捨てて後悔したものランキングTOP5!失敗しないための断捨離のコツ
買い物が趣味で、家にあるものが捨てられず、気付いたら部屋の中がもので溢れかえっている…そんな人もいるのではないでしょうか。
家にある収納スペースは限られているため、いらないものは整理する必要があります。
そんなときに有効なのが断捨離です。
しかし、よく考えずに捨てるものをアレもコレもと選んでしまうと、いざ捨ててから「残しておけばよかった!」と後悔してしまうことがあります。
今回の記事では、断捨離して後悔したものをランキング形式で一挙公開します。さらに、断捨離を失敗しないためのポイントも紹介していきますので、ぜひチェックしてくださいね。
Contents
断捨離とは?
断捨離とは、「自分にとって本当に必要なものを分別すること」をいいます。
一般的に「断捨離をする」というと「モノを捨てる」イメージが強いですが、実は捨てるだけが断捨離の持つ意味ではありません。
「断」には「入ってくる要らないものを断つ」、「捨」には「今ある不要なものを捨てる」、そして「離」には「ものに対する執着から離れる」という意味が込められています。
要するに、「モノに対する執着を捨てて、不要なものを増やさない」のが断捨離の真の目的なのです。
断捨離によって別れてしまうカップルもいる
実は「断捨離が原因で別れてしまった!」というカップルや夫婦もいます。
原因のひとつとして、「恋人が大切にしていた趣味のグッズを勝手に捨ててしまった」ということが挙げられます。
自分にとってはガラクタやゴミにしか見えないものでも、相手にとっては大切な宝物である場合があります。それを勝手に捨ててしまえば、相手にとってショックが大きいことは間違いありませんし、その後の信頼関係にも溝ができます。
他にも、「自分にとって恋人は必要な存在なのか考え直した」というケースもあります。
前述したように、断捨離は自分にとって必要なものを残し、不要なものを捨てる行為です。
それを繰り返していくうちに、周りのあらゆるものをそういった目線で見るようになり、結果として「この人は自分には必要ないかもしれない」と、人間関係を見つめ直す場合もあるようです。
捨てなきゃよかった!断捨離で後悔したものランキングTOP5
実際に断捨離を行った人たちが「これは捨てなければ良かった…!」と後悔したもののランキングを体験談を踏まえて紹介していきます。
断捨離をしていると、ついつい必要なものまで捨ててしまうことがあるため、注意してくださいね。
第5位 本
「もう読まないかも…」と思い、気軽に捨ててしまいやすいのが「本」です。しかし、本の中には絶版などで、今では手に入りにくくなっているものもあります。
「電子書籍で買い直せばいい」と思っても、電子書籍化されていない本もあって「もう読めなくなってしまった!」と後悔することがあるため、油断は禁物です。
そして本には、読んだときの思い出や昔の記憶が宿るものです。お気に入りの本は断捨離せずに手元に残しておくことをおすすめします。
第4位 洋服
「この服はもう着ないから」「流行が過ぎてしまったから」と思い、気軽に捨ててしまいやすいのが「洋服」です。しかし、洋服にはそれぞれ見合ったシーズンがあります。
たとえば、冬に夏服を多く捨ててしまった場合、次の夏に「着れる夏服がない!」となりがちです。
他にもよそ行きの服を捨ててしまうと、次に新しい服を買いに行くときに、また似たような服を買ってしまうこともあります。
服は衝動で捨てずに「もう着ないかも…」と思っても、もうワンシーズンは取っておくくらいの気持ちが大事です。
第3位 食品
色んなものを整理していると、食材の引き出しなども断捨離してしまいたくなってきます。とくにお菓子や缶詰などの備蓄されている食料や、使っていない調味料はこまごましているため、「全然食べてないし、捨ててしまおう」となってしまいがちです。
しかし、お菓子などはちょっとつまみたいときにないと意外と後悔するものですし、調味料も料理のレシピで使うことがあります。
また、缶詰なども料理せずにすぐに食べられる食料として重宝するため、賞味期限が切れているなどの理由が無い場合は消耗品は基本的に捨てないようにしましょう。
第2位 季節のアイテム
扇風機やファンヒーターなど、いわゆる使うシーズンが限られている季節家電などは、それを使わないシーズンに断捨離で捨てると後悔しがちなものです。
断捨離をしていざ使うシーズンが来たとき、家電がなくて暑い思いや寒い思いをするのは嫌ですよね。生活の中で必要なアイテムはきちんと残しておきましょう。
他にも積雪が多い地方などは雪かき用のスコップなどを使うこともあると思いますが、これも買い直すことにならないよう、捨てるのはやめておくことが賢明です。
第1位 写真やアルバム
子供の頃の七五三の写真や夫婦の思い出の写真など、思い出が詰まった写真やアルバムは、歳を重ねると懐かしく思い、見たくなるものです。
しかし、昔に処分してしまい見られなくなってしまった、と後悔する人が多いアイテムでもあります。捨てるときには「いらないか」と思っても、年月を重ねると捨てたことを悔やむことが多いです。
大切な節目の思い出が詰まったアルバムは、ケースに入れるなどしてきちんと収納しておきましょう。
どうしても場所をとってしまう、というときは、写真をパソコンに取り込んでデジタル化してしまえば、かさばらずに思い出を残しておくことができます。
もう後悔しない!正しい断捨離のコツ
「後悔しない断捨離をしたい!」「断捨離で失敗したことがあるから、今度は失敗したくない!」という人に、断捨離をするために押さえておきたいコツを紹介していきます。
きちんとポイントを踏まえて、正しい方法で断捨離を行いましょう!
簡単なものから捨てはじめる
モノには捨てやすいものと捨てにくいものがあります。そして、それらを判断し、要領よく断捨離をするには他のさまざまな物事と同じく経験が必要となってきます。
突然アルバムや夫婦の思い出の品を捨ててしまうのは、あまりにもハードルが高すぎます。
とくに子供の思い出がつまったものを捨ててしまうと、夫婦関係や親子関係など親しい人との関係性にヒビが入りかねません。
まずは自分のもので「これは絶対にゴミだな」「これは明らかに要らないだろう」と思う簡単なものから断捨離をしていくのが、断捨離を失敗しないための最初の一歩です。
人のものは捨てる前に必ず確認する
よくある失敗が「旦那の大切な思い出の品を妻が捨ててしまった」というものです。この場合、その場の喧嘩だけではなく、その後の夫婦関係にも影響してくる可能性があります。
一緒に住んでいても、誰にとって何が価値あるものなのか、全てを把握しているわけではありません。また、一緒に住んでいるからといって、他人のものを自分のもののように勝手に捨てるのはマナー違反です。
もし、人のものを断捨離したい場合は、捨てる前に「これ捨てていい?」と一言必ず確認しましょう。
衝動的に捨てない
「捨てる」「捨てない」を決めるときは、あまり考えず直感的に決めてしまった方がはかどる場合もあります。しかし、あまりにも直感的に決めて捨ててしまうと、あとで「捨てなければよかった!」と後悔することがあります。
衝動買いならぬ衝動捨ては結果的に失敗を招くのです。ときには「これは本当にいらないもの?」と自問自答しながら断捨離していくことをおすすめします。
断捨離の目標や目的を意識する
仕事や趣味でも目標や目的を立てて行うと、効率的かつ、やりがいも感じるものです。断捨離でもそれは同じです。「断捨離をして、結果どうなりたいのか」を最初に決めてから行うことをおすすめします。
たとえば、「大切な女性を部屋に招くために整理整頓された綺麗な部屋にしたい」「シンプルで必要なもの以外がない整理された部屋を目指す」など、具体的な目的を意識して断捨離をしていくと、モチベーションややる気のアップに繋がります。
余裕を持ってスケジュールを立てる
断捨離はお部屋の掃除のように1日でできるものではありません。そのため、一日の作業時間を決めたり、「今日はこの部屋を片付ける」など場所や順番を決めたりと、余裕を持ったスケジュールを立てることが重要です。
一度に全て終わらせようとすると、焦りや疲れが出て結果必要なものを捨ててしまうという失敗に繋がります。適度な休憩を取りつつ、予備日も設定し、無理なく断捨離ができるよう計画を立てて行いましょう。
断捨離をするときの3つの心得
断捨離をはじめる前に覚えておきたい、3つの心得を紹介します。これから断捨離をしようと思っている人は、とくに注意して心に留めておいてくださいね。
思い出の品は捨てたら戻ってこない
思い出の品というのは唯一無二のものです。もし、捨ててしまった後に同じものを買い直せたとしても、詰まっていた思い出ごと戻ってくるわけではありません。
大切な思い出が詰まっているものは気軽に手放さないようにしましょう。あとで「やっぱり残しておけばよかった…」と後悔しても遅いのです。
代用品があるのかを確認する
捨ててしまってもすぐに買い替えることができるもの、もしくは別のもので代用できるものならば、処分してしまっても問題ありません。たとえばお皿などの食器は代用品があることが多いでしょう。
しかし、すぐには代用できないものや、「それでしか使えないもの」は捨ててしまうと、いざ使うべきときになくて後悔することになります。
捨てたいと思うものがあった場合は、代用品があるかどうかを確認してから捨てるようにしましょう。
迷ったときは第三者の意見を聞く
自分ひとりの目線だと、捨てるべきものと残すべきものの判断がつかなくなってしまうことがあります。そんなときは、友達や家族など、第三者の意見を聞くのがおすすめです。
自分ではいらないと思っても、服やアクセサリーなどは第三者目線の話を聞くと、意外と必要なものだと気付くケースもあります。男性目線だといらないものでも女性目線ではいるものもあるため、迷ったときはひとりで判断せず、他の人の助けを借りるようにしましょう。
断捨離で後悔しないように確認することが大事!
断捨離をしようと決意したはいいものの、ものの多さに圧倒され必要なものまで捨ててしまった…という経験がある人も多いはず。
断捨離で後悔しないためには、これは必要か不要か、というのをひとつひとつ確認してから分別していくことが大事です。
一気にやろうと思うとミスも増えます。急がず焦らず、きちんと必要な時間を割いて断捨離を行っていきましょう。
冷静な判断を心がけていけば、必要なものだけが残るすっきりとした部屋を手に入れられるはずですよ!