カトレアの花言葉を色別に解説!基本情報やおすすめのギフトシーンも
記念日やお祝い事にぴったりなフラワーギフト。
どの花を贈ったらいいのか迷ってしまう場合は、花言葉を参考にしてみるのがおすすめです。
今回は、洋ランの一種「カトレア」の花言葉や、花の特徴について解説します。
カトレアの花言葉について詳しく知りたい方や、カトレアを贈ろうと考えている方は、ぜひチェックしてください。
Contents
カトレアにはどんな花言葉がある?色別にチェック!
カトレアは、ラン科の植物のなかでも花が大きく存在感があり、その見た目から「蘭の女王」と呼ばれてきました。
カトレアの花には、赤やピンク、黄色などがありますが、花言葉が色によって異なります。
では、色別にどんな花言葉がつけられているのか見ていきましょう。
赤・ピンク色「成熟した大人の魅力」
赤やピンク色のカトレアには「成熟した大人の魅力」という花言葉がつけられています。
赤・ピンクの花が連想させるのは、愛情や情熱、包容力、女性らしさ。
そのため、大人の女性への贈りものにぴったりでしょう。
特にピンク色のカトレアは品種が多く、母の日のプレゼントにも人気です。
黄色「魅力」
黄色いカトレアは、パッと目を引くような鮮やかな黄色い花が美しく咲き誇るのが特徴。
花の形と黄色がマッチして、思わず見とれてしまうほどです。
そんな黄色のカトレアの花言葉は「魅力」。
赤やピンクのカトレアに比べ、さわやかな印象があるため、若い女性へのプレゼントにもよいでしょう。
紫色「優美な貴婦人」
紫色のカトレアには「優美な貴婦人」という花言葉がつけられています。
紫色が連想させるのは、高貴さと上品さ。
さらに、ミステリアスなイメージを持つ人も多いでしょう。
豪華さを感じさせる花の姿と色の印象が由来となり、この花言葉がつけられたといわれています。
白色「魔力」
白いカトレアには「魔力」という花言葉があります。
艶やかさと女性らしさを思わせる見た目が特徴的。
「魔力」と聞くと少々怖い印象を持ってしまうかもしれませんが、白いカトレアは魔力のように人を引きつけるほど魅惑的ともいえるのでしょう。
上品な花言葉を持つカトレアの特徴は?
豪華な姿と香りが魅力的で「蘭の女王」と呼ばれるほど存在感のあるカトレア。
元々は中南米などの亜熱帯地域の花で、岩や木に根を張って育ちます。
種類によって異なりますが、花の下部には「リップ」と呼ばれる唇型の花弁があるのが特徴です。
品種もさまざまあり、大きさや開花時期などが異なります。
では、カトレアの基本情報をチェックしていきましょう。
和名・英名
カトレアの和名は「日之出蘭(ヒノデラン)」。
カトレアの花が日の出のように美しいことから、この名前になったといわれています。
また、英名は「Cattleya」で、カトレアを最初に栽培し開花させた園芸家、ウィリアム・カトリーにちなんでつけられました。
品種
カトレアには「アイリーンフィニー」「メモリア ミドリ ナカノ」「パストラルロージー」「カナリエンシス ゴールデングロウ」などの品種があります。
品種によって大きさはさまざまで、ミニサイズは10~20cm程度ですが、大型のものでは80~90cm程度に育つものも。
また、全長が小さくても花は大きい品種もあるのがカトレアの特徴です。
開花時期
カトレアは品種によって開花時期が異なります。
たとえば「アイリーンフィニー」は3~4月に開花する春咲きの品種、鮮やかなピンク色をしている「メモリア ミドリ ナカノ」は夏咲きの品種です。
また「パストラルロージー」や「カナリエンシス ゴールデングロウ」は秋から冬に咲きます。
そのほか、不定期に咲くもの、季節をまたいで2回咲くものなど、カトレアの開花時期はバラエティ豊か。
複数の品種のカトレアを育てれば、一年中花を楽しむことも可能でしょう。
栽培方法
カトレアは栽培方法も品種によって異なることがありますが、一日を通して日当たりのよい場所に置くのが基本です。
栽培適温は15~28℃なので、暑すぎる場合は日陰に移したり、寒すぎる場合は室内に取り込んだりして対応するのがポイント。
乾燥には強い植物ですが、根が濡れた状態が続くのは苦手なので、鉢植えの場合は鉢内の蒸れに注意が必要です。
また、病害虫によって弱ってしまうことがあるので、早期に薬剤を利用して予防や対策をするとよいでしょう。
カトレアと同じ日の誕生花は?花言葉も併せて確認!
カトレアにはさまざまな品種があることから、誕生花として複数の日にちが設定されています。
たとえば、ピンクのカトレアは12月13日、黄色と白は12月15日、紫は12月23日の誕生花です。
ほかに、11月24日と12月20日もカトレアが誕生花になっています。
カトレアと同じ日の誕生花の一例を、以下にまとめました。
花言葉と一緒に確認してみてください。
- 11月24日…キンモクセイ(謙虚・真実の愛)
- 12月13日…クリスマスローズ(私の不安を和らげて)
- 12月15日…ジンチョウゲ(栄光・不滅・永遠)
- 12月20日…ピンクのアルストロメリア(気配り)
- 12月23日…ヒヤシンス(ゲーム・悲しみを超えた愛)
カトレアの花言葉はギフトにおすすめ!
カトレアは「魅力」「成熟した大人の魅力」といった花言葉があり、お祝い事でフラワーギフトとして贈るのもおすすめ。
胡蝶蘭ほど大きくないものが多く、自宅に飾りやすいメリットがあります。
では、どんなときにカトレアを贈ると喜ばれるのでしょうか?
ここで、カトレアを贈るのにぴったりのシーンをご紹介します。
誕生日
カトレアは誕生日プレゼントとしておすすめの植物。
大きな花を咲かせるカトレアは人気が高いので、誕生祝いに贈ると喜んでもらえるでしょう。
12月全体の誕生花ともいわれていることから、12月生まれの方に贈ってみるのもよいですね。
カトレアは品種が多く開花時期がさまざまなので、開花時期などに合わせて品種を選びやすいのもうれしいポイントです。
母の日・敬老の日
母の日や敬老の日も、カトレアをプレゼントするのにおすすめです。
母の日はカーネーションを贈るのが一般的ですが、カトレアも大人の女性にぴったりな花。
ぜひ花束などにして贈ってみてはいかがでしょうか。
また、白や黄色、紫などは高貴な色とされているので、敬老の日のギフトや長寿のお祝いとしても喜ばれます。
癒される見た目で、比較的管理がしやすいのも人気の理由です。
色のバリエーションが豊富なので、好きな色の花を贈ってあげましょう。
開店祝い・新築祝い
胡蝶蘭のように豪華な雰囲気を漂わせるカトレアは、開店祝いや新築祝いにも最適です。
美しくダイナミックな花が目立つので、入り口などにも飾りやすいでしょう。
気品高く存在感のある姿で、新たな門出を華々しく祝えるギフトになります。
カトレアの花言葉はお祝いにぴったり!相手に合った色を選ぼう
カトレアには「成熟した大人の魅力」や「優美な貴婦人」といった花言葉があり、花の色によって意味が異なります。
品種が豊富にあり、さまざまな色があるので、相手に贈るときはお気に入りの色を選んであげましょう。
品種によって大きさや開花時期も違うので、選ぶときはしっかりチェックしてくださいね。
カトレアは、誕生日はもちろん母の日や敬老の日、開店祝いなどあらゆるお祝いのシーンにぴったりです。
お世話になっている方などに、日頃の感謝の気持ちを込めて贈ってみてはいかがでしょうか。
- カトレアの花言葉は「成熟した大人の魅力」「魅力」「優美な貴婦人」「魔力」など色によって違う
- カトレアにはたくさんの品種があり色や開花時期がそれぞれ異なる
- 品種が多く開花時期が異なるので春から冬まで一年を通して花を楽しめる
- 乾燥に強く温暖な環境を好むので育てる場合は栽培適温と鉢内の蒸れに注意しよう
- フラワーギフトとして母の日や敬老の日だけでなく開店・新築祝いなどにもおすすめ