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「死」にまつわる怖い花言葉を持つ花18選!意味と由来をあわせて解説

 2022/11/23 特集
この記事は約 15 分で読めます。

花を自分の部屋に飾ったり、誰かにプレゼントしたことがある人も多いのではないでしょうか。

どんな花を選べば良いのか分からないときは、花言葉で選ぶのがおすすめです。

せっかく花を選ぶなら、良い意味の花言葉から選びたいですよね。

しかし、花言葉の中には、ネガティブな意味を持つものもたくさんあるので注意が必要です。

この記事では、死を意味する花18選を紹介し、死を象徴する怖い花を由来とあわせて解説します

 

死を意味する花言葉を持つ花11選

花の中には、死を意味する花言葉を持つものがあります。

せっかく花をプレゼントしたのに、贈った相手が花言葉を調べて「死」を意味する花だと知ったら、誤解されてしまうかもしれません。

花言葉は1つの花にいくつかの意味があることが多いので、どうしてもこの花を贈りたいという場合は、他の花言葉を調べてメッセージカードに良い意味の花言葉を添えるのもおすすめですよ。

早速、死を意味する花言葉を持つ花11選を見ていきましょう。

 

待雪草(スノードロップ)/あなたの死を望みます

出典元:https://minhana.net/wiki/スノーフレーク/

 

花言葉の意味

和名では待雪草(まつゆきそう)とも言われるスノードロップの花言葉は「あなたの死を望みます」です。

少し怖い花言葉ですが、どこか儚げなスノードロップによく似合いますよね。

スノードロップには、他にも「慰め」「希望」など良い意味の花言葉もあるのであわせてチェックしてくださいね。

 

花言葉の由来

スノードロップの花言葉は、イギリスで伝わる「死んだ恋人の傷口の上にスノードロップを置いたら、雪のしずくになってしまった」という言い伝えからきています。

そのため、家の中に持ち込むと不吉を呼び込む花とも言われることもあるようです。

 

桑(クワ・マルベリー)/ともに死のう

出典元:https://minhana.net/wiki/ヤマグワ/

 

花言葉の意味

白と赤のみずみずしい実がなる桑(マルベリー)に咲く花の花言葉は「ともに死のう」です。

また、実は色ごとにそれぞれ、白い実には「知恵」赤い実には「あなたを助けません」という花言葉があります。

 

花言葉の由来

桑の花の花言葉はロミオとジュリエットの話とも言われるギリシャ神話からきています

ピュラモスとティルべという2人の男女は、両親から結婚を反対され駆け落ちするため、白い桑の下で待ち合わせていましたが、勘違いがあり、命を落としてしまうのです。

2人の悲劇を見届けた桑の木は「ピュラモスの木」とも呼ばれ、花言葉の由来になりました。

 

花蘇芳(ハナズオウ)/裏切りのもたらす死

出典元:https://minhana.net/wiki/アメリカハナズオウ/

 

花言葉の意味

春先に咲く、美しいピンク色が印象的な花蘇芳の花言葉は「裏切りのもたらす死」です。

他にも「裏切り」「疑惑」など、ネガティブな意味の花言葉が多い花でもあります。

少し怖い花言葉ですが、人間関係が落ち込んでいるときに、家の東側や南側に植えると運気アップとも言われていますよ。

 

花言葉の由来

花蘇芳の花言葉は新約聖書の「ユダの裏切り」からきています。

イエスキリストが行動をともにしていた12人の弟子の1人だったユダは、銀貨30枚と引き換えに、イエスキリストの身柄を渡すという裏切りをしてしまうのです。

この行為を悔やんだユダは花蘇芳の木で首を吊ったと言われており、これが花蘇芳の花言葉の由来になりました。

 

櫟(イチイ・オンコ)/死

出典元:https://minhana.net/wiki/イチイ(オンコ)/

 

花言葉の意味

常用針葉樹で公園などに植えられることも多いイチイ・オンコの花言葉は「死」です。

他にも慰め、悲しみなど死にまつわる花言葉が多いのが特徴と言えるでしょう。

イチイは加工しやすく光沢があるので、建築木材として重宝されており、日本では正一位と言われる高い位の官が使う笏(しゃく)の材料として使われてきたことから、「一位」という名前がつけられました。

 

花言葉の由来

イチイは成長のスピードがゆっくりで、寿命が長いため、イギリスでは墓地に植えられることが多い植物でした

そのため、「死」という花言葉がついたと言われています。

また、イチイには毒があることからもネガティブな花言葉が多いようです。

 

1本の白百合(シラユリ)/死・死者に捧げる

出典元:https://minhana.net/wiki/マドンナリリー/

 

花言葉の意味

マドンナリリー(白百合)には「死・死者に捧げる」という花言葉があります。

ネガティブな花言葉とは裏腹に「純潔」「高貴」など、大輪で堂々と咲き誇る姿にピッタリな花言葉も。

フランスではルイ王家の紋章にも、白百合が使われています。

 

花言葉の由来

白百合は、聖母マリアを象徴する花として古くから親しまれており、海外では死者に捧げる花(献花)として使われてきました

そのため、「死者に捧げる」という花言葉がつけられたのです。

日本でも、お葬式のときの祭壇花としてよく使われています。

 

ポピー/Eternal sleep(永遠の眠り)

出典元:https://minhana.net/wiki/アークティック・ポピー/

 

花言葉の意味

春を代表する花の1つポピーは、儚げで可愛らしい花ですが、見た目に反して「永遠の眠り」という花言葉があります。

ポピーは色が豊富な花で、色によって花言葉が変わりますが、永遠の眠りは白いポピーの花言葉です。

黄色には成功、オレンジには思いやり、赤には感謝などポジティブな意味を持つ花言葉もたくさんありますよ。

 

花言葉の由来

ポピーの花言葉はギリシャ神話に由来しています。

豊穣の神であるデメテルの娘ペルセポネが、冥界の王ハデスに略奪されてしまったとき、悲しみにくれて眠ることすらできなかったデメテルに、眠りの神ヒュプノスがポピーの花を渡してくれました。

これにより、デメテルはよく眠れるようになったというエピソードから、「永遠の眠り」という花言葉がついたと言われているのです。

 

立浪草(タツナミソウ)/私の命を捧げます

出典元:https://minhana.net/wiki/コバノタツナミ/

 

花言葉の意味

同じ方向を向いて咲くのが特徴の立浪草の花言葉は「私の命を捧げます」です。

死に直結する意味があり、少し怖い花言葉ですよね。

立浪草には、色々な色がありますが、どの色も同じ花言葉です。

また、外国では「精神の安定」という花言葉が使われています。

 

花言葉の由来

立浪草の花言葉は、この花が漢方薬として使われていることに由来しています

自らを犠牲にして、薬として役立つという花の姿を「私の命を捧げます」とあらわしているのです。

また、立浪草で作った漢方薬にはストレスを緩和させる効果があることから、外国では「精神の安定」という花言葉がつけられました。

 

莢蒾(ガマズミ)/無視したら私は死にます

出典元:https://minhana.net/wiki/ガマズミ/

 

花言葉の意味

秋になると赤い実をつけるガマズミは、白い花が咲く植物で花言葉は「無視したら私は死にます」です。

実はそのまま食べることができ、美肌効果や疲労回復に効果がありますよ。

愛は強し、未来などポジティブな意味を持つ花言葉もあるようです。

 

花言葉の由来

ガマズミは、その姿そのものが花言葉の由来になったと言われています。

新緑から始まり、紅葉して実がなるというように1年を通じて変化するガマズミは、まるで変化を見逃さないで、私をきちんと見て、と言っているようだという様子から花言葉がつけられたようです。

また、みずみずしく美味しそうな赤い実が「私を見て!」と囁いているような様子も花言葉に由来しています。

 

アイビー(ヘデラ)/死んでも離れない

画像元:https://minhana.net/wiki/ヘデラ/

 

花言葉の意味

つる性で観葉植物としても人気のヘデラ(別名アイビー)の花言葉は「死んでも離れない」です。

ラテン語では「しがみつく」という意味もあり、花言葉とリンクしています。

死んでも離れないと聞くと、少し怖い印象がありますが、へデラはヨーロッパでは恒久的な愛のシンボルとしても親しまれており、結婚、永遠の愛という花言葉もありますよ。

 

花言葉の由来

へデラは、つる状に生息する植物で、色々な場所につたを絡ませながら生えていき、一度絡まるとなかなか離れることがありません

また、比較的丈夫で、季節を通じて枯れることもない植物です。

このようなへデラの特徴から「死んでも離れない」という花言葉がつけられたと言われています。

 

パセリ/死の前兆

出典元:https://minhana.net/wiki/パセリ(オランダゼリ)/

 

花言葉の意味

古代ローマでハーブとして利用され、日本ではオランダゼリとしても知られているパセリの花言葉は「死の前兆」です。

お弁当に添えられることも多いパセリですが、花言葉は少し怖いですよね。

パセリには、良い意味の花言葉も多く、勝利、お祭り気分などがあります。

 

花言葉の由来

パセリの花言葉は古代ギリシャの言い伝えに由来しています。

神話に登場するネメア王の息子がパセリの上で眠っていたところ、毒蛇に噛まれて死んでしまったというエピソードから、「死の前兆」という花言葉がつけられたそうです。

他に、死体の血を吸ってパセリの花が咲いたというエピソードが由来になった説もあります。

 

黒赤色のバラ/死ぬまで憎みます

出典元:https://ivy-rose-love.com/columnakinokurobara/

 

花言葉の意味

黒赤色の薔薇の花言葉は「死ぬまで憎みます」です。

薔薇は色が豊富で、色や本数によって花言葉の意味が変わります。

愛の象徴というイメージを持つ人も多いように、薔薇全体の花言葉は「愛」で、ピンクは「しとやか」、黄色は「献身」、オレンジは「絆」です。

 

花言葉の由来

黒赤色の薔薇の花言葉は、その色合いからつけられたようです。

元々、薔薇の花言葉「愛」は、ギリシャ神話に由来しており、美の女神アフロディーテの誕生を祝って、神々がプレゼントした花が薔薇であることからつけられています。

しかし、古くから、黒は悪の象徴とされてきたことから、「死ぬまで憎みます」という花言葉になったようです。

 

死を連想させる花言葉の意味を持つ花7選

花言葉の中には、直接的に「死」という言葉が入っていなくても、死を連想させるようなものも多いです。

できればネガティブな花言葉を持つ花は、プレゼントしたくないですよね。

そのためには、事前に花言葉を詳しくチェックしておくのがおすすめです。

ここからは、死を連想させる花言葉の意味を持つ花7選を紹介します

 

紫苑(シオン)/追憶・君を忘れない

出典元:https://minhana.net/wiki/シオン/

 

花言葉の意味

日本に古くから生息する紫苑の花言葉は「追憶・君を忘れない」です。

菊科の草花で、小さな花々は可愛らしくもどこか儚げなので、悲しげな花言葉がよく似合います。

追憶という言葉から、亡くなった人をしのんでいるように連想させるため、死を感じさせる花言葉と言えるでしょう。

紫苑の花言葉は、他にも「君を忘れない」「さようなら」などがあります。

 

花言葉の由来

紫苑の花言葉は平安時代に描かれた「今昔物語」に由来していると言われています。

物語の中で父の死を悼み「紫苑という草は、見た人の心にあるものを決して忘れさせないと聞く」という理由で、紫苑を父の墓の前に植えたエピソードがあり、これが紫苑の花言葉の由来です。

 

花韮(ハナニラ)/悲しい別れ

出典元:https://minhana.net/wiki/ハナニラ(セイヨウアマナ)/

 

花言葉の意味

ニラのような香りを持つことから名付けられた花韮(はなにら)の花言葉は「悲しい別れ」です。

青みがかった花びらは、どことなく悲しげなので、後ろ向きな花言葉がよく似合っていますよね。

花韮には他にも花言葉はありますが、「耐える愛」「恨み」などネガティブなものが多いです。

 

花言葉の由来

花韮は、儚げな花姿にちなんで「悲しい別れ」という花言葉がつけられました

また、か弱そうな見かけによらず、生命力が強い花で、乾燥した土でも生きて行けたり、アスファルトの裂け目から咲くこともあるので「耐える愛」など、少しネガティブな花言葉がつけられています。

 

彼岸花(ヒガンバナ)/悲しき思い出・あきらめ

出典元:https://minhana.net/wiki/マンジュシャゲ(ヒガンバナ)/

 

花言葉の意味

秋になると色々なところで見かける彼岸花。

花言葉は「悲しき思い出」「あきらめ」などで、ネガティブではあるものの、死を連想させる言葉ではありません。

しかし、彼岸花はお墓やお寺の近くによく咲いていることから、花自体が死をイメージさせる花として知られています。

 

花言葉の由来

彼岸花は、秋の彼岸の頃になると、墓地やお寺で見かけるため、死を連想させる花の1つです。

昔は人が亡くなったとき、土葬をしていたため、動物などに遺体を荒らされないように毒のある彼岸花を植える習慣があり、このため墓地周辺に彼岸花は多く見られるようになりました。

 

アリウム・ギガンチウム/深い悲しみ・無限の悲しみ

出典元:https://minhana.net/wiki/アリウム・ギガンチウム/

 

花言葉の意味

まるでくす玉のような形をしたアリウム・ギガンウムの花言葉は「深い悲しみ」「無限の悲しみ」です。

ネギ科の植物で、近づくとネギのような香りがするのも特徴。

実はポジティブな花言葉も多く、「正しい主張」「優しい」などもあります。

 

花言葉の由来

アリウムの花言葉は、紫の花の色に由来しています

ギリシャ神話などでは古くから紫は悲しみを示す色であり、死者を悼む意味もある色です。

アリウムは、1000個以上の紫の小花が集まって形成されているため、その1つ1つに悲しみがあるという意味で、無限の悲しみという花言葉がつけられています。

 

スカビオサ/未亡人・私はすべてを失った

出典元:https://minhana.net/wiki/スカビオサ・ブルーバルーン/

 

花言葉の意味

「未亡人」「私は全てを失った」という花言葉を持つスカビオサ。

可憐な印象の花姿に反して、少し怖い花言葉がついています。

白と薄い青の花びらがオーソドックスですが、赤やピンクの花もあり、赤は「感じやすい心」、ピンクは「悲哀の心」という花言葉です。

 

花言葉の由来

スカビオサの花言葉は西洋に伝わる古い言い伝えからきています。

昔、ある娘が病気の青年を看病していました。

娘は青年のことが好きでしたが、青年は他の女性と結婚し、悲しみから死んでしまった娘を哀れに思った神様が、その娘をスカビオサの花に変えたという言い伝えです。

 

白色の勿忘草(ワスレナグサ)/私を忘れないで

出典元:https://zoen-uekiya.com/column/gardening/forget-me-not-flower-language#index_id4

 

花言葉の意味

「私を忘れないで」という花言葉を持つ勿忘草。

花の名前そのものと言えるほど、ピッタリの花言葉ですよね。

他にも薄い青色の花も有名で、「真実の友情」「誠の愛」という花言葉があります。

 

花言葉の由来

勿忘草の花言葉は、ドナウ川の悲恋伝説に由来しています。

昔、騎士がドナウ川のほとりに咲いている花を恋人にあげるために摘もうとしたところ、川に流されてしまいました。

騎士は最後の力を振り絞って、その花を恋人に投げ「私を忘れないで」と叫んだそうです。

そのときの花が、勿忘草と言われています。

 

シクラメン

出典元:https://minhana.net/wiki/シクラメン・アフリカヌム/

 

花言葉の意味

下向きに咲く姿が、どこか控えめな印象を与えるシクラメンの花言葉は「遠慮」「はにかみ」です。

直接的に死を連想させる花言葉ではありませんが、シクラメンという花の名前の語呂で、死や苦を連想させる花として知られているため、お見舞いで贈ることは避けた方が良い花の1つでもあります。

 

花言葉の由来

シクラメンは、花の名前の語呂から死や苦を連想させる花ですが、実は良い意味の花言葉も多いです。

色別にも意味が異なり、ピンクは「希望」、紫は「想いが響き合う」、赤は「愛情」などポジティブな意味があることも知っておくと良いでしょう。

 

花を贈りたくなるようなパートナーを見つけよう

美しい花の中には、ネガティブな花言葉を持つ花もあります。

大切な人に花を贈るときには、花言葉を意識することで気持ちのこもったプレゼントになるでしょう。

花を贈る相手がいなくて寂しい思いをしているなら、まずは出会いを求めることが大切です。

手軽に出会いを探すなら、マッチングアプリ「ハッピーメール」を利用するのがおすすめです。

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死を意味する花の意味を正しく理解しよう!

誰かに花を贈るときは花言葉もチェックするのがおすすめです。

中には、死を意味するなど、少し怖い花言葉を持つ花もあるので、特別な理由がない場合は、避けるようにしましょう

花には、いくつかの花言葉があることが多いので、ネガティブな花言葉の花をどうしてもプレゼントしたい場合は、ポジティブな花言葉を使ってメッセージカードを添えるのがおすすめですよ。

 

まとめ
  • 花言葉の中には死を連想させるものがある
  • 多くの花言葉はギリシャ神話が由来している
  • 彼岸花やシクラメンなどは、花言葉とは関係なく、死を連想させる花として知られている

 

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