背徳感の意味とは【男女200人に質問】背徳感を抱く瞬間をランキングで紹介

やってはいけないことをついしてしまったとき、悪いような、ちょっとドキドキしたような気持ちになることがありますよね。

こうした「背徳感」をどんなときに私たちは抱くのか、不思議に思ったことはないでしょうか？

そこで今回の記事では、多くの人が感じる「背徳感を抱く瞬間」をランキング形式で紹介していきます。

背徳感の意味とは

「背徳感」とは、倫理や道徳に反した行為に後ろめたさを感じることを意味します。

自分では良くないことだとわかっているのに、ついやってしまったことについてモヤモヤを感じる気持ちこそが背徳感だといえるでしょう。

常に正しい行いを貫くのはなかなか難しいものです。

誰もがどこかで「背徳感」を抱いてしまうことが少なからずあるはず。

その背徳感はどこからくるのか、そしてどんなシチュエーションで背徳感を抱くものなのか、以下の項目で詳しく見ていきましょう。

背徳感と罪悪感の違い

背徳感と似た言葉に「罪悪感」があります。

しかし、両者は似たようでいて少しニュアンスが異なるため注意が必要です。

罪悪感とは「自分自身が悪いことをしてしまったという罪の意識・後悔」を意味します。

かなり自罰的な感情であり、罪悪感を抱くことで長い間苦しんでしまうことも多いです。

一方、背徳感にも「悪いことをした・している」という意識はありますが、そこには悪いことをしているスリルへの喜びや高揚感も同時に含まれています。

いずれも悪いことをしているときに抱きやすい感情ですが、意味合いは異なるので使い分けることが大事です。

【質問】背徳感を抱く瞬間とは

では、みんなはどんなときに背徳感を抱いているのでしょうか。

ここでは、成人男女200人へのアンケート調査をもとに「背徳感を抱く瞬間」について紹介していきます。

衝動買いをしたとき（50人）

アンケート対象者のうち、もっとも多くの人が背徳感を抱く瞬間として回答したのは「衝動買いをしたとき」でした。

「今月はもう無駄遣いしないと決めていたのに、つい衝動買いしてしまった…」なんて経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

誘惑に負けてしまったという後悔に苛まれつつも、好きな物を手に入れた高揚感もあるため、衝動買いはまさに背徳的な行為といえるでしょう。

いけないことをしたとき（48人）

触るなと言われていたものに触ったり、他人にいたずらしたりといった「いけないこと」をしたときにも人は背徳感を抱きやすいです。

人間は禁止されるとついしたくなるものであり、こうした心理状態を「カリギュラ効果」と呼びます。

一般的に「いけないこと」だとされている行為に背徳感や魅力を感じてしまうのは、このカリギュラ効果が働いているからなのです。

ダイエット中に暴飲暴食したとき（34人）

ダイエット中に暴飲暴食したときに、背徳感を抱く人もいます。

食べちゃいけないとわかっているのに、ラーメンやスイーツ、ファーストフードといった高カロリーな食事を食べることはまさに「決まりを破る」行為です。

ダイエットに反した行動ではありますが、背徳感のせいでより美味しく感じてしまうということも少なくありません。

ずるいことをしたとき（29人）

ずるいことをしたときも人は背徳感を抱きやすいです。

例えば、本当は具合など悪くないのに風邪を言い訳にして学校や仕事を休んだときに、背徳感と達成感で複雑な気持ちになった人もいるのではないでしょうか。

何かを得るためにウソをつくこと、ずるをすることは常に背徳感とセットなのです。

秘密の恋をしたとき（23人）

背徳感といえば秘密の恋です。

友達の恋人や結婚している人を好きになったとき、あるいは自分自身に恋人がいるにもかかわらず他の人と会っているときなどに、背徳感を抱くもの。

とはいえ、秘密の恋は背徳感があるがゆえに燃え上がるという人も多いです。

この背徳感が癖になってしまうと、不倫や略奪の恋から抜け出せなくなるので注意が必要です。

お昼にお酒を飲んだとき（16人）

お昼にお酒を飲んだときに背徳感を抱いてしまう人もいます。

休みの日であれば、別に昼間からお酒を飲むのは悪いことではないでしょう。

とはいえ、周囲が働いているのに自分だけ飲んでいる、通常は夜飲むものを昼間飲んでいるというシチュエーションが何となく背徳感を強くさせてしまうのです。

背徳感を抱くのは悪いことではないが上手に付き合うことが大切！

「悪いとはわかっていてもやめられない！」ということは誰にでもあるものです。

なぜ人は背徳感を求めてしまうのか、いけないことをあえてやっているという行為がスリルや非日常感を与えてくれるからでしょう。

「やめなければ…」と思うこともあるかもしれませんが、しかし、背徳感を抱くのは悪いことばかりではありません。

その非日常感がストレスの解消や、落ち込んだ気持ちをリセットすることにもつながるからです。

もちろん、法に触れたり他人に迷惑をかけたりするような背徳感はNGですが、そうではないのならときどき健全な背徳感でリフレッシュしてみることをおすすめします。