卒業式におすすめの花言葉15選!感謝・未来など意味別で紹介
卒業式にふさわしい花言葉のフラワーギフトを贈って、旅立ちの日のメッセージを届けてみませんか。
卒業式の当日は慌ただしいため、十分に話ができないまま別れてしまう可能性があります。
ちょっとしたタイミングに花を渡して挨拶すれば、相手の記憶に残るでしょう。
この記事では、卒業祝いにおすすめの花言葉を持つ花を紹介していきます。
Contents
卒業式に合う花言葉|感謝・尊敬する人へ贈る花
卒業式は、お世話になった先生や憧れの先輩に、自分の素直な気持ちを伝える絶好の機会です。
翌日から会う機会が少なくなるか、全く無くなってしまうかもしれない人に、フラワーギフトで思いを伝えましょう。
まず、卒業式に合う「感謝」「尊敬」などの花言葉を持つ花を紹介します。
ピンクのカーネーション「感謝」
これまでに大切なことを教えてくれたり、親切に世話をしてくれたりした人に、卒業を機に改めて伝えたいのは「感謝」の気持ちではないでしょうか。
赤いカーネーションは母の日用ギフトとして人気ですが、ピンクのカーネーションの花言葉は「感謝」「温かい心」なので、卒業式のプレゼントにぴったりです。
柔らかいピンク色のカーネーションの花束やアレンジメントを渡せば「今までお世話になりありがとうございました」という、感謝の気持ちが伝わるでしょう。
スイートピー「優しい思い出」
春の訪れを感じさせる甘い香りのスイートピーは、ちょうど卒業シーズンの頃によく出回るため、卒業花としても定番になっている花です。
ピンクのスイートピーの花言葉は「優しい思い出」「門出」なので、卒業式の日に今まで優しくしてくれた人への気持ちを伝えるのにぴったりでしょう。
ピンクのスイートピーだけでブーケにしたり、白や紫などいろいろな色のスイートピーをミックスしたりして、相手のイメージに合わせたアレンジができます。
白いバラ「深い尊敬」
バラは一年を通して手に入りやすく、フラワーギフトで人気の花ですが、白いバラは卒業式に恩師や先輩に贈るのにおすすめです。
赤やピンクのバラには愛情表現のニュアンスがありますが、白いバラの花言葉は「深い尊敬」なので、敬意を払いたい相手へのリスペクトを表現できます。
花を渡す相手が男性でも、清潔感のある白いバラのブーケやフラワーアレンジメントなら、照れずに喜んで受け取ってくれるでしょう。
紫のフリージア「憧れ」
卒業シーズンに小ぶりで香り高い花を咲かせるフリージアは、全般の花言葉が「友情」「感謝」なので、卒業式に贈るのにふさわしい花です。
色別の花言葉では、紫のフリージアの花言葉は「憧れ」なので、憧れの存在だった先輩や先生に、卒業を機に気持ちを伝えるプレゼントができます。
最も一般的な黄色のフリージアの花言葉は「無邪気」なので、かわいらしい雰囲気や元気はつらつとした様子が魅力的な相手に贈りましょう。
卒業式に合う花言葉|夢を追う人へ贈る花
卒業シーズンは、新しい学校での学生生活や社会人としての新生活など、それぞれが新たな環境に変わる人が多いでしょう。
卒業式には、ポジティブな花言葉のギフトで、そんな方へのエールを送ってみませんか。
続いては、夢を追う人に贈りたい、明るい未来を感じさせる花言葉の花を紹介します。
白いアネモネ「希望」
春の穏やかな風が吹く頃に花を咲かせるアネモネには、色別の花言葉がつけられています。
白いアネモネの花言葉は「希望」「期待」なので、卒業式のプレゼントにふさわしいでしょう。
花言葉の由来は、白い花びらの中央にある黄色い芯の部分が、明るい未来を連想させるからだといわれています。
白いアネモネを使ったお祝い花は、これから新しい人生に進もうとしている人に、自分に期待してくれる人の存在を印象づけて、頑張ろうとする力を与えてくれるでしょう。
紫のトルコキキョウ「希望」
トルコキキョウは、紫や白、ピンクなどの花色で、優雅な花姿が特徴の花。
紫のトルコキキョウの花言葉は「希望」なので、卒業式のお祝いにぴったりです。
もともと一重咲きで紫だけだったトルコキキョウに、品種改良を重ねた結果、現在見られるような八重咲きやさまざまなカラーができたのが、花言葉の由来だといわれています。
これから大きく成長して夢を叶えようとしている人の卒業式に、紫色のトルコキキョウを贈り、希望を持つことの素晴らしさを伝えましょう。
ブバルディア「夢」
ブバルディア(ブバリア)は、細長い管のような蕾の先が十字に開いて咲く花で、ブーケやアレンジメントの材料としても人気の、かわいらしい花です。
ブライダルでも使われるブバルディアですが、卒業式におすすめなのは「夢」という花言葉を持つ、優しい雰囲気のピンクのブバルディアでしょう。
花言葉の由来は、多くの園芸家の努力によっていろいろな品種ができたことや、十字の形をした花が教会での結婚式を想像させるからだといわれています。
ストレリチア「輝かしい未来」
極楽鳥花とも呼ばれる、ストレリチアの花言葉は「輝かしい未来」。
未来への希望が溢れる、卒業式のお祝いにふさわしい花です。
花言葉の由来は、青く尖った花とビビッドなオレンジ色のガクの部分が、鳥が羽ばたいているように見えるからだといわれています。
ストレリチアを使った花束は、トロピカルな雰囲気の華やかでインパクトのあるフラワーギフトになります。
卒業する人の輝かしい未来を願う気持ちを込めて、ストレリチアを贈りましょう。
卒業式に合う花言葉|彼氏・彼女に贈る花
卒業式という大切なイベントの日に、彼氏や彼女から花を贈られたら、とてもロマンチックな思い出になります。
卒業後は、遠距離恋愛になったり会う頻度が減ったりする予定の相手と、変わらない愛を確かめ合うのにも役立つでしょう。
次は、卒業式で恋人に贈りたい、愛のこもった花言葉の花を紹介します。
バラ「絆」「愛情」
プロポーズの花としても定番のバラは、卒業式に彼氏や彼女に贈るのにふさわしい、王道のフラワーギフトです。
色によって花言葉が異なるので、自分の気持ちに合う色のバラを選びましょう。
オレンジ色のバラの花言葉は「絆」なので、これからも変わることのない絆を強調するならオレンジがおすすめです。
卒業式に改めて愛を伝えたい場合は、花言葉が「愛情」の赤いバラが良いでしょう。
バラには本数別の意味もあり、1本なら「あなたしかいない」3本なら「愛しています」6本なら「あなたに夢中」など、本数でメッセージを伝えることもできます。
紫のチューリップ「不滅の愛」
卒業シーズンにいろいろな場所で、カラフルかつキュートな花姿を目にするチューリップは、卒業式のフラワーギフトとしても人気の花です。
色別の花言葉がありますが、大人っぽい雰囲気で男性が手にしても自然な、紫のチューリップには「不滅の愛」という花言葉がつけられています。
恋人に紫のチューリップを贈れば、卒業しても変わらない愛をアピールできるでしょう。
赤のチューリップは「真実の愛」ピンクのチューリップは「誠実な愛」などの花言葉があるので、いろいろな色をミックスしてブーケにするのもロマンチックです。
カスミソウ「everlasting love(永遠の愛)」
カスミソウは普段、他の花に添えてブーケのボリュームアップに使われることが多いです。しかし最近は、カスミソウだけのピュアな雰囲気の花束が、SNSなどで話題になっています。
カスミソウの英語の花言葉は「everlasting love(永遠の愛)」なので、卒業式に彼氏や彼女にプレゼントすると、とてもロマンチックなギフトになるでしょう。
普通のカスミソウは白だけですが、染かすみ草と呼ばれるピンクやブルーなどの色をつけたカスミソウも、かわいらしくて人気があります。
ストック「愛の絆」
すっと伸びた茎についた蕾が、下から順番に開花していくストックは、ピンクや紫のパステルカラーがかわいらしい花で、卒業シーズンの頃によく出回ります。
ストックの花言葉は「愛の絆」「豊かな愛」なので、卒業式に彼氏や彼女にプレゼントするのにふさわしい花といえるでしょう。
花言葉の由来は、まっすぐ伸びた茎の様子が、相手を一途に思う人を連想させるからといわれています。
ストックは花持ちが良くて長く楽しめる花なので、卒業した後もずっとラブラブな2人の思い出に浸れます。
卒業式でおすすめな一輪の花
卒業式に花を渡す際、ブーケやアレンジメントではなく、一輪の花をさり気なく渡したい人もいるでしょう。
一輪なら相手も気軽に受け取れますし、その後の移動で荷物になることもありません。
一輪で贈る花は何でも構わないのですが、見た目が寂しい印象にならないように、大きめの花や葉がついたものがおすすめです。
続いては、卒業式に一輪で贈るのに向いている花を紹介します。
ガーベラ「希望」
キュートでカラフルなガーベラは、ブーケやアレンジメントにしてもかわいいですが、セロハンテープやリボンで一輪だけラッピングしてギフトにしてもおしゃれです。
ガーベラ全般の花言葉は「希望」なので、旅立ちの日となる卒業式のギフトにふさわしい花といえるでしょう。
色別では、ピンクのガーベラは「感謝」、オレンジは「冒険心」などの花言葉があります。
先生や先輩にみんなから、それぞれの思いを込めて色違いのガーベラ1本ずつ贈るのも、心がこもったプレゼントになるでしょう。
チューリップ「思いやり」
チューリップは出回る時期が春に限定されている花ですが、季節感のあるフラワーギフトとして誰にも愛される春の花です。
キュートで見栄えがする花は、一輪のみでプレゼントしても華やかな印象になり、卒業式で注目を集めるセンスの良いフラワーギフトになるでしょう。
チューリップの花言葉は「思いやり」「博愛」なので、今まで親切にしてくれた人に対して、優しさへの感謝の気持ちをさり気なく表現できます。
ラナンキュラス「華やかな魅力」
幾重にも重なったふんわりとした花びらと、丸みを帯びた形の花姿が美しいラナンキュラスは、卒業式シーズンに出回る春に人気の花です。
鮮やかな色の花は大ぶりでしっかりとして、一輪でも存在感十分なので、季節感があるおしゃれな卒業式のギフトにおすすめです。
ラナンキュラスの花言葉は「華やかな魅力」なので、これまでもずっと魅力的だった相手や、卒業を迎えてますます輝きを増す相手に対する、称賛や憧れを表現できます。
卒業式で花を贈るときに気を付けること
卒業式に花を贈る場合は、自分の好みや都合に偏ることなく、相手の立場に立った花選びをしないと、気持ちが通じないだけでなく迷惑になる恐れもあります。
最後は、卒業式で花を贈るときに気を付けるべきことを紹介しましょう。
ネガティブな花言葉や本数を避ける
卒業式のフラワーギフトには、ネガティブな花言葉の花はなるべく入れないほうが良いでしょう。
同じ花でも、色によって悪い花言葉になるものもあります。
たとえば、次のような花言葉は卒業式には不向きでしょう。
- 黄色いバラ「愛情の薄らぎ」
- 黄色いカーネーション「軽蔑」
- 黄色いキク「破れた恋」
- 赤・ピンクのユリ「虚栄心」
- キンギョソウ「でしゃばり」
- 白いゼラニウム「偽り」
また、花束にする場合に花を4本や9本、13本にすると縁起が悪く、割り切れる偶数の本数は別れを意味するといわれることもあります。
ただし、8本は末広がりでおめでたい本数という説もあるので、あまり気にしなくても良いかもしれません。
持ち帰りやすさを考慮する
卒業式の会場で花を渡す場合は、その後の移動の際に持ち帰りやすいように、持ち運び用の袋を用意して一緒に渡すのがマナーです。
また、卒業式の当日は、帰りにどこかに立ち寄ったり、いろいろな人から何かもらったりする可能性もあるので、大きな荷物になる花だと相手を困らせることになります。
渡す花のボリュームを考慮して、相手が持ち帰りやすいサイズの花束やアレンジメントにしたり、軽いドライフラワーのアレンジメントにしたりと、工夫してみましょう。
可能なら、卒業式の当日以外の日に渡したり、住所がわかっていれば自宅に送付したりしても良いでしょう。
メッセージを添える
卒業式に花をもらうのは嬉しいものですが、心のこもったメッセージが添えられていれば、喜びもひとしおですし記念にもなります。
花を贈るときには、短くても良いので、自分の言葉や自分で書いたメッセージを添えるようにしましょう。
メッセージカードは、花を買うときにお店で用意してくれる場合もありますが、あらかじめ相手が喜びそうなカードを準備しておくと、さらに心のこもったプレゼントになります。
卒業式は花言葉で今までの気持ちを伝えるのがおすすめ!希望に満ちた未来にふさわしい花を選ぼう
卒業式は、今までお世話になった人や恋人、友人などに気持ちを伝える、良い機会です。
卒業にふさわしい希望に満ちた花言葉の花を贈って、思いを伝えましょう。
先生や先輩なら「感謝」「尊敬」、新生活を始める人には「希望」「夢」、彼氏や彼女なら愛がこもった花言葉がおすすめです。
ブーケやアレンジメント以外に、一輪で贈るのもさりげなくておしゃれです。
花を渡す場合は、ネガティブな花言葉の花を避けたり、持ち帰り用の袋を用意したりして、相手の立場を考慮しましょう。
旅立ちの日に、卒業にふさわしい花言葉で、思い出に残るメッセージを届けてみませんか。
- 卒業式におすすめの花言葉の花を贈って、気持ちを伝えよう
- 渡す相手や自分の気持ちに合った花言葉の花を選ぼう
- ブーケやアレンジメント、一輪など、相手が喜ぶスタイルにしよう
- 花言葉や持ち帰りやすさを考慮してメッセージも添えよう