ブーゲンビリアの花言葉は？花の特徴や怖い意味があるのかも解説

南国生まれらしい色鮮やかな花が特徴的なブーゲンビリア。

お花たちが密集して咲き誇る姿はブーケに似ており、神秘的で美しさのある植物です。

この記事では、ブーゲンビリアの花言葉や花の特徴について解説します。

ブーゲンビリアに怖い意味の花言葉があるのかについても触れているので、贈り物する際の参考にしてくださいね。

ブーゲンビリアの花の特徴は？

家庭で育てるのはもちろん、贈り物としても人気なブーゲンビリア。

ブーゲンビリアの花言葉を紹介する前に、まずはブーゲンビリアの花の特徴について解説します。

花の特徴や由来を知ることで、花言葉に込められた思いを探っていきましょう。

南アメリカの熱帯雨林が原産地

ブーゲンビリアの原産地は中央アメリカと南アメリカの熱帯雨林です。

1768年にブラジルでブーゲンビリアを発見したフランス人の探検家「ブーガンヴィル」が名前の由来となっています。

常に葉をつけている常緑のツル植物に分類されていますが、巻きついたりはせず寄りかかって成長します。

南国の植物ですが冬の寒さにも比較的強く、日本でも沖縄をはじめ、幅広い地域で育てることが可能です。

鮮やかな花びらに見えるものは葉が変化したもの

ブーゲンビリアといえば色鮮やかな花びらが特徴的ですが、実は花びらに見える部分は「苞（ほう）」という葉が変化したものなんです。

本当の花は苞の中に2、3つほどまとまって咲いている白や黄色の小さな部分。

苞の鮮やかな色味と儚く小さな花とのコントラストが美しい魅惑的な花です。

品種によって様々な形状・色がある

ブーゲンビリアにはたくさんの品種があり、それぞれ色味や形状も異なる魅力があります。

現存している品種の多くが、原種となるグラブラ、スペクタビリス、ペルウィアナと交雑種や品種改良によって生まれています。

花や葉に斑が入っているものや、八重咲きや一重咲きのものなど、品種によって様々な花姿を楽しめるのもブーゲンビリアの魅力です。

色味も南国らしい赤や黄色、オレンジといった原色からピンクや白などの柔らかな色も存在しています。

1年を通して美しさを楽しめる

本来ブーゲンビリアは季節に関係なく、1年を通して美しい花を咲かせる植物です。

しかし、暖かな気候の原産地と違い日本は気温の低い冬があるため、花を咲かせる時期が限られてしまいます。

日本での開花時期は4〜5月と10〜11月の年2回ほど花を咲かせることが可能です。

また、温室で栽培すれば日本でも1年を通して美しい花姿を楽しめます。

ブーゲンビリアの花言葉の意味は？

種類豊富で様々な顔を見せてくれるブーゲンビリア。

そんなブーゲンビリアにはどんな花言葉が込められているのでしょうか。

こちらでは、ブーゲンビリアの花言葉や意味、由来について解説します。

ブーゲンビリア全般の花言葉

ブーゲンビリア全般の花言葉は「情熱」「魅力」です。

ポジティブで素敵な言葉が込められているので、大切な人の誕生日や思いを伝えたいときのプレゼントにもぴったり。

また、ブーゲンビリアには色別で異なる花言葉がつけられているので、伝えたい想いに合わせて花の色を選ぶのをおすすめします。

ブーゲンビリアの花言葉の由来

ブーゲンビリアの花言葉は、南国生まれらしい赤やピンク、紫といった鮮やかな色の花を咲かせる姿が、情熱的に見えることが由来となっています。

また「魅力」という花言葉も花姿からつけられており、色鮮やかな色味と美しい形状が目を引くことが由来です。

色別のブーゲンビリアの花言葉は？

ブーゲンビリア全般のもつ「情熱」「魅力」といった花言葉に色別の花言葉をプラスすれば、より素敵なプレゼントになるでしょう。

どの色も素敵な花言葉がつけられているので、贈りたい相手や伝えたい想いに合わせてぴったりなブーゲンビリアを選んでくださいね。

白色のブーゲンビリアの花言葉「あなたは素敵」

白色のブーゲンビリアの花言葉は「あなたは素敵」「熱心」です。

大好きな人に想いを寄せる心情を表しており、色鮮やかな色味と加えると、純粋でひた向きなイメージのある白い花姿が由来となっています。

恋愛的なメッセージが込められていることや、清楚感のある見た目からブライダルブーケにもぴったりです。

赤色のブーゲンビリアの花言葉「あなたしか見えない」

赤色のブーゲンビリアは「あなたしか見えない」「情熱」という花言葉がつけられています。

また、西洋では美しく色鮮やかな姿に心を奪われたことから「魂の花」といわれるほど、魅力的な花です。

燃え上がるような鮮やかな赤色の花姿が由来となっており、愛の告白やプロポーズなどのシチュエーションにもぴったりですよ。

ピンクのブーゲンビリアの花言葉「あなたは魅力に満ちている」

ピンク色のブーゲンビリアの花言葉は「あなたは魅力に満ちている」「魅力にあふれている」です。

ブーゲンビリアの定番の色味で、鮮やかなものから淡く可憐なもの、グラデーションになっているものなど様々な種類が存在します。

女性に好まれる色味でもあるので、彼女やお世話になった女性や母の日などにもおすすめです。

紫色のブーゲンビリアの花言葉「永遠の愛」

紫色のブーゲンビリアの花言葉は「永遠の愛」。

「これからもずっと愛し続ける」という覚悟と想いが伝わる言葉なので、プロポーズやウェディングにぴったりです。

紫といってもピンクがかった色味なので、白や赤色、ピンクのブーゲンビリアと組み合わせて花束をつくっても素敵ですよ。

結婚記念日や結婚祝いなど、永遠の愛を誓う相手に紫色のブーゲンビリアを贈ってみてはいかがでしょうか。

オレンジ色のブーゲンビリアの花言葉「秘められた思い」

オレンジ色のブーゲンビリアには「秘められた思い」という花言葉がつけられています。

様々な種類があるブーゲンビリアですが、オレンジ色は非常に珍しい花色です。

希少で中々お目に掛かれない「秘められた」存在であることが花言葉の由来となっています。

片思い中の相手へプレゼントを贈る際にそっとオレンジ色のブーゲンビリアを添えたり、花束の中にそっと忍ばせたり、さり気なく気持ちを伝えるのも素敵ですね。

黄色のブーゲンビリアの花言葉「あなたを信じます」

黄色のブーゲンビリアの花言葉は「あなたを信じます」。

オレンジ色のブーゲンビリアと同じく非常に珍しく、あまり見ることがありません。

希少性の高さから「本当に存在しているの？」と疑問の声があがる中、信じる人だけが見つけられるというメッセージが隠されているのかもしれませんね。

家族や恩師など大切な人へのプレゼントとして贈るのも素敵ですよ。

ブーゲンビリアの花言葉には怖い意味がある？

ブーゲンビリアはどれもポジティブで素敵な花言葉ばかりです。

しかし、ポジティブな意味とは反対の少し怖い花言葉も存在しています。

贈るタイミングや相手によってはネガティブな意味でとられる可能性もあるので、伝えたい想いをメッセージに残すなど工夫しましょう。

こちらでは、ブーゲンビリアの花言葉の中でも、少しネガティブな意味の花言葉を紹介します。

「薄情」という花言葉がある

ブーゲンビリアには「薄情」という花言葉も存在しています。

色鮮やかな苞が触ると紙のように薄くペラペラとした形状であることが由来です。

見た目の華やかさとのギャップからネガティブな花言葉がつけられてますが、全体的にポジティブな花言葉の方が広く知られています。

ネガティブな意味も含んでいるからといって、神経質になる必要はないでしょう。

ハワイでは「悪魔の花」と呼ばれることもある

ブーゲンビリアはハワイでは「悪魔の花」と呼ばれることがあります。

南国の雰囲気漂うブーゲンビリアはハワイでも親しまれている人気の花の1つです。

ネガティブな異名がつけられた理由は、トゲがあることが由来となっています。

しかし、ブーゲンビリアのトゲは花芽の生育不良によるもの。

花芽の出始めは水をやりすぎないよう注意すれば対策できるので、家庭でも安心して育てられますよ。

素敵な花言葉ばかりのブーゲンビリアはプレゼントにぴったり！

南国生まれのブーゲンビリアは色鮮やかな色味と品種によって色んな表情を見せてくれる魅力的な植物です。

素敵な花言葉ばかりなのに加えて日本でも比較的育てやすい植物なので、大切な人へのプレゼントにもぴったりです。

特に恋愛に関する意味をもつものが多いので、ウェディングや夫婦の記念日、告白などで用いられることもあります。

心に秘めた想いを花言葉にのせて、大切な人へメッセージを伝えてみませんか。