お風呂に入りたくなる魔法の言葉とは？子どもや自分向けの一言・億劫になる理由を紹介

お風呂に入るのを嫌がる子どもやお風呂に入るのが面倒な大人が、なぜかお風呂に入りたくなる魔法の言葉があるのを知っていますか。

この記事では、お風呂に入りたくなる魔法の言葉を、声をかける対象別に紹介します。

入った方がいいとわかっていても身体が動かない日や、家族がお風呂に入りたがらない日に試してみてくださいね。

お風呂に入りたくなる魔法の言葉｜子ども向け

お風呂嫌いな子どもを入浴させるのは一苦労ですが、お風呂に入りたくなる魔法の言葉で、自分から進んで入るようになってくれます。

大人目線で「早く入りなさい」と叱るより、子どもの心理を理解した対処法をとるのが効果的です。

まず、子供がお風呂に入りたくなる魔法の言葉を紹介します。

一緒にお風呂で歌おうよ

子どもは1人でお風呂に入れる年になっても、大好きなお父さんやお母さんと一緒にお風呂に入るのが、嬉しいものです。

お風呂に入るのを嫌がる子どもには「一緒に入ろうか」と声をかけてみましょう。

お風呂でおしゃべりしたり、学校や幼稚園、テレビで覚えた歌を歌ったり、お風呂で親と一緒に楽しむひとときは、魔法のように子どもをお風呂に入りたくさせます。

「一緒にお風呂で歌おう」と誘ったら、お風呂に入るのをグズる子どもでも、進んで入りたがるでしょう。

お風呂でアヒルさんと遊ぼう

アヒルのおもちゃなど、お風呂で遊ぶお気に入りのおもちゃがあると、子どもにとってお風呂場も楽しい遊びの場になります。

身体を洗うのが義務だと感じて嫌がる子どもには、お風呂に入りたくなる裏技として、お風呂用のおもちゃを準備して、喜んでお風呂に入りたがるようにしてみましょう。

スイミングを習っている子どもなら「お風呂でプールの練習してみよう」と声をかけると、遊び感覚で嫌がらずに入浴できるようになります。

お風呂のスイッチ入れてくれる？

子どもは大人から「あれしなさい」「これしなさい」と言われると反発しますが、自分自身で何かをして、人から頼りにされるのが大好きです。

「お風呂のスイッチ入れてくれる？」「お湯入ったか見てきてくれる？」など、子どもに何かをお願いする言葉は、子どもがお風呂に行きたくなる魔法のワード。

「お風呂のスイッチ係」として責任ができた子どもは、お風呂場が「嫌々入らされる場所」から、プライドを感じ自分から行きたくなる場所に変化するでしょう。

お風呂に入りたくなる魔法の言葉｜自分向け

お風呂に入らなくちゃと思いつつスマホを見ていて、気づいたらすっかり遅くなって後悔した経験がある人も、多いのではないでしょうか。

お風呂に入るのが億劫なときでも、うまく考え方を切り替えれば、お風呂場に直行したくなりますよ。

続いては、お風呂に入りたくなる魔法の言葉、自分編を紹介します。

お風呂で今日嫌だったことをリセットしよう

誰もが毎日、多少は嫌な気持ちになる体験をして、夜になると思い出して腹が立ったり、悲しくなったりすることってありますよね。

そんなときは「お風呂で今日嫌だったことをリセットしよう」と自分に言い聞かせると、魔法のようにお風呂に入りたくなるでしょう。

モヤモヤした気持ちを明日に持ち越すよりも、ネガティブな気持ちはお風呂でリセットした方が、前向きな気持で明日を迎えられます。

お風呂に入る目的ができると、入浴が義務から楽しみに変わります。

お風呂に入って後悔することは絶対ない

お風呂に入るのが面倒な人は、お風呂に入らない理由を考えがちです。

「疲れたし」「今日入らなくてもいいし」などと考えてしまうときは「お風呂に入って後悔することは絶対ない」という、魔法の言葉を思い出しましょう。

お風呂に入れば身体がきれいになり疲れがとれて、いいことばかりですが、お風呂に入って「入るんじゃなかった」と後悔することはありませんよね。

お風呂に入りたくない自分に負けそうになったら、魔法の言葉で自分自身を奮い立たせてみてはいかがでしょうか。

お風呂から出たらアイスを食べよう

お風呂上がりのアイスは、普通に食べるアイスより、ずっと特別感のあるご褒美。

お気に入りのアイスを買っておき「お風呂上がりに食べよう」と自分に言い聞かせれば、入浴が面倒に思える日でも、魔法のようにお風呂に入りたくなります。

甘いのが苦手な人の場合は、お風呂から出たら飲むビールや、お風呂で聞きたいプレイリストなど、お風呂に入るともらえるご褒美を用意して、お風呂に入る楽しみを作りましょう。

入らないと明日の朝が大変

疲れて帰った日は、お風呂に入るのが億劫になりがちです。

お風呂に入らずに、このまま眠ってしまいたいという欲望に負けそうなときは「入らないと明日の朝が大変」という魔法の言葉で、自分に脅しをかけてみましょう。

お風呂に入らないと、明日の朝その分早起きをすることになります。

また、メイクや整髪剤の汚れがついたまま寝ると、肌や髪に良くないだけでなく、きれいに落とすのが余計に大変になるでしょう。

明日の朝の煩わしさを思い浮かべれば、さっさと今お風呂に入りたくなります。

お風呂に入りたくなる魔法の言葉｜パートナー向け

パートナーがお風呂嫌いだったり、なかなか入ってくれなかったりして、イライラすることはありませんか。

「早く入って」と言っても無視されたり反発されたりして、入ってくれる可能性が低い場合は、お風呂に入りたくなる魔法の言葉を使ってみましょう。

次は、パートナーがお風呂に入りたくなる、魔法の言葉を紹介します。

今入ったらちょうどドラマの時間だよ

慌てて入らなくても、後で入ればいいじゃないかと言う、のんびり屋さんのパートナーにおすすめしたい、お風呂に入りたくなる魔法の言葉が「今入ったら、ちょうど」です。

パートナーの趣味に合わせて「ドラマ」「ナイター」「ニュース」など、お風呂上がりに合う楽しみを提示すると「今、入ろうかな」という気分が起きるでしょう。

その他にも、夕食の準備ができる時間や晩酌の時間など、風呂上がりの幸せな時間が持てるタイミングを教えると、重い腰を上げさせるのに効果があります。

新しい入浴剤買ってあるよ

新しもの好きなパートナーが、なかなかお風呂に入ってくれないときは「新しい入浴剤買ってあるよ」と、好奇心を刺激する言葉をかけてみるのが効果的です。

入浴剤の他に、石鹸やシャンプーなど、ちょっと目新しいものがあると、面倒くさがりのパートナーでも、気になってお風呂に入りたくなります。

新製品がなければ「お風呂の鏡、すごくキレイに掃除したよ」「カビ取り頑張ったから見て」など、お風呂場の変化を知らせてみると関心を示すでしょう。

お風呂上がりの匂い好きだな

お風呂上がりに、パートナーが背後から近づいてきて「お風呂上がりの匂い、好きだな」と、うっとりした表情で言ったら、まんざらでもないですよね。

お風呂に入ることで、パートナーが喜んでくれるというパターンを認識するようになると、面倒くさがりの人でも、進んでお風呂に入るようになります。

ラブラブのカップルはもちろん、多少マンネリ気味の夫婦でも、異性を意識させるパートナーからの一言は、お風呂に入りたくなる魔法の言葉になるでしょう。

お風呂に入りたくなる魔法の言葉｜高齢者向け

お風呂嫌いな高齢者の家族や入浴を面倒がるお年寄りの方にも、喜んでお風呂に入りたくなる魔法の言葉があります。

強い口調で「早くお風呂に入ってください」といっても意固地になるだけなので、相手の気持ちを尊重して優しく声をかけてみましょう。

次は、お風呂に入りたくなる魔法の言葉、高齢者編を紹介します。

お風呂の時間ですよ

高齢者になると、いろいろな選択肢の中から、何を選ぶべきか考えるのが面倒になってきます。

「お風呂の時間ですよ」と決定事項のように言われると、そういう時間なのかと思えるようになるため、決められたルーティンとして、それに従うようになります。

何時が入浴、何時が睡眠など、自分の生活パターンが確立されると、自主的にお風呂に入らなかったり億劫がったりする人でも、魔法のようにお風呂に入るようになるでしょう。

身体が温まって疲れが取れますよ

身体が冷えやすかったり、疲れやすかったりする高齢者にとって、入浴することで得られる健康効果を提示されるのは、お風呂に入りたくなる魔法の言葉です。

健康を大切にする高齢者には「お風呂で血行を良くすると腰が楽になりますよ」など、健康志向を意識した言葉をかけてみるのもよいでしょう。

寒いから入るのが億劫な方には、脱衣所を温めるなどの工夫をして、お風呂に入ったらさらに心地よくなると思えるような環境づくりも効果的です。

温泉に入りませんか？

温浴効果のある入浴剤や木の香りがする石鹸などを使って、お風呂ではなく温泉と言ってみるのも、入浴が面倒な高齢者の気分を盛り上げるでしょう。

足腰が弱ってあまり出かけられなくなってきた高齢者には、家の風呂で旅行気分を味わえるのも、楽しみの1つになります。

いつもと同じお風呂だと入るのが億劫に思える方でも、ちょっとした工夫で目先を変えてみると、喜んでお風呂に入るようになるでしょう。

お風呂が億劫になる理由は？

お風呂に入るのが億劫になるのは、どのような理由からなのでしょうか。

まず考えられるのは、入浴以外にも掃除やお風呂の支度をしたり、髪を乾かしたりして、時間がかかることです。

忙しい人や帰りが遅い人は、睡眠時間の方が気になり、入りたくなくなってしまいますよね。

もともと面倒くさがりの人や毎日入らなくても問題ないと思う人も、お風呂が億劫になるでしょう。

また、寒がりの人やのぼせやすい人も、入浴をためらう傾向があります。

ただし「お風呂に入れない」状態が数日続く場合は、うつ病の可能性があるため、無理強いは避けた方がいいかもしれません。

お風呂に入りたくなるためのポイントは？｜大人・子ども別

お風呂に入りたがらない人の心理を理解すると、お風呂に入りたくなる魔法の言葉が、より効果的に相手の心に響くようになります。

最後は、子どもや大人をお風呂に入りたくさせるために、効果的なポイントを紹介しましょう。

子どもの場合

子どもがお風呂に入りたくない心理として、ゲームや遊びの時間を中断されることへの不満があります。

そんなお子さんには、お風呂で遊べるおもちゃや歌、手遊びなどを取り入れ、入浴も楽しい遊びの時間だと思えるようにするとよいでしょう。

また、耳や目に水が入って嫌な思いをしたり、お風呂場を居心地が悪い場所と感じたりする子どもには、お風呂場が楽しくなるイメージをもたせることが大切です。

好きなキャラクターのグッズを置いたり、シャンプーで角を作ったりして遊べば、お風呂がハッピーな場所になり、喜んで入りたがるようになるでしょう。

大人の場合

大人がお風呂に入りたくなくなる「疲れ」「面倒になる気持ち」には、入浴のルーティンを見直すのが効果的です。

帰宅したら風呂場に直行することや疲れていたらシャワーだけでも可とするなど、考える前に自然にお風呂に入る生活にスイッチすれば、お風呂に入るハードルが下がります。

髪を乾かすのが面倒な人は風量の多いドライヤーに変えてみたり、掃除が面倒な人はお風呂の洗剤やレイアウトを変えてみるのもよいでしょう。

お風呂場の雰囲気が気に入らない方は、ウォールシールで雰囲気を変えてみたり、おしゃれなインテリアでイメチェンもおすすめ。

狭いお風呂が苦手なら、ジムや温浴施設の利用も検討してみましょう。

お風呂に入りたくなる魔法の言葉で入浴が楽しみになる！なぜ面倒なのかを理解して攻略してみよう

お風呂に入りたくなる魔法の言葉で、お風呂が苦手な子どもやパートナー、高齢者が喜んで入浴したがるようになります。

お風呂に入って欲しい対象者に合う言葉をかけてみましょう。

自分がお風呂に入るのが億劫になったときは、気分が変わる魔法の一言を。

お風呂が面倒になったり嫌になったりするのには、それぞれ理由があります。

入れないことを責めるより、なぜ入りたくないのかを理解して、視点を変えさせる方が効果的です。

お風呂に入りたくない原因に対し正しい攻略をすれば、誰でもお風呂に入るのが楽しみに変わるでしょう。