縁起のいい花の名前や花言葉、縁起のいい花を贈る時の注意点を徹底解説
記念日や誕生日のお祝いなど、大切な人にお花を贈る機会は多くあります。
せっかくのプレゼントですから、花言葉にメッセージを込めたり、縁起のいい花を贈ったりしたい方もいるのではないでしょうか?
今回の記事では、縁起のいい花を季節別にご紹介します。
お祝いにぴったりな美しい花を見つけて、ぜひ素敵な贈り物にしてくださいね。
Contents
【季節別】縁起のいい花の名前と花言葉の意味
花にはそれぞれ決められた花言葉があります。
例えば、プロポーズに人気のバラには「愛」という花言葉があることは、一般的に多くの方に知られているでしょう。
実は他にも、贈り物にぴったりの縁起のいい花言葉がある花は多いのです。
ここからは、縁起のいい花の名前と写真、花言葉の意味を季節別にご紹介します。
縁起のいい花言葉をもつ春の花
春はたくさんの花が咲き誇る美しい季節ですよね。
お花屋さんにも色とりどりの花が並び、思わず誰かに送りたくなります。
まずは、春の花の中からプレゼントにおすすめの花を紹介します。
ピンクのチューリップ
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/チューリップ/
- 花言葉:愛の芽生え/誠実な愛
- 開花時期:1〜5月
チューリップは誰もが知る春の代表的な花です。
童謡で「あか、しろ、きいろ」と歌われるように、様々な色がある品種ですが、ピンクのチューリップには愛にまつわる花言葉がつけられています。
かわいらしいピンクのチューリップを花束にして贈れば、女性のハートを掴めそうですよ。
スミレ
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/スミレ/
- 花言葉:牧歌的な喜び
- 開花時期:3〜5月
スミレは紫色の小さな花びらが特徴的な春の花です。
“牧歌的な喜び”という花言葉が表すように、のんびりとした春の穏やかな喜びを感じます。
小ぶりな花なので花束にしたときに、派手になりすぎないのもポイント。
美しい紫色も大人っぽく、年上の方や男性にも贈りやすいでしょう。
黄色のマリーゴールド
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/フレンチ・マリーゴールド
- 花言葉:健康
- 開花時期:6〜10月
黄色のマリーゴールドには、健康という花言葉があります。
これにはマリーゴールドの開花時期が長いことが関係しており、いつまでも丈夫で健康に過ごせるという願いが込められています。
長寿のお祝いや、祖父母への感謝を伝える贈り物におすすめです。
赤のポピー
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/シャーレーポピー(ポピー)/
- 花言葉:感謝/慰め
- 開花時期:4〜5月
赤いポピーには、感謝や慰めといった花言葉があります。
出会いと別れの季節に咲く花なので、卒業式や入学式、退社や異動などで用意されることも多いです。
花束として持ち帰ったあとも丁寧に手入れすれば、蕾が花開く様も楽しめるのも人気のポイントです。
コチョウラン
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/ファレノプシス・キューピットエマ/
- 花言葉:純粋な愛/幸福が飛んでくる
- 開花時期:4〜5月
胡蝶蘭といえば開店祝いや就任祝いなど、おめでたい場面やフォーマルな場面でよく見かける花です。
店先に並べられているのを目にしたことがある人も多いでしょう。
大ぶりな花は見た目が華やかで、高級感があります。
日本では縁起物として知られているため、おめでたい気持ちを表現するにはぴったりです。
ピンクのガーベラ
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/ガーベラ/
- 花言葉:崇高美/感謝
- 開花時期:3〜10月
大きく広がる花びらが元気で華やかな印象をもつガーベラ。
色によって様々な花言葉がありますが、ピンクのガーベラには“感謝”や“崇高な美しさ”といった意味があります。
よくプレゼントとして選ばれる人気の花なので、恋人や憧れの人への贈り物に迷ったときにおすすめです。
桜
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/ジュウガツザクラ/
- 花言葉:精神美/優雅な女性/純潔
- 開花時期:3〜4月
日本の象徴である桜の花には、精神美や優雅な女性、純潔のような花言葉があります。
日本の品格や誇りを表す桜は、卒業や入学など正式な場で飾られることが多いです。
淡い色味はどこか儚さを感じさせ、派手でなくとも存在感を発揮します。
縁起のいい花言葉をもつ夏の花
夏といえばひまわりを思い浮かべる人も多いですが、実は他にもたくさんの美しい花が見られる季節なのです。
夏のエネルギッシュな花たちは、もらった人を笑顔にすることでしょう。
ここからは夏のギフトにぴったりな花の種類をご紹介します。
カスミソウ
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/カスミソウ(ハナイトナデシコ)/
- 花言葉:幸福/感謝
- 開花時期:5〜7月
花束では脇役として添えられることも多いカスミソウですが、最近ではカスミソウを主役にした花束にも注目が集まっています。
白い小さな花が密集している様子がかわいらしく、特に若い女性から人気です。
純白の花がウェディングドレスを彷彿とさせ、“幸福”という花言葉もあることから、結婚のお祝いにもおすすめですよ。
ブルースター
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/ブルースター(ルリトウワタ)/
- 花言葉:信じ合う心/幸福な愛
- 開花時期:7〜10月
“信じ合う心”という花言葉をもつブルースター。
プロポーズの際に渡す花束として、よく選ばれているお花です。
5つある青い花びらが星のように見えることから、この名前が付けられました。
青以外にも、花びらがピンク色の“ローズスター”や白色の“ホワイトスター”と呼ばれる種類もあります。
白のバラと組み合わせると、花びらの色が引き立って花束のバランスが良くなりますよ。
ペンタス
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/ペンタス/
- 花言葉:希望が叶う/願い事
- 開花時期:5〜10月
ペンタスは5枚の花びらが星に似ていることから、“願い事”という花言葉があります。
希望が叶うことを願って、夢に向かって頑張る人に贈ってみてはいかがですか?
白のペンタス以外にも、ピンク色や赤色などもあります。
あじさい
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- 花言葉:あなたは美しいが冷淡だ/移り気/浮気
- 開花時期:6〜7月
梅雨の時期によく目にするあじさいも、花束にして贈ることができます。
色の移り変わりがあることから“移り気”や“浮気”という花言葉が付いているあじさいですが、最近ではポジティブな意味の花言葉もあるようです。
青は”辛抱強い愛情”、ピンクは“元気な女性”、白は“寛容”という花言葉があり、母の日の贈り物にあじさいを選ぶ人も増えています。
マトリカリア
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/ナツシロギク/
- 花言葉:鎮静/集う喜び
- 開花時期:5〜7月
マトリカリアはカモミールに似た、白と黄色のコントラストが美しい花です。
日本では和名の“ナツシロギク”という名称で知られています。
この植物が薬草として用いられていたことから“鎮静”という花言葉がつけられています。
“集う喜び”という花言葉から、同窓会など再会の喜びを分かち合う場面で贈られることが多いです。
桔梗(キキョウ)
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/カンパニュラ・アルペンブルー(カンパニュラ・ポシャルスキアナ)/
- 花言葉:永遠の愛/誠実/清楚
- 開花時期:5〜7月
桔梗(キキョウ)は秋の七草にも数えられていますが、5〜7月ごろに見頃を迎える夏の花です。
桔梗が恋人を一生涯待ち続けた若い娘だったという物語があることから、“永遠の愛”や“誠実”という花言葉があります。
蕾が膨らんだ様子が風船に似ていることから、英語ではバルーン・フラワーと呼ばれています。
縁起のいい花言葉をもつ秋の花
秋の花にも、縁起のいい花言葉をもつものはたくさんあります。
真夏よりも花がしおれにくく長持ちするので、花束をプレゼントするにはもってこいの季節です。
見るたびに幸せになれる花は、きっと目につく場所に飾りたくなるでしょう。
コスモス
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/コスモス/
- 花言葉:乙女の純真/調和/謙虚
- 開花時期:9〜10月
秋の代表的な花であるコスモスには、“乙女の純真”という花言葉があります。
繊細で清潔感のある見た目からこの花言葉がつけられたそうですよ。
秋らしいコスモスの花束は、若い女性へのギフトにぴったりです。
白のアネモネ
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/アネモネ・ネモロサ(ウッドアネモネ)/
- 花言葉:希望/期待/真実
- 開花時期:3〜4月
ガーデニングに人気のアネモネは、小ぶりで可憐な花を咲かせる花です。
秋から春にかけて咲きます。
“希望”や“期待”という花言葉があるので、新しいスタートを切った方への贈り物におすすめです。
黄色のパンジー
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/パンジー/
- 花言葉:つつましい幸せ/田園の喜び
- 開花時期:3〜6月
黄色いパンジーには“つつましい幸せ”という花言葉があります。
家族に贈ったり、結婚記念日にプレゼントしたりしても喜ばれるでしょう。
はつらつとした印象がある黄色のパンジーは、飾ると元気が出そうです。
アンスリウム
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/アンスリウム・アンドレアナム/
- 花言葉:情熱/印象深い/清らかな美しさ
- 開花時期:5〜10月
“情熱”という花言葉のあるアンスリウムは、恋愛を発展させたい方におすすめ。
色鮮やかな赤い花のように、燃えるような恋をしたい相手に贈ってみてはいかがでしょうか?
バラやひまわりなど、いわゆる王道の品種以外で花束を作って贈りたい方におすすめです。
縁起のいい花言葉をもつ冬の花
あまり花が咲かないイメージのある冬ですが、この時期にしか見られない美しい花がいくつかあります。
クリスマスなどのイベントもあるので、恋人や家族に花を贈るにはいいタイミングです。
ここからは、冬に咲く縁起のいい花言葉をもつ花をご紹介します。
ポインセチア
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/ポインセチア/
- 花言葉:祝福する/私の心は燃えている/幸運を祈る
- 開花時期:11〜2月
クリスマスに飾るイメージの強いポインセチアには、赤や白などの品種があります。
大きくて豪華な花は、なんだか幸運を招いてくれそうですよね。
“祝福”や“幸運”を祈るといった縁起のいい花言葉があります。
デイジー
- 画像習得元URL:https://minhana.net/wiki/デージー/
- 花言葉:純潔/美人/平和
- 開花時期:2〜5月
かわいらしい見た目のデイジーには、“純潔”や“平和”という花言葉があります。
ポップな印象の花束になるので、気軽に渡すことができるでしょう。
“美人”という意味も込められており、女性にアプローチするときにもおすすめですよ。
梅
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/ウメ/
- 花言葉:高潔/忠実/忍耐
- 開花時期:1〜3月
日本の伝統的な花である梅は、艶やかで品のある印象を与えます。
“高潔”という花言葉があるので、正式な場に持っていく花としてもふさわしいです。
結婚の挨拶など、改まったシーンでも活躍するでしょう。
山茶花(サザンカ)
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/サザンカ/
- 花言葉:素直/飾らない心
- 開花時期:10〜12月
花びらが多く華やかな印象のサザンカは、ツバキ科の植物です。
“素直”や“飾らない心”という花言葉があるので、喧嘩をしてしまったときの仲直りにも使えるかもしれませんね。
福寿草(フクジュソウ)
- 画像取得元URL:https://minhana.net/wiki/フクジュソウ/
- 花言葉:幸せを招く
- 開花時期:2〜4月
福も寿も名前に入っているなんて、とっても縁起がいいですよね。
花言葉も“幸せを招く”なので、誰にあげても喜ばれます。
たくさんの花びらが豪華で正月になると南天と一緒に飾られることもある縁起物です。
縁起のいい花を贈るときの注意点
次に、縁起のいい花を贈るときの注意点をご紹介します。
見た目や色の美しさだけでなく、シチュエーションにも注意が必要です。
せっかく用意した花で相手を困らせてしまうこともあるので、事前に確認しておきましょう。
目的や贈る相手にあったアレンジメントを選ぶ
花をプレゼントするときは、目的や相手によってアレンジメントを選びましょう。
お祝い事なら明るい花束にするべきですし、お見舞いなどでは落ち着いた花束が喜ばれます。
相手の年齢や性別によっても好みが分かれるので、贈りたい相手を思い浮かべながら選ぶようにしてくださいね。
贈る相手が困らないサイズのフラワーギフトを選ぶ
花束は大きくて豪華なほどいいものとは限りません。
例えば、退職する上司へのプレゼントだった場合、その日はいつもより荷物が多く、大きい花束はかえって迷惑になってしまうかもしれません。
持ち運びや飾る場所にも配慮して、相手が困らないサイズの花で気持ちを表現しましょう。
結婚祝いは赤と黄色のバラは避ける
花言葉によっては誤解を生んでしまうような花もあるので要注意。
赤いバラは「愛」、黄色いバラは「嫉妬」という意味があり、結婚する男女に対して第三者が贈るプレゼントには向いていません。
バラを贈りたいなら、幸せを呼ぶ青いバラがおすすめです。
開店祝いや新築祝いに赤い色の花は避ける
赤い花は火事をイメージさせてしまうため、開店祝いや新築祝いでは避けるべきです。
お祝いっぽくて目を引く色ですが、場合によってはタブーになることを覚えておきましょう。
開業や新居を祝うなら、白の胡蝶蘭などがおすすめですよ。
お見舞いや快気祝いは寒色系の花は避ける
入院している人へのお見舞いには、オレンジや黄色など元気の出る色を選びます。
弔事を彷彿とさせる白や、寂しげな寒色系はマナー違反となるので気をつけましょう。
また、鉢植えはその場所に「根付く」意味があるので、入院している方へ贈るにはふさわしくありません。
赤は元気が出る色ですが、血の色でもあるので場合によっては避けたほうが無難です。
状況に応じて香料の強い品種は避ける
香りが強すぎる花も、場合によっては迷惑になってしまいます。
飲食店では料理の香りを邪魔してしまう可能性もあります。
また、出産祝いやお見舞いとして贈る場合は、近くに生まれたばかりの赤ちゃんや体調がすぐれない人がいることにも配慮しましょう。
花粉が飛びづらいものを選んであげると喜ばれます。
贈る相手にぴったりの縁起のいい花を選ぼう!
花にはそれぞれ複数の花言葉があり、花の色や本数によってさらに細分化されていることもあります。
贈るときはプレゼントする相手や、シーンに合わせた花を選ぶことが大切です。
相手にぴったりの縁起のいい花をプレゼントすれば、愛情やお祝いの気持ちがよりしっかりと伝えられるでしょう。
お花のプレゼントを通して、素直な想いを伝えられるといいですね!
- その季節に咲いている花からメッセージに合う花言葉の花を選ぶべし
- 同じ花でも色や本数によって意味が異なることがある
- シチュエーションによって避けるべき花やマナーがあるので注意