになれる方法を積極的に実践したいところです。

辛い気持ちをそのままにしていると、心の状態はますます悪くなるばかり。

とくにネガティブな気持ちに耐えられないと感じたときは、以下のような対処法を試してみましょう。

健康的な生活習慣を送る

生きるのが辛いとマイナス思考になるのは、日々の生活習慣が乱れている可能性があります。

生活習慣が乱れていると、

• イライラする
• 体調を崩しやすい
• 集中力が続きにくい

など、さまざまな不調を感じやすくなります。

このままではネガティブ感情が消えないので、生活リズムや食生活を整えて健康的な生活を送りましょう。

そうすれば、自然と気持ちはすっきりしていきます。

自己嫌悪や疑心暗鬼といった心理的不調がなくなり、前向きな気持ちをキープできるようになるでしょう。

人の長所に目を向ける

前向きになるには、周りの人のネガティブな部分にあえて目を向けないことが大切です。

むしろ長所を見つけて、「あの人は素敵な人だな」と褒めたり尊敬したりすることを意識しましょう。

すると自然とポジティブな考え方が身に付くため、心にゆとりが出て、落ち込むことが少なくなります。

ストレスを溜めない

ストレスが溜まれば、生きるのが辛いと思う瞬間が増えてしまいます。

そこで日頃から、ストレスを溜めない意識を持つようにしましょう。

心から楽しいと思える瞬間を、毎日の中に増やしていくことが大切です。

趣味に没頭したり友達同士で美味しいご飯を食べに行ったりして、気持ちをリフレッシュさせてくださいね。

成功体験を積み重ねる

達成感をこまめに味わうことは、気持ちをプラスに切り替えることにつながります。

仕事や趣味の中に小さな目標を定め、成功体験を重ねましょう。

「できなかったことができた」「最後までやり遂げた」という前向きな体験が多くなれば、自己肯定感も自然とアップしていきます。

人と比較することをやめる

「自分は自分、他人は他人」という価値観を持って比較することをやめると、とても気持ちが楽になります。

誰かと比較することが多くなれば、その都度気持ちは浮き沈みして振り回されてしまいます。

「人と比べてどうなのか」ではなく、「自分自身が納得できるのか」を考えて自己評価するようにしましょう。

ポジティブな言葉を口にする

前向きな会話を心がけていれば、自然と気持ちも明るくなるものです。

愚痴や不満を頻繁に口にしていると、心が荒んでしまったり人の嫌な部分しか見れなくなったりしてしまいます。

できるだけポジティブな言葉を口にして、自分で自分の気持ちを盛り上げていきましょう。

生きるのが辛く助けて欲しいときの支え【名言集】

自分のメンタルを支えてくれる名言を一つ持っておくだけで、生きるのが辛い状況から脱することも可能です。

世界中の偉人が残した言葉は、たくさんありますがここでは3人の名言を紹介します。

「黙ってこらえているのが一番苦しい。盛んにうめき、盛んに叫び、盛んに泣くと少し苦痛が減ずる」

俳人、国語学研究科として名高い正岡子規の言葉です。

嫌な状況をただジッと我慢するのは辛いからこそ、思う存分あがいて辛い気持ちを誰かに伝えたり、助けを求めたりするのが良いという意味の名言です。

辛い気持ちを抱え込むのではなく、生きるのが辛いときは、頼れる家族や友人、恋人にその気持ちを吐き出して、心を軽くしていきましょう。

「何も後悔することがなければ、人生はとても空虚なものになるだろう」

美術に大きな影響を与えた画家ゴッホの言葉です。

たくさん後悔するような人生のほうが、充実したものになると、ゴッホの人生観を一言で表した名言です。

今は生きるのが辛いと感じているかもしれませんが、それも人生の一つとして捉えられると幾分か楽になりそうですね。

「運が良い人も、運が悪い人もいない。運が良いと思う人と、運が悪いと思う人がいるだけだ」

「面接の達人」などの著者でも知られる中谷彰宏さんの言葉です。

運の良し悪しも、自分の捉え方次第でどうにでも解釈できると、なんとも心強い名言です。

運が悪いと思ったときも、「これはそう思い込んでいるだけ」と気持ちを切り替えると前向きに進むことができるでしょう。

生きるのが辛いときにおすすめの本

生きるのが辛い人の支えになる本も多く出版されています。

前述あるように前向きに過ごすことや名言を見つけることも大切ですが、支えとなってくれる本から学ぶことも必要です。

ここでは2冊の本を紹介しますが、どちらも高評価レビューが多く、電子書籍ストアでも読むことができます。

「すべて投げ出してしまいたい」と思ったら読む本

出典元：https://www.amazon.co.jp/dp/4022513934/ref=cm_sw_r_tw_dp_19ZCH2TTBZKGH594S32N

心理学者で、明治大学文学部の教授でもあり、人気カウンセラーの諸富祥彦さんの本です。

日々の仕事、育児、介護など、辛いことに追われてすべてを投げ出したくなってしまったときにぜひ読んで欲しい1冊です。

さまざまな人に向けて、現状から抜け出すためのヒントが隠されているはず！

生きるのが辛いと悩んだときこそ、自分の人生を肯定するためにはどうすべきかを教えてくれます。

鈍感な世界に生きる 敏感な人たちHSP

出典元：https://www.amazon.co.jp/dp/4799319787/ref=cm_sw_r_tw_dp_YH1GF3HG8F2GJZYXZBYA

心理療法士やセラピストとして活躍されているイルセ・サンさんの本です。

世界的ベストセラーとなった1冊で、世界24言語に翻訳されていることでも知られています。

HSPという「とても敏感な人たち」の特徴からその性質を肯定するためのヒントがたくさん記しています。

周りの人の行動や表情が気になって仕方がない…そんな生きづらさを抱えている人におすすめです。

どうしたらいいかわからないときは楽しいことだけをしよう！

生きるのが辛いときは、前向きに過ごしたり、心を支える名言・本を読んだりと対処方法を取り入れましょう。

そうすることで最悪の事態を招く危険性が無くなりますし、自身の気持ちをコントロールすることができます。

生きるのが辛いと少しでも感じれば、無理をせず楽しいことだけをしましょう。

深く悩むよりも気持ちを解放する方法を実践するのが一番です。

どうしても辛いときは電話の相談窓口で話を聞いてもらうのもアリです。

生きる素晴らしさを見いだして、人生を楽しみながら歩みましょう！