断捨離すると後悔しやすいもの10選!後悔しない断捨離の方法を解説

「収納スペースを増やして整理整頓がしやすくなる」「気持ちがスッキリする」など、さまざまなメリットがある断捨離。
しかし、断捨離してから後悔してしまうケースも少なくありません。
今回は、断捨離してから後悔する理由、後悔しやすいもの、後悔しない断捨離の方法を詳しく解説します。
断捨離を成功させるために、ぜひ参考にしてくださいね。
断捨離してから後悔する理由
まずは、断捨離してから後悔する理由を紹介します。
捨てたものが後から必要になったから
断捨離するときは捨てることが目的となり、勢いであれもこれもと捨ててしまいがちです。
「使う機会が少ないから」と捨ててしまうと、いざ必要になったときに後悔することがあります。
たとえば、季節用品や防災グッズ、冠婚葬祭アイテムなどは、後から必要になるケースが多いです。
そのため、使用頻度が低くても、重要度を考えて断捨離するように心がけなければいけません。
捨てた後で価値があると分かったから
「古いものだから」「使っていないから」と捨てた後で、「実は価値のある物だった」と気づく場合も多くあります。
貴金属やブランド品、家具、食器、家電など、価値がありそうなものは捨てる前に売れるかどうか確認するのがおすすめです。
ベビー用品やキッズ用品、本、CD・DVD、ゲーム機、アニメグッズなども、売れる可能性があります。
人気や希少性の高いものはプレミア価値がつく場合もあるので、手元に置いておくことも検討するといいでしょう。
2度と手に入らないから
2度と手に入らないものを捨ててしまったときも後悔することが多いです。
手作りのプレゼントや手紙などの思い出の品は、捨ててしまうと2度と手に入りません。
長く愛用してきた古いアイテムや限定品なども、生産が終わっていて2度と手に入らない可能性があります。
断捨離していると、捨てることの気持ち良さや「片付けなきゃ」という焦りから、思い入れのある品まで捨ててしまうことがあるので注意しましょう。
断捨離すると後悔しやすいもの10選
ここからは、断捨離すると後悔しやすいものを10個紹介します。
思い出の写真やアルバム
思い出の写真やアルバムは、捨ててしまうと2度と手に入りません。
後から見返したくなったときに後悔しやすい品物なので、捨てる際は慎重に考えることが大切です。
保管スペースがないことが理由で捨てる場合は、「とくに大切な写真やアルバムはとっておく」「処分する前にデータ化して保存する」といった方法も検討してみましょう。
日記や手帳
日記や手帳も捨ててしまうと2度と手に入らない物です。
日記や手帳には昔の出来事や感情、考えなどが詰まっているので、自分の人生を振り返りたくなったときに「残しておけばよかった」と後悔することがあります。
処分したい場合は、「必要な部分だけ残しておく」「写真やスキャンで保存しておく」といった方法も検討してみましょう。
コレクションしてきたアイテム
コレクションしてきたアイテムは思い入れが強い品物なので、断捨離で後悔することが多いです。
手放しがたい気持ちがあるのなら、勢いに任せて捨てるのは避けた方がいいでしょう。
コレクション品は価値が高い場合もあるので、処分する前にネットオークションで値段を調べてみることをおすすめします。
小説や漫画などの本
小説や漫画などの本は大量になると場所をとるので、保管しきれずに捨てる人は少なくありません。
手に入りやすいものであれば、必要になったときに買い直すことも可能です。
しかし、思い出のある本や絶版となっている本は手放してから後悔しやすいので、断捨離する際は慎重に判断しましょう。
思い出がある服
長年着ていない服や古くなった服、サイズが合わなくなった服は、断捨離の対象となるアイテムです。
しかし、思い出がある服なら、無理に捨てる必要はないでしょう。
思い出がある服は捨ててしまうと2度と手に入らないので、勢いで他の服と一緒に捨ててしまわないように注意しましょう。
人からもらった手紙
人からもらった手紙も捨てると後悔しやすい品物です。
家族や友人など大切な人から貰った手紙は思い出が詰まっているので、大事に保管しておいた方がいいでしょう。
大量にあるときは、「思い入れの強い手紙だけ残しておく」「データ化して保存する」といった方法もおすすめです。
スマホやパソコン
スマホやパソコンには画像や動画、連絡先などが残っているので、処分してから後悔することもあるでしょう。
処分する前にしっかり確認して、大切なデータは必ずバックアップをとっておいてください。
スマホやパソコンは高値で買い取ってくれる場合もあるので、相場を確認して売却を検討するのもいいでしょう。
重要な書類
大量に書類があると、内容を確認せずにまとめて捨ててしまうこともありますが、重要な書類が紛れている可能性があるので注意が必要です。
「デジタル化して残しておけば問題ないもの」「ネット上に情報が公開されているもの」などは捨てても後悔しにくいでしょう。
しかし、契約書や証明書など再発行が難しい書類の場合、捨ててから後悔することになるので注意が必要です。
生活に必要なもの
断捨離に夢中になりすぎると、生活に必要なものまで捨ててしまうことがあります。
たとえば、食品や日用品、寝具、着ている衣類などです。
捨てた後にすぐに後悔する可能性が高いので、捨てても問題ないものかどうか、しっかり考えながら断捨離を進めるようにしましょう。
緊急時のための備蓄品
緊急時のための備蓄品は、大きめの収納スペースを必要としますが、重要度の高い品物といえるでしょう。
捨てた後に災害が起こる恐れもあるので、断捨離するのは避けるようにしてください。
大量にあるときは、収納場所や備蓄品の見直しをしてみましょう。
後悔しない断捨離のやり方
ここからは、後悔しない断捨離のやり方を紹介します。
断捨離したい理由と目的を明確にする
「たくさんある服を減らしたい」
「出しっぱなしになっている物をしまえる収納スペースを確保したい」
など、断捨離を始める前に理由と目的を明確にしておけば、必要なものまで捨ててしまうことを防ぐことができます。
そもそも断捨離の本来の目的は、不要な物を手放して空間や時間、気持ちにゆとりのある快適な生活を手に入れることです。
物を捨てること自体が目的にならないように注意しましょう。
保留ボックスを作る
残しておくか捨てるか判断に迷ったときは、ひとまず保留にするのがおすすめです。
思い切って捨ててしまうと後悔しやすくなります。
しかし、選別に時間がかかると断捨離が進まなくなってしまうでしょう。
なので、保留ボックスを作っておいて、一定期間置いてから判断するようにしてみてください。
そうすることで、後悔する可能性を下げることができますよ。
2度と手に入らないものは簡単に捨てない
2度と手に入らないものは捨てると後悔しやすいので、簡単に捨てないようにしましょう。
即決できるものであればいいですが、少しでも迷う場合は残しておいた方がいいかもしれません。
とくに思い出の品や価値の高いものは、一度保留にしておくことをおすすめします。
家族のものを勝手に捨てない
自分では必要ないと思っても、家族にとっては大事なものである場合もあります。
勝手に処分すると、喧嘩やトラブルの原因になるので注意が必要です。
断捨離するときは家族に伝えて、相談してから捨てるようにしましょう。
自分の気持ちを尊重する
他人から見れば必要ないものでも、自分にはとても大事なものである場合もあるでしょう。
捨てるか捨てないかの判断基準は人によって異なるので、自分の気持ちを尊重することが大切です。
後悔しないように、自分自身で判断するようにしましょう。
また、断捨離する際は冷静な判断が必要になるので、時間や気持ちに余裕があるときに行うのがおすすめです。
断捨離で後悔しないように気をつけよう
断捨離はよく考えずに行うと必要なものまで捨ててしまう可能性があるので、目的や基準を明確にしてから計画的に進めることが大切です。
「断捨離の後にどのような生活をしたいのか」を考えておくと、作業を進めやすくなるでしょう。
今回紹介した内容を参考にして、断捨離で後悔しないように気をつけてくださいね。
- 断捨離してから後悔する理由は「捨てたものが後から必要になった」「捨てた後で価値があることがわかった」「2度と手に入らないものだった」
- 断捨離すると後悔しやすいものは「思い出の写真やアルバム」「コレクションアイテム」「スマホやパソコン」「重要な書類」「備蓄品」など
- 後悔しない断捨離のやり方は「断捨離の理由と目的を明確にする」「保留ボックスを作る」「家族のものを勝手に捨てない」など
- 断捨離するときは、計画的に進めて後悔しないように気をつけよう