嫌なことを気にしない方法はある?気にする性格や原因、解決法を解説
「この選択をしたら失敗するんじゃないか」「あの人は自分のことを嫌っているんじゃないか」など、嫌なことばかり気になってしまうことってありませんか?
一概に悪いことではありませんが、いちいち気にしているとストレスが溜まってしまい、心身ともに疲れてしまいます。
この記事では、嫌なことを気にしてしまう原因や解決策を解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
気にしてしまうのはなぜ?7つの原因
何事も気にしてしまう癖を直すためには、まずは原因を探ることが大切です。
代表的な原因を7つ紹介しているので、当てはまるものがあるか確認してみましょう。
失敗することに恐怖心がある
試合や仕事など大切な予定の前に「失敗したらどうしよう」「うまくいかなそう」などと考えてしまう場合は、失敗することに対して強い恐怖心を抱いている可能性が高いです。
「失敗しないように◯◯しよう」と前向きに考えられればいいのですが、気にしてしまう性格の人はネガティブに考えてしまいがち。
また、そのネガティブなイメージに引っ張られて、実際に失敗してしまうことも少なくありません。
神経質な性格が影響している
物事の進め方や相手の心の内などあらゆることが気になってしまう場合は、神経質な性格が原因であるといえます。
ちょっとした変化に敏感だったり、何事も細かいところまで配慮しようとするため、良い意味でも悪い意味でもさまざまなことが気になってしまうのです。
細かいこと全てに引っかかってしまうと物事が思うように進まず、大きなストレスを抱えてしまうことも。
それにより心身に支障をきたすこともあるので注意が必要です。
自分に自信が持てない
「みんなから嫌われているかもしれない」と人間関係をネガティブに考えたり、チャレンジする前から「失敗するかも」と思ってしまう人は、自分に対して自信がないのかもしれません。
自己肯定感が高ければ変に人間関係を気にしたり、必要以上に失敗を恐れたりしないもの。
自信が持てないままだと自分の考えを言えなくなったり、物事にチャレンジする意欲がなくなったりすることもあります。
他人からの評価を考えてしまう
他人からどう思われているかを考えてしまうのも、あれこれ気にしてしまう原因の1つ。
「こんなことしたら嫌われるかも」「変わった人だと思われたくない」という他人からの評価ばかりを気にしていると、疲れてしまうでしょう。
また、他人に本心を見せられなくなったり、対人関係に疲れて心を閉ざしてしまったりと、人間関係やコミュニケーションにさまざまな影響を及ぼす可能性もあります。
他人から嫌われるのが怖い
他人からの評価を考えてしまう心理に似ていますが、他人から嫌われるのが怖いため、さまざまなことを気にしてしまう人もいます。
相手の顔色を伺ったりその場の空気を読んだりと、とにかく嫌われないように色々なことに気を配ります。
そのため、その場は円滑に進みますが、その分本人にかかるストレスは大きいでしょう。
対人関係に疲れたり、コミュニケーションを取るのが嫌になったりする能性もあります。
怒られたくない心理が勝つ
何をするときも、怒られたくない心理が勝ってしまうのも原因の一つです。
怒られたくない心理が勝ってしまうと、怒られることを避けるために相手の機嫌をとり、控えめな行動しかできなくなります。
すると、自分の考えや意見が後回しになり、それが原因でストレスを抱えてしまうのです。
病気(強迫性障害)の可能性
「戸締りしてきたかな?」「きちんと手を洗えているかな?」など、些細なことでも異常なほどに気になるという場合は、「強迫性障害」という病気の可能性があります。
こちらは不安障害の一種と言われており、生活に支障が出ることもある疾患です。
心当たりがある人は専門機関で精神科医やカウンセラーへ相談してみましょう。
カウンセリングや心理療法等、適切な治療を通して改善することができますよ。
気にしてしまう人の性格とは?5つの特徴
さまざまなことを気にしてしまう人の性格には、共通する特徴があります。
「自分は特に気にしない」と思っている人でも、次の5つに当てはまるものがあれば、無意識のうちに色々考えてしまいストレスを感じているのかもしれません。
自分と他人を比べる
収入や生活レベルなどを他人と比べてしまう人は、気にしすぎな傾向があります。
自分と他人を比べてしまうと、必要以上に自分の欠点を見つけてしまったり、他人より劣っていると感じたりすることもあるでしょう。
そのようにすぐに自分と他人を比べてしまうのは、周りの目を気にしすぎな証拠です。
目立つ立場になるのが嫌
大勢に向けて何かを発表したり、多くの人から注目されたりするのが苦手な人も、色々なことを気にしがち。
目立つ立場になるのが嫌な人は、目立たないような言動をとり、周りが自分を見ているか常に意識しています。
「できるだけ目立たないように」という意識が、さまざまなことを気にさせているのでしょう。
ネガティブに考える癖がある
些細なことでも気にしてしまう人は「明日嫌なことがありそう」「きっとうまくいかないだろう」など、何事もネガティブに考えてしまいがち。
明日のことや物事が成功するかどうかは、そのときにならないとわかりません。
しかし、気にしてしまう人は考えなくてもいいことまでマイナスにとらえてしまうのです。
さらに、そのネガティブな感情に引っ張られてしまい自己肯定感が低くなってしまうのも特徴の1つ。
自信がなくなると、よりさまざまなことを気にするようになってしまう可能性も高いです。
被害妄想を抱きがち
立ち話をしている友達を見て「自分の悪口を言っているのかも」などの被害妄想を抱いてしまうのも、気にする人の特徴です。
そもそも被害を妄想している時点で、考えなくていいことを考えてしまっています。
この場合は自分が周りからどう思われているかを常に気にしているケースが多く、いつも人の目や自分の評価などさまざまなことに意識を巡らせています。
そのため、心身にかなりのストレスを抱えていることも少なくありません。
物事を妥協できない
物事を妥協しない完璧主義の人も、さまざまなことを気にしていると言えます。
物事を妥協できない人は、完璧でいようとして周りの目や評価を気にしているのです。
また、完璧でいるためにはその工程や手段など、多くのことに配慮する必要があります。
つまり完璧主義の人は他人の目を気にしながら、いろんなことに気を配っているのです。
学校・仕事で必要以上に気にしない方法
色々と気にしてしまう性格は、意識次第で改善することができます。
しかし「気にしないようにしよう!」と意気込むのはNG。
むしろ気になってしまい、かえって苦しい思いをする可能性があります。
必要以上に気にしてストレスを抱えないよう、学校や職場で次の点を意識してみてくださいね。
姿勢を正す
必要以上に気にしないためには、まずは姿勢を正しましょう。
姿勢を正すことで、いつもよりもポジティブで前向きな考え方ができるようになります。
すると、少しずつ周りのことが気にならなくなり、ストレスも軽減できるかもしれません。
姿勢を正すのは手軽にできることなので、一度試してみてください。
俯かず顔を上げる
姿勢と同じように、顔の向きや目線も気持ちと連動しているため、俯かずに顔を上げましょう。
気にしてしまう人は無意識に下を向いていることが多いので、まずは顔を上げて過ごす癖をつけてみてください。
すると、今まで見えていなかったことが見えてきて、考え方もポジティブ思考に変わり、あることないことを考えて悩まなくなりますよ。
考える隙を持たない
何事も気にしてしまう人は、考える隙を持たないことが大切です。
趣味や仕事に没頭したり、気を使わない友人や家族と過ごす時間を作ったりと、1人で色々考えてしまう時間を減らしてみてください。
余計なことを考える時間がなくなれば、さまざまなことを気にせずに済みます。
すると、いつの間にか気にする癖そのものが緩和されるでしょう。
マイナスはプラスに変換する
どうしてもマイナスなことを考えてしまう場合は、考えた後でプラスに変換しましょう。
たとえば「明日のプレゼンで失敗しそうだな」と思ったら「そうならないようにもう一度確認しよう」「失敗したらその経験を次回に活かせるようにしよう」などプラスに考えてみてください。
すると、気持ちが前向きになったり、場合によっては事前準備がはかどったりします。
ネガティブな人ほどポジティブに変換する機会に恵まれているので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ときに諦めの気持ちが大切
諦めないことも大切ですが、ときには「まぁいいか」と諦めてしまうことも大切です。
「あの人に嫌われているかもしれない」「いい結果を残せないかもしれない」と思っても、「まぁいいか」と思うことができれば、肩の力が抜けてリラックスできます。
それと同時に緊張感やストレスから解放され、ポジティブ思考になったり物事がうまく進んだりすることも多いです。
色々考えてしまいネガティブな思考にとらわれたときは、諦めの気持ちを持つようにしましょう。
自分からコミュニケーションをとる
人間関係について気にしてしまうことが多い人は、自分から積極的にコミュニケーションをとるのがおすすめです。
「自分の悪口を言っているんじゃないか」「嫌われているかもしれない」と思うなら、自ら声をかけてみましょう。
ストレートに「私のこと嫌い?」と聞くのではなく、あくまでも日常会話でOK。
コミュニケーションをとることで相手が自分をどう思っているかがわかり、言葉を交わすことで距離を縮めることもできます。
信頼できる人に相談する
気にしてしまう癖で悩んでいることを、信頼できる人に相談するのも対処法の1つです。
1人で悩むより気持ちが楽になり、ポジティブ思考になったり改善を試みたりと一歩踏み出せる可能性も高いでしょう。
ポイントは自分のことをきちんと理解してくれている、深い関係性の人に相談すること。
親身になって聞いてくれるのはもちろん、的確なアドバイスをもらえそうな人と、しっかりと時間をとって話してみてくださいね。
笑える動画・テレビを見る
笑える動画やテレビを見ると、不思議と気持ちが明るくなります。
くよくよ悩んでいたことをどうでもいいと思え、気持ちが明るくなることでポジティブな思考になることもあります。
小さく笑うのもいいですが、できるだけ大きく笑えばさらに効果的。
漫画や画像でもいいので、思いっきり笑ってみてくださいね。
楽しいことだけをする
友人と遊んだり美味しいものを食べたり、楽しいことだけをするのも余計なことを考えずに済む方法です。
さまざまなことを気にして落ち込んでしまうという人は、できるだけ楽しいことだけをするようにしましょう。
忙しくて行動に移せないという場合は、楽しいことを考えるだけでもOK。
少しずつ気持ちが明るくなり、ネガティブな思考にとらわれなくなりますよ。
泣いて、寝て忘れてしまう
笑えるものを見たり楽しいことをしたりする余裕がなければ、ネガティブな感情や気になることに思いっきり浸ってみるのも1つの手です。
そして、たくさん泣いて落ち込めるだけ落ち込んだ後は、ぐっすりと寝ましょう。
涙を流すことはストレス解消になるため、我慢するよりも泣いてしまう方がおすすめです。
無理に楽しいことを考えようとして苦しくなるくらいなら、素直に暗い気持ちに浸ってみるのもありですよ。
ありのままを受け入れてくれる恋人を作ろう
なんでも気にしすぎてしまうのは、自分に自信が持てずネガティブ思考になっていることが原因であることが多いです。
そのため、周りの目や評価を必要以上に気にしてしまうのです。
自分の短所を含めて受け入れてくれる恋人ができれば、自己肯定感が高まって周りの目が気にならなくて来るでしょう。
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自分をさらけ出せる恋人を作って、ポジティブに毎日を過ごしましょう!
必要以上に気にしないことで円滑な人間関係が築けるようになる!
必要以上にあれこれ気にしてしまうと、自分自身が苦しくなるもの。
特に人間関係においては臆病になってしまい、孤立してしまうことも少なくありません。
逆にさまざまなことを考えすぎなければリラックスした状態でコミュニケーションをとることができ、円滑な人間関係を築けるようになりますよ。
急に切り替えるのはなかなか難しいと思いますが、ぜひできるところから少しずつ変えてみてください。
小さなことでも成功体験を重ねていけば自分に自信がつき、細かいことは気にせずに過ごせるようになるでしょう。
- 気にしてしまうのは自分に自信がなく、失敗や他人の評価を恐れてしまうから
- 日常生活に支障がでるほど気にしてしまう場合は強迫性障害の可能性もある
- 人と比べたりネガティブに考えたりする人はさまざまなことを気にしがち
- 改善するためには姿勢を正したり、考える隙を作らないようにしたりするといい
- どうしても考えてしまう場合はプラスに変換したり、諦めたりすることも大切