イカリソウの花言葉は?プレゼントにおすすめのシーンや育て方も解説
大切な人の記念日に、花をプレゼントしようと考える方は多いでしょう。
そんなときは、花言葉を添えて贈るのがおすすめ。
花言葉を添えると、相手に気持ちが伝わりやすくなりますよ。
今回は「イカリソウ」をピックアップし、花言葉や花の特徴をまとめました。
プレゼントにおすすめのシーンも解説しますので、チェックしてみてくださいね。
Contents
イカリソウの花言葉は怖い?由来は?
イカリソウの花言葉について検索してみると「怖い」というワードが出てくることも。
しかし、イカリソウの花言葉に怖い意味はないので、プレゼントにする場合も安心です。
イカリソウには複数の花言葉があるので、由来を含めてチェックしてみましょう。
「君を離さない」「あなたをつかまえる」
イカリソウには「君を離さない」「あなたをつかまえる」といった花言葉があります。
これらの花言葉は、パートナーに愛しい想いを伝えたいときにぴったりです。
イカリソウの花の形が船の碇に似ていて、強い絆をイメージさせることが花言葉の由来といわれています。
「旅立ち」「新たな人生」
イカリソウには「旅立ち」や「新たな人生」という花言葉もあります。
これらの花言葉は、茎にぶら下がっているイカリソウの花が船の碇を引き上げている様子に似ていることから、出航をイメージしてつけられました。
新生活や新しいことを始める人など、新たな門出を祝うときにぴったりな花言葉です。
海外では「独占欲」「執着心」の意味もある
海外では、イカリソウに「独占欲」「執着心」という花言葉がつけられています。
怖い意味はありませんが、少しネガティブなイメージを与えることも。
そのため、プレゼントする場合はメッセージを添えるなど、相手に誤解を与えない配慮が大切です。
イカリソウはどんな花?
イカリソウは、メギ科イカリソウ属の植物で、翌年以降も花を咲かせる多年草です。
いろいろな品種があり、種類によって花の色が違うので、プレゼントする場合は相手の好きな色を選ぶとよいでしょう。
ここで、イカリソウの特徴について押さえていきます。
イカリソウの別名・学名・英語名
イカリソウは漢字で「錨草」「碇草」と書き、別名「三枝九葉草(さんしくようそう)」ともいいます。
中国では「淫羊藿(いんようかく)」という名前で、滋養強壮によい生薬として使われてきました。
イカリソウの学名は「Epimedium grandiflorum var. thunbergianum」。
英語名は「barrenwort」や「fairy wings」「bishop’s hat」などがつけられています。
イカリソウの種類一覧
イカリソウは、北半球を中心に多くの種類が確認されている植物で、日本でも中部地方から北側の本州の地域で数種類が自生しています。
主な種類と花色は次のとおりです。
- イカリソウ…赤紫・ピンクなどの花が咲く
- キバナイカリソウ…薄い黄色・濃い黄色の花が咲く
- トキワイカリソウ…白・赤紫色の花が咲く
- バイカイカリソウ…梅のような小さくて白い花が咲く
イカリソウの特徴
多くの種類のイカリソウは、冬に落葉して地中で休眠し、育成期を迎えると再び芽を出して育ちます。
このサイクルを繰り返すので、何年も成長を楽しめるのです。
また、三つに分かれた枝に3枚ずつ葉をつけるところや、反り返った花びらと四方に突き出した距が特徴的。
開花期は4月〜5月頃で、40cmほどに伸びた花穂に数輪の花を咲かせます。
イカリソウの花言葉はプレゼントにぴったり!
「君を離さない」「旅立ち」といった花言葉がつけられたイカリソウは、大切な人へのプレゼントにぴったりな植物です。
ここからは、イカリソウをプレゼントするときのおすすめシーンについて、詳しくお伝えしていきます。
プロポーズ
イカリソウは、プロポーズのときの贈り物におすすめです。
「君を離さない」「あなたをつかまえる」という花言葉と一緒にイカリソウをプレゼントすれば、パートナーはきっと喜んでくれるでしょう。
普段はなかなか伝えられない言葉も、イカリソウの花が背中を押してくれるはずです。
卒業・退職
「旅立ち」「新たな人生」という花言葉を持つイカリソウは、卒業や退職をする人へのプレゼントとしてもぴったり。
イカリソウの開花時期は4月〜5月なので、ちょうど新生活を始める頃に花が咲きます。
また、サイズが大きくなり過ぎないので、一人暮らしの部屋にも飾りやすいでしょう。
新たな門出をお祝いする気持ちを込めて、イカリソウを贈ってみてくださいね。
誕生日
生まれた日に誕生花をもらうと、特別な気分を感じられるはず。
イカリソウは3月13日の誕生花なので、この日が誕生日という人にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
さまざまな色があるので、相手の好きな色を考えてあげましょう。
相手のことを想って選んだのが伝わり、きっと喜んでくれるはずです。
イカリソウと同じ3月13日の誕生花と花言葉は?
3月13日はイカリソウ以外に、下記の四つが主な誕生花とされています。
- 「アネモネ」
- 「タンポポ」
- 「アルストロメリア」
- 「白いフリージア」
同じ日の誕生花でも、それぞれ花言葉は違うもの。
ここからは、3月13日の誕生花の特徴や、花言葉を見ていきましょう。
アネモネ
アネモネは、色鮮やかな花を咲かせる春の花です。
風に吹かれて美しく揺れる様子から、ギリシャ語で「風の娘」という意味の名前がつけられました。
花言葉は「はかない恋」「見捨てられた」「恋の苦しみ」。
これらはギリシャ神話が由来とされ、アネモネの花の繊細な美しさが、愛する人への強い想いや、失われた愛の切なさ・哀愁をイメージさせるものになっています。
ネガティブな意味が多いので、プレゼント向きではないかもしれません。
タンポポ
タンポポは、ヨーロッパ地方原産の花で、日本でも多くの場所で見かけられる植物です。
3月〜9月頃まで、かわいらしい花を楽しめます。
タンポポの花言葉は「幸せ」「神のお告げ」「別離」。
「幸せ」の花言葉は「一息で綿毛を吹き飛ばせたら恋が叶う」といわれていたことが由来です。
また、綿毛が風に飛ばされる様子から「別離」や、花びらで花占いをすることから「神のお告げ」の花言葉がつけられました。
アルストロメリア
アルストロメリアは、アンデス山脈を原産とする花で、鮮やかな色とエキゾチックな形状が魅力的です。
花言葉は「持続」「未来への憧れ」。
長く続く関係や絆、新たな目標・夢に向かって進むことを象徴しています。
「持続」は、アルストロメリアの花が長く楽しめることが由来になっているという説もあります。
白いフリージア
白いフリージアは、真っ白な花が新たなスタートを象徴する春の花です。
清潔感のある見た目と上品な香りが、お祝いのプレゼントにぴったり。
19世紀にヨーロッパで栽培されるようになってから、結婚式に用いられてきました。
花言葉は「無邪気」「あどけなさ」「純潔」です。
白いフリージアの純白さから、花言葉がつけられたといわれています。
イカリソウは強靭で栽培もおすすめ!
イカリソウは寒さに強く、日陰でも育つことから強靭な植物としても知られています。
そのため、初心者でも育てやすいのが特徴です。
プレゼントする場合は、もらった相手が困らないように管理のポイントを知っておくとよいでしょう。
育てるのにベストな場所
イカリソウにベストな場所は、明るさのある日陰です。
庭に植えてガーデニングを楽しみたいなら、落葉性広葉樹の下がよいでしょう。
6月〜9月頃の日差しが強くなる時期は、50%〜60%の遮光をすることで、高温障害や日焼けを予防。
また、乾燥を防ぐため、冬は北風にさらされない場所に置いた方がよいとされています。
積雪地なら、雪の下に埋めても大丈夫です。
お世話の仕方
イカリソウを庭に植える場合は、根が張るまでしっかりと水やりをするのがポイント。
根が張ったら、極端に乾燥するときだけ水をあげます。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
冬場は葉や茎が枯れますが、枯死しないよう水やりは続けます。
イカリソウの花言葉を添えて大切な人へプレゼントしよう
イカリソウには「君を離さない」「あなたをつかまえる」という花言葉があるため、パートナーに愛を伝えたいときにぴったりの植物です。
また「旅立ち」の花言葉から、卒業や退職をする人へ贈るのもおすすめ。
イカリソウは赤紫や白など、種類によってさまざまな色の花を咲かせるので、贈る相手のことを思って色を選んでみてください。
花をプレゼントする際は、ぜひ花言葉を添えてメッセージを伝えましょう。
- イカリソウの主な花言葉は「君を離さない」「あなたをつかまえる」「旅立ち」「新たな人生」
- 種類によってさまざまな色の花を咲かせる
- イカリソウは、プロポーズ・卒業・退職・誕生日のプレゼントにぴったり
- 初心者でも育てやすいのでガーデニングを始めたい人にもおすすめ