デイジーの花言葉は怖い?色別の意味やおすすめのプレゼントシーンを紹介
愛らしい小さな花を咲かせるデイジー。
カラフルで表情豊かなデイジーを花束にして贈るのも素敵でしょう。
そこで気になるのが、デイジーの花言葉です。
今回は、デイジーの基本情報とあわせて、色別の花言葉やおすすめのプレゼントシーンを紹介します。
デイジーと一緒に贈りたい同じ日の誕生花もまとめました。
「大切な人にデイジーを」とお考えの方は必見です。
Contents
デイジー全般の花言葉と由来とは?
デイジーは、小さくて可愛らしい花を咲かせることから雛菊(ヒナギク)とも呼ばれる、キク科の植物。
種類によってさまざまな色がありますが、まずはデイジー全般の花言葉を紹介します。
贈り物としてふさわしくない花言葉があるかどうかもチェックしていきましょう。
花言葉の由来にも注目してください。
「希望」「平和」「純潔」
デイジーには「希望」「平和」「純潔」という花言葉があります。
これらの明るいイメージの花言葉は、いずれもデイジーの花姿に由来しているのです。
また、デイジーには日光を浴びると花開く性質があることから「光がある」という意味で、平和や希望の花言葉がつけられました。
「美人」
デイジーのもつ「美人」という花言葉は、その学名に由来します。
デイジーの学名は「bellis perennis」。
「bellis」はもともとラテン語で「美しい」を意味する「bellus」が語源となっており、そこから「美人」という花言葉がつけられました。
西洋ではデイジーの花言葉に「beauty(美しさ)」があり、世界中で愛されていることがわかります。
「あなたと同じ気持ちです」
これまでに紹介した花言葉とは、また違った印象の「あなたと同じ気持ちです」というフレーズ。
この花言葉には、少し悲しいストーリーがあります。
それは「かつて夫を戦争で失い、その後すぐ愛しい我が子まで亡くした女性を慰めるために、少女が『雛菊の歌』を贈った」という古い物語です。
切ない由来ですが、花言葉としては相手に共感を伝える前向きなメッセージになります。
また共感だけでなく、相手への返事としても使えるでしょう。
デイジーの色別の花言葉とプレゼントにおすすめの恋愛シーン!
続いて、デイジーの色ごとの花言葉を紹介します。
デイジーといえば、白色が定番カラーとして浮かぶかもしれません。
しかし、実際のデイジーは色や形もさまざま。
花言葉や色に合わせたプレゼントシーンもチェックしていきましょう。
白色:無邪気
白色のデイジーには、純真無垢なイメージにマッチする「無邪気」という花言葉がついています。
いわゆる野菊と呼ばれる、飾り気のないシンプルな花姿であることも多い白色のデイジー。
子ども達が摘んで遊びに使うこともしばしばあり、そのようなイメージからも「無邪気」という花言葉が連想できます。
純粋で無邪気な可愛らしさのある相手に、愛情を伝えたいときにぴったりです。
黄色:ありのまま
どこか太陽にも似た印象の黄色いデイジーの花言葉には「ありのまま」との意味があります。
相手のありのままの姿が好きと伝えたいときに、黄色のデイジーを贈るとよいでしょう。
また「ありのままでいいんだよ」と相手に伝え、励ましたいときにもおすすめ。
黄色の明るいカラーで元気を届けられそうです。
赤色:無意識
赤色のデイジーがもつ花言葉は「無意識」。
鮮やかな赤色が、無意識のうちに視界に入ることを表現しているのかもしれません。
また、赤色は情熱的な印象を与えます。
自然と目で追ってしまうほど心を奪われた相手に、赤いデイジーを贈って愛を伝えてみてはいかがでしょうか。
紫色:健やか
紫色のデイジーの花言葉には「健やか」のほかに「元気」もあります。
紫色は、日本では昔から高貴な色とされていました。
落ち着いた印象のその色味から、健康的な美しさにつながり「健やか」や「元気」といった花言葉がついたのかもしれません。
これからも長く一緒にいたい相手の健康を願ってプレゼントするのもよいでしょう。
青色:幸福
青色のデイジーには「幸福」と「恵まれている」の花言葉があります。
多くの人は青いデイジーといえば「ブルーデイジー」をイメージするかもしれません。
しかし実はこの花、デイジーとは異なるルリヒナギク属の植物で、厳密にはデイジーではないのです。
花嫁の幸せを願う「サムシングブルー」のアイテムとして、ブライダルシーンでも人気のブルーデイジー。
クールで清潔感のある色味から、女性から男性に贈るのもおすすめです。
デイジーの花言葉に死にまつわる怖い意味がある?
デイジーの花言葉自体に、怖い意味はありません。
ただし、日本では仏花としてよく使われるため、死のイメージをもたれることも。
また、シェイクスピアのハムレットで「不実」の象徴として描かれたことが、ネガティブな印象につながっているかもしれません。
加えて、デイジーにはキリストの象徴とされる歴史があります。
キリストの処刑から、死や怖いといった言葉が連想された可能性もあるでしょう。
とはいえ、花言葉にネガティブなイメージはないため、デイジーをプレゼントする分には問題なさそうです。
デイジーってどんな花?基本情報まとめ
デイジーのもつさまざまな花言葉がわかったところで、次は特徴や名前の由来、生態など基本情報について解説します。
デイジーの代表的な種類もまとめました。
紹介した花言葉も念頭に入れながら、プレゼントに適した品種がありそうか、確認してみてください。
デイジーの特徴と名前の由来
デイジーは、キク科ヒナギク属に属する、地中海沿岸およびヨーロッパ原産の植物です。
本来は多年草ですが、耐暑性が弱く、日本では夏を越せないため一年草とされています。
開花時期は12月下旬から5月上旬で、冬から春にかけて見頃を迎えるのが特徴です。
デイジーの語源は「day’s eye(デイズ アイ)」。
日光を浴びて花開いた際、中心の黄色い部分が「太陽の目」のようだったことに由来します。
また、日本では小さな菊という意味で和名「雛菊」がつけられました。
開花期間が長いことから「延命菊(えんめいぎく)」「長命菊(ちょうめいぎく)」と呼ばれることもあります。
デイジーの代表的な種類一覧
デイジーは、花びらの形により2つのタイプに分けられます。
花びらが平らな「舌状花」はリグローサ種、くるりと巻く「筒状花」はフィストゥローサ種に分類されるのです。
デイジーの代表的な品種と特徴をまとめました。
【イングリッシュデイジー】
一重咲きで花径約2cmの白い花をつけるリグローサ種
【ポンポネット】
花径約3㎝、球状の花をつける八重咲のフィストゥローサ種で花色は赤系がメジャー
【チロリアンデイジー】
花径5㎝ほどの丸みのある大輪を咲かせるフィストゥローサ種でカラーバリエーションが豊富
デイジーと一緒に贈ろう!同じ日の誕生花と花言葉
デイジーの花言葉はポジティブなものばかりなので、贈り物にもぴったりです。
また、デイジーは2月15日と3月6日の誕生花になっています。
お祝いに贈れば、誕生日をより一層華やかに彩ってくれるでしょう。
ここからは、デイジーと一緒に贈りたい、同じ日の誕生花とそれらの花言葉を紹介します。
【2月15日】白いスイートピー
スイートピーの花言葉には「やさしい思い出」がありますが、白色の場合には「ほのかな喜び」という意味も。
スイートピーには甘い香りがあるので、これまでの思い出を振り返りながら、幸せを感じられるシーンを演出してくれるでしょう。
【2月15日】オオアラセイトウ
オオアラセイトウは、美しい紫色の花をつけることから、ムラサキハナナとも呼ばれる草木です。
オオアラセイトウの花言葉には「仁愛」「癒し」などがあります。
愛しい相手に、思いやりの心を添えて贈りたい花です。
プレゼントとして贈れば、デイジーとオオアラセイトウのナチュラルな印象が癒しを与えてくれるでしょう。
【3月6日】ベゴニア
鮮やかな花の色と、個性的な葉の形が特徴のベゴニア。
「愛の告白」という花言葉があるため、大切な人に想いを伝えるシーンにうってつけです。
色彩豊かなデイジーと一緒に花束にすれば、カラフルで元気も届けてくれるようなギフトになります。
【3月6日】オオデマリ
ふっくらした花房が華やかなオオデマリは、お祝いのシーンにマッチした花です。
花言葉には「華やかな恋」のほかに「約束を守って」があります。
相手と大切な誓いを立てたいシチュエーションで、贈るのはいかがでしょうか。
かわいらしいデイジーとのコントラストも楽しめそうです。
デイジーの花言葉に想いを添えて大切な人に花束をプレゼントしよう!
デイジーには怖い意味の花言葉はありません。
いずれもポジティブな花言葉ばかりなので、プレゼントシーンに適しています。
花の色や形もバリエーション豊かなため、贈りたいシーンにマッチしたデイジーがきっと見つかるでしょう。
より華やかな花束にしたい方は、ほかの花も一緒にアレンジしてみてください。
普段は口にできない気持ちをデイジーの花言葉に乗せて、大切な人に伝えてみませんか?
- デイジーの花言葉はポジティブな意味ばかり
- デイジーの色や形は品種によってさまざま
- デイジーの花は冬から春にかけて長く楽しめる
- 誕生日祝いや相手に想いを伝えたいシーンにぴったり