金魚草(キンギョソウ)の花言葉は?怖い意味や色別の違いがあるのか解説
たくさんの花をつけて美しく咲き誇る金魚草(キンギョソウ)。
そんな金魚草がもつ花言葉を知っていますか?
今回は、金魚草の花言葉をおすすめのギフトシーンとともに紹介します。
豆知識や上手に育てるためのポイントもまとめたので、花言葉が気になる方だけでなく「自分で育ててみたい」という方もチェックしてくださいね。
Contents
金魚草(キンギョソウ)の花言葉は怖い?色別の意味もチェック
金魚に似ていることから、その名前がつけられた金魚草。
「かわいらしい見た目とは裏腹に、怖い花言葉があるのでは」と気になる方もいるでしょう。
結論からいうと、金魚草に怖い意味の花言葉はありません。
ややネガティブに思える花言葉もすべてポジティブな意味に変換できるため、それほど悪い花言葉はないと考えて良いでしょう。
それでは、金魚草の花言葉を紹介します。
おしゃべり
金魚草全般の花言葉として知られているのが「おしゃべり」です。
花の形が口のように見えることから、この花言葉がつけられました。
「おしゃべり」と聞くと、あまり良いイメージがないかもしれませんが、コミュニケーションが活発な様子や人と深く関わる様子を表す言葉です。
いつも周りとのコミュニケーションを求めている人に、ぴったりな花言葉といえるでしょう。
でしゃばり
「でしゃばり」という花言葉は「おしゃべり」と同様、口を開けて話しているように見える花姿に由来します。
また、花の存在感からつけられた花言葉ともいわれています。
「でしゃばり」というと、どうしても悪いイメージがついてきますが、言い換えれば「積極的に行動できる人」を表す言葉とも捉えられるでしょう。
おせっかい
金魚草には「おせっかい」という花言葉も。
この花言葉も、主に花姿からつけられたと考えられています。
常に他人のことを気にかけて、サポートしてあげたいという思いを持つ優しい人にぴったりの花言葉です。
大胆不敵
「大胆不敵」も、金魚草がもつ花言葉のひとつです。
「大胆不敵」とは、度胸があり恐れを知らない様子を表します。
どんなに困難な状況にあってもポジティブ思考で行動する人、恐れずにチャレンジしていく人に伝えたい花言葉ですね。
上品・優雅
英語圏では「上品」や「優雅」といった花言葉もつけられています。
金魚草の花がフリルのように見えることから、この花言葉がつけられたのだとか。
素敵な花言葉をもつことから、金魚草はギフトとしても人気です。
【色別】白色の金魚草|清純な心
白い金魚草は、特別な花言葉をもっています。
それは「清純な心」。
無垢をイメージさせる、白ならではの花言葉といえるでしょう。
白い金魚草は、ほかにも「予言」「未来を知る」という花言葉もあります。
これらは、白い金魚草が儀式に用いられる仮面に似ていることから、つけられたと考えられています。
金魚草(キンギョソウ)って?花が終わったらドクロに?
さまざまな花言葉をもつ金魚草ですが、いったいどのような花なのでしょうか?
その名前から日本にルーツをもつ花だと思われがちですが、実は地中海沿岸部が原産地だといわれています。
ここからは、金魚草の開花時期や別名、枯れるとどう見えるかなどを見ていきましょう。
名前の由来|花の咲き方・開花時期
金魚草は、4月~6月ごろに咲く、ふわふわとした花びらが特徴の花です。
このユーモラスな花の形が金魚に似ていることから、金魚草という名前がつけられました。
金魚草は多年草に分類されますが、暑さに弱いため、日本では一年草として扱われています。
別名|Snapdragon(スナップドラゴン)
金魚草の英名は「噛みつきドラゴン」を意味する「スナップドラゴン」です。
金魚草の蜜を吸うミツバチが、ドラゴンに噛みつかれているように見えることから、この名前がつけられました。
学名は「鼻に似た」「5月」の意味をもつ「Antirrhinum majus」となっています。
花色|黄色・赤色・ピンク色・白色など
金魚草の花色は、黄色・赤色・ピンク色・白色のほか、オレンジ色などさまざま。
はっきりとした色合いに甘い香りも相まって、にぎやかな春にぴったりの花です。
草丈は長いものと短いものがあり、最近では八重咲き品種も出てきているため、種類による違いも楽しめます。
特徴|枯れるとドクロに見える
6月に入って見頃が終わった金魚草が、ドクロに見えるという声もあります。
枯れて種が落ちたあとのサヤは、楕円形で薄茶色をしています。
サヤの形と裂け目は、まさにドクロそのもの。
この姿のせいか、古代には霊的な力があると考えられていたようです。
素敵な花言葉をもつ金魚草(キンギョソウ)の育て方は?
春を鮮やかに彩る金魚草は、ガーデニングや寄せ植えで人気の植物です。
ドライフラワーにして飾ってもかわいいですよ。
金魚草を育てるには、どのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか?
栽培のコツを紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。
日当たりをしっかり確保する
金魚草は、日当たりを好む花です。
日陰では育ちが悪くなりやすく、仮に育ったとしても花がつかないことがほとんど。
そのため、鉢植えは日当たりの良い場所を選んで置きましょう。
ただし、真夏は直射日光が当たらない明るい日陰に移して、株を休ませるのがおすすめです。
庭植えでは土壌改良が必要
庭植えにする場合に限り、土壌改良が必要です。
土壌改良とは、土に土壌改良剤を混ぜて、通気性・保水性・排水性などを良くすること。
たい肥などを混ぜて、栄養を補うことも、土壌改良のひとつです。
小苗のうちはしっかり水やりをする
芽が出てから小苗のうちは、土が乾燥しないように注意が必要です。
ただし、その後は根腐れを起こさないように乾燥気味で管理します。
表面の土が乾き始めてから、たっぷり水やりすると良いでしょう。
葉がしおれるくらいに乾燥してから、水をやるのでも大丈夫ですよ。
灰色かび病・立枯病に注意
金魚草を育てるときに注意したいのが、灰色かび病や立枯病です。
株が混み過ぎていたり、多湿状態がつづいたりすると、灰色かび病になる可能性があります。
灰色かび病は、花がら・枯れ葉にかびが生える病気で、しだいに周りの植物にまで広がっていきます。
花がしおれたらこまめに摘み取って、日当たりと風通しを確保しましょう。
立枯病は、全体がしおれて枯れる病気です。
種まきから育苗中は特に気をつけましょう。
金魚草(キンギョソウ)の花言葉から考える!プレゼントにおすすめのシーン
活発な印象の花言葉をもつ金魚草は、どんなシーンでプレゼントしても喜ばれます。
花言葉の意味に合うシーンを選べば、よりいっそう相手を喜ばせられるでしょう。
ここからは、金魚草のプレゼントにおすすめの3つのシーンをご紹介します。
【結婚】人生の大きな節目に
金魚草は、人生の大きな節目である結婚のお祝いにぴったり。
なかでもおすすめなのが、白色の金魚草です。
「清純な心」という花言葉をのせて、金魚草を贈りましょう。
また、オレンジ色の金魚草も、温かい家庭をイメージさせるため結婚祝いにおすすめです。
【敬老の日】長寿のお祝いに
長寿を祝う敬老の日のギフトとしても、金魚草はおすすめ。
「上品」「優雅」という花言葉で、生き様をたたえましょう。
なかでも「高貴」「永遠」をイメージさせる紫のカラーの金魚草は、相手に喜ばれること間違いなし。
花束でプレゼントするのも素敵ですが、アレンジメントフラワーにするとそのまま飾れて便利ですよ。
【誕生日】誕生花を記念に
金魚草は、1月8日・16日・26日、2月10日・18日・19日、3月5日・18日、4月15日、5月26日、7月2日・10日、8月24日、12月21日の誕生花です。
なかでも、開花時期の4月15日や5月26日なら、季節感のあるプレゼントになりますよ。
金魚草(キンギョソウ)に素敵な花言葉を添えてプレゼントしてみよう!
金魚草は、多くの花言葉をもつ花です。
「でしゃばり」「おせっかい」など一見マイナスに感じられる花言葉もありますが、これらは「積極的に行動できる人」「他人のことを気にかける優しい人」といったポジティブな意味合いでもあります。
金魚草はガーデニングで人気の花ですが、花言葉を添えてプレゼントするのもおすすめです。
結婚祝いや敬老の日のギフトにすると「上品・優雅」や「清純な心」などの素敵な花言葉も一緒に届けられますよ。
- 金魚草の花言葉は「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」「大胆不敵」「上品・優雅」
- 白い金魚草は「清純な心」という花言葉をもつ
- 金魚草の名前は、金魚のようなふわふわした花びらに由来する
- プレゼントのおすすめシーンは「結婚」「敬老の日」のお祝いなど